「面接に通らないんだけどどうしたらいいの…?」
面接に通らずあれこれ頭を悩ませてしまう人は多くいます。
この記事では、面接に通らない原因やその対策、面接に落ちた時の考え方まで徹底解説。面接に通らず悩んでいる人は、この記事を参考に面接対策を前向きに進めていきましょう。
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一次面接が通らない理由は意外とシンプル

一次面接に通らず、あれこれと原因を悩む人は多くいますが、一次面接で落ちてしまう原因は意外とシンプルなことがほとんどです。
一次面接では、質問への受け答えよりも、基本的なコミュニケーションな清潔な身だしなみなど、社会人として当たり前の要素を重点的に見ています。
質問へのハイレベルな回答はまだ求められていないので、基本的な部分から自分を見つめ直してみましょう。
一次面接が通らない主な原因4つ

一次面接で落とされる原因は何か、気になりますよね。
そこで今回、今まで累計5000人以上の就活生と面談を重ねてきたトップ就活エージェントや、最終面接の担当経験もある面接官など、就活のプロ17人にアンケートを実施!
「一次面接で最も重要視する項目」について質問しました!

こちらの結果から、自己PRやガクチカなどの過去の経験よりも言葉遣いや話し方、身だしなみが重視されています。
またその他の意見からも、清潔感や人柄の良さなど印象に関わる要素が見られていることがわかりますね。
アンケート結果を踏まえて、一次面接で落とされる原因を4つ紹介していきます。
- ハキハキと話せていない
- 過度に敬語を使用している
- 身だしなみが整っていない
- 質問に対する回答がずれている
①ハキハキと話せていない
まず第一に、受け答えがボソボソとしていると一次面接で失敗する大きな原因になります。
自信がなさそうに話すよりも、ハキハキと聞き取りやすい話し方をする学生の方が印象が良いです。
緊張すると声が小さく棒読みになりがちなので、深呼吸などでリラックスをしてから面接に臨みましょう。
②過度に敬語を使用している
丁寧に話そうとしすぎて過度な敬語になってしまっている場合も、一次面接で失敗する原因の1つです。
就活の面接においては最低限の敬語は必要ですが、使いすぎると日本語として不自然になり違和感を持たれてしまいます。
失礼な言葉遣いにならないようにだけ気をつけて、基本的には普段の自分の言葉で話す方が自然な会話に聞こえますよ。
③身だしなみが整っていない
身だしなみがきちんとしているかどうかは、一次面接前に必ずチェックする必要があります。
初対面からだらしない格好をしている人と、これから長い時間一緒に働きたいとは思いませんよね。
第一ボタンを留めたり、シャツのシワを伸ばしたりと、最低限清潔感のある服装ができるように心がけるところから始めてみましょう。
④質問に対する回答がずれている
質問に対して的外れな回答をしてしまっている場合も、面接でよくある失敗例です。
質問に対する回答がずれていると、基本的なコミュニケーション面で問題があると面接官に判断されてしまいます。
ハイレベルな回答をしようとして的外れな回答になるよりも、聞かれたことにシンプルに答えるだけで十分なのだと意識しておくと話しやすいですよ。
一次面接が通らない場合の対策8つ

ここまで一次面接に通らない原因について解説してきましたが、その対策はどのように進めれば良いのでしょうか。
一次面接に通らない時の対策としては、以下の8つが有効なのでおすすめですよ。
- 友人や家族に身だしなみチェックをしてもらう
- 面接は緊張するものと認識する
- 話す内容を暗記しようとしない
- 面接練習をする
- 幅広い企業にエントリーしてみる
- 自己分析する
- 自己PRを見直す
- 志望動機を見直す
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①友人や家族に身だしなみチェックをしてもらう
まず身だしなみについては、友人や家族など自分の周りの人に確認してもらうのがおすすめです。
自分の身だしなみに問題がないかどうかは、鏡を見るだけでは見落としている可能性もあるので、客観的な視点からの印象を確認するのが重要になります。
周りから見ても清潔感のある整った身だしなみをして、自信を持って面接に臨みましょう。
②面接は緊張するものと認識する
一次面接に臨む際は、面接は緊張するものだと自分の中で意識しておくことも重要です。
緊張せずに上手く話さなくてはと思うと、逆に緊張が増してしまい、何も上手くいかなくなります。
完璧に話せる人間はいないし、少しくらい間違えても大丈夫だとリラックスして面接に臨んだ方が面接官からの印象は良くなるのです。
③話す内容を暗記しようとしない
面接では、話す内容を丸暗記しようとはしない方がおすすめです。
話す内容を完璧に覚えようとすると、完璧に話さないといけないというプレッシャーが自分にかかってしまい、結果的に上手く話せなくなります。
話す内容を覚えるよりも、話の要点だけ事前に整理しておけば、話している間も頭が整理されてリラックスして話せるようになるのでおすすめです。
④面接練習をする
面接対策には面接練習をするのが最も有効です。面接の失敗はほとんどが準備不足や、面接に不慣れな点が原因。実際の形式で練習しておけば、本番の面接でも緊張を和らげられます。
例えば友人や家族、可能であれば先輩に時間をもらって、面接をしてみましょう。就活エージェントを活用して練習するのもおすすめですよ。
⑤幅広い企業にエントリーしてみる
視野を広げて、現在の志望企業と異なる業界や職種にもエントリーしてみるのも一つの方法です。
特定の業種や職種に就くことが狭き門である場合や、あなたにより合った業界や職種がある可能性があるためです。
例えば、食品業界の営業職に絞って活動している場合、不動産やITなどの他の業界の営業職にも目を向けてみましょう。
応募先を増やせばそれだけ面接の機会も増えるので場数が増え、面接に慣れられるメリットもあります。
⑥自己分析する
自己分析を行い、自分の価値観や人格を理解しましょう。自分を理解したつもりになっていても実際は理解できていないケースが多いためです。
自己分析が足りないと面接で自分をうまく表現できず、魅力をアピールしきれません。
自己分析には、自分の年表を作ったりジョハリの窓を活用したりなど、多種多様な手法があります。
様々な自己分析方法を試して自己理解を深め、企業にあなたの人物像を最大限に伝えましょう。
⑦自己PRを見直す
一次面接が通らない場合、自己PRの見直しも重要です。見直したいポイントは、主に以下の2点です。
- 自分の強みや長所を最大限アピールできるものになっているか
- 応募先の企業にとって魅力的なアピールになっているか
応募先企業の求める人物像に沿った内容かは特に確認しましょう。あなたが自信のあるポイントと、企業の求める人物像が違う可能性があるからです。
たとえば「正確性」や「慎重さ」が重要視される企業では、前向きで積極的な人物よりも冷静で落ち着いた人物の方が魅力的に映りやすいです。
企業に合わせてアピール内容を変えると、面接の通過率も高まります。
⑧志望動機を見直す
一次面接が通らない場合は、自己PRと同じく志望動機も見直ししましょう。
志望動機では応募先企業ならではの志望理由が含まれているのがポイント。「他社でも通じる内容になっていないか」を見直してください。
応募先企業だけに通じる志望動機を作るには、丁寧な企業研究が欠かせません。
商品やサービスを利用した経験や企業の採用ページ、OB・OG訪問や社員のインタビュー記事などから情報を得て、企業研究を行いましょう。
面接に通らない人が意識したいポイント
面接になかなか通らない人が意識したいポイントを4つ紹介します。
面接での一挙一動は、あなたの印象の良し悪しに直結します。
面接で擦る話の内容だけではなく所作にも気を配れば、面接官にいい印象を残せるでしょう。
①身だしなみ・入室のマナー
身だしなみ・入室のマナーを徹底しましょう。入室した瞬間の第一印象は非常に重要で、その後の面接の印象にも響きます。
例えばスーツがヨレヨレだったり寝癖がついていたりすると、「だらしない人」という印象を与え、面接官に悪いイメージを残してしまいます。
また、マナーができていないと、話の内容がどんなに良くても非常識な印象を拭えません。
身だしなみを整えたり入室のマナーを練習したりして、好印象を与えるために準備をしておきましょう。
就活のマナーは他にも多くあります。ぜひビジネスマナー攻略BOOKを受け取って、面接直前の振り返りにも役立ててくださいね。
②面接中は常に姿勢よく
面接中は常に背筋を伸ばし、適度に緊張感のある姿勢を意識しましょう。リラックスした姿勢では、面接官に悪印象を与えてしまいます。
椅子には深く腰掛けますが、背もたれにはもたれない姿勢が理想です。
男性は軽く足を開き、手は太ももの上に置きます。女性は足をぴったりと閉じ、指を伸ばして軽く重ねるのが基本です。
面接中の姿勢もマナーの一部であり、細部にまで気を配る姿勢を大切にしましょう。
➂結論から話すクセをつける
面接官からの質問に対して、結論から話し始めるクセをつけておきましょう。
結論から伝えると相手に内容が伝わりやすく、質問の意図から逸れにくくなります。
たとえば「自己PRをお願いします」と言われたら、最初に「私の強みは○○です」と結論を伝え、その後に具体的なエピソードなどの補足情報を加えます。
結論から述べる話し方は内容がスムーズに伝わるため、面接官もあなたの人物像を理解しやすくなります。
④ハキハキとした明るい声
面接ではハキハキとした明るい声で話すことを意識しましょう。
小声でボソボソと暗いトーンで話すと自信がない印象を与え、自己PRや志望動機など話の内容に説得力が生まれません。
いつもより少し明るめのトーンと大きな声を意識し、聞き取りやすい声で話しましょう。
事前に何度も声に出して練習しておくと、本番でも実践できるでしょう。
面接が通らなかった時の考え方3つ

ここまで面接対策について解説してきましたが、それでも面接に落ちてしまうことはありますよね。
面接が通過できないと、自分が否定されたような気持ちになってしまいますが、面接に落ちているのはあなただけではありません。
面接に落ちてしまった時は、以下のような考え方をすることで、気持ちを切り替えることが重要ですよ。
- まだ企業はたくさんある
- 企業側が合わないと判断しただけ
- 選考先が自分に合わない事が入社前にわかった
それぞれ詳しく解説します。
①まだ企業はたくさんある
まず、たとえ面接に落ちてもまだ企業は他にもたくさんあることを思い出しましょう。
面接で落ちたのは多くの企業の中の1社だけであり、他にもチャンスはたくさんあります。むしろ、「この企業しかない」と考えて挑むのは危険です。
最終的に自分が勤めるのは1社だけなので、その1社を掴み取れば十分なのだと切り替えましょう。
②企業側が合わないと判断しただけ
面接で落ちたのは、自分の能力不足ではなく、単純にその企業と自分の性格が合わなかったのだと思うことも重要です。
面接では、その企業の雰囲気に志望者が合致しているかを見ている部分も大きく、能力が低いから落としているとは限りません。
能力面で否定されているわけではないので、切り替えて自分に合った他の企業を探しましょう。
③選考先が自分に合わない事が入社前に分かった
面接に落ちたことで、その会社に入社することなく自分がその会社に合わない事がわかったのだとポジティブに捉えることも大事です。
新卒就活では、仮に入社できたとしても会社の雰囲気がその人に合わず、すぐに会社を辞めたくなってしまう人が多くいます。
事前に合わない会社への入社を避けられたと考え、自分に合った他の企業を探すチャンスを得たのだと思う方が前向きになれますよ。
面接は完璧を目指さないと上手く行く

面接では、完璧を目指さない事が上手くいく秘訣です。
就活生の時点で完璧な人間はいませんが、多くの就活情報が出回る中で周りと自分を比較して焦ってしまい、全て完璧にする必要があると思う人は多くいます。
しかし自分にできないことを本番でやろうとしても失敗するだけなので、自分のできる範囲から対応していけば十分ですよ。
面接が通らなくても気にし過ぎないで!

この記事では、一次面接に通らずに悩んでいる人向けに、一次面接で失敗する原因とその対策について解説してきました。
たとえ1つの会社の面接に落ちても、世の中には他にも多くの会社があるので、気にしすぎる必要はありません。
面接での失敗だけ反省・改善して、次の会社の面接では通るように前向きに切り替えていきましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。