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履歴書のアピールポイントの例文6つ|魅力的な書き方まで徹底解説

「履歴書のアピールポイントに何を書けばいいのか思いつかない…」
「企業に良い印象を与えるアピールポイントの書き方が知りたい…」

履歴書のアピールポイントを書く際、手が止まった経験はありませんか?そこに書く一言、一文が、あなたの人生を大きく変えるかもしれない。だからこそ、何を書けばいいのか悩むのは当然です。

本記事では、アピールポイントの例文を紹介するだけでなく、書き方のコツから注意点まで徹底的に解説します。ぜひ、参考にしてくださいね。

企業が履歴書でアピールポイント求める理由2つ

企業が履歴書でアピールポイントを求める理由は、大きく分けて2つです。

  1. 企業の求める人材にマッチしているか判断するため
  2. 自己分析ができているか判断したいため

それぞれ、詳しく解説します。

企業の求める人材にマッチしているか判断するため

履歴書のアピールポイントは、企業が求める人材像と学生のスキルや特性が一致しているかを判断するための重要な要素です。

各企業が求める人材像はそれぞれ異なります。たとえば、IT関連の企業であれば、技術的スキルや最新のトレンドに精通していることが求められるかもしれません。

一方、サービス業や販売業では、高いコミュニケーション能力や顧客志向が重視されるでしょう。企業は、実際の現場をイメージしながらアピールポイント欄を詳細に読むことで、学生が企業の求める人材像にどれほど合致しているかを判断しています。

自己分析ができているか判断したいため

企業は、アピールポイントに記載された内容を通じて、学生がどれだけ自分の強みや弱みを理解できているかを評価します。

自己分析を丁寧に行えていれば、自らの価値観や信念、目指すべきキャリアや未来像を明確にできます。

このような人物は、考え方や行動がブレることが少なく、困難な時でも自分の信念を保ち続ける能力があると評価されるでしょう。

履歴書で書けるアピールポイントの探し方3つ

履歴書を提出する学生

履歴書で書けるアピールポイントの探し方について、3つの方法を紹介します。

  1. 自分史を作る
  2. 身近な人に長所と短所を質問する
  3. 日々の習慣・趣味を振り返る

上記の方法を参考に、自分の強みや経験を探してみましょう。

①自分史を作る

自分の興味、価値観、そしてそれに基づく行動や選択を時系列に振り返ることで、自身の強みや特性を再確認できます。

具体的には、幼少期からの興味や学生時代の部活・趣味、そして大学での学びなどを記録。この過程で、自分が何を重視し、どんなことに継続的に取り組んできたのかが明らかになります。

この自分史から、強調したい価値観や興味を見つけられるため、履歴書のアピールポイントとして活用しましょう。

②身近な人に長所と短所を質問する

自分だけの視点での自己分析には限界があります。そこで「他己分析」を活用します。具体的には、友人や家族に自分の長所や短所を直接尋ねてみましょう

あなたのことを長い時間を通じて知っている人々であれば、あなた自身が気づいていないような長所や短所を指摘してくれますよ。

③日々の習慣・趣味を振り返る

小さなことであっても、日常的に続けていることは、特定のスキルや知識、経験を育んできた証拠です。

たとえば、読書の習慣があれば、幅広い知識や視野の広さをアピールできます。一方、運動や手芸などの趣味があれば、集中力や根気、細かい作業へのこだわりなど、その趣味特有の特性を伝えられます。

履歴書には、日常の習慣や趣味から得られる経験や考え方を、アピールポイントとしてしっかりと記述することで、あなたの魅力を伝えられるでしょう。

履歴書のアピールポイント例文6つ|強み別に紹介

よくあるアピールポイントを強み別に、6つの例文を紹介します。

  1. コミュニケーション力が強みの例文
  2. 献身的な努力が強みの例文
  3. 最後まで諦めない力が強みの例文
  4. 論理的思考力が強みの例文
  5. 協調性が強みの例文
  6. チャレンジ精神が強みの例文

上記の例文を参考に、自分の強みや経験をアピールする際のヒントとして活用ください。

①コミュニケーション力

大学の学生団体活動中、プロジェクトのリーダーとして活動しました。

複数の専攻からのメンバーとは意思疎通が必要で、異なる視点や意見を柔軟に受け入れて統合する役割を果たしました。また、外部のスポンサーとの交渉や学内外のイベントでのプレゼンテーションを多数行い、プロジェクトの目的と価値を伝える能力を鍛えました。

この経験から、さまざまな背景を持つ人々と円滑にコミュニケートし、誤解や対立が生じた際も解決する手法を身につけられました。

この例文では、具体的なプロジェクト活動を通じてのコミュニケーション能力を強調しています。面接官にも「実際の経験を元にした実践的なコミュニケーション力を持っている」と感じてもらえますね。

②献身的な努力

大学時代、私は専攻の研究プロジェクトに参加し、多くの困難に立ち向かいました。

データの収集や分析で期待通りの結果が得られないこともありましたが、研究の目的達成のために新しいアプローチを探し続けました。深夜の実験や週末の文献調査を繰り返し、最終的に研究が大学の学術雑誌に掲載される成果を上げました。

この経験から、難しい状況でも献身的に努力し続けることで目標が達成できることを深く実感しました。

この例文は研究の過程での困難とその克服の取り組みを強調しています。面接官に「目標に対する強い献身的な努力を惜しまない人物」と認識してもらえますね。

③最後まで諦めない力

大学3年生の夏、私は海外の大学での短期研究プログラムに挑戦しました。

初めての海外生活であったため、言語の壁による課題がありましたが、これを成長の機会と捉え、英語の勉強や研究メンバーとの定期的なディスカッションでギャップを埋めました。プログラム終了時には、私の提案したアイディアが研究に取り入れられるようになりました。

この経験から、どんな困難な状況でも諦めず前向きに取り組む大切さを学びました。

この例文は言語や文化の壁という具体的な課題に対する対応を強調しています。面接官に「困難な状況でも柔軟に適応し、最後まで諦めない姿勢を持っている」と感じてもらえますね。

④論理的思考力

大学時代、経済学部で複雑なデータを取り扱う研究プロジェクトに参加しました。初めは情報の多さに圧倒されましたが、データを論理的に整理・分析する方法を学びました。

明確な問題点の設定と、それに関連するデータの整理、そして因果関係の深い考察を行いました。このアプローチにより、研究の焦点を絞り込み、効果的な提案を行いました。その結果、研究は学内で高く評価され、学会での発表の機会も得られました。

この経験から、論理的思考の重要性とその応用方法を学ぶことができました。

この例文は、データの論理的な整理・分析を通じた問題解決能力を強調しています。面接官に「情報の中から要点を絞り出し、論理的に考える能力がある」と認識してもらえるでしょう。

⑤協調性

大学のサークル活動を通して、私の協調性が育ちました。

イベント計画時に意見が分かれることが度々ありましたが、私はチーム内の意見を尊重し、異なる考え方を持つ人たちとも効果的にコミュニケーションを取りました。意見が対立した際は、各意見のメリット・デメリットを整理し、中立的な提案をしました。

これにより、チーム全体の合意を得られました。

この例文はチーム内での意見の対立解消を通じた協調性を強調しています。面接官に「チーム内での調整役としての能力や協調性を持っている」と感じてもらえます。

⑥チャレンジ精神

大学時代、留学プログラムで1年間の海外生活を経験しました。

新しい国、言語、文化の中での生活は困難でしたが、それを乗り越えるために現地のクラブ活動への参加や学生との交流を積極的に行いました。

この経験により、チャレンジ精神を育て、未知の状況や困難な状況でも前向きに取り組む力を身につけました。

この例文は新しい環境や文化に対する積極的な取り組みを強調しています。面接官に「未知の環境でもチャレンジする姿勢や学ぶ意欲が強い」と認識してもらえるでしょう。

周りと差がつく!履歴書の効果的なアピールポイントの書き方3つ

面接官と握手する学生

履歴書は、自分を売り込む最初のチャンスです。多くの就活生との競争を勝ち抜くためには、履歴書にどのようなアピールポイントを書くかが非常に重要です。

ここでは、他の就活生と差をつけるためのアピールポイントを3つ紹介します。

  1. 職種や企業の特徴に合わせた強みを選択する
  2. 文字数は100〜200文字で書く
  3. 具体的なエピソードを取り入れる

①職種や企業の特徴に合わせた強みを選択する

すべての職種や企業が同じ能力や特性を求めているわけではありません。

応募先のビジョン、ミッション、業務内容を深く理解し、職種や企業にマッチする自身の能力や経験をアピールすることが重要です。たとえば、IT企業への応募時には、技術スキルはもちろん、最新の技術トレンドへの知識や情熱を強調。

一方、サービス業では、顧客とのやり取りが中心となるため、コミュニケーション能力や問題解決能力を前面に出すと効果的です。

②文字数は100〜200文字で書く

アピールポイントは、100〜200文字の範囲で簡潔に伝えましょう。文字数が多すぎると、情報が冗長となり読む側に伝わりにくくなります。一方、文字数が少なすぎると、自己アピールが不十分です。

採用担当者は多くの履歴書を短時間でチェックするため、わかりやすく、瞬時に読み手を引きつける文章が求められます。また、履歴書全体のバランスも考慮することが大切です。

③具体的なエピソードを取り入れる

アピールポイントを強調するためには、具体的なエピソードを取り入れることが有効です。単に「リーダーシップ能力がある」と述べるだけでなく、具体的な状況や行動を紹介することで、あなたの経験や能力が実際にどのように役立ったのかを伝えられます

たとえば、「学生時代、50人以上のメンバーを持つサークルのリーダーとして活動し、大規模なイベントを成功に導いた」といったエピソードを挙げることで、採用担当者に強い印象を与えられるでしょう。

履歴書にアピールポイントを書くときの注意点2つ

効果的なアピールポイントを書くためには、注意すべきポイントがいくつかあります。ここでは、履歴書でのアピールポイントを書く際の2つの注意点を紹介します。

  1. 結論から書いていない
  2. 強みを入社後に活かすイメージを書かない

結論から書いていない

自己PRをする際、最初に何を伝えたいのか、結論を明確にしましょう。履歴書やエントリーシートには限られたスペースしかなく、採用担当者も多くの書類を確認しなければなりません。

最初に伝えたいポイントをしっかりと伝えその後で具体的な事例やエピソードを記述することで、あなたのアピールポイントがより強く伝わるでしょう。

強みを入社後に活かすイメージを書かない

採用担当者は、学生が持っている強みやスキルが、企業のどの部分や業務で活かされるかを知りたいと考えます。

単に「私はこのスキルを持っています」とだけ記述するよりも、「このスキルを活かして、企業の〇〇部門でこんな業務を効率よく進められます」という具体的なイメージを伝える方が、読む側にとってイメージしやすいです。

そのため、履歴書やエントリーシートに強みやスキルを記述する際には、それをどのように業務やシチュエーションで活かすかのイメージも一緒に記述しましょう。

履歴書に書くアピールポイントは応募企業に合わせよう

履歴書を効果的に作成するためのポイントは、「ターゲットとなる企業に合わせる」ことです。応募先の特性やニーズを把握し、それに応じてアピールポイントを調整することで、履歴書はよりパーソナライズされ、印象的になります。

この記事を参考に、魅力的な履歴書の作成をぜひ試みてください。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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