HOME > カリクル就活 > 就活豆知識 > SPIのWebテストで時間が足りない！時間配分の目安や対策方法を解説

SPIのWebテストで時間が足りない！時間配分の目安や対策方法を解説

就活一般SPIテストSPI対策webテスティング

就職活動で受験することも多いSPI。みなさんの中には、SPIをWebテストで受ける人もいるでしょう。しかし、Webテストで時間が足りなくて最後まで解ききれないと悩む人も多いのではないでしょうか？

そこで本記事では、SPIのWebテストで時間が足りない人に向けて、時間配分の目安や対策方法を徹底解説します。ぜひ最後まで読んで、SPIの対策に役立ててくださいね！

【SPIのWebテスト】時間が足りなくなる原因3つ

SPIのWebテストで時間が足りなくなる原因は主に下記の3つです。

1. 学習不足
2. 時間配分を考えていない
3. SPIの出題傾向を考えていない

①学習不足

時間が足りなくなる原因のひとつは、シンプルに学習不足であることです。適切な対策や準備をせずに試験に臨むと、問題の理解や解答に時間がかかり、制限時間内で全てを解くことが難しくなります。

SPIは問題形式が特殊であるだけでなく、制限時間もシビアです。そのため、一定の学習時間を確保することが必須であるといえます。

過去のテスト問題を解き、出題傾向や難易度を把握した上で、反復練習しましょう。

②時間配分を考えていない

時間配分を考えていないことも、時間が足りなくなる要因のひとつです。時間を均等に配分せず特定の分野に長時間を費やすと、他の分野の時間が不足し、全体の得点が低くなります。

時間配分を考えるためには、事前に分野ごとの問題数や難易度を把握し、どれくらいの時間を使うか計画することが重要です。

実際のテストでは、分野ごとにタイマーを設定して進行し、時間が迫ったら問題をスキップするなど柔軟な対応が求められます。練習段階から残り時間を気にして解きましょう。

③SPIの出題傾向を考えていない

SPIの出題傾向を考えていないことも、時間が不足する原因のひとつです。出題スタイルや難易度を理解していないと、どの問題に時間を割けばよいかわかりません。

つまり、問題に取り組む順序や難易度別の時間配分が誤ってしまう可能性があるということです。

解決策としては、模擬試験や過去問の解析を通じて出題傾向を把握し、問題に適切な時間を割く練習を重ねることが重要です。出題傾向を押さえ、適切に時間を振り分けましょう。

【SPIのWebテスト】検査項目ごとの特徴と制限時間

次に、SPIのWebテストにおける検査項目ごとの特徴と制限時間を解説します。

1. 能力検査の特徴と制限時間
2. 性格検査の特徴と制限時間

能力検査

SPIのWebテストでの能力検査は、非言語分野と言語分野の2つで構成されています。非言語は図形や数列の規則性を見つけ、言語は文章理解や論理的判断をテストします。

能力検査の大きな特徴は、特徴は素早い回答と学習力が求められることです。問題ごとに制限時間が短く、問題を迅速に解決するスピードと正確さが求められます。

試験時間は、それぞれ35分です。限られた時間内での適切な戦略と集中力が求められることを頭に入れておくとよいでしょう。

性格検査

SPIのWebテストの性格検査は、受験者の性格特性を把握し、企業の文化や求める人物像に適しているかを評価するテストです。

学生の性格傾向や行動スタイルを分析し、チームでの適性やリーダーシップ能力、コミュニケーションスタイルなどが評価されます。

通常、性格検査は約30分程度で回答が可能です。制限時間に対して質問数が多いため、直感で素早く回答することが必要です。

【SPIのWebテスト】検査項目ごとの時間配分を解説

次に、検査項目ごとの時間配分を紹介します。

1. 能力検査の時間配分
2. 性格検査の時間配分

それではそれぞれ見ていきましょう。

能力検査の時間配分

まず、能力検査の時間配分を紹介します。

1. 非言語
2. 言語

①非言語

SPIのWebテストの非言語分野では、適切な時間配分が重要です。難しい「推論」「推理」には2分ほどかけて解き、他の問題は30秒から1分で解答しましょう。

大切なのは、問題の解き方を学んで覚えておくことです。何度も問題集を解き、試験に慣れる必要があります。

何度も練習することで、難しい問題もスピーディに解けるようになります。難しい問題には時間を使い、簡単な問題にはスピード感を持って解答することを重点に置いて対策しましょう。

②言語

言語分野でも、適切な時間配分が求められます。語句の選択は15〜20秒程度で解答しましょう。長文読解には1〜2分を使い、文章の主旨や要点を把握し、正確な解答に導くことが大切です。

また、知識で解ける問題には迅速に回答することが重要です。長文などの難問に時間を割けるように時間を割り振りましょう。

全体的に、問題ごとに適切な時間を割り当てながら、効率的に解答に取り組むことが高得点のポイントです。焦らず冷静に、問題の性質を見極めつつスピーディーな対応を心がけましょう。

性格検査の時間配分

SPIのWebテストの性格検査には、300問近くの問題があります。つまり、各問題には10〜15秒で回答する必要があるということです。

時間内に全問に回答するには、直感的に選択することが重要です。自分の性格を正直に反映させつつも、適切な時間配分を心掛けましょう。

即座の直感や第一印象を大切にしながら、全体のバランスも見逃さないようにすることがポイントとなりますよ。

【SPIのWebテスト】時間が足りなくならないための対処法3つ

次に、SPIのWebテストで時間が足りなくならないための対処法を3つ紹介します。

1. 参考書や過去問から学習する
2. 経験を積んで時間配分の目安を作る
3. 電卓を使用して勉強する

①参考書や過去問から学習する

一つ目は、参考書や過去問から学習することです。SPIには、対策用の参考書や問題集があります。時間配分を身につけるには、これらを活用することはかなり有効です。

参考書で問題の傾向を把握しながら、定期的に問題集で時間を計りながら問題に取り組みましょう。なお、SPI対策用のアプリもあります。スキマ時間を活用したい人はあわせて使ってみてくださいね。

②経験を積んで時間配分の目安を作る

二つ目は、参考書や過去問から学習することです。前述した通り、SPIのWebテストは制限時間に対して問題数が多く、時間配分が重要です。とは言っても、時間配分を身につけることは簡単ではありません。

そのため、何度も問題集を解いて問題に慣れ、時間配分のコツを身につけることが重要なのです。

参考書やアプリで隙間時間に問題を解きながら、まとまった時間も確保し、時間を計りながら問題を解くことも忘れずに行いましょう。

③電卓を使用して勉強する

三つ目は、電卓を使用して勉強することです。SPIのWebテストでは、電卓の使用が可能です。そのため、電卓を活用することで計算時間を短縮でき、結果的に解答時間を短縮できるということです。

電卓を使って解答時間を短縮するためには、普段から電卓に慣れておくだけでなく、模擬試験に解答する際にも電卓を使って解くことが重要です。

もし電卓を持っていない場合は、購入して手元に置いておきましょう。

SPIテストの時間に関するよくある質問2つ

最後に、SPIテストの時間に関するよくある質問に回答します。

1. 英語や構造把握の時間配分が知りたい
2. 玉手箱やGABなどの制限時間はSPIと違いますか

Q①英語や構造把握の時間配分が知りたい

前提として、英語や構造把握は「テストセンター」または「ペーパーテスト」でのみ出題されます。

英語は、単語選択を一問あたり15秒以内に終わらせましょう。そして、できるだけ長文読解に時間をかけられるように調整しましょう。

構造把握は、非言語＋言語のやや難易度が高い問題です。一問当たり1分を目安に解答するよう心がけるとよいでしょう。

Q②玉手箱やGABなどの制限時間はSPIと違いますか？

玉手箱やGABなどのテストは、SPIと制限時間が異なります。

玉手箱は、1問当たり30〜40秒で回答することが求められます。CABやGABは、全部で90分以内に終わらせることが必要です。

このように、それぞれ問題形式や制限時間が異なるため、それぞれに特化した対策を講じる必要があります。

SPIのWebテストは時間配分を分析して挑もう

SPIのWebテストで時間が足りない人に向けて、時間配分の目安や対策方法を解説しました。

大切なのは、SPI試験の全体像を把握すること。SPIは、時間制限がシビアな傾向にあります。どのため、時間配分を分析しなければ最後まで解ききれない可能性があるのです。

さらに、参考書や問題集を活用して繰り返し問題を解き、試験に慣れることも大切です。ぜひポイントを押さえながらSPIを攻略してみてくださいね！