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履歴書の語学力の書き方を解説!語学力別に書き分けてアピールしよう

語学力を企業にアピールしようと思っても、「履歴書に語学力をどのようにかけばいいのだろう」と迷ってしまう人もいるでしょう。

本記事では、語学力をアピールする際の履歴書の書き方やポイントについて詳しく解説します。履歴書に語学力の欄がない場合のアピール方法も解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

語学力は就活を有利にする

グローバル化が進んでいる昨今、海外とのやりとりが発生する場面も多くなってきています。そのため就活では、語学力があることがプラスの評価につながる企業も増加しています。

また、語学力習得に向けての努力をアピールできるため、語学力は就活を有利にすると言えるでしょう。

履歴書は限られたスペースしかないため、語学力をアピールする際は、書き方をしっかり確認して効果的なアピールを心がけてくださいね。

【語学力別】履歴書の書き方

語学力があっても資格を持っていない場合、資格があっても自信がない場合などと語学力に伴う条件に応じて履歴書の書き方が異なります

ここからは語学力別に履歴書の書き方を解説します。

  1. 資格を持っている場合
  2. 資格を持っているが語学力に自信がない場合
  3. 資格を持っていないが語学力に自信がある場合
  4. 語学力に自信がない場合

①資格を持っている場合

語学力に関する資格を持っている場合、関連する保有資格を資格欄に記載しましょう。資格だけでなく補足も記入すると、よりアピールとして有効です。

記入例
TOEIC750点 取得(留学後に200点アップしました)

有効期限が切れた資格は、保有資格として扱われないため、有効期限切れの資格がないかの確認も必要です。TOEICも英検も有効期限はありませんが、古すぎると評価の対象にならない場合も。

企業から特に指定がない場合は、TOEICの公式認定証の再発行期限である2年以内を目安に記入しましょう。

②資格を持っているが語学力に自信がない場合

持っている資格の語学力レベルに自信がない場合は、企業がどの程度の英語力を求めているのかを確認してから記載してください。

たとえば企業がTOEICスコア600点以上を求めている場合、500点であれば記載しないほうがよいでしょう。

一般的にはTOEIC600点以上、英検2級が語学力をアピールするにはボーダーラインと言えます。企業の求める語学力に達しないようであれば記載する必要はありません。

③資格を持っていないが語学力に自信がある場合

語学力に自信があっても、証明できる資格がない場合は、資格欄ではなく自己PR欄や語学力の欄に、どの言語をどれくらい使えるのかを記載しましょう。

記入例
英語:日常会話レベル
中国語:ビジネスレベル

企業にとって必要なのは「資格」という証明できるものがあるかどうかより、仕事で使えるスキルがあるかどうかです。資格がないからといって気後れせずに、自信を持ってアピールしましょう。

④語学力に自信がない場合

語学力に自信がない場合、語学力の欄は「特になし」と記載しましょう。何も書かずに空欄のままにすると、記入漏れと思われてしまう可能性があります。

また、今は語学力に自信がなくても、取得に向けて努力している場合は、その旨を記載しておきましょう。向上心や学ぶ姿勢があることのアピールにつながりますよ。

記入例
英検準1級取得に向けて勉強中(10月受検予定)

語学力をアピールするポイント

語学力をよりアピールしたいと考えているのであれば、資格欄にスコアや保有資格を記載するだけでなく、自己PR欄で語学力をアピールできるとより効果的です。

ここからは、語学力を自己PR欄でアピールする際のポイントを解説します。

  1. 仕事に活かせることを具体的に書く
  2. 過去に活かしたエピソードを加える

①仕事に活かせることを具体的に書く

語学力はあくまでツールであり、語学力をどのように活かせるのかが重要なポイントです。

たとえばTOEICのスコアがどんなに高くても、そのスキルをどのように活かせるのかまでアピールできないと、採用担当者はあなたが語学力を活かして活躍する姿がイメージしづらいでしょう。

企業によって語学力を活かせるシーンが異なるため、志望企業でどのように語学力が求められているのかを把握し、自分がどのように仕事に活かしていきたいと考えているのかを伝えてくださいね。

②過去に活かしたエピソードを加える

自己PRで語学力をアピールする際は、過去に語学力を発揮したエピソードに加えられると、より効果的です。

過去に語学力を活かした経験があれば、実用的な語学力を身に付けていることのアピールにつながり、より一層仕事で活かすイメージがしやすくなるためです。

語学力をどのように活かし、どのような成果や結果になったのか、それによりどのように感じたのかを具体的に記載しましょう。

語学力を就活でアピールできる資格

語学力を測る資格はいくつもあるため、どの資格がアピールに有効なのか気になりますよね。

ここからは、語学力を就活でアピールできる資格とそれぞれの特徴を紹介します。

  1. TOEIC
  2. TOEFL
  3. 英語以外の検定

①TOEIC

TOEICは、英語によるコミュニケーションとビジネス能力を測定するための試験です。就職・転職における採用条件や昇格の基準として定めている企業も多くあります。

TOEICは2つのブランドからあわせて5種類のテストがありますが、日本で一般的に知られているのは、「TOEIC Listening & Reading Test」です。

TOEICは合否ではなくスコアで英語力が示され、TOEIC Listening & Reading Testの平均スコアは990点満点中600点程度です。そのため、日常業務の中で英語を使うシーンが限定されている日系企業であれば、600点以上がアピールするうえでの目安のスコアとなります。

②TOEFL

TOEFLは、米国ETS(Education Testing Service)が主催する資格で、1964年から各国で実施されている伝統ある試験です。非英語圏の出身者を対象にしていて、海外留学をする際に必要となるケースが多くあります。

TOFLEはListening・ReadingだけでなくSpeaking・Writhingも出題されるため、より多角的な英語の実力を測れると言えます。

日本ではTOEICに比べると知名度ではやや劣りますが、世界中で多くの人が受検する有名な英語資格のため、海外就職や外資系企業に就職を考えている人におすすめの資格です。

③英語以外の検定

中国語や韓国語、フランス語、スペイン語、ドイツ語など英語以外の語学力があることも仕事の幅が広がるため、アピールになります

英語以外の言語の代表的な資格は以下の通りです。

  • 中国語:中国語検定
  • 韓国語:ハングル能力検定試験、韓国語能力検定試験(TOPIK)
  • フランス語:フランス語検定、ELF/DALF
  • スペイン語:スペイン語技能検定、DELE
  • ドイツ語:ドイツ語技能検定

履歴書に語学力の欄がない場合の対応

履歴書に語学力の欄がない場合は、自己PR欄やその他の欄に記載しましょう。

多くの企業が海外へビジネス展開をしているため、語学力がある人は企業にとって魅力的な人材です。項目がないからと言って諦めずに、語学力に自信がある人は積極的にアピールしましょう。

履歴書の語学力の欄はしっかり書いてアピールしよう

語学力をアピールする際は、応募先の企業の求める水準や自分の語学力に応じて書き方を考える必要がありましたね。

語学力があるのにもかかわらず、履歴書でしっかりアピールできていないと大変もったいないです。語学力があることを上手にアピールして、就活を有利に進めましょう

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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