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SPIペーパーテストの特徴を紹介!注意点や対策方法まで徹底解説

就職活動の過程で受験する人も多いSPIテスト。いくつか受験形式がある中のひとつが、ペーパーテストです。

しかし「SPIのペーパーテストではどのような問題が出題されるの?他の受験形式との違いは?どんな対策をすればいいの?」と悩みますよね。

そこで本記事では、SPIペーパーテストの特徴や出題形式を徹底解説します。記事後半では、ペーパーテストの注意点や対策方法も解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

SPIペーパーテストの特徴4つ

まず、SPIペーパーテストの特徴を4つ紹介します。

  1. 応募先の企業に行って受験する
  2. マークシート方式である
  3. 全体の問題を把握できる
  4. 解く問題は全員同じ

①応募先の企業に行って受験する

SPIペーパーテストは、応募先の企業のオフィスや指定された会場で受験する形式です。企業が学生の能力や適性を客観的に評価し、採用の判断材料とすることが目的で行われます。

受験者にとっては、企業の面接と同じような環境で試験を受けられることが特徴であり、適度な緊張感を持って試験に臨めます。受験にあたっては、指定された持ち物や服装に気を配っておきましょう。

②マークシート方式である

SPIペーパーテストの大きな特徴が、マークシート方式であることです。受験者は、問題に対する解答を用意されたマークシートに記入します。

マークシートで解答する際には、マークの濃さやミスに注意が必要です。マークがズレてしまったり、マークが薄くて読み取れなかったりなど、実力以外の部分で点数を落とさないように細心の注意を払いましょう。

③全体の問題を把握できる

SPIペーパーテストは、全体の問題を把握できるという特徴もあります。ペーパーテストでは、テスト開始直後から、全ての問題を見ることが可能です。

これにより、受験者は試験冒頭に全体の難易度や出題範囲を理解し、各問題にどれだけの時間を費やすべきかを想定しやすくなります

難易度の高い問題に時間を割く一方で、比較的簡単な問題は効率よく解答するなど、細かい戦略を立てることが可能となります。

④解く問題は全員同じ

解く問題が全員同じだということも、SPIペーパーテストの特徴です。テストセンターやWebの試験では、正答状況により次に出題される問題内容が変化します。

一方で、SPIペーパーテストは受験者全員が同じ問題を解きます。公平性と評価の客観性が保たれており、受験者は個々の実力を問題の難易度や内容によらず、正確に評価されます

SPIペーパーテストの出題範囲

SPIの試験は、能力検査(言語分野と非言語分野)と性格検査が行われます。ここでは、それぞれの出題範囲と特徴を紹介します。

  1. 言語分野は出題範囲が狭い
  2. 非言語分野はテストセンターだけの問題がある
  3. 性格検査は出題範囲に変化なし

①言語分野は出題範囲が狭い

能力検査の「言語分野」は、その名の通り言語に関する能力が問われる試験です。SPIペーパーテストの中でも、出題範囲が狭いという特徴があります。

実際、Web形式やテストセンターに比べて、言語分野の範囲はかなり限定されています。

そのため、対策を行う際には他の分野に比べて効果が出やすいと言えます。十分な準備と対策を行うことで、言語分野での高得点獲得が見込めると言えるでしょう。

②非言語分野はペーパーテストだけの問題がある

能力検査の「非言語分野」は、数学的な知識や応用力が求められる試験です。注意したいのが、非言語分野はペーパーテストでのみ出題される問題があるという点です。

非言語分野の「装置と回路」「物の流れと比率」「不等式と領域」は、ペーパーテストでのみ出題されます

オンラインのテストではこの分野の問題は出題されないため、ペーパーテストを受ける際には、特にこれらの問題に対する準備を行う必要があります。

③性格検査は出題範囲に変化なし

性格検査は、受験生の性格や考え方の傾向を知ることを目的としたテストです。こちらは、Web形式やテストセンターと同じ範囲で実施され、出題内容に違いはありません

受験者は出題範囲に変更がないことを前提に対策を進めることで、より準備しやすくなるでしょう。

なお、自分を良く見せるために嘘の回答をすると、面接などで矛盾が生じる場合があります。面接官に悪印象を与えてしまうので、正直に答えましょう。

SPIペーパーテストの制限時間は検査や問題によって異なる

次に、SPIペーパーテストの制限時間や問題数について、解答する際のポイントとあわせて解説します。

  1. 【言語問題】30分で40問
  2. 【非言語問題】40分で30問
  3. 【性格検査】40分で300問

①【言語問題】30分で40問

言語問題は、30分の制限時間で40問が出題されます。問題数が多いため、効率よく解くためにはスピード感が重要になります。

短時間で的確な判断を下すことが求められるので、十分な準備と集中力が必要です。幅広い言語スキルを駆使し、迅速かつ正確に問題に取り組むことがポイントとなります。

スピーディな対応力と冷静な思考力が求められるため、練習を重ねて問題に慣れておくことが攻略のカギです。

②【非言語問題】40分で30問

非言語問題は、制限時間40分、問題数は30問です。非言語問題は、時間内に多数の問題に解答する必要があるため、効率的な時間管理が重要です。

時間をかけすぎないように、迷ったら一時的にスキップし、他の問題に取り組んで後で戻る方法も有効です。自分が得意な問題を落とさないような時間配分を心がけましょう。

前述した通り、ペーパーテストはWebテストと違い、解く順番を選べます。難しい問題は後回しにし、解ける問題から取り組みましょう。

③【性格検査】40分で300問

性格検査は、40分間の制限時間で300問に回答する必要があります。問題量がかなり多いため、深く考えずに直感で解くのがよいでしょう。

時間内に全問に回答することが求められるため、迅速かつ的確に答えることが重要です。特に対策は必要なく、直感的に回答することだけを心がければ問題ありません。

なお、時間内に回答することに固執しすぎて適当に答えるのもNGです。なぜなら、面接で矛盾があると怪しまれてしまい、評価が下がる可能性があるからです。正直に答えるよう心がけましょう。

SPIペーパーテストの注意点2つ

次に、SPIペーパーテストの注意点を紹介します。

  1. 電卓は使えない
  2. 時間配分を考えて解く

①電卓は使えない

SPIペーパーテストでは、電卓が使えません。「Webのテストでは使用が許可されているから、ペーパーテストでも使用できる」と勘違いしないように気をつけましょう。

普段から電卓を使わずに問題を解き、計算スピードを上げるなどの対策を講じることをおすすめします。テストでは時間が限られており、素早く正確に解答する能力が求められるからです。

電卓を頼りにせず、計算力を鍛えておくことで、スムーズな対応が可能となります。練習を通じて計算力を向上させることで、自信を持ってテストに臨めますよ。

②時間配分を考えて解く

SPIペーパーテストを解く際には、始めに全体の問題を把握し、解けそうな問題に時間をかけることが大切です。難しい問題に時間を費やしすぎると、簡単な問題を見落としてしまう恐れがあるからです。

前述した通り、ペーパーテストは全体の問題を把握できる形式になっています。問題に取り組む前には、試験の全体的な構成や難易度を理解して時間配分を考え、焦らず効率的に解答しましょう

SPIペーパーテストの対策方法2つ

最後に、SPIペーパーテストの対策方法を2つ紹介します。

  1. 練習は非言語問題に力を入れる
  2. 問題集を繰り返し解く

①練習は非言語問題に力を入れる

SPIペーパーテストの対策では、非言語問題に力を入れることが重要です。数学は繰り返し練習し、解き方を理解することで上達するからです。

非言語問題には論理的思考や図形の特徴把握が必要なので、幅広い練習を行いましょう。これらの対策を講じることで、SPIペーパーテストの成績が向上します。

②問題集を繰り返し解く

問題集を繰り返し解くことは、SPIペーパーテストの対策として最も重要な対策のひとつです。自分が間違えやすい問題を把握しながら、何度も解くようにしましょう。

同じタイプの問題に慣れることで、理解が深まります。誤った解答の理由を理解することで、同じ間違いを繰り返さないようになります。

ただ暗記するのではなく、理解を重視した問題解決に取り組みましょう。なお、SPI対策のアプリを活用すれば、隙間時間を活用して何度も問題を解くことができますよ。

SPIペーパーテストの対策を徹底的にして、高得点をとろう

本記事では、SPIペーパーテストの特徴や対策方法について解説しました。

SPIのペーパーテストは、テストセンターやWebでの試験とは異なる点がいくつもあります。そのため、ペーパーテスト専用の対策が必要になるのです。

要点を押さえながら、問題集を何度も解くなど、徹底的に対策することで、高得点を期待できますよ

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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