WEBテストが不安で、替え玉受験をしようか迷っている就活生もいるかもしれませんが、絶対にやめましょう。なぜなら、替え玉受験で良い結果を出しても後でバレる可能性が高いからです。
本記事では、就活のWEBテストの替え玉受験の実態としてはいけない理由を詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。
WEBテストの替え玉受験は絶対ダメ

WEBテストは自宅で解けるため、替え玉受験がバレないと考える人もいるかもしれません。しかし、それは大きな誤解です。企業は、様々な方法で替え玉受験を見抜く手段を持っています。
例えば、テストの解答時間やパターン、さらには後の面接での質問などから、替え玉受験を疑う要素を見つけ出すことが可能です。
WEBテストは、あなた自身の知識や能力を試す機会です。自力で取り組むことで、自分の強みや弱みを理解でき、企業もあなたの真の能力を評価できます。
替え玉受験を行うと、自己成長の機会を奪ってしまいます。WEBテストは必ず自力で取り組みましょう。
WEBテストの替え玉受験の実態

近年、WEBテストにおける替え玉受験が問題となっています。ここでは、替え玉受験の実態と具体的なケースを紹介します。
- WEBテストを友人と一緒に受験するケース
- WEBテストを友人に解いてもらうケース
- WEBテストの替え玉受験の代行業者もいる
- ChatGPTなどAIを用いた替え玉受験も
①WEBテストを友人と一緒に受験するケース
WEBテストは、自宅や好きな場所で受験できる利便性があります。しかし、この自由度が、一部の受験者による不正行為を生んでいます。その1つが、友人と一緒にテストを受けるケースです。
分からない問題は教え合ったり一緒に調べることで、本来の能力以上のスコアを獲得できます。しかし、友人と一緒に受験する行為は明確な不正行為であり、替え玉受験の一種と言えます。
発覚した場合には企業の信頼を失うだけでなく、自身のキャリアにも影響を及ぼす可能性があるため絶対にやめましょう。
②WEBテストを友人に解いてもらうケース
替え玉受験の形態として最も多いのは、WEBテストが得意な友人に代わりに解いてもらうケースです。これも明らかな不正行為です。
企業はWEBテストを通じて受験者の本当の能力を見極めようとしています。不正行為は企業に対する裏切りです。
③WEBテストの替え玉受験の代行業者もいる
また、近年はSNS上での替え玉受験の代行業者の存在が問題視されています。代行業者は、TwitterやFacebookを利用して自分たちのサービスを宣伝し、受験生を募集しています。
しかし、代行業者を利用することは、多くのリスクを伴います。
まず、ログイン情報や個人情報の漏洩の危険性があります。また、代行業者が約束した結果を提供できない場合、受験生は時間とお金が無駄になるのです。
④ChatGPTなどAIを用いた替え玉受験も
また、AI技術の進化に伴い、ChatGPTなどのAIを用いた替え玉受験のケースも増えてきています。AIは人間と同じように問題を解く能力を持ち、一部の受験生が不正な手段として利用しているのです。
しかし、AIを用いた替え玉受験も、法的には禁止されています。また、AIが間違った解答を提供する可能性もあるため、AIを用いた替え玉受験もリスクが高いと言えます。
WEBテストの替え玉受験は面接でバレる

WEBテストにおける替え玉受験は、面接時にバレる可能性があります。なぜなら、面接官はWEBテストの内容について具体的な質問をすることが多いからです。
例えば、「この問題にどのように答えましたか?」や「なぜその答えを選んだのですか?」と質問されることがあります。具体的な回答ができなければ、替え玉受験を疑われてしまうでしょう。
さらに、WEBテストには性格診断の要素が含まれていることが多く、テスト結果は、面接官が就活生の性格を理解し、その人が企業の文化に適合するかどうかを判断するための重要な情報源となります。
しかし、替え玉受験を行った場合、テストの結果と面接での受け答えに矛盾が生じる可能性があります。面接官が矛盾を感じ取れば、替え玉受験を疑われるでしょう。
WEBテストで替え玉受験をしてはいけない理由

替え玉受験は企業に対する重大な裏切り行為です。WEBテストで替え玉受験をしてはいけない具体的な理由を3つ紹介します。
- 替え玉受験は絶対にバレるから
- 替え玉受験はバレると内定取り消しになるから
- 替え玉受験は罪に問われるから
①替え玉受験は絶対にバレるから
1つ目は、替え玉受験は技術的な手段や人間の観察力によりバレる可能性が高いからです。
例えば、IPアドレスの追跡や、テストの解答パターンの分析などにより、不正行為が発覚する可能性があります。また、口外した情報がSNSなどで拡散されると、一瞬でバレてしまうことも。
したがって、替え玉受験はバレるリスクが高いと言えます。
②替え玉受験はバレると内定取り消しになるから
2つ目は、替え玉受験は企業にバレた瞬間、内定取り消しになるためです。企業は、不正行為を行った求職者に対して内定を取り消すことが可能です。
また、すでに入社していた場合でも、懲戒解雇を受ける可能性があります。したがって、替え玉受験は、自身のキャリアを大きく狂わせる行為と言えます。
③替え玉受験は罪に問われるから
3つ目は、罪に問われるからです。替え玉受験はただの不正行為ではなく、法的に罰せられる行為です。2022年には、WEBテストの替え玉受験がバレて代行業者が逮捕され、依頼した大学生も書類送検される事例がありました。
替え玉受験を行うと、刑法に基づく罪に問われ、罰金や懲役の刑を受ける可能性があります。絶対にやめましょう。
WEBテストで替え玉はせず自分の力で取り組もう

WEBテストでは替え玉受験は絶対にしてはいけない行為です。友人と一緒に解いたり、他者に代わって解いてもらうことはリスクを伴います。
面接でバレる可能性が高いですし、内定後にバレた場合は、内定取り消しだけでなく、法的な罪に問われる可能性もあります。
就活は自分自身の力をアピールする大切な場です。WEBテストも同様に、自力で取り組むことが成長に繋がります。誘惑に負けず、努力と誠実さを持って取り組み、自信を持って就活を進めましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。