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いざ面接官の部屋へ!入った矢先に転んでしまった… どうしたらいい?

就職活動の面接は誰でも緊張するものです。特に面接室に呼ばれるまでの待ち時間は途方もなく長く感じられ、胸の鼓動を強く感じる学生も多いと思います。ときには緊張のあまり、予期せぬハプニングに遭遇することもあるかもしれません。こちらの記事では、「もしも面接官の前で転んでしまったら?」というハプニング時の対応についてお伝えします。予想外の出来事が起きた際にも、きちんと対応を取ることができれば必ず挽回できます。ぜひ、前向きな気持ちで読み進めてみてください。

面接で転んだ!?ハプニング時は“慌てず騒がず”の冷静対応が大切!

予期せぬハプニングが起きたとき、「冷静に対処する」ことは非常に難しいものです。特に大事な面接時に採用担当者の前で転んでしまったとなれば頭は真っ白になってしまうかもしれませんが、適切な対応方法を知っていればその場を上手くしのぐことができます。

このような事態に起きたときにまず大切なのは、慌てず騒がず冷静な対応を心掛けることです。「転んでしまった!」という恥ずかしさや気の動転により、あたふたとパニックに陥ってしまうと、落ち着きのなさなど面接官にマイナスな印象を与えてしまいます。まずは、「大変失礼致しました」と丁寧に謝ることが挽回への一歩となります。

筆者は採用担当として数多くの学生を面接してきましたが、まれにハプニングと捉えられる場面は確かにありました。そのような予期せぬ事態が起きたとき、採用側は学生の次の行動や姿勢を見ているものです。例えば、すぐに謝罪の一言があり落ち着きを取り戻そうとする様子や、冷静に面接に挑もうとする姿勢はよく伝わります。

逆に回答がしどろもどろになったり、動揺が隠せない様子も面接官には伝わるところです。そのために、まずは平静を保つことが大切だと言えます。実は“面接時に転んでしまった”としても、そのこと自体が内定に関係する事はあまりないでしょう。

採用担当者は学生の仕事に対する意欲や適性、人間性などを口頭質問のなかでよく知り得たいと考えています。良い人材を採用することが企業にとっての第一目標であるため、転んだという事実に重点を置くのではなく、重要視されるのは面接の内容なので気持ちを切り替えることが大切です。

「やってしまった!」ときの上手い対処方法!

オワハラ 就活 対策
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ハプニングは誰にも予測できませんが、そのあとの対処方法を知っておいて損はありません。礼儀を欠くことなく、面接官に悪いイメージを残さないための対応方法を事前に学んでおきましょう。

面接室内で「転んでしまった」「やってしまった!」と失敗を感じたら、まずは謝罪の一言を述べますがその際のポイントとしては、きちんと腰を折りまげて丁寧なお辞儀を心掛けることです。そして一呼吸おいてから面接官の合図を待って着席し、練習通りに面接に臨んでいきましょう。

仮に緊張が解けずに汗が止まらないなどの状況に置かれた場合には、面接中でもハンカチできちんと汗を拭きましょう。アイロンがけされたハンカチを持参している姿は、とても好感が持てるものです。面接対策では度々“清潔感が大切”などのフレーズを目にするものですが、ハンカチはまさに清潔感を感じさせるアイテムとして、身につけておくべき必需品です。

また、緊張によりのどの調子が悪くなることも考えられます。声というのは学生の印象に関わる大きな要素でもあり、ガラガラ声やかすれ声は自信のなさや頼りなさを連想させることもあります。

このようなときには、話しを始める前に声の調子を整えるべく“咳ばらい”をするのも良いでしょう。咳ばらいは、会議の進行役やスピーチをする人などがよく行うものです。「今から話をします」という心理が良く伝わり、下を向いて書類に目を通していた面接官も顔をあげ注目をします。

予期せぬ出来事が起きた際にでも、一呼吸置くことで自分のペースに戻せるよう対応を取る事が最も大切だと言えるでしょう。

面接後に心得ておくべき3つのこと

就活中 バイト
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緊張が続いた面接を終えたあとは、気が抜けると同時に解放感を感じるものですね。特にそれがハプニングに苛まれた面接であった場合は、様々な感情が入り混じり注意力も散漫になるかもしれません。しかしここで気を付けたいのは、採用担当者は面接後の学生の様子も見ているという点です。面接後も気を抜かずに心得ておきたい3つのことをご紹介します。

一つめは退出の作法についてです。面接官は学生が退出するその一部始終をきちんと見ています。それはビジネスマンとしてのマナーを身につけているか、という部分を見極めるためです。ここでまれに見受けられるのは、ドアの手前でお辞儀をすることを失念してしまうことです。退出の一連の流れは、以下のようなものが一般的です。

1.「本日は貴重なお時間を頂きありがとうございました。」と締めくくる

2.立ち上がり椅子の横で「ありがとうございました。失礼いたします。」とあいさつをする

3.ドアまで移動し面接官に身体を向け、「失礼致します。」と一礼する

3番目の立ち去る際に、一礼を忘れないよう押さえておきましょう。基本的に企業は採用人数を定めていますが、採用候補者が何人もいる場合はちょっとしたマナーが合否判定の分かれ目になるケースもあります。面接室への出入りなども含め、本番を想定した練習を何度も繰りかえすことでひとつひとつの作法が自然と行えるようになります。

二つめは面接を終えた後、建物内で面接官と遭遇してしまったときのあいさつについてです。例えばお手洗いで面接官と顔を合わせた、通路で採用担当者とばったり会った、など大いにありえるシチュエーションです。こうしたときの適切なあいさつは、「先ほどは面接をして頂きありがとうございました。」と短くまとめることです。

採用担当者が「お疲れ様でした」と声をかけることもありますが、間違っても同じように「お疲れ様でした」と返すのはNGとなります。“お疲れ様”は普段使う労いのあいさつではありますが、採用者と面接者の間において交わされるものとしては不自然ですので、一言添えて丁寧にお辞儀をしましょう。

三つめはグループ面接だった際の注意点です。他校の学生と意気投合し情報交換などを行うこともあると思いますが、そうした行動も見られているという点を念頭に置きましょう。大きな声を出して通路やロビーで会話をしたり、スマートフォンを取り出してSNSなどを始める様子は、マイナスな印象を与える結果となってしまいます。

試験会場では常に見られているといった意識を強く持ち、会場を離れてから緊張の糸を解くようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?面接時のハプニングは、決してありえない話ではありません。もしものときに備え対応の方法を知っておくと、いざというときにでも落ち着いた行動を取れるものです。会場についたら入室から退出までが選考試験だと心得て、ビジネスマナーを意識しつつ本番に臨むことをオススメします。

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いずみ

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