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なんという偶然!まさかのSNSで繋がりがあった上司…他人のふりをする?

SNSは友人や知人とやり取りできるだけでなく、自分の興味・関心に応じて、不特定多数の人とつながりを持てる場所でもあります。性質上、匿名で発言し合ったり情報交換し合ったり出来てしまうという側面もあり、なかには周囲に告げていないアカウントを作って活用している人もいます。……もし、そんなアカウント繋がりの人が会社にいたら、どうしますか? 今回は、SNSで繋がる人同士の関わり方について、筆者自身の経験をもとにご紹介していきます。

SNSにおける筆者の体験談

趣味が講じて、自分なりの考察をSNSにアップするようになって数ヶ月。

このアカウントでは、同じ趣味の人ばかりが集まりマニアックな話が出来るので、会社でのストレス発散の場としても一役買っています。ある日、SNS上で会話をしていた相手が上司であったのが判明したのです。

今、自分は上司(別の部署)に垢バレ寸前です……。

SNSでの知り合いが実は上司!?

なぜこんな事態になってしまったのかといえば、隣の部署と合同飲み会が開催され、そこにちょっと怖めの課長も参加するという機会がありました。入社して間もない自分とは関わることもないだろう、と思っていたのですが驚くことに、読書が好きで、好んで読んでいるジャンルが近いことが判明したのです。

あれこれと話している途中で、数日前にも同じようなやりとりがあったなぁ、とほろ酔い気分でいるときにふと蘇ったのは「まるさん」の話。

「まるさん」と一緒に話した内容がそのまま目の前の人から語られているのです。これは、もしかしなくても目の前にいる上司が「まるさん」なのでは、と思ったのですがジャンル的に大衆から好かれる類のものではなく、ワイワイと大勢の人がいる前でおいそれと話せまいと結論付け、「あなた、まるさんですよね?」なんてことは言わずにその場を離れました。

お互いに気づいたときの対処法

その場を離れて無事一次会はお開きになり、内心ヒヤヒヤしていた中でお酒を飲んでもそれ以上には酔えず、楽しい時間を過ごせなかったので一人で飲み直そうと思い二次会とは反対方向に向かうことに。

後ろからは「まるさん(仮)」が……。

無事避難できたのにと思いつつと部下らしく会釈をすれば、相手も会釈を返し「よかったら近くのお店に……」とお誘いが。断れません。

お酒をオーダーして、乾杯したところで「まるさん(仮)」が核心に触れます。

「〇〇に投稿している「むらさん」だよね?」……はい、やはりバレていましたか。否定せずに「そうです、そちらは「まるさん」ですよね……?」と確認しあい、お互いが判明したところで、フゥとため息をつきました。

まるさん曰く、社内の比較的近い部署に同じ趣味の人がいるとは思わなかった。と言います。確かに、少しマニアック路線のものなのでそれほど近い場所に同士がいるなんて考えにくいのです。同じ気持ちでした。

それと同時に「あの場でSNSの話を持ち出されなくてよかった」とも言われました。

隠さなくてはいけない趣味じゃないにしろ、同士以外にはあまり趣味の話をしたくない人もいますし、周囲からどう思われるのか気になる人もいます。自分は別アカウントを作って投稿しているくらいなので、正直バレたくない、でも話し相手が欲しいタイプだったので黙っていたのです。その話をまるさんにしたところ、同じようなタイプで趣味が一緒であればいいけれど特に会社の人だと、どこでどう思われるかわからないから、SNSアカウントを所持していても言わないか、作っていないことにしている、とのことでした。

この話を聞いて、正直ホッとしました。もしこれで自分が話してしまったら、プライバシーがなくなってしまう、趣味を楽しめなくなってしまうのではないかと、自分主体で考えていましたがそれは相手にも言えることだったのだと。

それから、まるさんとは趣味仲間として会話をするようになりました。SNSだけじゃなくリアルに話せる相手がいるのはお互いに嬉しいことで、会社のストレスを発散しながら趣味ライフを過ごしています。

SNS内で知り得た情報は、口外しないようにしましょう!

上の話は実際にあった話なのですが、大衆の前で、誰かのアカウントを知っていたとしても、それを簡単に発言しないほうが良いのです。本人が公言しているのであれば問題ありませんが、趣味のアカウントや会社の人には知られたくないアカウントもあります。それを公表してしまうのは土足で家を踏み荒すのと同じと言えるでしょう。

もし、自分の趣味や好きなこと繋がりの人が社内にいた場合、お互いが嫌でなければ他人のふりをする必要はありません。ですが相手がそれを知られたくない、隠したいと思っているのであればその気持ちを尊重した方が良いでしょう。立場によってはプライベートで仲良くしては問題がある人もいるかもしれないので、その点を考慮した振る舞いが求められます。

先ほどの話は、お互いに問題にならず相手が話を切り出してくれたのでよかったケースですが、自分より上の役職についている人の場合はまずは他人のふりをしておいた方が良いかもしれません。突然SNSで……なんて話始めるのは失礼にもなりますし、何を言っているんだ? と思われてしまう可能性もあります。何かのきっかけで話が盛り上がり「実は……」と打ち明けられた際に、自分が話してもいいと思ったときに伝えれば良いのです。

まとめ

SNS繋がりはどこにあるかわからないものです。それは自分にも相手にも言えるでしょう。自分が相手の立場だった場合、どう反応されるのが一番いいのか考えてから行動すると迷惑になりません。ですが、立場というのは実際になってみないとわからないものなので、まずは様子を伺い相手から切り出されるのを待つ、に徹した方が安全であることに違いないでしょう。

また、日頃からSNS上での発言や、やり取りなどに細心の注意を払ってリスク管理する意識を持っておくと良いかもしれませんね。

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化野てん

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