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【面接体験談】面接中にお腹の音が響いてしまった!どう切り抜ける?

学校を卒業した後の就職先への足がかりとして、面接はとても大事な場面になります。特に本命の企業や自分が望んだ会社であれば、前夜に緊張して眠れず、当日の朝は食事をする暇がない、もしくは極度の緊張でご飯も喉を通らない状況になる可能性もあります。

食事をしないとお腹が空く…だけなら良いのですが、思わぬタイミングで「ぐ〜」とお腹の音が空腹を主張することも。電車の中や歩いている最中であればまだ良いものの、面接の最中になってしまったら……どう切り抜けますか? 今回は面接中にお腹の音が鳴ってしまった経験をもつ筆者が、実際に切り抜けた方法について紹介していきます。

面接中のお腹の音……恥ずかしい!!!

筆者が面接中にお腹を鳴らしたのは、それほど大きくないアットホームな企業でのことです。規模が小さいところでしたので、面接は応接室のような部屋で行われ、面接官との距離が近かったのを覚えています。ーーそう、距離がとても近かったのです。

距離が近いということは小さな音でも聞こえてしまいます。面接中、体から発せられた「ググゥ」という音は面接官の耳にも届いていました。

そこにいた面接官は3人で、その中の一番偉い人が音にいち早く気が付いたようです。時間は正午から一時間ちょっと経った時間でちょうどお腹が空いてくる頃。時間もあいまってか偉い人はその音がお腹のものだということに気がついてしまいました。

恥ずかしいと思いながらも、面接に集中しようと考えた結果、切り抜ける方法は「スルー」です。私は何もしていません。何かありましたか? 戦法をとり話を続けることを選択しました。ーーが、面接官は従来の性格もあり、気になったのでしょう。「お腹空きましたか?」と聞いてきたのです。

まさか相手から話を持ち出されるとは思ってもみなかったので、伏兵があらわれた! という心境になりましたが、面接官が聞いてきたのであれば、答えなくてはいけない!!! と思い、こう答えました。

「元気なお腹が主張してしまったようです……」と。

今考えれば、なぜそんな言葉を発したのか自分でも疑問ですが、鳴ってしまったものは仕方ありませんし、それに対して質問されたのであれば答える以外の選択肢を選ぶことはできません。

回答は好印象!?

一見ふざけた回答に聞こえたかもしれませんが、意外と質問してきた面接官にとっては好印象だったようで、その後会話が弾みました。

そもそも、お腹が鳴ってもそれに対して問わない人が多いでしょう。この面接官は偉いポジションでありながらフランクな人物だったため、このような質問をしてきたのです。したがって、それに対して気の利いた、かは不明ですが……答えを言えたのであればその先、場が和み会話が盛り上がる可能性もあります。

面接中にお腹が鳴ってもスルーする面接官も多くいますが、アットホームな職場や面接官の人柄によってはそれを質問して、空気を和ませようとするケースもあります。筆者の場合は空気を和ませる、というよりはただ話が好きで、面接時でもそれが発揮された可能性がありますが……。

また、中にはその出方や回答でどのような人なのか推し量る場合もあるかもしれません。実際に面接中にお腹が鳴ったとしたら、パニックになってしまうでしょう。そんなときの対処法や鳴ってしまったあと、何か言われたらどう答えるかを想定しておくのも良いかもしれません。

面接中にお腹が鳴ったとしても自分からは言わない

お腹が鳴ってしまいパニックになると、それを誤魔化そうとして自ら話を出してしまう人もいるでしょう。ですが、それは面接に関係のない話なので自分から言い出すのはNGです。 面接官から話を振られたのであれば、それに対して答えた方が良いですが、何も言われていないのに切り出してしまうと悪い印象を与えてしまう可能性もあります。

自分から話はしなくても、筆者のように面接官からお腹が鳴ったことに対して聞かれたときはしらばっくれないで、正直に鳴ってしまったことについて回答しましょう。お腹が鳴ること自体は悪いわけではありません。ご飯を食べる時間がなかった、と答えてしまうと時間に合わせて行動ができないのかと思われてしまうケースも否定できないので、それ以外で好感が持てるような回答を用意しておきましょう。

まとめ

静かな場所でお腹が鳴ると目立ってしまいます。学校や友達との間であれば笑ってごまかしたり、知らんぷりをしたりできますが、面接中だと恥ずかしいと思ってしまうでしょう。そうならないためには、しっかりと食事をとって面接に臨みたいところですが、緊張してしまい食欲がないという人もいます。そんな人は鳴ってしまっても大丈夫なようにあらゆる事態を想定して回答を準備しておきましょう。

鳴ってしまったとしても、それで面接に落ちるわけではありません。まずはパニックにならないように落ち着いて面接に取り組むのです。そうすれば、面接官からも落ち着いた人物と思われ良い印象を与えられるかもしれません。

余談ですが、お腹を鳴らした挙句よくわからない回答をした筆者は、その面接を無事パスし、採用にたどり着きました。後から聞いたところ、面白い回答だったようでずっと覚えていられると言われました。…人生何があるかわかりませんね。

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化野てん

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