就職活動で多くの企業が取り入れているSPI試験。高得点を取ることで就職活動を有利に進められることもあり、対策に取り組む就活生も多いと思います。
しかし「SPIの数学が苦手でなかなか点数が取れない」という人もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、SPIの数学が苦手な人向けに、練習問題と解き方を解説!記事後半では、具体的な対策方法や問題集の選び方も紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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SPIの数学の克服方法やコツを4つ紹介

SPIの数学が苦手でなかなか点数が取れないという人に向けて、克服方法やコツを4つ紹介します。
- 問題形式を把握しておく
- 時間配分を決めておく
- 式や図を書いて整理しながら解く
- 定理・定義・公式は覚える
①問題形式を把握しておく
SPIの数学問題を克服するためには、問題形式を把握することが重要です。問題の種類や出題スタイルに慣れることで、対策を立てやすくなるからです。
たとえば、問題文の読み方やキーワードの把握、数式の解法パターンなどが挙げられます。
問題形式を把握するためには、定期的な問題演習を通じて、問題形式を熟知し、慣れることが大切です。過去問や参考書を活用し、解説や解答例を読みながら理解を深めましょう。
問題形式を把握しておくことで、試験本番での戸惑いを減らし、自信を持って試験に臨めますよ。
②時間配分を決めておく
SPIを受けるにあたって、時間配分も重要です。前提として知っておきたいのが、SPIの試験時間はかなりシビアだということ。時間配分を決めておかないと、問題を解ききれない可能性があります。
まずは、各問題の難易度や自分の得意不得意を把握し、それに基づいて時間を割り当てましょう。難しい問題に時間をかけすぎると他の問題が手つかずになる可能性があります。時間を均等に分けることが、数学問題攻略のカギです。
③式や図を書いて整理しながら解く
SPIの数学問題で重要なのは、式や図を書いて整理しながら解くことです。数学の問題は複雑な場合もありますが、視覚的な表現を使うことで問題の理解が深まります。
式や図を書くことで問題が視覚化され、要点を整理できるだけでなく計算過程や結果を書き出せるため、ケアレスミスを防げるのも大きなメリットです。
さらに、問題の一部を図示することで、問題解決の手がかりを見つけやすくなります。試験当日はメモを手元に置いて、有効に活用しながら解答しましょう。
④定理・定義・公式は覚える
SPIの数学が苦手な人は、定理・定義・公式を積極的に覚えましょう。これらを覚えることで、問題を解くために必要な情報を素早く思い出せるからです。
定理・定義・公式を覚えたら、反復学習や実際の問題に取り組むことが重要です。少しずつ定理や公式を覚えながら、繰り返し問題に挑戦してみましょう。
定理・定義・公式を自然に使える状態になるまで学習すれば、数学の得点を大幅にアップさせられますよ。
SPIの数学が苦手な人におすすめな対策法

次に、SPIの数学が苦手な人におすすめな対策法を4つ紹介します。
- 問題に対する解法を暗記する
- 問題演習を積む
- アプリで学習する
- 他の分野で高得点を取る
①問題に対する解法を暗記する
SPIの数学が苦手な場合は、問題に対する解法を暗記することをおすすめします。数学の問題はパターン化されていることが多く、同じタイプの問題には共通の解法が存在するからです。
具体的な手法としては、関連する公式や定理、代表的な計算方法などの暗記があります。また、なぜその解法が有効なのか、どのように応用できるのかを理解することで、応用範囲が広がるでしょう。
ただし、ただの暗記ではなく、解法の背後にある数学の原理や考え方にも理解を深めることを忘れずに取り組みましょう。
②問題演習を積む
取り組みやすい対策として、問題集を繰り返し解くことをおすすめします。過去問や模擬試験を反復練習することで、問題の傾向や解法に慣れ、正確かつ迅速に回答できるようになるためです。
重要なのは、ただ問題を解くのではなく、なぜ間違えたのかを考えた上で反復練習し、スキルを高めること。何度も間違えた問題や、苦手な領域を中心に時間をかけて何周も繰り返し問題を解くようにしましょう。
③アプリで学習する
SPIの対策アプリを活用した対策も有効な手段です。苦手な分野を中心に問題を何度も解いてみましょう。
アプリには、スキマ時間や外出先に手軽に勉強できるメリットがあります。また、模擬試験やタイムトライアル機能を提供しているアプリも多く、時間管理やスピード感覚を養うことも可能です。
アプリで対策に取り組む際には、計画的な学習と練習を心がけ、解説やフィードバックをしっかり活用しましょう。
④他の分野で高得点を取る
数学が特別に苦手な場合は、他の分野で高得点を取ることによってカバーする方法もあります。
SPIでは、数学の問題(非言語問題)以外に、言語問題が出題されます。企業によっては英語や構造化の試験が課されることも。
これらの試験で高得点を取ることで、数学で思うように点数が取れなくても、カバー可能です。どうしても数学の苦手意識が克服できない場合は、思い切って他の分野にコミットしてみましょう。
SPIの数学の例題

次に、実際に練習問題を解いてみたい人もいるでしょう。そこで、数学の練習問題を2問紹介します。力試しとして取り組んでみてください。
①順列
A、B、C、Dの4人がいます。彼らを1列に並べるとき、並べ方は何通りか。 A) 6通り B) 8通り C) 12通り D) 16通り E) 24通り F) 32通り G) 48通り H) 64通り |
4人の並べ方の総数は、4の階乗で計算できます。4! = 4 × 3 × 2 × 1 = 24通りです。
したがって、正しい答えは、選択肢E) 24通りになります。
②組み合わせ
A、B、C、D、Eの5人を1列に並べる場合、以下の問いに答えてください。 AとBは隣り合っていることが条件とされた場合、その並び方は何通りか。 A 12通り B 24通り C 36通り D 48通り E 60通り F 72通り G 84通り H 120通り 正答:48通り |
AとBが隣り合って並ぶことが条件とされているため、AとBを1つのグループとして考えます。このグループを1つの要素として扱い、A・B、C、D、Eの4つの要素が並ぶ列として考えましょう。
この場合、4つの要素(A・B、C、D、E)を1列に並べる順列の数は4!(4の階乗)通り。また、AとBのグループ内での並び方は2!(2の階乗)通りあります。
したがって、全体の並び方の数は4! × 2! = 24 × 2 = 48通りとなります。
SPIの数学対策ができる練習問題の選び方

SPIの数学対策には、問題集の活用がおすすめです。とはいえ、どれを選べばいいかわからない人も多いと思うので、おすすめの選び方を紹介します。
- 解説が自分にとってわかりやすいものを選ぼう
- 自分の性格にあった問題集を選ぼう
①解説が自分にとってわかりやすいものを選ぼう
SPIの数学対策の問題集は、解説のわかりやすさで選ぶとよいでしょう。
具体的には、解説が簡潔で分かりやすい表現を使っているか、図や具体例を交えて説明しているか、を基準にします。また、自分の学習スタイルに合っているかもチェックするのもおすすめです。
文章だけでなくビジュアルや動画が使われている問題集なら、さらに理解しやすくなります。最終的には、自分が解説を読んで理解できるかどうかを自己判断し、自信を持って取り組める問題集を選びましょう。
②自分の性格にあった問題集を選ぼう
自分の性格に合った問題集を選ぶことも重要になります。性格や学習スタイルによって、適切な問題集は異なるからです。
たとえば、基礎からコツコツと学ぶことが好きなら、広範囲な内容を網羅した問題集が向いています。時間に追われがちなら、効率的に解ける短期集中型の問題集が適しています。
SPIが苦手な場合は、解答解説が詳しい問題集を選んで、自分の理解度を確認しながら進めましょう。
SPIの数学は練習問題をたくさん解いて慣れるべき
本記事では、SPIの数学が苦手な人に向けて、練習問題と解き方のコツを紹介しました。
SPIの数学問題が苦手でも、基礎を学んだ上で練習問題をたくさん解くことで、高得点を狙えます。問題集やアプリを活用することで、学習効率の大幅な向上が期待できるため、積極的に活用してみましょう。
ぜひ、この記事や問題集を参考にしながら、数学で高得点を目指してみてくださいね!
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。