慶應義塾大学は、私大の中で就職力ナンバー1だと言われています。慶應ブランドによって面接に進めるチャンスも多く、就職に有利なため「慶應生は勝ち組」とも呼ばれるほど。
そこで、本記事では慶應生の就活の実態や就活先人気ランキングを紹介します。ぜひ、今後の就活対策の参考にしてみてくださいね。
慶應は就活で勝ち組なのか?

慶應は就職で「勝ち組」だと言われるのは、具体的にどんな理由からなのでしょうか?実は慶應生はエントリーシート・Webテスト・抽選会で落とされる可能性が、ほとんどありません。
学歴フィルターにかからないため、面接に進む場合が非常に多く、他の大学生と比べて圧倒的にチャンスがあるのです。しかし、高学歴だからと言って甘んじていると、就活に失敗する可能性もあるので注意してください。
高学歴の大学生にありがちなのは、自分に自信がありすぎて就活への事前準備を怠ったり、就活の情報を全く集めずに失敗するケースです。
そのため、自分の経歴に油断せずに周りからも情報を集めながら、真剣に就活に向き合ってくださいね。
慶應が就活で勝ち組といえる3つの理由

では、慶應生が新卒の就活をする際に、どんな強みがあるのでしょうか?慶應生の就活での強みを3つ紹介します。
- 大手企業にOB・OGが多い
- 学歴フィルターにかからない
- ブランド力がある
①大手企業にOB・OGが多い
旧帝大のような高学歴の大学は比較的学生数が少ないため、OB・OGの数も少なく情報を集めにくくなります。しかし、慶應生には大手企業で働いているOB・OGがたくさんいるため就活を有利に進めやすくなります。
OB・OG訪問を繰り返すためには時間が必要なため、面接での志望動機にも説得力が増します。
OB・OGが多いと企業との繋がりを作りやすく、就活を進める上で大きなメリットと言えるでしょう。
②学歴フィルターにかからない
学歴フィルターに引っかかると、選考を受ける前に不合格が決定するので、努力だけではどうしようもありません。
この学歴フィルターを無視できる点も、慶應生にとって大きな強みです。慶應は就活市場では、旧帝大と同じレベルとして扱われています。
東大や京大からしか採用しない外資戦略コンサルも中にはありますが、日系企業や外資系メーカーでは学歴が理由で落ちないため、慶應生は選択肢が広いのです。
③ブランド力がある
慶應は一流上場企業の社長の出身大学にも非常に多く、慶應ブランドが就職に有利に働くのは間違いありません。
これほど就職に有利な理由は、卒業生たちが形成している組織「三田会」の影響力もあるでしょう。
三田会は800以上の団体を有し、慶應大学と企業社会をつなぐ強力なパイプになっています。
大企業に勤める卒業生たちの三田会によって、慶大生の就職が強力にバックアップされているのです。
慶應生が就活を成功させるポイント2つ

世間一般にも慶應は就活に強いと言われることがよくありますが、就活のコツを知っておくのも重要です。そこで、慶應生が就活を成功させるための2つのポイントを解説します。
- OB・OGの方と良好な関係を築く
- 大学の就職支援課を利用する
①OB・OGの方と良好な関係を築く
他大生と比較して慶應生はOB・OGとのつながりが強いので、積極的にOB・OG訪問をしてくださいね。
実際に働くOBの話を聞けば、説明会や採用サイトでは得られないようなリアルな意見ももらえます。OB・OG訪問によって働くイメージができれば、ミスマッチの予防につながるでしょう。
OB訪問の回数が選考結果に直結する大手企業も一部あり、OB訪問の内容を志望動機に組み込むと、説得力が上がって面接の突破に役立ちます。
②大学の就職支援課を利用する
慶應は人気企業のインターンシップや選考に関する情報を多数持っています。就活は情報戦とも称されるほど、情報量が就活で勝ち抜くためには重要なのです。
そのため、企業の応募締め切り情報やインターンシップでの企業イメージのように、知っているほど就活が有利になる情報をできる限りたくさん手に入れましょう。
就活生に有益な情報を得るためには、大学の就職支援課やキャリアセンターを活用するのもオススメです。
慶應生の就活の注意点

慶應生は就活に有利であることは間違いありませんが、そのせいで油断して、就活の情報を集めなかったり、就活の事前準備をしない人はたくさんいます。
慶應生でも油断して情報収集や事前準備を怠れば、就活に失敗する可能性は十分あるでしょう。
そもそも上場企業に入るのは、慶應に入学するよりもはるかに難しいため、学歴フィルターに引っかからなくても、レベルの高いガクチカを用意するために就活前から努力が必要です。
慶應生に人気の就職先ランキングトップ10

では、慶應生は具体的にどのようなところに就職しているのでしょうか?次に、慶應生の人気の就職先ベスト10を紹介します。
- 東京海上日動火災保険
- 三菱UFJ銀行
- 慶應義塾
- 三井住友銀行
- アクセンチュア
- 富士通
- みずほ銀行
- 楽天
- 三井住友信託銀行
- 野村総合研究所
①東京海上日動火災保険
東京海上日動火災保険は東京都千代田区に本社を構える、損保業界の売上高がNo.1企業です。高い信頼性と知名度のために、顧客から人気があります。
役職に関係なく社員同士がフラットなことが特徴で、社員全員が創造性を発揮でき、チームで成果を上げることが求められる企業です。
東京海上グループの中核企業として、事業をグローバルに展開しており、主な業務の具体例には、損害保険業や生命保険業に係る業務の代理や事務の代行が挙げられます。
②三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行は、グローバルに注力しているメガバンクであり、業界最大規模を誇っています。
本店を東京都千代田区に置く、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の都市銀行です。
東京三菱銀行とUFJ銀行の合併によって、三菱東京UFJ銀行として誕生し、後に商号が三菱UFJ銀行に変更されました。
金融業界の王者として、銀行以外にもグループ全体が挑戦し続ける企業です。「組織の三菱」とも呼ばれ、旧財閥系企業グループの中でも結束が比較的強いと言われています。
③慶應義塾
慶應義塾は160年以上前に蘭学塾として開校され、福澤諭吉の志や理念を受け継いでいる学塾です。
伝統校をもとに発展し、学校法人として小学校から大学や大学院まで一貫した教育を提供しています。
教育・研究・医療が慶應義塾の三大事業です。塾生とともに学問の最先端を世界レベルで開拓しており、ネットワークは非常に固く、世界中にも広がっています。
就職先として人気があることからも、慶應生の愛校精神の強さが伺えるでしょう。
④三井住友銀行
三井住友銀行は東京都千代田区に本店を構える、三井住友フィナンシャルグループ傘下の都市銀行です。メガバンクの中で社員の平均年収が最も高く、個人の営業力を強みとしています。
戦前の財閥が起源の三井グループと住友グループの両方に属し、個性や個人を大切にする企業です。
本店や支店では預金業務や貸出業務を行い、銀行業のほかリース業も展開しています。旧体制のイメージが強い銀行の中でも珍しく、ベンチャー気質の社風です。
⑤アクセンチュア
アクセンチュアは世界最大規模の経営コンサルティングファームです。世界49ヶ国にオフィスや事業所があり、東京オフィスは東京都港区にあります。
コンサルティングを代表として、テクノロジーやオペレーションズのような5つの領域に事業を広げており、最新のテクノロジーと創意工夫を組み合わせて提供しているサービスやソリューションは幅広いです。
その中でもテクノロジーとデジタルの分野に強く、長期的に数多くのクライアントの課題を解決しています。
⑥富士通
富士通は東京都港区に本社を置く、総合エレクトロニクスメーカーです。人生で何か高い実績を上げた人が対象となる新卒採用を新設しています。
パソコンをイメージする人も多いと思いますが、実は業務システム・セキュリティシステム・認証システムのようなシステムサービスの開発管理に強い企業です。
1935年の創立以来、グローバル企業として、技術力によって常に革新を追求しており、信頼できる幅広い製品・サービス・ソリューションを提供して、DX実現をサポートしています。
⑦みずほ銀行
みずほ銀行はメガバンクの中で唯一財閥系ではない銀行で、本店を東京都千代田区に構える、みずほフィナンシャルグループ傘下の都市銀行です。
国内外の充実したネットワークに基づいて、銀行・信託・証券の一体戦略による、ライフイベントに合わせたワンストップのサービスやソリューションを提供しています。
預金業務や貸出業務が主要な業務で、グループ内での異動が多く、証券や信託のような他のメガバンクにはない幅広いキャリアを歩めるでしょう。
⑧楽天
楽天は国内の会員数が1億人以上で、インターネット業界最大手の企業です。本社を東京都世田谷区に構える、世界15億人以上のサービス利用者を誇っています。
福利厚生が充実しており、社員食堂は朝・昼・晩の3食全て無料なので、生活費を大幅に削れるでしょう。
また、グローバルカンパニーを目指すために社内公用語が英語化され、海外でも活躍したいと考えている慶應生に人気があります。
⑨三井住友信託銀行
専業信託銀行である三井住友信託銀行は、通常の銀行業務のほか、資産運用・不動産・相続問題に関するアドバイスも提供しています。
東京都千代田区に本店を置く、三井住友トラスト・ホールディングス傘下の完全子会社の信託銀行です。新卒採用では全国転勤型と地域限定型の2つのコースが用意されています。
希望の勤務地域を選択できて、自宅から通勤できる範囲内だけで異動がある地域限定型は、転勤が多いと挑戦しづらいと考えている就活生にも人気です。
⑩野村総合研究所
野村総合研究所は東京都千代田区に本社を構える、国内最大手のコンサルティングファームです。
日本初の民間総合シンクタンクの野村総合研究所と、日本のIT産業をリードしてきた野村コンピュータシステムの合併により誕生しました。
官公庁や民間企業に対して、コンサルティングを数多く実施しています。新卒採用では5つの職種が募集されており、興味がある職種に絞って応募可能です。
慶應生にオススメの就活スケジュール

最近では早期選考を行う企業も多いので、大学3年生で内定が出るケースも少なくありません。続いて、慶應生にオススメの就活スケジュールを3つ紹介します。
- 3年の夏はインターンに参加
- 3年の冬はベンチャー企業の本選考を受ける
- 4年の春は本選考を受ける
①3年の夏はインターンに参加
3年生になった慶應生は就活を意識し始めて、活発に同期や先輩と情報を交換し、サマーインターンから就活を開始する傾向があります。
そのため、大学3年生の6〜9月には、できるだけたくさんのサマーインターンに応募してくださいね。
サマーインターンの参加者限定で本選考ルートに進めるので、本選考の練習もできます。
ただし、サマーインターンに落ちても当たり前なので、数多くのサマーインターンに応募して、就活自体に慣れましょう。
②3年の冬はベンチャー企業の本選考を受ける
大学3年生の10〜3月には、ベンチャー企業の本選考を受けてみましょう。大手上場企業は大学4年生の春から本選考を始めますが、ベンチャー企業は大学3年生の冬に開始します。
ベンチャー企業の内定を獲得できれば、大学4年生の春に心理的な余裕が生まれるのでオススメです。
大学4年生になると卒論やテストが忙しくて、就活に時間を使えるとは限らないので、できる限り早めに本選考に進んでおきましょう。
③4年の春は本選考を受ける
大学4年生の4〜6月には、大手企業の本選考を狙いましょう。大手企業の本選考には無闇に応募せずに、志望度の高い企業に絞りながら応募する必要があります。
大学4年生は卒論で忙しい人も多く、最低取得単位の決まっている学部にはテストが残っている場合もあり、就活にたくさんの時間を使用できません。
学業が忙しいのに、全部の企業の対策が中途半端になると効率が悪いため、志望度が高い企業に絞って、企業分析やOB訪問を徹底してくださいね。
慶應生は就活で勝ち組だからと過信しないことが大切

今回は慶應生の就活のポイントと就活先人気ランキングを紹介しました。
慶應生が就職で有利なのは確かなので、就職では「勝ち組」と呼ばれていますが、慶應にも「負け組」は存在します。
つまり、慶應ブランドに頼りすぎて準備や対策を怠ると、エントリーシート・Webテスト・抽選会で落ちなくても、おそらく面接には通りませんよ。
慶應ブランドをうまく役立てるためにも、積極的にOB訪問やインターンを活用して、徹底的に就活対策を実施してくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。