面接で好印象を残す方法をジャンルごとに解説|マナー・話し方・見た目
面接で好印象を残すには大きく分けて、マナー・話し方・見た目が重要です。とはいえ、それぞれ何に気をつければいいのか混乱してしまいますよね。
本記事では、面接の際に確認しておくべきポイントを丁寧に説明しています。この記事を読んでから面接に行けば好印象を与えられること間違いなしですよ。
キャリアアドバイザー 鈴木
新卒で大手金融機関に入社したが、成長のスピードの遅さと、年功序列に懸念を抱き転職を決意。 転職する際、スピードの速さと裁量が持てるという2軸で転職活動をし、シーマインドキャリアに入社。 入社後、キャリアアドバイザーとして年間1000人以上の学生の就活相談をし、実績No.1を獲得。
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面接では何が好印象に繋がる?重要なジャンル3つを紹介

面接での好印象につながるポイントは下記の3つのジャンルに大きく分かれます。
面接では話す内容のみを見られていると思われがちですが、実は入退出のマナーや服装など、見られているポイントはたくさんあります。
①入退室・面接時のマナー
面接で好印象につながるジャンルの1つ目は、入退室・面接時のマナーです。これは、第一印象にかかわる部分なので非常に重要です。
回答内容が良くても、マナーがきちんとしていない人は好印象を持たれにくくなります。
なぜなら、実際に働き始めてお客様や取引先の方と話す際にマナーが良くないと、相手に不快感を与えてしまい、企業の悪い印象につながるからです。
面接は話している時間ではなく、入室してから退出までだと意識しましょう。入退室や面接時のマナーは後ろで詳しく説明しているので、気になる人は見てみてくださいね。
②面接での話し方

面接で好印象につながるジャンルの2つ目は、面接での話し方です。
人とのコミュニケーションで影響を与える割合を示したメラビアンの法則からも分かるように、人は話の内容よりも表情や声の大きさなどで印象が良いか悪いかを決めています。
そのため、話す内容ももちろんですが声や表情、抑揚などの話し方に気を付けましょう。緊張していると、顔がこわばったり声が小さくなったりして、自信がないように思われることも多いです。
面接で好印象を与えるためにはいくつかのポイントを抑えることが大切です。答え方のポイントをこのあと詳しく紹介しているので、気になる人は見てみてくださいね。
③服装や髪型などの見た目
面接で好印象につながるジャンルの3つ目は、服装や髪型などの見た目です。社会人のマナーとして見た目も非常に重要なポイントなので、気を抜かないようにしましょう。
場に適した服装や髪型でないと、社会人になっても相手に不愉快な思いをさせてしまいます。面接の服装は、スーツや私服、オフィスカジュアルなど事前にメールなどで指定される場合が多いです。
指示に従って適切な服装を選ぶようにしましょう。髪型は、清潔感があるスタイルを意識してください。男性は髭を剃ることが好ましいです。
服装や髪型など詳しい外見のポイントも後ろで詳しく説明しています。気になる方はチェックしてくださいね。
面接を好印象で終わらせるマナーを3段階に分けて紹介
ここまで、面接で好印象を与えるには、内容だけでなく話し方やマナーが重要だと説明してきました。ここからは、実際にどのようにすれば好印象を与えられるのか下記の3つに分けて説明していきます。
①入室時のマナー

入室時は第一印象という点から見ても重要です。やるべきことを覚えておきましょう。何度も練習して体に染みつけておくことがおすすめです。
①ノックを3回 ②入室の許可が出てから入る ③扉のほうを向いて閉める ④お辞儀をしてから椅子の横に立つ ⑤許可が出たら着席 |
冬の面接では、スーツの上にコートを着ることもありますよね。コートを着ている際は、会場に入る前に脱いでおきましょう。
扉は、後ろ手で閉めないように注意してください。扉を閉める際は、面接官に背中を向けても大丈夫です。椅子の横に立ったときに鞄とコートは床に置きましょう。
②面接の受け答えマナー
前述したように、表情や態度、声の大きさなどに気を付けましょう。特にオンラインでの面接では表情が伝わりにくいので、対面よりも表情や声のトーンに注意してください。
具体的には、ハキハキと話す・適度に相槌を打つ・笑顔を忘れないことです。緊張をしていると特に顔がこわばってしまうので、意識的に口角を上げるようにしてください。
この後にも詳しく答え方のポイントを説明していますので気になる方はこちらでチェックしてくださいね。
③退室時のマナー

話し終わると気が抜けがちですが、退出時まで気を抜かないようにしましょう。正しい退出時の流れは以下のようになっています。
①椅子の横に立つ ②お礼と共にお辞儀 ③扉の前で一礼してもう一度お礼 ④退室 |
ノックの回数や扉の閉め方などここまでマナーを色々と紹介してきましたが、全て覚えるのは骨が折れますよね。
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面接で好印象を得られる答え方のポイント4つ
ここまで面接で好印象を与えるマナーを説明しました。マナーはもちろんですが、言葉遣いや話し方も非常に大切です。ここからは、話す際に重要なポイントを以下の4つに分けて説明します。
①簡潔に結論から話す
面接では、結論から話すことが非常に大切です。結論を最後に話すと、結局何が質問に対する答えなのか面接官が分からなくなってしまいます。
例文
<結論>私は、デジタル技術を活用して、一人でも多くの人が住む地域によらず最適な商品を購入できるシステムを作りたいため御社を志望しました。
<エピソード>私の祖母は山の頂上付近に住んでおり、近くのスーパーに行くにも大変な労力を費やしています。これは祖母だけではなく、周辺住民や同じような困難な地域に住む住民に広がる問題だと知り、解決したいと強く思うようになりました。
<入社後の展望>事業を通じて社会課題の解決に取り組んでいる御社で、私の思いを活かして誰でも簡単に買い物ができるシステムの構築に携わりたいです。
②フィラー言葉や曖昧な敬語に注意
フィラー言葉を思わず使ってしまう就活生は多いですよね。しかし、意外と面接官からは悪い印象を持たれがちです。
フィラー言葉や曖昧な敬語の例は以下のようなものです。例を確認して、言わないように練習しましょう。
フィラー言葉……会話の途中に出てきてしまう、特に意味のない言葉。
- あの〜、あ〜
- えっと、その
- うーん、ほら
曖昧な敬語…敬語か敬語じゃないか微妙なラインの言葉。
- そうなんですよ、そうなんですか
- ヘぇ〜
フィラー言葉や曖昧な敬語を使うと、面接官に「きちんと準備してきていないのかな?」という印象を与えてしまいます。
面接練習を繰り返して、反射的にこれらの言葉が出ないように意識しておきましょう。
③一度に話しすぎない
面接の最中、焦って一気に話してしまったり、準備をしてきた文章を全部言おうとして一度にいっぱいしゃべってしまったりすることもありますよね。
しかし、それだと面接官も覚えきれなくて印象に残りません。人が一度に聞き取れる言葉は40秒~1分程度と言われています。どれくらい一度に話せばいいのか面接練習を繰り返して慣れておくのがおすすめです。
カリクルエージェントは、今の就活トレンドに合わせた面接対策はもちろん、みなさんの強みを把握したうえでの自己PRアドバイスや、こまめな面接練習も行います。
今や、就活生の7割が就活エージェントを利用する時代。1人で悩み続けることはありません。年間5000人以上の就活相談に乗ってきたエージェントたちが、すぐに電話で対応しますよ。
④抑揚をつけて話す
面接では、抑揚をつけて話すことも非常に重要です。前述の通り、人が一度に聞き取れる言葉は40秒~1分程度ですが、その中でもどこが一番自分が伝えたい部分なのかを示すために抑揚が必要です。
さらに、抑揚をつけることで覚えてきた原稿を披露するようなイメージが減り、面接官も会話を楽しんでくれるはずです。
面接で好印象を与える見た目を作ろう|第一印象が重要

最後に、面接で好印象を与える見た目を3つのポイントに分けて説明します。面接は第一印象が重要なので、参考にして清潔感のある見た目を作りましょう。
①スーツはクリーニングに出しておく
スーツは、汚れが目立ちやすい服装です。そのため、面接の前にあらかじめクリーニングに出しておきましょう。また、シャツはアイロンをしてシワのない状態にしてくださいね。
「私服でお越しください」の場合はオフィスカジュアルを意識してください。不安な人はスーツが無難です。
カリクルのサービスを利用すれば、スーツを無料でレンタルできます。レンタル期間は「入社月の翌月末まで」!たとえば25卒なら、2025年の5月末までレンタルが可能です。延滞料金もないので、安心してレンタルできます。
返却の際も特にクリーニングなどは不要で、そのままスーツセレクトの店舗に持っていくだけで大丈夫ですよ。スーツに困っているなら、ぜひ利用してみてくださいね。
②髪型は清潔感を意識
髪型は第一印象にかかわる重要な部分なのできちんとセットしておきましょう。前髪が長すぎないか、髪色が明るすぎないかなどに気をつけてください。
髪色は、基本的に黒髪が無難です。男性は、前髪をセンター分けにしてできるだけ短髪のヘアスタイルにしましょう。
髪の毛の長い女性は、ポニーテールが清潔感を感じさせるので、おすすめです。
③表情や姿勢にも気を配る
基本的に話すときは笑顔で話すようにしましょう。背筋を伸ばして胸を張るとハキハキとした印象になります。
面接の練習をする際は、話す際の自分の姿勢や表情も見てもらいましょう。1人で練習する場合は、スマホなどで動画を撮って見返すと自分の癖がわかるのでおすすめです。
第一印象で好印象を与えて面接をスムーズに進めよう
本記事では、第一印象で好印象を与えるポイントを説明しました。面接は話す内容だけ評価されていると考えがちですが、実は身だしなみや入退室のマナーなども評価されています。
この記事を面接前に読んで、自信を持って面接に挑んでくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。