インターンシップといえば夏休みをイメージする人も多いでしょう。しかし、春休みのインターンシップに参加することで、ライバルと大きく差をつけられます。そのため春休みのインターン経験を就活の強みとして活用しましょう。
本記事では、春休みのインターンシップについてメリットや参加する流れ、心がけたいことを紹介します。インターンシップでライバルに一歩リードした就活を始めてみませんか。
インターンシップとは!
インターンシップとは、在学中に就職を希望する会社で就業体験することです。インターンシップの目的は、自分自身の適性を把握すること、あるいは志望の会社の仕事内容を理解することです。
就職前のインターンシップによって、スキルや知識も身につきます。また、企業や業界への理解も深まることでしょう。これらの知識や理解は、企業HPでは知ることができません。
長期のインターンシップでは、働き方や姿勢を評価され早期内定につながる場合もあります。内定につながらなくても、エントリーシートの志望動機などに経験を反映させられるでしょう。
インターンシップといえば夏と考えてしまいがちですが、就職で有利になりたい、長い春休みを有効利用したいと思うなら、ぜひ春のインターンシップに参加するべきです。
春休みのインターンシップに参加するメリット

最後の学生生活で春休みくらい羽を伸ばしたいと考える学生も多いでしょう。しかし、春休みのインターンシップに参加することは、他シーズンのインターンシップに参加するよりも多くのメリットがあります。
- 他の就活生と差をつけられる
- 沢山の企業を回れる
- 内定に直結する場合がある
- 効率よく企業研究を行える
①他の就活生と差をつけられる
就活が本格的になる前に、他の就活生と差をつけられるのが春休みのインターンシップのメリットです。
実際の現場で会社の様子を観察したり、先輩の話を聞けるため、リアルな経験を積めます。この経験は、後の面接に非常に役立つとともに、ライバルと差をつけられます。
他の就活生よりも一歩も二歩も先に行きたいと考えるなら、春のインターンシップに積極的に参加しましょう。
②沢山の企業を回れる
春休みのインターンシップは、短期間なのが特徴です。短期間のインターンシップならいくつもの企業のインターンシップに参加できるため、興味のある会社だけでなく、他の職種についての知識を身につけられるのでしょう。
様々なインターンシップに参加することで、参加者同士のコミュニケーションも取れます。ほかの企業の情報を得るチャンスにしてくださいね。
③内定に直結する場合がある
春休みのインターンシップに参加することで、内定に直結するケースもあります。とくに長期のインターンシップでは、働きぶりや人柄なども見られており、社内で評価が高まれば、そのまま内定となるかもしれません。
他にも参加で一次面接が免除になるなど、選考対象になっている場合もあります。内定に直結する場合のインターンシップでは、参加するのに選考条件があるのがほとんどなので、練習も兼ねて就活が本格化する前に、トライしてみるといいでしょう。
④効率よく企業研究を行える
短期のインターンシップでは、半日や1日といった短いものが多く、長くても1週間で終わります。このような短期のインターンシップは、企業が短時間で就活生に関心を持ってもらいたいという狙いがあります。
さらに、企業研究や業界研究を短時間で効率よくできるでしょう。同じ企業で別のインターンプログラムに参加もできたりと、多角的な視野で企業を研究できるため、就活が本格化してからも、経験が自信となります。
春休みのインターンシップに参加する流れと簡単なアドバイス

春休みのインターンシップに参加するためには、どのようなスケジュールを組めばいいのでしょう。一般的な春休みのインターンシップの準備から参加までの流れを紹介します。
- 年末-1月:自己分析から志望する業界・業種を決める
- 1月上旬:インターンシップを探して応募する
- 1月下旬:面接・選考
- 2月:合格してインターンに参加する
①年末-1月:自己分析から志望する業界・業種を決める
春休みのインターンシップは、まず自己分析から始めましょう。自分はどんな職業に付きたいと考えているのか、自分の性格や今まで学んできたことを振り返ります。
仕事は給料がいいだけでは続けられません。興味が持てること、スキルを磨きたいことなどトータルに考えて業界・業種を決めましょう。
春休みのインターンシップでは、業界・業種が決まっていないという人も多いでしょう。短期間のインターンシップにいくつも参加することで、志望企業の輪郭がハッキリとしてきますよ。
②1月上旬:インターンシップを探して応募する
春休みのインターンシップの募集は、冬に始まります。見逃さないように各社のHP、インターン情報などをチェックしておきましょう。
応募する段階でエントリーシートを提出するなど、簡単な選考が行われます。志望する企業だけでなく、数社応募しておくといいでしょう。
③1月下旬:面接・選考
応募したときのエントリーシートやテストの結果により、面接の案内がきます。締切日まで待って面接の案内がくる企業もあれば、応募順で面接の案内がくる企業もあります。
1月は大学生にとってテスト前であったりと慌ただしい時期です。春のインターンシップは、勉強との両立を考えながら進めていきましょう。
インターンシップの面接で多いのが、グループディスカッションです。複数の応募者を一度で選考できるメリットがあり、多くの企業が利用しています。対策をし、慣れておくといいでしょう。
④2月:合格してインターンに参加する
インターンシップの選考に通ったら、参加になります。インターンシップが始まるのは、主に2月中旬位からです。会社の人と交流するチャンスが豊富にあるので、自分をアピールできる準備をしておきましょう。
春休みのインターンシップは、就活解禁間近です。他の時期のインターンシップよりも企業説明会が中心になるので、気になる企業のインターンシップには積極的に参加しましょう。
春休みのインターンシップで心がけたいこと

春休みのインターンシップに参加するにあたり、心がけたいことが3つあります。ぜひ心構えとして実践しましょう。
- 自己分析・企業理解を深める
- 目標を定める
- ビジネスマナーの基礎を学ぶ
①自己分析・企業理解を深める
春休みのインターンシップは、短期的に開催されることが多い傾向があります。事前に自己分析を行い、興味を持った企業や職種を選ぶことがポイントです。
短期間で企業理解を深めることになります。自分のキャリアプランを真剣に考え、身につけておくべきスキルを見極めることが大切になるでしょう。
②目標を定める
インターンシップに参加するときには、目標を定めることが大切です。一般的には、企業と希望する職種に関しての理解を深めることが目標となります。
また、企業や職種に抱いていたイメージと実際のギャップを確認することも大事になります。
春休みのインターンシップは短期間が多いため、目標を定めて臨まないと惜しい経験で終わってしまうので注意しましょう。
③ビジネスマナーの基礎を学ぶ
実際のビジネスマナーを学べるのも、インターンシップのメリットです。就活が本格化するとビジネスマナーを勉強する学生も多くなるでしょう。
インターンシップは実践の場としてもおすすめです。
夏休みのインターンシップとの違い

一般的に春のインターンシップでは、ワークショップが行われます。そのため春休みのインターンシップは、志望する企業や職種が固まっていない学生にとって、情報収集の場となるでしょう。
短期間でいろいろな企業や職種に接することで、就職活動解禁前の準備として、非常に重要になるでしょう。
インターンシップに参加して有意義な春休みを過ごそう
春休みのインターンシップは、沢山の企業を回れる、効率よく企業研究を行えるなど、就活の前哨戦としてさまざまなメリットがあります。
実際の現場を経験することで、キャリア観に磨きをかけ、将来の選択肢にも大きな影響を与えます。インターンシップに積極的に参加し、有意義な春休みを過ごしましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。