就活豆知識

HOME > カリクル就活 > 就活豆知識 > リクルーターとは?選考の注意点や有利に進めるためのポイントを解説

リクルーターとは?選考の注意点や有利に進めるためのポイントを解説

就活を進めていく中で「リクルーターって何?」と、思う人も多いのではないでしょうか。近年採用競争が激化し、リクルーター制度を導入している企業が増えています。

本記事ではリクルーター面談の意義やリクルーターと接する際の注意点を詳しく解説します。ぜひ、これからの対策の参考にしてくださいね。

リクルーターとは採用活動を成功に導く支援者!

日本でリクルーターは、「採用を担当する人」を意味します。

主に、就活生と直接コミュニケーションを取って入社に向けて相談に乗ったり、採用活動を成功させるためにサポートする人のことです。

企業によってリクルーターになる社員の属性は違いますが、一般的に学生が親しみやすい若手社員が担当したり、採用担当者の場合もあります。

新卒採用で活用されるケースは少なくないですが、中途採用でもリクルーターを導入している企業もたくさんあります。

リクルーター制度を利用する流れ

基本的にリクルーター制度は、学生側から希望できません。そのためリクルーター制度を利用できるタイミングをチェックしておきましょう。

では、リクルーター制度を活用する流れを説明します。

  1. 応募書類の提出・セミナーへの参加
  2. リクルーターから学生に連絡

①応募書類の提出・セミナーへの参加

エントリーシートや履歴書のような応募書類を提出すると、プロフィールや特徴によって企業側が判断して、リクルーター面談をする就活生を選定します。

基本的にはリクルーター面談に、学生側からオファーはできません。したがって、リクルーターと接触したいなら、企業に認知してもらう必要があります。

少しでも興味がある会社があれば、セミナー・説明会・インターンに参加しましょう。イベントの参加が、会社側に知ってもらうための第一歩です。

②リクルーターから学生に連絡

リクルーターは選んだ学生に連絡します。メールや電話の場合があり、電話は非通知設定の可能性もあるため、連絡が来たら必ず出ましょう。

書類選考やイベントに参加した後は、企業から連絡があるかもしれないので、とくに注意してくださいね。

日程を合わせてから、当日指定された場所に向かいます。他の学生と差を付けられないために、積極的に出席しましょう。

業界や企業によってはリクルーターと関わることが多いので、案内を見逃さないように気をつけてくださいね。

リクルーターは企業の模範社員

社内で評価されている社員が、リクルーターになるケースがほとんどです。リクルーターは社内から選抜された人なので、就活生にとって得られる情報はたくさんあるでしょう。

そこで、リクルーターに選定されやすい社員の特徴を2つ紹介します。

  1. 学生の選考をサポートしてくれる
  2. 学生と年齢が近い

①学生の選考をサポートしてくれる

企業とのマッチ度が高くて、入社してほしいと思った就活生がいたら、リクルーターは入社まで手厚くフォローしてくれます。

入社まで定期的に電話や面談によって、学生が感じている不安を解消してくれるでしょう。

リクルーターが学生の選考をサポートする理由は、優秀な学生は多数の企業から人気があるため、早めに囲い込まなければ確保が難しくなるからです。

リクルーターが付くことは、企業があなたに興味を持っているという可能性があるので、志望度の高い企業から連絡が来た場合は迅速に丁寧に対応してくださいね。

②学生と年齢が近い

リクルーターは、企業の設定している「求める人材像」にマッチしている社員や、若くて親しみやすい社員がなる場合が多くあります。

リクルーター面談は面接とは違って、カジュアルな場として設定されるので、学生が会話をしやすい年齢の近い社員の方が向いているためです。

具体的には、学生の気持ちを覚えている入社1年目から業務に慣れてきた5年目までの社員が、リクルーターに選定されるケースがほとんどでしょう。

リクルーター面談を活用する2つのメリット

リクルーター面談は選考ではない場合が多く、評価に影響しないなら行くべきだと言えるでしょう。

ここからは、リクルーター面談に参加するメリットを2つ解説します。

  1. 企業理解を深められる
  2. 選考を有利に進めれる場合がある

①企業理解を深められる

説明会や面接では深掘りして質問しにくく、本当に気になる内容まで聞けない人も多いのではないでしょうか?

リクルーター面談はリラックスした雰囲気のまま、就活生が気になっていることを聞ける場です。

リクルーターは会社説明会やホームページにはない社員目線の会社情報を持っているので、会話すれば自分に合う職場なのか詳しく確認できます。

深い企業理解を得られるため、入社後にミスマッチを感じる可能性も低くなるでしょう。

②選考を有利に進めれる場合がある

リクルーター面談によって社員とのコネクションが作れるので、就活が有利に進む場合があります。

例えば、他の社員につなげてもらったり、非公開のインターンシップを紹介してもらえるでしょう。

さらに、リクルーターからの評価が高いと、早く選考の案内がもらえるかもしれません。

たとえ早期選考につながらなくても、リクルーター面談では深い企業の情報が得られるため、その知識を使って選考でアピールできれば、他の学生との差別化もできますよ。

リクルーターの活用方法2つ

基本的にリクルーターは就活生の協力者ですが、評価者として学生を見に来ている可能性もあります。

リクルーター面談での選考の有無を確認して、2つのパターンのどちらなのか判断して活用してください。

  1. リクルーター面談が選考扱いの場合
  2. リクルーター面談で選考扱いでない場合

①リクルーター面談が選考扱いの場合

選考がある場合には、リクルーターは面接官だと思いましょう。油断せずにしっかり対策をして、リクルーター面談に向き合う必要があります。

質問される内容を予想して、回答を準備してくださいね。例えば、志望動機・自己PR・ガクチカは、少なくとも対策しておきましょう。

服装や言葉遣いのようなマナーも見られています。アピールになる逆質問をすれば、前向きな姿勢を強調でき、印象が相手にも残りやすくなるでしょう。

②リクルーター面談で選考扱いでない場合

選考がない場合、リクルーターは就活をサポートしてくれる協力者です。気になる疑問は素直に確認して、就活のアドバイスをもらい、選考に活かしてください。

リクルーター面談は時間が限られているので、企業の有効な情報を得るためにも、事前に準備をした方が良いでしょう。

1回のリクルーター面談だけで終わらせずに、協力者を増やすのも効果的ですよ。リクルーターと親交を深めながらコネクションを作って、他の社員も紹介してもらいましょう。

リクルーターと接するときの2つの注意点

リクルーター面談はリラックスした雰囲気が多いので、つい油断しやすいです。しかし、あまりだらしない印象を与えてしまえば、相手に失礼になるでしょう。

ここでは、リクルーターと接する際の注意点を2つ紹介します。

  1. 基本的なマナーを守る
  2. 事前に調べてわかることは聞かない

①基本的なマナーを守る

リクルーターとの親交を深めるのは大切ですが、基本的なマナーには気をつける必要があります。

失礼な態度を取れば、相手が不快に思ってしまい、親交を深めるのも難しくなるかもしれませんよ。

もしリクルーターが大学時代の先輩だと、誰でも油断しやすいですが、正しい敬語を使用して、清潔感がある身だしなみを心がけましょう。

プライベートな話も避けて、「お時間をいただき、ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝え、ビジネスの場だと意識しながら礼儀正しく接してくださいね。

②事前に調べてわかることは聞かない

リクルーター面談では気になっていることを聞けますが、時間は限られています。

大切な機会を有効活用するために、事前に一通り企業のホームページを確認して、それでも分からない内容を質問してくださいね。

中期経営計画や有価証券報告書のほか、会社関連の過去1年間のニュースもチェックしておきましょう。

調べて分かることを質問すると時間が無駄になり、企業への志望度も低いと思われるかもしれません。熱意が伝わると、積極的にサポートしてくれますよ。

リクルーター面談の2つの注意点

リクルーター面談は就活生にとってメリットがたくさんありますが、気を付けるべき点もあります。

リクルーター面談の際の注意点は、以下の2つです。面談で失敗しないためにも全てチェックしましょう。

  1. 選考結果を把握しにくい
  2. リクルーターからの情報を鵜呑みにしない

①選考結果を把握しにくい

リクルーター面談が選考の場合もありますが、選考だったケースでも、基本的に合否が知らされないので、選考結果を把握できず、身動きが取りにくいです。

リクルーター面談後に全く連絡がなく、そのまま不合格にされる可能性もあります。そのため、面談終了後には一度忘れて、別の企業の選考対策をした方が良いでしょう。

誰でも結果が気になると思いますが、限られた時間を無駄にしないためにも、気持ちを切り替えて活動してくださいね。

②リクルーターからの情報を鵜呑みにしない

リクルーターには模範社員が選ばれるのが一般的ですが、中には説明力やマナーが足りない社員もいます。

正しい説明ができなかったり、適切な評価をしなかったり、しつこく何回も連絡してきたり、横暴な態度を取るリクルーターもいるのです。

リクルーター面談の前には志望度が高かった企業でも、面談後に印象が変わる学生もいるでしょう。

しかし、リクルーターは社員の一人であり、会社の全体像ではないので、他の社員も見ながら判断してくださいね。

リクルーターを上手に活用しよう!

今回はリクルーター面談のメリットやリクルーターと接するときの注意点を紹介しました。

多数の企業がリクルーター制度を活用していますが、会社ごとにリクルーターの立場が違います。

選考がなくリクルーターが協力者の場合には、就活のアドバイスをもらう絶好の機会ですが、リクルーターが面接官のケースでは、対策が必須です。

就活をスムーズに進めるためにも、正しく見極めることで付き合い方を考えて、希望している企業の選考を効率的に突破していきましょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

まずはカリクル公式LINEを友だち追加!

無料スーツレンタルはこちら