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IT業界での就活でするべきこと|持っておくべき就活の軸も紹介

就活をしている人の中には、IT業界への内定をもらいたい人もいるでしょう。ニーズが高く、やりがいを感じられる職種ですが、人気の高い業界なので就活するときはポイントを把握しておくべきです。

IT業界で就活するときは職種や将来性、疑問点を解消しておくことも大事です。就職後も継続して働くために、面接前に事前調査をしましょう。

就活でIT業界を見るならまず4つの業界をおさえよう

IT業界への就活を考えているなら、どのような業界があるのかチェックしておくべきです。

IT業界は専門知識やスキルによって作業できる内容が異なるため、自分に合う仕事なのか把握しておくべきです。主に4つの業界があるので、特徴を紹介しましょう。

  1. ソフトウェア系
  2. ハードウェア系
  3. インターネット・WEB系
  4. 情報処理サービス系

①ソフトウェア系

ソフトウェア業界はコンピューター上で情報処理を行い、プログラムを開発したり販売したりするのが主な仕事です。例えば、WordPressで使用されるツール、人工知能のAIを利用した画像認識ソフト、スマホアプリやIOTなどがあります。

ソフトウェア業界は仕事形態も、クラウド化による市場拡大によりテレワークで作業できるなど整備されており、需要も高いため将来性が高いです。

代表的な企業では外資系の日本オラクルやマイクロソフトなどがあり、年収も1,000万円と高収入を期待できます。

②ハードウェア系

ハードウェア系は、電子機器やシステムの物理的な構成要素を開発する業界です。電子機器の商品開発やプログラムの開発を行い、営業をしてハードウェアの販売を行います。

市場として確立されているため売上は安定しており、新商品開発で販売する際も他の業界に比べると競争率が高くありません。

代表的な企業では、外資系のアップル、日系のソニー、パナソニックなどがあり、どれも大手です。ハードウェアのスキルだけでなく、正確性なども必要になるため人によって向き不向きもでるでしょう。

③インターネット・WEB系

インターネットやWEBは名前の通り、関連するビジネスやサービスを提供する業界です。例えば、ECサイトやLINE・TwitterなどのSNSサービスです。

インターネットやWEBは消費者にとって身近な存在となっているため、無くてはならないサービスとして大きな需要があります。

業界で働くためにはインターネットの知識はもちろん、論理的思考や分析力なども必要であり、能力の高さが求められるでしょう。代表的な企業には外資系のAmazonやGoogle、日系の楽天やヤフーなどです。

④情報処理サービス系

情報処理サービスは、通信サービスやシステム開発などを行う業界です。企業独自のシステム開発を行うため、企画から運用まで幅広く作業を請負い、新たなシステムの導入を行う場合もあります。

そのため、機器の知識はもちろんチームで開発していくためコミュニケーション能力やスケジュール管理、プロジェクト管理など様々なスキルも必要です。

代表的な企業ではNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクなどがあり、世の中でも重要な役割を担っているため、将来性も高いです。

IT業界の主な4つの職種

IT業界は就職した場所によって職種も変わります。業界によって必要とされる能力やスキルには違いがあるため、自分に合っているのか確認すべきです。IT業界の主な職種には4つの種類があるため、それぞれ内容を解説しましょう。

  1. エンジニア
  2. マーケティング
  3. マネジメント
  4. 営業・コンサル

①エンジニア

エンジニアはITに関連した技術職であり、プログラマーやSE、WEBエンジニアなど細かく分けられています。それぞれの職種によって作業内容が異なり、例えばシステムエンジニアだとクライアントの要件に沿ってシステムを設計するのが仕事です。

設計書を元にコードを記載するのはプログラマーの仕事になり、不備があればシステムエンジニアに伝えるなど、連携して作業することが多いです。選択したエンジニアにより関わる機器やシステムも異なり、専門のスキルや知識が必要になるでしょう。

②マーケティング

マーケティングはIT技術を利用し、広告運用やユーザー、クライアントを獲得するために動く職種です。

WEB上にある情報を駆使して自社サイトを検索の上位表示させるように施作する、またはアクセスしたユーザーにアクションを促すために対策するなど様々な分野で活躍します。

マーケティングは膨大な情報量を扱うため分析能力が特に大事であり、課題の克服や目的達成のためにどのような手段を活用できるのか考えます。WEBやデータベースなど専門的な知識が必要であり、ニーズに合わせるため日々学習も必要です。

③マネジメント

マネジメントはチームビルディングを行い、人員の選定やプロジェクトの管理などを行うのが主な仕事です。

プロジェクトはIT関連になるため、チーム内のエンジニアをまとめる際はツールやソフトウェアを利用して、効率的に状況の確認やコミュニケーションを取れるようにする必要があります。

またチーム内ではリーダーの役割も担うため、業務の方向性や様々な決定をするケースもあります。ITの知識だけでなく、強い責任感やリーダーシップなどビジネススキルも要求されるでしょう。

④営業・コンサル

営業・コンサルは商材やソフトウェアなどのITサービスを売り出すこと、また各企業の経営課題を解決するためにアドバイスを行うのが仕事です。自社で開発したIT関連の商品は企業や消費者に購入してもらうことで収益につながります。

無形商材もあるため、商品やサービスに関連した深い知識やプレゼンの能力などが必要になるでしょう。コンサルタントは相手の要望に合わせてアドバイスするため、ITの知識はもちろん、経営やデータの活用など、専門分野で幅広い知識が要求されます。

就活でIT業界を見ている人がやるべきこと3つ

就職先を考える時にIT業界で働きたい思いがあるなら、今の段階でやるべきことを押さえておく必要があるでしょう。

IT業界は専門的な分野になるため、就活する際は事前に準備しておくことがあります。やるべきことは最低限3つあるため、それぞれ紹介していきます。

  1. IT業界を志望している就活の軸を決める
  2. IT業界の中で希望職種を決めておく
  3. ITに関する知識を身に着ける

①IT業界を志望している就活の軸を決める

IT業界で働きたい場合、就活の軸を決定しておくことが大事です。例えば、開発業だとどのような新しいサービスをつくりたいのか、マネジメントだとどのようにプロジェクトを管理したいのかなどです。

業界に入って何がしたいのか決めておくと、働く際に自分の思い違いを防ぐことができます。

また、選んだ企業の志望理由を考えておくことも大事です。面接の際に自分のやりたい気持ちを込めることで、良いアピールができて内定に繋がりやすくなります。専門的な知識も必要になるため、できれば就活を始める前に学習を始めるのがおすすめです。

②IT業界の中で希望職種を決めておく

IT業界で働きたいなら、どのような職種を希望するのか決めておくのがおすすめです。ITは業界の中でも業種が細かく分かれており、例えばエンジニアでもシステムやセキュリティなど種類がたくさんあります。

職種の中でも要求される専門知識やスキルに違いがあるため、希望を決めておくとピンポイントで学習でき必要なものを得られます。

希望の職種が決まらない場合は、自分の興味やしたいことを自己分析して、その後自分にマッチする職種を選んでみましょう。

③ITに関する知識を身に着ける

IT業界で働くなら、関連した知識を身に付けることも大事です。IT業界はWEBやソフトウェアなどに関して、基本的な知識から専門的で高度な知識など幅広いです。

選んだ職種によって必要な知識も変わってくるため、就職して働く前にある程度吸収しておくのがおすすめです。

知識を得るためにはOBやOG訪問を行うこと、またはインターンシップに参加することが重要です。必要であれば資格の取得も就活でメリットになるため、積極的に身に付けるように行動しましょう。

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早期内定を獲得する学生は徹底した業界・企業・自己分析を行っています。またなんとなくでESを提出するのではなく、選考管理が行き届いているのも特徴です。チェックリストで3つ以上チェックがない場合は要注意です。

ただ、頭では理解していても

  • 企業分析のそもそものやり方が分からない
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IT業界の将来性

IT業界で就活をする際は、将来性が良いのか把握しておきたいでしょう。就職した後は長く仕事を続けて安定した収入を得たいはずです。

そのため、将来性の有無は自分の人生にも大きな影響を与えます。IT業界の将来性には3つのポイントがあるため紹介しますね。

  1. 人手が足りない
  2. 市場規模は大きくなっている
  3. 領域が広い

①人手が足りない

IT業界はエンジニアの人手が足りておらず、どの企業も人材不足が悩みになっています。IT業界は近年で急激に変化しており、新たなツールやDXなどの導入により需要も急増しています。

サービスを求める企業や消費者は増加していますが、人手不足により開発やフォローが追いつかない状態です。

特にITは専門知識が要求されるため、スキルのある人材を確保するのは難易度も高いです。また少子高齢化により、どの企業も労働力の確保が課題になっているのも1つの要因になります。

②市場規模は大きくなっている

IT業界は急速に必要性が生じているため、市場規模は大きくなっています。今やスマホの普及やテレワークなど働き方も変わっているため、ITの需要はどんどん高くなっているようです。

また、SNSの普及により情報は生活の中でも大きな割合を占めるようになり、社会が生活の効率化を要求する傾向にあるため、今後も市場規模は大きくなると予想できます。

ITの進歩も日々進んで新たなものが開発されているため、今後もっと発展していく業界だと言えるでしょう。

③領域が広い

IT業界は1つではなく複数あり、職種も細かく分かれています。そのため、様々な仕事に挑戦できる機会が多いです。IT業界は職種によって要求される専門性に違いがあるとはいえ、似ている部分や共通している知識やスキルもあります。

例えば、システムエンジニアはコードを覚えたら、プログラマーとして働くことも可能です。

プロジェクトマネージャーは経験や知識をたくさん得るならコンサルタントとして働くことも視野に入れられます。領域が広いと自分の選択肢を広げることができるため、将来設計の点でメリットがあります。

特にどんな仕事をしたいのか決め、面接官に理由を話せると良いでしょう。

就活でIT業界が向いている人の3つの特徴

IT業界で働く際は、自分との相性が良いのか確認することも大事です。仕事は人によって向き不向きが生じるため、業界の特徴だけでなく自分の性格や考え方なども自己分析しましょう。以下の特徴がある人は向いているので、就職先としておすすめできます。

  1. IT業界に興味がある人
  2. 論理的思考力がある人
  3. 協調性がある人

①IT業界に興味がある人

IT業界の動向や知識などに興味がある人におすすめです。興味や関心がある人は物事に取り組むとき、何ごとも前向きに捉えて行動できるため、仕事を楽しめるはずです。

また、IT業界では日々新たな取り組みや開発があり、新たな発見やトレンドの動向を追い続けなくてはいけません。

そのため、興味があることで作業へのストレスも少なく、長く業界で働き続けることができるでしょう。また、興味や関心から大きな成果を出せる業界でもあるため、ITが好きな人は向いていると判断できます。

②論理的思考力がある人

ITは考え方が論理的である必要もあります。作業内容には、システム設計書の作成やプログラミングなどがありますが、どれも論理的に組み立てなくては予想した行動をしてくれません。

そのため、直感で行動する人よりもロジックを考えてサービスを考える人の方が活躍しやすいです。

また、論理的思考があることで機器やソフトウェアのバグや課題なども早急に発見でき、プロジェクトもスムーズに進めることが期待できます。普段から筋道を立てて論理的思考力がある人は向いているでしょう。

③協調性がある人

IT業界は個人で働くよりも、チームとして働くことが多いです。ソフトウェアやツールの開発を行う際は、プロジェクトを組んで各エンジニアが必要な作業を行う必要があるからです。そのため、仕事を進めていくためにはある程度の協調性が必要になります。

自分の作業工程の報告はもちろん、他のメンバーの作業にサポートが必要ないか定期的にコミュニケーションを取ることも大事です。普段から丁寧にコミュニケーションを取る人や、気遣いができる人は業界に向いているでしょう。

IT業界に就活する時によくある質問

IT業界で就職するために就活を行う際、いくつか疑問点が生じる人もいるでしょう。悩みや問題点を解決しておくことで就活に集中することができます。いろいろな疑問があるはずですが、よくある質問としてまとめてみたので紹介していきます。

①ITパスポートは必要?

ITパスポートは情報処理技術者試験の1区分であり、経済産業大臣が実施する国家資格です。取得していることでIT分野での新しい知識や基礎的な理解を得ていることを証明できますが、初心者向けのライセンスという位置付です。

もちろん、所有していることでITについて一定の理解があることを証明できますが、面接や就活でアピールする際に特別に魅力があるわけではありません。そのため、持っておいて損はありませんが、就活で有利になるわけでははないと認識しておきましょう。

②IT業界は文系でも就職できる?

結論から言えば、IT業界への就活は文系でも可能です。理由は上記でも紹介しましたが、ITは人手不足であり企業によっては未経験でも採用しているほどです。エンジニアは理系が多いですが、専門的な知識やスキルがなくても就職できる可能性は十分あります。

ただ、就職後はプログラミングなどの専門知識やスキルも必要になるため、やる気があるのかは大きなポイントです。しかし、営業や事務職であれば文系だと積極的に採用してくれる企業もあるため、自分の目的や希望に合わせて考えてください。

③IT業界のメリットデメリットは?

IT業界のメリットはまず市場が成長していることです。WEB関係やSNSなど身近な分野でも様々なツールやソフトが開発されており、需要も年々上がっています。

今後も需要は伸び続け新たなサービスが普及していくため、成長度で言うとどの業界よりも期待できます。

デメリットは、日々勉強する必要性があることです。ITは進歩度合いが急速であり、トレンドの動向も変化するため色んな情報や新しいサービスについて精通していなくてはいけません。

そのため、新しいものが出れば学習して知識を得る必要があるため、人によってはきつく感じることもあるでしょう。

早めの準備をしてIT業界の就活に備えよう

就職先をIT業界に決定したなら、早めに準備することが大事です。まず、自分に合うのか自己分析を行い、どのような職種に向いているのか企業研究で情報収集する必要もあります。就活が成功できるようにポイントを押さえて行動してください。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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