転職や就職の際は女性もスーツを着用して、面接に臨む必要があります。身なりは面接でも重要視される部分となるため、しっかりポイントを押さえて着こなすようにすべきです。
ただ、女性用スーツを着る際にボタンは全て閉めるべきなのか、また少し開けておくべきなのか悩む人もいるでしょう。
身なりは面接官に大きな影響を与えます。ボタンという細かい部分ですが、大事な点になるためこの記事でルールを把握しておきましょうね。
キャリアアドバイザー 鈴木
新卒で大手金融機関に入社したが、成長のスピードの遅さと、年功序列に懸念を抱き転職を決意。 転職する際、スピードの速さと裁量が持てるという2軸で転職活動をし、シーマインドキャリアに入社。 入社後、キャリアアドバイザーとして年間1000人以上の学生の就活相談をし、実績No.1を獲得。
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面接で女性用スーツのボタンは全て閉めよう!

結論として、女性用スーツで面接に行く際はボタンを全て閉めるすべきです。ボタンを閉めずに面接に行くと「服装が乱れている」など、印象が悪くなる可能性があります。ボタンを閉めるときは特に以下の点や場面について確認してください。
- ボタンの数に関わらず全て占める
- 着席・入室・退出字に関わらず全て閉める
①ボタンの数に関わらず全て閉める
女性用スーツで面接に行くときは、全てのボタンを閉めておきましょう。
男性の場合は一番下のボタンを外すアンボタンマナーがありますが、女性の場合は適用されないことが多いです。女性用スーツの場合はボタンを外す仕様になっていない場合が多いです。
そのため、閉めずに着用するとだらしない印象や乱れれている着こなしになり、面接官から悪いイメージを持たれるでしょう。
第一印象が悪いと、その後の面接でも悪影響が長く残ります!ボタンくらい……と気を抜かないようにしてくださいね。
②着席・入室・退室時に関わらず全て閉める
女性の場合は面接のどんな場面にも関わらず、全てボタンを閉めておきましょう。面接するときは入室して着席、そして質疑応答があって退出する流れです。
男性の場合は立っているときはジャケットの一番下のボタンを留めないなど、ルールが設けられていますが、女性はどの場面でも同じです。
立っているときに男性と同じようにボタンを外していると「ルールを理解していない」と捉えられてしまって悪いイメージになるため、ボタンに触らないようにしましょう。
スーツのボタン以外で気を付けた方が良い2つのポイント

スーツを着用するときは、ボタンを全て閉めている状態か確認して面接することが大事です。
ただ、ボタン以外にも注意しておくべきポイントがあり、自分の印象が左右されます。どの点に注意すべきか以下の2つについて紹介します。
- ブラウスのボタンを全て閉める
- ブラウス・スーツはシワのないようにする
①ブラウスのボタンをすべて閉める
女性はブラウスのボタンも全て閉めましょう。ブラウスを着用する際、1番上のボタンは外すことがありますが、その状態で面接に行くと服装が乱れている印象を与えることもあるからです。
ビジネスでもブラウスの1番上は外している人もいますが、面接官は服装をきっちり着こなしていることを好む傾向があります。
そのため、ボタンを外しているとイメージが悪くなる可能性があります。全て閉めていることできっちり感を出すことができるため全て閉めておきましょう。
②ブラウス・スーツはしわのないようにする
面接でスーツとブラウスを着用するなら、しわができていないか確認しましょう。
ブラウスやスーツはしわが目立つ服です。少しでもしわがあると服がよれて、だらしない格好になってしまうため、面接官のイメージも悪くなるでしょう。
着用する前にアイロンをかけて、しわを伸ばしておくのがおすすめ。伸ばした後はハンガーにかけておくことで、しわが入るのを防ぐことができるため、面接前に万全の状態にしておきましょう。
女性用スーツの着こなしの3つのポイント

女性用スーツを着て面接に行く際は、着こなしのポイントについても把握しておきましょう。スーツは着こなしによって印象が大きく変わります。
スーツの良さを最大限活かすことができれば、面接官にも良い印象を与えることができるため、以下の点を確認してください。
- シャツは襟の種類で決める
- サイズ感に注意する
- フラップ入れたままでOK
①シャツは襟の種類で決める
スーツの下にシャツを着るときは、ジャケットの襟の種類で決定すべきです。スーツはテーラードジャケットやノーカラージャケットなど、いろいろな種類があります。
テーラードジャケットは長い袖でかっちりとしたシルエットになっているため、カッターシャツを着ると似合います。ビジネスでもよく着用されるため、面接でも無難です。
ノーカラージャケットは襟が付いていないため、普通のTシャツも似合いますが、カジュアルな印象になるため面接には向いていません。そのため、テーラードジャケットを着用するようにしましょう。
②サイズ感に注意する
女性用スーツはサイズ感も確認しておくべきです。スーツはある程度、自分の体に少し余裕があるサイズを着用するのがおすすめ。
ぴったりのサイズだとスーツにしわが入ることもあるため、やや余裕のあるサイズを着用することで、乱れた印象になるのを防ぎやすくなります。
ジャケットの丈はヒップの半分を隠すくらいにしましょう。長すぎるとどうしてもだらしない印象になってしまいます。
③フラップはいれたままでOK
スーツにフラップが付いている場合、入れたままにしておくので問題ありません。フラップはポケットの中身を雨や埃から守るために付けられています。
そのため、出している方が良いように思えますが、マナーとしては屋内で入れておくのが基本です。
そこまで気にするべき?と思いがちですが、面接官は意外と細かい部分まで見ています。フラップがある場合は、入室前に身なりを確認しておきましょう。
男性と女性ではスーツのボタンのマナーが違う

男性と女性ではスーツを着用してもマナーが異なるため、違いについて確認しておきましょう
上記でも少し紹介しましたが、男性の場合はスーツを着用するときに「一番下のボタンは外しておく」「座っているときはボタンを外す」などマナーがあります。
しかし、女性の場合は基本的に全て閉めることがマナーなので、外すことはマナー違反です。
他にも、男性はスーツのボタンを全て閉めるとしわになりがちですが、女性はボタンを全て閉めるほうが美しいフォルムになりますよ。
面接では女性用スーツのボタンを全部閉めて参加しよう

女性でスーツを着用して面接に行く際は、ボタンを全て閉めるようにしてください。男性と女性ではスーツのボタンでもマナーに違いがあり、見た目の印象も変わります。
また、ブラウスを着るときもボタンは全て閉めておくことできっちり感を出せるため、面接官に良い印象を与えられるでしょう。
スーツの着こなし方は自分の第一印象になり、面接でも大きな影響があります。細かい部分でも注意しておくと、合格につながる要素になるため、しっかり確認して臨みましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。