【例文付き】グループディスカッションの自己紹介を成功させるコツを徹底解説
選考で実施されることも多い、グループディスカッション。議論する内容が事前に分からないので対策が難しく、不安に思いますよね。
だからこそ対策可能な自己紹介は、しっかり準備することをオススメします。
実は、面接での自己紹介とは気を付けるポイントが違うので、注意が必要です。例文を交えながら、成功させるコツを紹介しますね。
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グループディスカッションで自己紹介を行う意味
グループディスカッションでの自己紹介の意味合いは、主に緊張感を和ませるアイスブレイクをすることです。
初対面の人と議論をするので、どうしても緊張しますよね。議論に入る前の自己紹介で少しでも和やかな雰囲気が作れると、その後もスムーズに話し合えますよ。
つまり、グループディスカッションでの自己紹介は、チームワークを築くための第一歩になります。
お互いの人となりが分かると議論も進めやすくなります。ある程度グループ内が打ち解けた状態になるのを目指しましょう。
グループディスカッションの自己紹介で話す内容は主に3つ

緊張感を緩めるのに大切な自己紹介ですが、どんな内容を話せば良いでしょうか。ここでは、主に必要となる3つを紹介します。
- 名前・大学名
- これまで打ち込んできたこと
- 意気込み・今の心情
自分だったらどのように話すか、ぜひ考えてみてください。
①名前・大学名
まずは、自分の基本情報となる、氏名と大学名を伝えましょう。自分の名前の由来を付け加えるなどすると、他の学生の印象に残りやすいです。
また、大学名を言いたくない場合は、「大学では○○を専攻しています」など、専攻や学んでいることだけを伝える方法もあります。
学歴を言わなくても、減点対象にはならないので安心してくださいね。もちろん、企業側から大学名を言うよう指定があれば、それに応じましょう。
②これまで打ち込んできたこと
続いてサークルやアルバイトなど、これまで打ち込んできた活動について話しましょう。名前のすぐ後に話すことで、名前と活動をセットで覚えて貰いやすくなります。
また、活動の中でこなしてきた自分の役割について言及すると、自分の能力のアピールにも繋がります。
グループディスカッションに役立つ能力であれば、その後の役割分担でも立候補しやすくなるでしょう。他の学生と打ち解けるのが目的なので、自慢にならないよう気を付けてくださいね。
③意気込み・今の心情
最後にグループディスカッションへの意気込みや、今の気持ちを話しましょう。他の学生に親しみを感じて貰え、前向きな姿勢が伝わると企業への印象も良くなります。
ディスカッションが苦手で不安を感じる方も、意気込みを伝える際は、明るくハッキリと話しましょう。
また「緊張しています」などと正直な気持ちを話すことで、共感が生まれ雰囲気が和むことも。緊張や不安を乗り越えて頑張っていきたい気持ちを伝え、チームワークを高めていきましょう。
グループディスカッションでの自己紹介のポイント3つ

自己紹介は、企業や他の学生からの第一印象を左右する、大切なものです。成功させるために、3つのポイントを確認しておきましょう。
- オンラインでも聞き取りやすい明るい声で話す
- 簡潔に話す
- 深掘りしやすい内容を話す
グループディスカッションで唯一対策できるのが、自己紹介です。必ず、ポイントを踏まえた事前の準備・練習をしておきましょう。
①オンラインでも聞き取りやすい明るい声で話す
グループ全員に聞こえるように、明るい声で話しましょう。オンラインで実施する場合は、特に聞き取りやすさが重要です。
他の学生に覚えてもらえるように、明るくて聞き取りやすい発声の練習をしておきましょう。
また、笑顔で話すことも心掛けたいですね。自分から率先して笑顔を見せて、グループの雰囲気を和らげていきましょう。
明るい雰囲気の方が周りも意見が言いやすく、活発な議論ができますよ。
②簡潔に話す
複数人で選考を行うため、一人当たりの自己紹介の時間が面接よりも限られます。グループディスカッションでの自己紹介は、簡潔に話すことを意識しましょう。
自己紹介が長引くと、本題のディスカッションの時間が短くなる場合もあります。自分本位で周りが見えない人だと思われないように、気を付けましょう。
最初の人が長めだと、それに続くべきかと思うかもしれませんが、特に指示のない場合は簡潔に話す方が印象が良くなります。
③深掘りしやすい内容を話す
深掘りしやすい内容の自己紹介をすると、後のディスカッションで話題が広がることもあります。
あまりにマイナーな話をしたり、質問の余地がないほど詳しく話すことは避けた方が良いでしょう。
ディスカッション中に、他の人から自己紹介の内容について質問されることで、話題作りに繋がるかもしれません。質問が浮かびやすい自己紹介をするよう、心掛けましょう。
グループディスカッションでの自己紹介の例文2選
それでは、グループディスカッションでの自己紹介の例文を2つ紹介します。例文を参考に、自分の自己紹介をイメージしてみましょう。
ここでは以下のような、打ち込んできた活動別でお伝えします。
- ゼミ・サークル
- アルバイト
【ゼミ・サークル】自己紹介の例文①
はじめまして。○○大学の△△と申します。ゼミでは国際問題学を学んでおり、留学を経験しました。
また、サークルでは外国人へのボランティア活動を行い、困っている人のサポートに力を入れていました。
グループディスカッションは初めてで緊張していますが、人との出会いを通して視野を広げることが好きなので、色々な方の意見を聞けることが楽しみです。
本日はみなさんと協力しながら、実りある議論をしていきたいと思います。
よろしくお願いします。
【アルバイト】自己紹介の例文②
はじめまして。○○大学の△△と申します。私は特に、アルバイトに力を入れてきました。
飲食店での接客の仕事は、大学入学時からずっと続けています。学業との両立で忙しいですが、続けたことで、一度決めたことをやり抜く力が身につきました。
また、接客を通してコミュニケーション能力が向上し、今では明るさが取り柄です。
グループディスカッションでは、持ち前の明るさで、議論に積極的に参加していきたいと思います。
よろしくお願いします。
グループディスカッションでの自己紹介の注意点3つ

面接とは異なり、グループディスカッションでは他の学生に向けて自己紹介をします。注意する点も面接とは異なるので、しっかりと確認しておきましょう。
- 相手の話をしっかりと聞く
- 面接官の指示をしっかりと聞いておく
- 【番外編】グループディスカッション中は相手の話を否定しない
グループ内のコミュニケーションを良好にする目的を、忘れないでくださいね。
①相手の話をしっかりと聞く
まず、他の学生の自己紹介をしっかり聞きましょう。ディスカッションでも、相手の話を聞くことは重要となります。
聞きながら適度に相槌を打つことで、きちんと聞いていることが伝わりやすくなります。話している人の方を向いてリアクションを取りましょう。
オンラインで行う場合は反応が分かりづらいため、少し大げさなくらいの相槌を打つといいですね。
自己紹介をしている人からすると、ちゃんと聞いてもらえると安心感を抱きます。積極的に反応していきましょう。
②面接官の指示をしっかりと聞いておく
自己紹介をする際「名前と大学名と一言、お願いします」など、話す内容を指定される場合もあります。
面接官の指示から逸れた自己紹介をすると、話を聞けない人だと思われるので注意しましょう。
グループディスカッションでは、コミュニケーション力がとても大切です。企業側の指示についても、しっかり聞いていることを示しましょう。
緊張していても、指示や状況には柔軟に対応することが必要です。落ち着いて周りを見る余裕を持つことを忘れないでくださいね。
③【番外編】グループディスカッション中は相手の話を否定しない
自己紹介とは少し離れますが、ディスカッションをする際の注意点を1つ紹介します。それは、相手の話を否定しないことです。
グループディスカッションでは、チームとして成果を出せるかどうかが大切。他の学生と上手く協力する必要があります。
否定してしまうと、他の学生が委縮して意見を出しづらくなり、実りある議論ができません。
自分の考えと違う意見が出ても、いったん聞き入れ、提案する形で自分の意見を述べましょう。
グループディスカッションの自己紹介でのNG例3選

グループディスカッションでの自己紹介で、やってはいけない以下の3点も確認しましょう。
- 長すぎる・短すぎる
- 自己PRをしてしまう
- 小さい声で自信がなさそうに話す
自己紹介が上手くいかないと他の学生からの印象が悪くなり、その後のディスカッションにも影響します。NGポイントをぜひ押さえておきましょう。
①長すぎる・短すぎる
長すぎる、または短すぎる自己紹介は避けましょう。文字数としては、200文字前後が目安です。
長すぎる自己紹介は、要点が伝わりづらく、結局何が言いたいのか分かりません。話の長い人だと思われて、議論に参加しづらくなる可能性もあります。
また、名前と大学名だけのような短すぎる内容では、他の学生に覚えてもらえません。ぶっきらぼうな感じに伝わり、印象が悪くなるでしょう。
30秒~1分にまとまるように、時間を計って練習するのがオススメですよ。
②自己PRをしてしまう
自己紹介が、自己PRにならないように気を付けましょう。少しでもアピールしたい思いから、ついやってしまいがちです。
面接とは違い、他の学生に向けて話すことを念頭に置きましょう。自慢やマウントをとるような内容だと、グループの人は不快に感じてしまいます。
自己紹介はあくまで、ディスカッションに入る前の準備段階です。
グループディスカッションなので、自分の良さは議論を通してアピールしてくださいね。
③小さい声で自信がなさそうに話す
小さな声で、自信がなさそうに話すのはやめましょう。
グループ全員に聞こえないと、自己紹介の意味がありません。普段から声が小さい人は、特に気を付けましょう。
また当たり前ですが、面接官は自己紹介の様子も見ています。明るくハキハキ話すことで、印象も良くなりますよ。
練習ではハッキリ話せても、本番では緊張で小声になるかもしれません。本番でも大きな声で話せるように、何人かで集まって練習する機会をもつと良いですよ。
グループディスカッションでの評価ポイント3つ

自己紹介のポイントや注意点を確認できたところで、最後にディスカッションでの評価ポイントも紹介します。
- 自分の意見を主張できているか
- 人の話をしっかり聞けているか
- チームワークを意識できているか
議論する内容は事前に分かりませんが、企業からどこを見られるのか確認したうえで臨めると、自信をもって振舞えるでしょう。
①自分の意見を主張できているか
ディスカッションでは、様々な意見を出し合って結論を導いていきます。自分の意見を主張できることは、とても大切です。
失敗を恐れて発言を控えたくなる人もいるかと思います。ですが多様な意見が出る方が、有意義な議論になるので、考えたことは積極的に発言しましょう。
どうしても意見が思い浮かばないときは、他の学生の意見に対する感想を述べるのも1つの手です。
発言をしないと消極的だと思われますし、評価の対象にならないので注意が必要です。
②人の話をしっかり聞けているか
自分が話すだけでなく、他の人の話をしっかり聞けているかも、評価のポイントです。
色々な意見を出し合って議論するため、人の話を聞かないと上手く参加できません。他の学生の話をもとに発言して、議論を進めていきましょう。
消極的すぎてはいけませんが、自分勝手にならないよう、よく周りを見てくださいね。
相槌を打つなど、しっかり聞く姿勢ができていると、意見が出やすくなって活発な議論に繋がります。
③チームワークを意識できているか
また、チームワークを意識できているかも、評価対象になります。
グループディスカッションでは、時間内に結論をまとめる必要があるため、他の学生との協力が不可欠です。
グループの中で自分に何ができるか考え、チームとして結果を出せるように行動しましょう。
また、一人の学生が議論を乱してしまうケースも考えられます。その場合も焦らず、発言内容をまとめたり、他の人に話を振るなどして冷静に対応しましょう。
グループディスカッションの自己紹介は明るく自信をもってしよう
グループディスカッションでの自己紹介は、同じグループの人に向けて、チームワークを高めるために行うものです。
面接の自己紹介とは目的が異なるため、同じ内容を話すと上手くいかないことがあります。
事前に対策できる自己紹介をしっかりと練習し、グループディスカッションを成功させましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。