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市役所の最終面接の質問と回答例を厳選8問|最後のチェックポイントも解説

「市役所の最終面接は何を聞かれるの?」と疑問を持つ方も多いでしょう。

質問を事前に知っておくことで、スムーズに回答できるようになります。

本記事では、市役所の最終面接の質問と回答例を8つ紹介します

最終のチェックポイントも解説するので、市役所の公務員の就活をしている方はぜひ参考にしてみてください。

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市役所の最終面接でチェックされる3つのポイント

市役所の最終面接でチェックされるポイントは主に3つあります。

  1. 組織への理解や公務員としての自覚
  2. チームワークや協調性の重視
  3. 行政課題解決に対する責任感の強さ

最終面接でチェックされる上記のポイントは、全て満たすことが大切なため、最終面接で何を聞かれるかを知る前に、どのような意識を持つ必要があるかを理解しておきましょう。

①組織への理解や公務員としての自覚

最終面接では、組織への理解や公務員としての自覚を持てる人物かをチェックされます。市役所は地域の公共サービスを提供する組織であり、組織に対する理解がなければ市民を安心させられるサービスは提供できません。

そのため、最終面接では、組織への理解度と並行して、公務員としての自覚がある人物かを見極められます。公務員として自覚のある人物とは、市役所の政策や活動を根本から理解し、市民を第一に考えられる人のことです。

組織への理解は就活する市役所がどのような活動を行っているかを研究し、公務員としての自覚は自己分析を行い、なぜ公務員として働きたいかを明確にすることで生まれるでしょう。

②チームワークや協調性の重視

市役所の最終面接では、チームワークや協調性のある人物かもチェックされます。公務員の業務やプロジェクトは1人で行うものではなく、チーム全体で行うものが多くあるため、チームワークや協調性のない人物は「公務員に向いていない」と判断されてしまうでしょう。

チームワークや協調性は、過去の活動でアピールできます。学生時代に「どのような活動を行い、チームでどのような取り組みを行ったか、自分は何に貢献したか」を明確にすることが大切です。

③行政課題解決に対する責任感の強さ

市役所では、常に行政の課題を解決する対策を行っているため、就活生には、行政課題の解決に対する責任感の強さを求めています。

最終面接では、自身の体験談を話しながら、どれほど責任感があるかを伝えましょう。具体的な体験談を話すことで、より責任感の強さをアピールできます。また、公務員の業務を任された時をイメージしながら、どのように取り組むかを伝えるのもおすすめです。

市役所の最終面接でも聞かれる定番質問8問

市役所の最終面接でも聞かれる定番質問を8つ紹介します。

  1. 自己PR
  2. 地方公務員を志望した理由
  3. その自治体を志望した理由
  4. ガクチカ
  5. やりがい
  6. 活躍できる力
  7. 志望度の高さ
  8. 逆質問

最終面接では、特に上記の質問をされます。質問では、先ほどのチェックされるポイントを意識して回答しましょう。

明日、面接があるけど不安すぎる…
どんな質問が来るか分からず、緊張してしまう…


このように面接に対しての漠然とした不安から、面接に苦手意識を持ってしまったり、面接が怖いと感じてしまうこともありますよね。企業によっても面接の質問や内容が違うので、毎回ドキドキしてしまいます。

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①自己PR

以下は、「自己PR」を伝える際の例文です。

例文「改めて自己PRをお願いします」

【回答例】
私は常に前向きな姿勢で課題に取り組み、周囲との協力を大切にしています。大学時代に部活動でリーダーを務め、チームの目標達成に向けてメンバー一人一人の強みを活かす役割を果たしました。その経験から、コミュニケーション能力や協調性を培い、チーム全体の力を引き出すことの重要性を学びました。公務員としては、地域や市民のニーズに応えるため、柔軟かつ迅速に対応し、信頼される職員を目指して努力します。

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②地方公務員を志望した理由

以下は、「地方公務員を志望した理由」を伝える際の例文です。

質問「なぜ民間企業ではなく地方公務員を目指したのですか?」

【回答例】
民間企業ではなく地方公務員を目指した理由は、地域社会に対して直接的に貢献できる仕事に魅力を感じたからです。民間企業でのキャリアも魅力的ではありますが、私は地域住民の生活向上に貢献し、社会的責任を果たす仕事にやりがいを感じます。地方公務員として、地域の課題解決に取り組むことで、より多くの人々の役に立てると考えています。また、安定した環境で長期的に地域づくりに関わることができる点も、私の価値観に合っていると感じています。

③その自治体を志望した理由

以下は、「その自治体を志望した理由」を伝える際の例文です。

質問「なぜこの自治体の市役所試験を受験したのですか?」

【回答例】
この自治体の市役所試験を受験した理由は、地域の発展に貢献したいという思いと、この市の特性や未来に強く共感したからです。私はこの地域で生まれ育ち、日々感じる課題や地域の魅力に深く関心を持っています。この市は、地域活性化や福祉・教育の充実に向けた具体的な取り組みが進んでおり、その一員として貢献できることに大きな魅力を感じました。私のスキルや経験を活かし、市民の生活の質向上に役立つ仕事ができると確信しています。

④ガクチカ

以下は、「ガクチカ」を伝える際の例文です。

質問「学生時代に頑張ったことを教えてください」

【回答例】
学生時代に最も頑張ったことは、サークル活動でのイベント企画です。私はイベント担当として、予算管理から会場手配、広報活動まで幅広い業務を担当しました。特に、限られた予算の中で参加者が楽しめる内容を提供するため、メンバーとアイデアを出し合い、何度も調整を重ねました。その結果、参加者数が予想を上回り、成功を収めました。この経験を通じて、計画力や調整力、チームワークの大切さを学びました。公務員としても、この経験を活かして地域のために尽力したいと考えています。

⑤やりがい

以下は、「やりがい」を伝える際の例文です。

質問「どのようなときにやりがいを感じますか?」

【回答例】
私は、目標を達成したときや、誰かの役に立つことができたときにやりがいを感じます。特に、チームで協力して課題を解決したり、困難を乗り越えたときには達成感が大きいです。学生時代にサークル活動でチームをまとめてイベントを成功させた経験から、協力して一つの成果を生み出す喜びを知りました。また、地域のために働く公務員として、市民の生活向上に貢献できる瞬間が、私にとって最もやりがいを感じる瞬間だと考えています。

⑥活躍できる力

以下は、「活躍できる力」を伝える際の例文です。

質問「市役所の公務員としてこれまでの経験が活かせることは何ですか?」

【回答例】
これまでの経験で活かせる点は、チームでの協力や調整力、問題解決能力です。大学時代にサークル活動でイベントを企画・運営した際、メンバーとの意見調整やスケジュール管理、予算管理などを行い、円滑に事を進めるためのコミュニケーション能力を磨きました。また、地域の課題解決に取り組む姿勢や、住民のニーズに応える柔軟な対応力も身につけました。市役所での仕事においても、チームとしての協力や住民と密接に関わる姿勢が活かせると考えています。

⑦志望度の高さ

以下は、「脂肪度の高さ」を伝える際の例文です。

質問「あなたが市の職員として大切に思うことを述べてください」

【回答例】
私が市の職員として大切に思うことは、住民との信頼関係を築くことです。市民の皆様のニーズや課題をしっかりと理解し、それに対して誠実かつ迅速に対応することが最も重要だと考えています。また、透明性のある情報提供や、丁寧な説明を行うことで、信頼を得ることができると思います。さらに、常に改善意識を持ち、地域の発展に貢献するために柔軟に対応し、積極的に提案や改善策を考える姿勢も大切にしています。

⑧逆質問

以下は、「逆質問」を伝える際の例文です。

質問⑧「最後に何か伝えたいことはありますか?」

【回答例】
最後に、私は地方公務員として地域社会に貢献する強い意志を持っています。これまでの経験を通じて、課題解決やチームでの協力の大切さを学びましたが、その知識やスキルを市の職員として活かし、地域の皆様の生活向上に貢献したいと考えています。どんな仕事でも全力で取り組み、住民の方々から信頼される存在になれるよう努力し続けます。貴重な機会をいただければ、責任を持って職務に臨みますので、どうぞよろしくお願いいたします。

市役所の最終面接を好印象で終えるためのポイント3つ

市役所の最終面接を好印象で終えるためのポイントを3つ紹介します。

  1. 質問に対する返答は簡潔に述べる
  2. 誠実さをアピールする
  3. 自分の言葉で回答をする

最終面接は市役所が求める人材ということをアピールする必要がありますが、面接官に好印象を与えることも大切です

「この人と一緒に働きたい」と思ってもらうためにも、最終面接は好印象で終えるように、上記3つのポイントを心がけてみてください。

①質問に対する返答は簡潔に述べる

好印象で終えるには、面接官からの質問に対して簡潔に返答しましょう。緊張から1つの質問に対してダラダラ話してしまったり、「あー」や「えーっと」など挟んでしまうのはNGです。

もし、緊張して言葉が出るか心配な場合は、質問された際に「はい」と言ってから回答しましょう。一言を間に挟むだけで気が引き締まり、考えをスムーズに伝えられます。

また、簡潔に回答できるか不安な場合は、様々な先生にお願いをして質疑応答の練習もおすすめです。様々な先生に依頼することで緊張感をもって面接練習を行えるでしょう。

②誠実さをアピールする

最終面接で好印象のまま終えるには、常に誠実さをアピールすることが大切です。公務員の業務は秘密事項も多く、真面目で誠実な人材かを見極めています。最終面接の質問で「先ほどと言っていることが違う」となると、不真面目という印象を与えてしまうでしょう。

そのため、面接では一貫性のある回答をすることが重要です。また、校内活動やアルバイトなどで人を助けた経験や感謝された経験を話すことも、誠実さをアピールできます。

③自分の言葉で回答をする

最終面接では、自分の言葉で回答することを心掛けましょう。面接官は過去にも多くの学生を相手にしているため、ネットから引っ張ってきた情報などは見抜いてしまいます。自分の言葉ではない回答をしてしまうと、不真面目・嘘つき・やる気がないと判断されるため危険です。

最終面接の回答を参考にするのは良いですが、なるべく自分の言葉に書き換えて、他者と被らないように自己アピールできる内容にしてみてください

市役所の最終面接には自信をもって挑戦して合格を掴もう!

最終面接では、公務員に向いている人材かを見定めています。そのため、記事内で紹介したチェックされるポイントや好印象で終えるポイントを参考にしてみてください。

市役所の最終面接でも聞かれる定番質問を軸に回答を考える際も、自分の経験を思い出しながら、自分の言葉で回答を作成することが重要になります

市役所の最終面接は、様々な試験や面接を突破した人が受けられる面接です。そのため、自信を持って挑戦して、合格を掴みましょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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