「就活で人気のアニメ制作会社はどこ?」「やめとけって本当?」と気になっていませんか。
就職で「ハズレが多い」と言われているアニメ制作会社ですが、実は就活で人気のホワイト企業もたくさんあります。
こちらの記事では人気のアニメ制作会社をランキング形式で紹介します!アニメ制作会社に入る方法についても紹介しますよ。
各社の売上や年収、就職難易度についても解説するので、アニメ制作会社に就職したい方はぜひ参考にしてみてください。
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アニメ制作会社とは?

アニメ制作会社とは、アニメを作っている会社です。ただし、アニメを制作するだけでも、過程が細分化されていて、さまざまな職種があるので、見ていきましょう。
ざっくりとですが、以下の1~6までの過程を経て、やっと1つのアニメ作品が完成します。
職種 | 業務内容と流れ |
プロデューサーや監督 | 1. 企画・提案を行う |
アニメーター(作画) | 2. 原画と動画(原画の動きをつなぐ絵)を作成 |
演出 | 3. 絵コンテを作成する |
制作進行 | 4. アニメの構成が固まったら、スケジュールを組んでいく |
シリーズ構成(脚本家) | 5. スケジュールが決まり次第、シリーズの構成を作る |
3DCGクリエイター | 6. アニメーションを作って動画化する |
また、アニメ制作会社では、アニメ制作関連の職種だけでなく、イベントの企画・宣伝、グッズ制作・販売を募集している場合も。
絵を描くことが苦手な方でも、さまざまな方面からアニメに携われるチャンスがある点も魅力です。
自分が得意なことや強みを活かせる職種をまずは見つけてみてください。
大手アニメ制作会社で比較的ホワイトな5社

ここからは大手アニメ制作会社で比較的ホワイトと言われている5社をピックアップして紹介します。
各会社の特徴や、求めている人材を詳しく解説しますので、就活の参考にしてみましょう。
①東映アニメーション
資本金 | 2,867百万円(2024年3月末現在) |
売上高 | 88,654百万円(連結/2024年3月期決算) |
初任給 | 総合職:月給247,300円 芸術職:月給245,900円(2023年実績) |
募集されている職種 | ・総合職…制作、企画、営業、管理(事務) ・芸術職…演出助手、背景美術、色彩設計(2024年11月現在) |
従業員数 | 連結:911名単体:641名(2024年3月末現在) |
東映アニメーションは映像制作と販売事業を行うアニメ制作会社で、テレビアニメの他、劇場アニメの企画から製作までを手掛けています。
また、版権事業として、人気キャラクターの玩具やゲーム、文具、衣料といったさまざまな分野で商品化も行っており、将来性も期待できるでしょう。
さらに月給は26万円、平均年収は813万円と業界トップクラスなので、就職先として人気です。採用試験ではアニメーションへの熱量だけではなく、アニメーションを通じどのようなことをしてみたいか将来的なビジョンを伝えてみてください。
そして、内定後からは各職種のプロフェッショナルを目指せる幅広い研修制度が設けられています。就職後には保養所や宿泊施設をお得に利用でき、映画や美術鑑賞代の補助も受けられ、福利厚生も充実したホワイト企業と言えるでしょう。
参照元|東映アニメーション公式サイト「募集要項」「福利厚生・各種制度」「映像制作・販売事業」「版権事業」日本経済新聞
②株式会社KADOKAWA
資本金 | 406億円 |
売上高 | 255,429百万円(2023年3月期) |
初任給 | 月給260,000円 (短大・高専・大学卒・大学院了※既卒も同等) |
募集されている職種 | ・編集者…コミック、児童書、ノンフィクション ・実用、文芸、ライトノベルプロデューサー …アニメ、イベント、グッズ、ゲーム、実写 ・戦略スタッフ…WEBディレクター(デジタル)、営業、宣伝、 海外戦略、経営企画・経営管理、人事・総務、 製造・物流(生産管理)、ライツ (2024年11月現在) |
従業員数 | 7,363名 |
株式会社KADOKAWAは、アニメ・実写映像の他、出版やゲーム、Webサービス、教育・EdTechも展開している総合エンターテインメント企業です。
一人ひとりが自律的に選択できる働き方が推進されており、業務内容やライフスタイルに合わせた働き方ができます。
ワークプレイスチョイスという制度では、オフィス勤務メインもしくは在宅勤務メインかを、就業スタイルに合わせて選択できるのが魅力。
在宅勤務を選ぶと、支援金として月に20,000円の支給もあります。他にも、各種休暇制度や充実しているため、しっかり休みを取りやすいアニメ制作会社です。
参照元|株式会社KADOKAWA公式サイト「会社概要」「採用情報」
③株式会社マーベラス
資本金 | 3,611百万円 |
売上高 | 29,493百万円(2024年3月期) |
初任給 | 【エンジニア職】 ・大学院了:月給333,836円 ・大卒/4年制専門卒:月給316,266円 ・短大卒/高専卒/2年制3年制専門卒:月給285,180円 【デザイナー職/サウンド職/ゲーム総合職】 ・大学院了:月給309,508円 ・大卒/4年制専門卒:月給294,641円 ・短大卒/高専卒/2年制3年制専門卒:月給264,907円 【音楽映像総合職】 ・大学院了/大卒/4年制専門卒:月給294,641円 ・短大卒/高専卒/2年制3年制専門卒:月給264,907円 |
募集されている職種 | ・エンジニア(インフラエンジニア職) ・デザイナー職 ・サウンド職 ・ゲーム総合職 ・音楽映像総合職 (2024年11月現在) |
株式会社マーベラスは、家庭用ゲームソフトやオンラインゲームの他、アミューズメント筐体や音楽・映像コンテンツの企画・制作・販売を行っている企業です。劇場演芸の興行も行っており、2024年11月現在は新卒採用もあります。
株式会社マーベラスは「おもしろい」を探求し続けており、モノづくりにこだわりのある会社であるため、良質なコンテンツを世界中の人たちに届け、社会貢献を目指す意識を持てる人が求められるでしょう。
平均残業時間は月に12.51時間と短めで、年次有休取得率も89.20%と高め。職場の各フロアには無料のドリンクサーバーが設けられていたり、自社農園直送の新鮮野菜や自社製ハーブティの配布があったりと社員想いな会社です。
また、ライフステージに合わせ仕事と家庭を両立するための制度も充実。働き続けやすいアニメ制作会社を探している方はチャレンジしてみましょう。
参照元|株式会社マーベラス公式サイト「会社概要」「新卒採用情報」「マーベラスについて」「ワークスタイル支援制度」「ファミリーサポート支援制度」「ヘルスケア支援制度」「トップメッセージ」
④トムス・エンタテインメント(セガサミー)
資本金 | 1億円 |
売上高 | ー |
初任給 | 新卒採用募集なし・中途採用あり |
募集されている職種 | ・ファシリティ管理・ゲームやグッズ等の海外ライセンス営業・人事労務担当・製作プロデューサー/ビジネスプロデューサー・コミック企画・編集者 (2024年11月現在) |
従業員数 | 252名(2024年3月末現在/単体) |
トムス・エンタテインメントはクリエイティブとビジネス・プロデュースを両立しており、アニメーション制作事業や映像ライセンスビジネス、マーチャンダイジングビジネスが中心の企業です。
2024年11月現在、新卒採用の募集はありませんが、中途採用は行われてます。夢と感動溢れるエンターテイメントを提供する事業に対し、情熱を持ち積極的に取り組める人が求められているので、その点を踏まえたアピールをしてみましょう。
また、トムス・エンタテインメント特有の福利厚生として、感動体験支援制度があります。会社が認めた感動体験に関することに対し年6回(2ヶ月に1回)、1回あたり2,000円までの補助金支援も。
他にも、会社に認可された同好会の活動費を補助してくれる同好会補助制度や、自社作品のサンプルDVD類の個人貸し出しといったアニメ好きのためのユニークな制度が充実しています。
参照元|トムス・エンタテインメント(セガサミー)公式サイト「事業内容」「採用情報」
⑤株式会社創通
資本金 | 414,750千円(2024年3月末現在) |
売上高 | ー |
初任給 | 新卒採用募集なし・中途採用あり |
募集されている職種 | ・企画営業職・プロデュース業務・ライセンス業務 (2024年11月現在) |
従業員数 | 36名(2024年3月末現在) |
株式会社創通はアニメーションキャラクターの商品化許諾、ブランド管理を行うライセンス事業や、プロデュース事業、プロモーション事業を行っている企業です。
2024年11月現在、新卒採用の募集はなく、中途採用で即戦力となる人材を募集中。
株式会社創通は「世界中の子供達と夢・感動を共有するエンターテインメント企業でありたい」という想いを大切にしています。
世代を超え多くの人と夢と感動を共有できることを目指す考えを理解し、採用試験に挑んでみてください。
参照元|株式会社創通公式サイト「事業内容」「採用情報」
年収が良い大手アニメ制作会社一覧

以下は、年収が良い大手アニメ制作会社ランキングです。
順位 | 会社名 | 平均年収 |
1位 | 東宝 | 898万円 |
2位 | 東映 | 892万円 |
3位 | KADOKAWA | 857万円 |
4位 | セガサミー | 832万円 |
5位 | エイベックス | 824万円 |
6位 | 松竹 | 798万円 |
7位 | 東映アニメーション | 803万円 |
8位 | ソニー・ピクチャーズエンターテイメント | 765万円 |
9位 | フリュー | 673万円 |
10位 | 東北新社 | 600万円 |
平均年収の良い企業は、経営状況も良好で安定している可能性が高いとされています。
社員の成果や貢献度をきちんと判断してもらえることが期待でき、高収入を目指したい方におすすめです。
売上が良い大手アニメ制作会社一覧

以下は、売上が高い順に大手アニメ制作会社ランキングです。
順位 | 会社名 | 売上高 |
1位 | セガサミー | 4678億9600万円 |
2位 | 東宝 | 2833億4700万円 |
3位 | KADOKAWA | 2581億900万円 |
4位 | 東映 | 1713億4500万円 |
5位 | アニプレックス | 1526億3800万円 |
6位 | エイベックス | 1333億8700万円 |
7位 | 東映アニメーション | 886億5400万円 |
8位 | 松竹 | 854億2800万円 |
9位 | 東北新書 | 528億1900万円 |
10位 | ブシロード | 487億9900万円 |
売上高が高い会社は、規模が大きく、福利厚生や給料も良い傾向が。
また、売上高は直近だけでなく、過去の売上高や伸び率もチェックし、経営が安定しているかも確認しましょう。
営業利益が良いアニメ制作会社一覧

以下は、営業利益が良いアニメ制作会社ランキングです。
順位 | 会社名 | 営業利益 |
1位 | 東宝 | 529億5100万円 |
2位 | セガサミー | 538億3000万円 |
3位 | 東映 | 293億4200万円 |
4位 | 東映アニメーション | 233億600万円 |
5位 | KADOKAWA | 184億5400万円 |
6位 | フリュー | 37億7100万円 |
7位 | 松竹 | 35億8400万円 |
8位 | ブシロード | 33億8500万円 |
9位 | 東北新社 | 26億7800万円 |
10位 | マーベラス | 24億1500万円 |
営業利益で見てみると、売上高ランキングと同様の会社も多数ありますが、東宝、セガサミーに関しては売上高だけでなく、営業利益も高いことが伺えます。
営業利益が高ければ会社が従業員のために使える金額も多くなるため、手厚い福利厚生も期待できるでしょう。
アニメ制作会社はやめとけと言われる理由・やばいって本当?

アニメ産業における離職率は新規参入後4年以内で約25%、8年以内になると68%と高い数値となっています。
アニメ制作会社は「やめとけ」と言われる理由や、離職率が高い理由は、以下のようなことが原因かもしれません。
前向きに採用試験にチャレンジできるよう不安に思う部分をクリアにしておきましょう。
①残業時間が長い
アニメ制作会社は、他の業界よりも残業が多い傾向にあります。制作を行う上で、定められたスケジュール通りにある程度の行程を済ませておかなければ納期に間に合わないといったリスクも起こるでしょう。
特に、アニメーター・監督・演出家などといったクリエイティブと呼ばれる人たちは、業務時間が不規則になりがちです。また、進捗状況次第ではどの担当でも労働時間が長くなってしまう可能性はあります。
ただアニメ制作会社の中には、働き方改革に取り組んでいる会社もあるので従業員に配慮した労働環境を整えているところも増えてきているでしょう。
アニメ制作会社で働き続けるためには、就職前に働き続けやすい企業なのかしっかりリサーチしておきましょう。
②給与が低い
アニメ制作会社に就職すると、年収や給与が上がりにくい場合があります。
アニメ制作の特性上、色々な企業から資金を出資してもらいアニメを制作するため、意外にもアニメ制作会社に入ってくる報酬は多くありません。
そのため、従業員に還元できる給与が十分に確保できず、年収や給与を上げるのが難しい会社が多いのも現状です。
③休日出勤が多くワークライフバランスが取りづらい
アニメ制作会社のデメリットとして長時間労働が多いことを伝えましたが、残業だけでなく休日出勤も多いと言われているのがアニメ制作業界です。
労災の認定基準になる月間の就業時間は月260時間以上となっています。この基準に対し、アニメ制作者の該当割合は2017年には約30%でした。
しかし、2022年には約10%弱まで低下しており、月間就業時間が240~260時間の割合も低下している傾向にあります。
残業や休日出勤が少なめなホワイトな企業もありますので、続いて紹介するホワイト企業のアニメ制作会社の特徴を参考にしてください。
参考サイト:日本総研「わが国アニメ産業の現状と課題」
ホワイト企業のアニメ制作会社の特徴5つ

ここからはホワイト企業のアニメ制作会社の特徴を紹介します。
ホワイト企業の特徴を押さえたアニメ制作会社を選び、仕事とプライベートを両立できるような働き方を目指しましょう。
①年収が全国平均年収より高い
アニメ制作会社のホワイト企業は、年収が全国平均よりも高いところが多い傾向にあります。
国税庁の「民間給与実態統計調査」の結果によると、全国平均の年収は約458万円(令和4年分)となっており、月給は38万円、手取りにすると月30万円ほどです。
平均年収については、各会社の有価証券報告書で確認できる他、ホームページ、口コミサイトに記載されている場合もあるため、確認しておきましょう。
②技術継承の環境が整っている
アニメ制作会社は、技術力不足が離職理由になることもある業界で、特に30代以上の方は職場の実務経験を積んで仕事を覚えた方が多い傾向にあります。
しかし、後輩に教える環境が整っておらず、技術継承が実務だけでは追いついていない会社も!実際に30歳未満の方は、学校や独学の他、会社の研修で技術を学んだ方が多いのが現状です。
アニメ制作会社で働き続けたい場合は、入社後の研修制度が充実していて、スキルアップを目指しやすい会社を選んでください。
③社員の口コミ評価が高い
ホワイト企業は社員の口コミ評価も高いのが特徴です。
社員の口コミがチェックできる就活生におすすめの口コミサイトとしては、「エンゲージ」や「openwork」があります。
実際に勤務した人の口コミが見られるので、以下のチェックポイントを意識して確認してみてください。
- 退職した理由
- 働きやすさ
- ハラスメントについて
特に退職理由は良い参考になります。また、口コミ内容と共に会社の各項目のスコアも確認しておくと安心です。
④残業時間が44.2時間以下
アニメ制作会社のホワイト企業は、残業時間も少ない傾向にあります。
残業時間の目安は、月に44.2時間以下です。
平均の月の残業時間が44.2時間を超える会社は、ワークライフバランスが崩れやすくなってしまう可能性が高いでしょう。
平均残業時間が少ない会社は、ホームページや募集要項で公開しているところも。
また、ホームページで確認できない場合は、就活向けの口コミサイトでチェックしてみてください。
⑤休日出勤が少なめ
アニメ制作会社のホワイト企業は、休日出勤が少なめです。
ただし、アニメ制作会社では納期のある業務が多数あるので、ホワイト企業であっても納期がある場合、締め切り前には休日出勤が必要な場合も。
そのため、休暇制度が整っている企業であるかチェックしましょう。
休暇制度が整っている企業なら、繁忙期以外であれば休みをしっかり取れる可能性が高いと言えます。
人気のアニメ制作会社が求める人材の特徴3つ

人気のアニメ制作会社への就職を目指すなら、求められている人材の特徴を理解しておく必要があります。
アニメが好きなことはもちろんですが、スキルや学歴も求められるため、それぞれ詳しく見ていきましょう!
①アピールできるスキルがある
中途採用でアニメ制作会社へ就職するためには、アピールできるスキルも必要となります。専門的なスキルを身につけるためには、専門学校に通うことがおすすめです。
アピールできるスキルを職種ごとにまとめたので、チェックしてみてください。
職種 | スキル |
制作(アニメーター・CGクリエイター) | ・基礎画力 ・デジタルスキル ・ポートフォリオ作成 |
企画/管理(制作デスク・プロデューサー・アニメ監督) | ・企画力 ・スケジュール管理能力 ・作画 ・着彩・編集 |
専門学校では、プロに直接指導してもらえたり、アドバイスをもらえたりする環境が整っています。
また、アニメ制作会社の求人は専門学校に集まりやすいので、就職を有利に進められますよ。
②新卒の場合は学歴が大卒・専門卒以上
新卒採用では応募条件として、学歴が大卒・専門卒以上が求められることが多くあります。
特に人気のあるアニメ制作会社では、学歴を重視しているところも多いため、希望する会社の応募条件や過去に採用された人の学歴を確認してみてください。
もちろん、高卒でもアルバイトであれば働ける場合もあり、ゆくゆくは正社員に登用してもらえるところも。
ただし、アニメ制作会社へ正社員で入社し、安定した給料をもらいたい場合は、大学や専門学校は卒業しておくと良いでしょう。
また、アニメ制作会社は数が少なく即戦力を求める傾向にあります。新卒採用よりも中途採用のみをしている会社も多いので、制作実習の経験も積んでおきましょう。
③アニメに対して情熱を持っている
アニメ制作会社への就職では、スキルだけでなく、まずはアニメに対しての情熱が必要です。
「アニメが好き」だけではなく、アニメについて深く理解し、クリエイティブな業界で活躍したいという熱意を持ちましょう!
アニメ制作会社は締め切りに追われたり、長時間労働を強いられることもあります。
特に新人の頃は、情熱がなければ長く続かない可能性があるので、情熱を持って就活に望んでみてください。
人気のアニメ制作会社の内定を勝ち取る方法5つ

こちらでは、人気のアニメ制作会社の内定を勝ち取る方法を確認していきましょう!
内定を勝ち取るポイントを押さえて、就活を有利に進められるようにしてください。
①アニメ制作会社の作品を徹底的に調べる
アニメ制作会社の内定を勝ち取るためには、志望する会社が手掛けた作品は徹底的に調べておきましょう。
面接では志望動機を聞かれますが、その会社が手掛けた作品についての話を絡めて志望動機を語れると採用担当者へ入社意欲がより伝わりやすくなります。
会社の代表的な作品はもちろんですが、ニッチな作品の話をすると会社について深く理解していることも伝わりやすいのでおすすめです!
アニメ作品の場合は魅力を感じた点を伝え、アニメのグラフィック作品であれば感銘を受けた点を伝えられるようにしてみてください。
②ポートフォリオをしっかり作る
アニメ制作会社の内定を勝ち取るためには、ポートフォリオをしっかり作る必要があります。ポートフォリオは自分自身の技術をアピールできる材料です。
ただし、提出するポートフォリオの規定は会社によって違うので、希望する会社の募集要項をしっかり確認した上で作成してください。
書類選考を通過できるかの重要な要素にもなりますので、妥協せず自分自身が納得できるものを送付しましょう。
③会社説明会に参加する
希望するアニメ制作会社の会社説明会には、必ず参加するようにしてください。
アニメ制作会社は数が少ないため、求人に対して応募者が多く、倍率が高くなる可能性があります。会社説明会への参加が応募条件になっている場合も。
また、アニメ制作会社は会社によって、作品や作品制作の進め方が異なり、労働環境にも差があります。
会社説明会では、会社ごとの特徴や職場環境についても確認することが可能なので、積極的に参加しましょう。
④逆求人サイトを利用する
アニメ制作会社の内定を勝ち取りたいなら、会社側から面接や面談のスカウトがくる逆求人サイトの利用がおすすめです!
逆求人サイトとしては、「OfferBox(オファーボックス)」や「キャリアチケットスカウト」があります。
自分自身のプロフィールやアピールポイント、保有スキルを登録してスカウトを待ちましょう。
自分に興味を持ってくれた会社であれば、内定も勝ち取りやすいのでぜひ利用してみてください。
⑤制作以外の仕事にも目を向けてみる
アニメ制作会社の内定を勝ち取りたいなら、制作以外の仕事にも目を向けてみてください。
どうしても制作の仕事がしたい場合は制作の仕事に絞って応募するのがおすすめです。
しかし、「アニメに関わる仕事がしたい!」「未経験だけどアニメ業界に関わりたい!」という方は、制作以外にもアニメ制作会社の仕事は多岐にわたります。
アニメグッズの製造や販売、アニメ関連のイベント企画や運営の仕事もあるので、いろんな職種をチェックして自分に合った職種を選んでみましょう。
アニメ制作会社の就職に向けてスキルを磨こう!

アニメ制作会社は残業や休日出勤といった大変な面もありますが、自分自身が携わった作品を世に送り出せるというやりがいがあります。
実際に自分自身が携わった作品が公開された時には、他の業界では味わえないような感動を感じられる仕事です。
就活で人気のアニメ制作会社のランキングを参考にしながら、自分に合った会社や職種を選んでみてください。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。