就活を控えている学生の皆さん、広報PRの仕事と聞くとどんなイメージがありますか?
SNSやメディアでよくみられるように、企業の広報担当者がインタビューされて自社商品を紹介したり、仕事のやりがいを語ったりする姿が思い浮かぶかもしれません。
もちろん表舞台に立つ華やかな仕事も広報PR業務の一部ですが、それだけではありません。
今回の記事では「えっ、それも広報PRの仕事なの?」という内容をお伝えするので、ぜひ就活を進める上での参考にしてください。
広報PR業務に関心のある学生さん向けに、カリクルの学生インターン募集についてもお伝えしているので、最後までお見逃しなく!
広報PRの仕事とは
広報PR担当者の主な仕事は、企業の認知度をアップさせて業績向上につなげることです。
プレスリリースやメディアなどで、企業が作っている製品や提供しているサービスを発表し、購入してもらうことが目的です。
購入につなげるためには、自社製品やサービスについて正しい知識や良いイメージを持ってもらう必要があります。そのため広報PR担当者に必要な能力のひとつとして、ライティング(書く力)が挙げられます。
しかし、ただ分かりやすい日本語が書ければいいというわけではありません。商品を手に取る人の気持ちを汲む必要があるのです。
例えば缶コーヒーをオフィスで働く会社員に向けてPRしたい場合、「おやつにケーキと一緒に缶コーヒーを」ではなく、「仕事の合間に缶コーヒーを飲んで、頭をリフレッシュさせましょう」といったフレーズが適切だといえるでしょう。
つまり、広報PR担当者にはマーケティングスキルも必要で、ユーザーのニーズを常に考え、その人の状況を細やかに読み取った上で、メッセージを伝えなければいけません。
広報PR担当者が所属する部署名は、大手企業では「広報部」「広報宣伝部」、外資系だと「コーポレートコミュニケーション部」「マーケティングコミュニケーション部」と呼ばれることもあります。
業務内容はIR(Investors Relations)という投資家向けや、採用広報といった人事業務、または社内向けの総務の仕事と兼務することもあります。内容が多岐に渡るため、就活の企業分析で情報を収集した上で応募するようにしましょう。
次に、広報PRの仕事内容を一部紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!
ココが面白い!広報PRの仕事
SNSやメディア運営、イベント企画や経営参加など、広報PRの魅力的な仕事内容をお伝えします。
その①:SNSでファンづくり
最近では、メーカー、アパレル、食品、観光、銀行などあらゆる業界で、フェイスブック、Twitter、インスタグラムといった公式SNSを運用しています。多くの場合、広報PR担当者がSNS運用を担当しているでしょう。
SNSを運用するにあたって大切なのが、一貫性を保つこと。インスタグラムのデザインや写真の雰囲気など、すべての投稿で統一することが大切です。
それに加えて、投稿者の人柄が見えるとバズって話題になることも。
例えば1885年創業の「安本産業株式会社」では、調味料を開発販売しています。そのTwitter担当者がつぶやいたこちらの投稿が大ヒットとなり、フォロワーが何万人も増えて注文が殺到することになりました。
https://twitter.com/yasumotoshoyu/status/1298527441820856320
インスタグラムではデザインを統一して、フェイスブックではビジネスライクに、Twitterではフレンドリーに、とSNSの特徴に応じて投稿を変えてみるのもいいかもしれませんね!
その②:メディアコンテンツ作成
次に広報PRの仕事で挙げられるのが、メディアコンテンツの作成業務です。「オウンドメディア」と呼ばれていて、企業は自社製品やサービスに関するコンテンツを作成し、ブログ形式で配信しています。
例えば、「北欧、暮らしの道具展」というウェブサイトはご存じですか?これはECサイトとオウンドメディアがひとつになったサイトです。
北欧風のあたたかい道具や暮らしに関するコラムの中に、商品が紹介されています。
スマホアプリでも手軽に読んで買い物ができるので、商品を使った生活がイメージしやすく人気のメディアです。
その③:イベント企画、運営
新商品が発売されたときの発表会や展示会出席などイベントを企画、運営するのも広報PRの仕事です。
例えば、貝印株式会社の新商品発表会とメイクセミナーイベントを見てみましょう。
元NMB48でタレントの吉田朱里さんを起用し、2021年春の新商品を紹介。ねこをモチーフにしたアイラッシュカーラー、オシャレハサミなどをPRしました。
さらに、吉田朱里さんによる春メイクレッスンも開催して商品の使いやすさをアピールしています。
その④:企画経営に参加
ここまで紹介してきた広報PRの仕事は、会社の経営方針と一致する必要があることに、気づきましたか?
つまり会社のブランディングに即したSNS運用、オウンドメディア配信、イベント企画をしなければならないということです。
会社のイメージを統一して一貫性を持たせるためには、会社の経営方針をしっかり理解する必要があります。そしてイメージが崩れないよう責任を持って、言葉や写真、デザインなどをウェブ上やイベントで伝えていかなければいけません。
実は、会社の企画経営にしっかり参加できる点が広報PRの最も面白い部分でもあります。
広報PRの仕事に就くために学生生活で準備できること
ここまでは広報PRの魅力的な仕事内容についてお伝えしてきましたが、実際のところ新卒でいきなり広報PRの仕事に就くのは難しいといわれています。
経営にも関わる業務内容なので、別部署で経験してから広報PR担当になることが多いようです。
とは言っても、まったく不可能ではありません。そこで「新卒でも広報PRの仕事に就きたい!」と思っている学生の皆さんの夢が叶うように、今のうちに準備できることをお伝えしますね。
企業のアルバイトやインターンに参加
企業で学生を対象にした広報PR業務のアルバイトやインターンを募集していることがあるので、見つけたら積極的に参加しましょう。
夏休みなど長期期間を利用して、しっかりと体験してみるのもいいですね。
比較的若い企業の求人情報を掲載しているWantedlyでは、学生向けインターンも募集しているので、ぜひチェックしてみましょう。
個人のSNSやブログで発信
今では個人が世界に向けて発信できる時代です。テーマを決めて、学生の内からSNSで発信し、フォロワー数を増やしておきましょう。
SNSやブログで注目を浴びるためのコツは、読んでくれる人の役に立つコンテンツを発信することです。サークル、旅行、勉強法、恋愛、アルバイト、お金など、メッセージに一貫性を持って発信してみましょう。
フォロワー数が一定以上増えると、企業からPR案件を持ちかけられるなど、就活でアピールできる内容ができる可能性があります。
接客業でコミュニケーション力を獲得
「地方在住でインターンできる会社が少ない」「個人の出来事をSNSで発信するのは苦手」そんな場合でも、広報PR職に近づく方法があります。
それは、コミュニケーション能力を磨くことです。広報PRの仕事は、社外だけでなく社内の人たちに対しても、細やかな対応や気遣いが必要となります。
そのため、学生の間にアパレルショップや飲食店、ホテルやコールセンターなどでアルバイトをして、知らない人とも話せる能力を身に付けておきましょう。
【インターン募集】広報PRの仕事を知って就活しよう
今回の記事では広報PRの仕事内容を例を挙げてお伝えしてきました!ますます興味が湧いてきましたか?
学生の間からアルバイトやインターンで携わって、就活に備えておきましょう。
そこで皆さんに朗報です!
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このメディアの監修者
いとかな
#フリーランス4年目 #ライター #英語リサーチャー #元セラピスト #ホテルPR業務もやっている #転職経験あり #新卒で翻訳コーディネータをしていた # 海外長期滞在2回あり