理系のインターンシップの特徴を解説|参加のメリットや種類も紹介
理系学生の中には、「インターンシップに参加した方が良いのかな」と気になっている人も多くいるのではないでしょうか。
しかし実際に参加を検討してみると、「理系のインターンシップってどんな感じ?」と分からないことも多くあるものですよね。
そこで本記事では、理系インターンシップの特徴やメリット・デメリットなどについてかんたんに解説します。
インターンシップへの参加を検討している理系学生の皆さんは、ぜひ対策にお役立てくださいね。
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インターンシップの種類2つ

理系のインターンシップについて調べるうえではまず、インターンシップの基本事項を理解しておくこと大切です。
そこでここでは、インターンシップの種類を以下の2つに分けて紹介します。
①短期インターンシップ
短期インターンシップとは、数日から数週間程度の比較的短い期間にわたって実施されるインターンシップを指します。
実施期間が短いことから実際の業務にかかわるプログラムは少なく、職場見学やグループワークなどが中心になるケースが一般的です。
比較的拘束時間が少ないことから、学生としては学業やアルバイトなどと並行しやすいと考えられます。
大学の教育カリキュラムの一環として行われることもあり、経験する学生も比較的多いと考えられるでしょう。
②長期インターンシップ
長期インターンシップとは、1ヵ月以上の長期間にわたって実施されるインターンシップシップのことです。
長期インターンシップでは実務に携わることが一般的であり、より実践的な経験ができる点は大きな特徴だと言えます。
実務を任せることから、長期インターンシップを入社選考の一部として考えている企業も少なくありません。
就活生としても、実務経験を積むことでスキルを身につけられるだけでなくそのまま内定につながる可能性もある、重要なプログラムだと言えるでしょう。
理系のインターンシップとは|研究職や技術職がメイン

ここでは、理系のインターンシップについて以下の2点に整理して紹介します。
①理系学生向けのインターンシップがある理由
理系学生向けのインターンシップが用意されている理由としては理系分野の知識が必要な職種における入社後のミスマッチを減らすことが考えられます。
エンジニアや研究職など、主に理系学生を対象として採用活動をするケースにおいては、インターンシップも理系向けにした方が効率的です。
また理系専門職の採用ではなくても、理系学生の論理的思考能力を高く評価する企業も多くあると考えられます。
金融業界やIT業界で理系向けのインターンシップを実施しているケースも多々あり、参加によってキャリアパスの選択肢を広げることにもつながるでしょう。
②理系学生用の推薦枠のため
理系向けのインターンシップには、一般応募だけでなく理系学生に向けた推薦枠を用意しているケースもあります。
インターンシップへの参加には基本的に選考の突破が必要ですが、推薦枠を利用できれば選考を受けずに参加可能です。
推薦を受けられた学生は「大学から推薦される人材」として企業の担当者から好印象を持たれる可能性もあります。
理系学部に通っているのであれば、ゼミの教授や大学の就職課などに推薦を受けられないか確認してみることも大切です。
理系学生がインターンに参加するメリット・デメリット5選

ここでは、理系学生がインターンシップに参加するメリット・デメリットを以下の通り紹介します。
メリット①内定直結のルートがある
理系学生がインターンに参加するメリットとしてまず、内定に直結する可能性があることが考えられます。
インターンを開催する企業の中には、採用活動の一環だと位置づけているところも少なくありません。
長期インターンに参加して高評価を得られれば、卒業後すぐに正社員として採用してもらえるケースも十分に考えられます。
採用に直結しないとしても、インターンシップにて優秀さをアピールできれば企業側に好印象を与えられるでしょう。
メリット②専門知識を学ぶことができる
専門知識を身につけられる点も、理系学生がインターンシップに参加する大きな利点の1つです。
特に長期インターンシップに参加すれば実務に携われることから、実践的な知識を身につけられます。
現場で利用されている最新の技術や研究について学べる機会は、大学やアルバイトではなかなか得られません。
仕事には現場でしか学べないことも多々あることから、机上の勉強では得られない知識を得られる貴重な経験にできるでしょう。
メリット➂就業体験になる
理系がインターンシップに参加するメリットとしては、就業体験になることも挙げられます。
理系の学生の就職では、教授や研究室から推薦を受けてそのまま決定するようなケースも多いものです。
就業体験を経ないまま就職してしまうと、入社後のギャップに悩むことにもなりかねないでしょう。
インターンシップで現場の空気や働くことそのものについて体験することで、より具体的なイメージを持って就職に臨めると考えられます。
デメリット④学業との両立が難しい
理系学生がインターンシップに参加する注意点としては、学業との両立の大変さが考えられます。
理系学生は研究や実験など、文系学生と比較しても学業においてやるべきことが多いと考えられるためです。
インターンシップへの参加は就活生としてもちろん大切ですが、同時に学生としては学業をおろそかにできません。
特に長期インターンシップへの参加はスケジュール的にも厳しくなると想定されるので、学業との両立はしっかりと意識して予定を組む必要があります。
デメリット⑤選考が通りにくい
インターンシップ参加への選考に通りにくいことも、理系学生にとっては大きなデメリットです。
特に近畿企業のインターンシップでは倍率が高いケースも多く、参加したくても選考に通らない事態は十分に考えられます。
インターンシップ参加にあたってはしっかりと準備を行い、選考通過の可能性を高めることが必要です。
大学の研究室や就職課にに推薦の枠がないか確認したり、インターン参加経験がある先輩に話を聞いたりすることも大切でしょう。
理系学生におすすめのインターンシップの種類3つ

ここでは、理系学生におすすめできるインターンシップの種類として以下の3つを紹介します。
①エンジニア
理系学生におすすめできるインターンシップとしてまず挙げられるのが、エンジニアの職種です。
エンジニアにはさまざまな種類があり、幅広い業界が対象だと言えます。仕事内容も幅広く、さまざまなスキルを身につけるチャンスがあるでしょう。
実務に関わることができれば、貴重な知識や経験を得る機会になります。年々ニーズが高まっている職種であり、多くのチャンスがある点も魅力的です。
自分が気になる業界で、エンジニア職のインターンシップが実施されていないか確認してみることをおすすめします。
②SE(システムエンジニア)
SE(システムエンジニア)とは、システム開発にける提案・設計から構築までに関わる専門職です。
SEもニーズが高い職種であり、今後も慢性的な人材不足が続くとみられていることからチャンスは多くあります。
一人で黙々と仕事をするイメージを持っている人もいるかもしれません。
しかし現場ではクライアントやチームメンバーと想像以上にやり取りをする仕事であり、コミュニケーション能力に自信がある人には適しているでしょう。
➂MR(医薬情報担当者)
MR(医薬情報担当者)とは、自社が扱う医薬品を医療機関にたいして説明し、販売する営業職のことです。
文系学生が多く就職する職種ですが、業務で医薬品を扱うことから化学をはじめとする理系分野の知見を持っていると有利だと考えられます。
医薬品に対するニーズが今後なくなるとは考えにくいことから、一定の将来性もある職種だと考えられるでしょう。
ただし文系の学生もライバルになるため倍率が高くなりやすく、参加にあたっては十分な準備が求められあmす。
理系のインターンシップの特徴を抑えて積極的に参加しよう

理系学生にとって、インターンシップへの参加は内定に直結する可能性があるだけでなく、専門知識や経験を得られる貴重な場でもあります。
参加にあたっては基本情報をしっかりと押さえておき、準備を万端にして臨むようにしましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。