就活解禁に説明会の参加…乗り遅れないために準備しておくべきことは?
新卒の就活といえば、大学3年生の3月に説明会、4年生の6月から採用面接などの選考が解禁が一般的なスケジュールですよね。
3月の説明会が解禁される直前から就活の準備を始めるのは、ほかの就活生よりも乗り遅れた状況といえます。
就活における準備を含めると、就活は大学3年生になったときからスタートするといっても過言ではありません。
今回は、就活に乗り遅れないために準備しておきたいポイントについて紹介します。
乗り遅れないためには大学3年生の夏までに準備しよう!
夏のインターンの参加の可否によって、就活の事前準備のタイミングは変わります。
夏のインターンに参加するのであれば、大学3年生春から事前準備をスタートして、7月頃には自己分析から企業研究まで完了しているのがよいでしょう。
何を準備していくかも重要ですが、いつから始めるのかも合わせて考えてみてくださいね。
夏のインターンシップに向けての準備も大切
夏のインターンは、学生の夏休み期間である7月~9月頃を中心に開催されています。
説明会解禁の3月よりも数ヶ月早くスタートすることになるので、インターンに参加したい学生は、この時点で自己分析や業界研究をしておかなければなりません。
夏のインターンの参加に迷っている方は、事前準備ができていれば「インターンに参加しておけばよかった…」と後悔することはないでしょう。
スキルアップ・就活の方向性・職業に対する適正を把握するなど、インターンに参加する目的を踏まえて参加すれば、本格的に就活が解禁になったとき乗り遅れることはないはずです。
大学1年生~2年生で準備をしている人は何をしているの?
「大学に入学して1年ちょっとですでに就活!?」と驚く方もいるかもしれませんが、早くも就活に本腰を入れている1、2年生がいるのは現実です。
長期インターンへの参加を計画している学生や、超大手企業や人気企業の入社を強く希望する1、2年生は3年生向けの合同説明会に参加している学生もいます。
とはいえ、超早期から就活をしていなければ大手企業から内定をもらえないというわけではなく、あくまで就活を通して自分自身を高めるための手段といえるでしょう。
1、2年時は焦って就活をしなくてもよいので、
- アルバイトやサークルでの経験値をアップする
- 先輩の就活体験談を聞いておく
- さまざまな業界の社会人と交友関係を広げる
- 一般教養、一般常識の取得
このような、就活には直接関係なくても、後々自分の強みとして就活で生かせる要素を身につける・伸ばすことに着目してみるのがおすすめです。
就活解禁で乗り遅れないための事前準備&タイミング
3月の説明会解禁までにいろいろな準備ができていなかったからといって、就活そのものが失敗ということはありません。
ただし、着実に余裕を持って準備できていれば、焦ることなく事前準備をおざなりにすることはないでしょう。
ここでは、説明会解禁を迎える大学3年生の3月以前から考えておきたい、5つの事前準備について紹介します。
事前準備①自己分析
自己分析では、幼少期~大学での経験、得意なこと、好きなこと、価値観などを言語化していく作業になりますが、これらは数ヶ月で変化することはないので、学年に関係なく早い時期からスタートしておいたほうがよいでしょう。
早めのスタートを推奨する理由は、どのような業種のどの企業にエントリーするか決めていないときでも、これらを明確にするために自己分析が必要となるからです。
自己分析をする方法としては、
- インターネットの自己分析ツール
- 就活サイトの自己分析、適職診断ツール
- 紙、タブレット、Excelなどにひたすら自分の特徴を書いていく
といったものがあり、どの方法でももちろんOKで、いくつかの方法を組合わせるのおすすめです。
早い時期から自己分析を始めておいて「自分はこういう部分があるかも」と思えば、メモ帳にどんどん追加していくのもいいですね。
事前準備②業界研究・企業研究
3年生で夏のインターンに参加するのであれば、3年生に進級したころからエントリーする業界を明確にしていきたいものです。
ある程度希望の業界を絞れたら業界研究を行い、どの企業のインターンに参加するかを決めて、インターン先の企業研究をしておきましょう。
インターンに参加しないのであれば、夏休みを有効活用して自己分析・業界研究・企業研究を進めていくのもいいかもしれません。
事前準備③リクルートスーツの選定
「リクルートスーツなんて説明会の前に揃えておけばいい」と思うかもしれませんが、できるだけ早く準備をしておきましょう。
自分にマッチするスーツを選ぶためには、サイズ感・カラー・柄にこだわり、スーツに着られないよう、着こなすための準備が大切です。
リクルートスーツは、説明会や面接のときだけに着用するものではなく、OB・OG訪問やインターンシップ、ESに貼り付けるための写真を撮影する際に必要になります。
「ESの写真はスタジオでプロのカメラマンに撮ってもらいたい!」と思うのなら、その予約などの準備もあるので、スーツ・シューズ・バッグの一式を早めに揃えておいたほうが安心です。
「いつでも買えるじゃん」と思うものほど後回しにしてしまい、気づけば焦って準備することになってしまうことになりかねないので、気付いたときから準備を意識しましょう。
事前準備④OB・OG訪問
OB・OG訪問が集中する時期としては3月~5月となりますが、このピークを避けるために、大学3年生の2月頃を狙うのもよいと言われています。
ピークの時期を避ければ先輩方との連絡が取りやすく、お互いに心の余裕を持って会うことができるでしょう。
OB訪問は、先輩のタイミングさえよければ少々早いくらいでもよいのですが、遅すぎると先輩に会えない、就活が遅いという印象を与えてしまいかねません。
上記のこととは異なり、自分以外の人が絡んでくる事柄に関しては、より綿密にスピーディーな事前準備が成功の秘訣です。
気付いたときからはじめよう
事前準備を細分化していくと、4種類だけではなく何倍にも増えていきますが、それはあなたが就活の準備を進めていくなかで、自分に必要なものが見えてくるでしょう。
就活に乗り遅れないためには、大学3年生の春頃から事前準備を進めていきましょう。
説明会や面接が解禁されるタイミングを逆算して、なにをどれくらいの期間をかけて進めていくかの計画しておけば、ダラダラと準備をすることは防げますよ。
「就活での不安を抱えている」「スーツの準備で迷っている」といった悩みがある方は、ぜひカリクル公式LINEから相談をしてみてくださいね。
このメディアの監修者
原あゆむ
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