こんにちは!カリクル運営担当の岡村です!
就活を進めるにあたって、志望企業の採用がストップして目標を見失ってしまっている人、内定承諾後に迷いが生まれる人も、少なくないのではないでしょうか?
今回は、早稲田大学卒業後、メガバンクを1年で退社し起業をしたという、株式会社カンリー・代表取締役社長の秋山祐太朗さんにインタビューをしてきました!
株式会社カンリー 代表取締役社長 秋山祐太朗さん(@YutaroAkiyama)
2015年に早稲田大学社会学部を卒業後、新卒で三井住友銀行へ入行。個人・法人営業を経験し、スタートアップベンチャーへ転職。法人営業や新規事業の立ち上げを経験し、共同代表の辰巳衛さんとともに株式会社Lerettoを創業。
【株式会社カンリー】
「次世代のインフラを創る」というミッションを掲げ、小売、飲食店舗の集客支援・業務効率化サービス事業/MEOコンサル事業/インターネットメディア、広告事業等を展開
志望企業に内定するも、迷いのあった就活
秋山さん、本日はインタビューにお時間いただきありがとうございます!よろしくお願いします!
1年でメガバンクを退社して起業をされたということで、とても興味深いご経歴なのですが・・・
まずは、就活生時代のお話を教えてください!大手の銀行に内定・入社されたということですが、就活で苦労したことはありますか?
ありますね・・・僕の就活はスムーズなものではなかったので(笑)
え!詳しく教えてください!
僕が就活していた年は、4年生の4月に選考解禁だったので、5月時点でいくつか内定はありました。
当時行きたいと思っていた外資系IT企業に内定をいただいていて、年収も1,000万円を見込めるようなところではあったんですが、自分の中で腑に落ちない部分があったんですよ。
行きたい企業からの内定だったのに腑に落ちない・・・?なぜですか?
果たして自分はこのままこの企業に就職していいのだろうか?と疑問がありました。
今のまま就職するのは想像できるルートのキャリアになるであろうから、違う気がしたというか・・・
ん?!想像できるキャリアではダメだったんですか?
いえ、ダメというわけではなかったんですが・・・
僕自身、それまでの人生の中で、自分の向いてないことに挑戦して可能性が広がった経験があったんです。
ですが、その時に内定をいただいていた企業は、向いていることだったので、納得できていなかったんです。
ほ~・・・
向いてないことで可能性が開けたというのは、例えばどんな経験があったんですか?
学生時代に新聞の営業をしていたんですけど、それをやろうと思ったのも、営業が向いてないと思ったからで・・・
というのも、私自身、人と話すのが苦手で(笑)
まあ、今も得意ではないんですけど・・・
そうなんですか?!
(こんなに優しくお話してくれているのに・・・)
※本当に優しく丁寧にお話いただいたので、岡村ビックリでした!
そうなんです(笑)
口下手で、よく噛んでいたので、そうゆう苦手を克服するという意味でも、新聞営業を始めました。
そこで営業がこんなにも断られる職であると知れたことが、私自身にとってはすごく大きかったんです。
なので、このまま外資系ITに進んでも、今の自分自身の延長線上にしか進まないのではないかと思いました。
将来への可能性はもちろんありましたが、逆張り感のようなものはないなと・・・
それで納得ができなかったんですね?
そうですね。
ボストンで大手銀行の内定へ
そこから、10月の内定式の直前に内定を辞退して、11月にアメリカのボストンに行ったんです。
ボストン?!
はい。カナダへの留学経験もあったので、ボストンキャリアフォーラムという留学生向けの就活イベントに参加して、そこで三井住友銀行に内定をいただきました。
そうだったんですね!
銀行は僕にとって向いている業界とは言えなかったので、可能性が広げられるのはここだ!と思い、入社しました。
向いていないからこそ入社する・・・
なかなか珍しいケースな気がします・・・
珍しいですかね?(笑)
ちなみに、なぜ向いてないと思ったんですか?
金融に関する勉強は難しそうだなという印象もありましたし、僕は細かい性格ではないのでお金の計算なども苦手で・・・
それに、銀行という堅い組織の雰囲気も多分違うだろうなと思っていたので。
そうした全体的な観点で、向いていないな、と。
そうなんですね。
苦手な事に挑戦する時って、すごく勇気がいることだと思うのですが、一歩踏み出して飛び込むときに、どうやって覚悟を決めたんですか?
覚悟を決めるときは、背水の陣に自分の身を置くことを意識していますね。
就活時代の場合でいうと、内定を辞退してボストンへ行ったからこそ結果を残せたと思っています。
保険を残さずにボストンへ行ったからということですか?
そうですね。
内定のあるまま旅立っていたら結果は出なかったでしょうし、内定先の企業(外資系IT)のことも待たせてしまってご迷惑になりますし。お断りして、ゼロからスタートしたということは大きかったと思っています。
ご自身で逃げ道を封じて覚悟を決めたんですね!
不向きはチャンスのツイートはそうゆうことだったんですね!
実は、弊社の新卒の男の子が、秋山さんのTwitterの大ファンで・・・(笑)
そうだったんですね!(笑)
ありがとうございます!
多くの大手企業から内定を獲得されているから、就活での悩みはそんなに無かったのかな?と思っていたんですが、たくさん考えていらっしゃったんですね!
はい。自分の可能性を広げるために、いろいろ考えていました。
内定後に、この会社でいいのか?と思う就活生も少なくないですよね。そんな時、今までの自分を振り返ることで、納得を得られることもあるようです。
内定をゴールにするのではなく、その先の目標を見た時に答えが出るかもしれませんね。
ちなみに、わたしはCAを目指す就活生に向けたツイートがすごく素敵だなと思いました!
ありがとうございます。
僕自身、就活のときは「やり切る」ということを意識していました。大手航空会社が採用を中止したからといって、それで終わりではないです。
実際、僕の周りには諦めずに夢を叶えた人たちがいる。みなさん諦めずに「やり切った」から目指すべき職業に就けたと思うんです。
確かに、新卒の就活だけで全てが決まるわけではないですもんね。むしろスタートする準備段階ですよね!
そうですね。なので、やりたい事がなくなったと思わずに、目指すべき目標のために軌道修正して挑戦してほしいなと思います!
ありがとうございます!
では、次は秋山さんの新卒時代のお話をお聞きしたいんですが・・・
実は僕、入社して1年で辞めたんですよ。(笑)
え?!!?!
メガバンクに内定するも、1年で退社。そこには起業と大きな関係が・・・?
次回は、入社後~起業までのお話です!
▼第2弾はこちら
インタビューした秋山さんのTwitter、株式会社Lerettoのサービス情報についてはこちらから!
秋山祐太朗|元銀行員CEO(@YutaroAkiyama)
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このメディアの監修者
岡村
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