就職活動では、TOEICの点数が合否に関わることも珍しくありません。そのため、しっかりと対策し、高得点を取っておきたい人も多いでしょう。
しかし「TOEICで高得点を取れれば就活で無双できるの?無双するにはどれくらいの点数を取れればいいの?」と疑問に思いますよね。
そこで本記事では、就活で無双できるかどうかや、目安となるTOEICの点数を解説します。高得点を取るためにおすすめの勉強法も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
TOEICを使えば就活で無双できるか|スコア次第!

前提として、TOEICのスコア次第では就活で無双できる可能性があります。では、どれくらいのスコアを取れれば無双できるのでしょうか?
結論、就活で「無双する」レベルに達するためには、800点以上が必要と考えてよいでしょう。
TOEICの日本の平均スコアは580~590点です。そのため、600点以上のスコアがあれば平均的な水準の英語力があるという評価に繋がります。
ただし、無双するのであればこれを大きく上回る必要があります。業界によっては700点ほどでも無双できる可能性がありますが、外資系企業なども含めると考えれば、800点以上必要だと考えるべきです。
就活を無双できるTOEICスコアを解説

続いて、就活を無双できるTOEICスコアを点数別に解説します。
- 600~700点は英語をメインに使わない業種向け
- 700~800点は仕事で英語を活用できる
- 800点以上は英語を使う業種に対応可能
①600~700点は英語をメインに使わない業種向け
TOEICのスコア600〜700点は、上場企業が一般社員に求めるTOEICスコアの平均です。TOEICの平均スコアは580~590点のため、600点以上を取れれば受験者全体より高いレベルに入ります。
英語をメインに使わない業種であれば、強いアピールポイントとなり得るでしょう。
ただし、あくまで平均よりは上であるだけで、就活で無双できる点数ではありません。英語を使う企業や業種には通用しないと考えましょう。
②700~800点は仕事で英語を活用できる
TOEICの700~800点は、ビジネスシーンでは基礎的な定型表現を使って業務をこなせるレベルです。
TOEIC700点以上を取得している人は全体の上位29%であり、平均を上回る英語力を持っています。そのため、この点数を取れれば、就活で十分にアピールできると考えてよいでしょう。
また、700点以上はビジネスシーンで英語を問題なく使えるレベルであり、業務に関連する専門用語を覚えておけば、支障がないレベルとされています。
➂800点以上は英語を使う業種に対応可能
TOEIC800点以上は、一般的に英語力がかなり高い部類に入ります。800点以上は、受験者の上位15.9%以上、偏差値換算で60以上となります。
この点数を取れれば、英語を使う業種を含めたほとんどの企業で通用する、つまり「無双できる」と言ってよいでしょう。
また、転職の可能性が広がったり、収入がアップする可能性があったりとキャリア面でのメリットも数多くあります。海外赴任や海外出張にも手が届くラインです。
就活でTOEICを頑張るメリット3つ

続いて、就活でTOEICを頑張るメリットを3つ紹介します。
- 英語力が伸びる
- 就職後に役立つ
- 職業選択の幅が広がる
①英語力が伸びる
1つ目のメリットは、英語力が伸びることです。まず、リスニングとリーディングで様々な英語表現に触れることで、自然な英語の音や文法に慣れることができます。
また、テスト対策を通じて、効果的なリーディングやリスニングの戦略を習得し、スキルアップを図ることが可能です。
このように、TOEICの勉強は就活はもちろん、他の場面でも役立つ英語力の向上が期待できるのです。
②就職後に役立つ
2つ目のメリットは、TOEICの成績が就職後にも役立つことです。
一部の企業では、昇進や昇格の条件としてTOEICスコアが要求されることもあります。高得点を取れていれば、スムーズに昇進や昇格ができ、給与のアップにもつながるでしょう。
また、社内で海外駐在などを募る際、TOEICの点数が高いことがアピールポイントとなり、キャリアが広がります。他にも転職もしやすくなるなど、TOEICは就活だけでなく就職後にも役立つのです。
➂職業選択の幅が広がる
3つ目のメリットは、職業選択の幅が広がることです。
多国籍企業や外資系企業では、TOEICの高いスコアを持っていることで、グローバルでの仕事や海外へキャリアを積むチャンスが生まれます。
また、翻訳者や通訳者、外国語教師など英語を活かす職種も選べます。
このように、TOEICのスコアが高いことで、自分の能力や興味に合った仕事を見つけられる可能性が高まるのです。
就活でTOEICを使って無双するための勉強方法3つ

最後に、就活でTOEICを使って無双するための勉強方法を3つ紹介します。
- 単語帳で単語を毎日覚える
- 問題集で出題パターンに慣れる
- 毎日英語を聞く
①単語帳で単語を毎日覚える
TOEICの勉強方法としておすすめなのが、単語帳で単語を毎日覚えることです。なぜなら、単語帳を毎日使用することで、英語学習の基礎である単語を体系的に学べるからです。
単語帳を使用する際は、まとめて覚えようとせず、1日に覚える量を決めて無理なく続けましょう。また、覚えた単語を定期的に復習することも重要です。
なお、単語帳には単語だけでなく、例文やフレーズも記載されていることがあります。このような例文を併せて覚えることで、単語の使い方や文脈を理解できますよ。
②問題集で出題パターンに慣れる
問題集で出題パターンに慣れることも重要です。なぜなら、TOEICの試験は、出題パターンが一定であり、特定の形式や文法ポイントが繰り返し出題されるからです。
繰り返し解いて問題に慣れることで、試験当日に問題をスムーズに解くための戦略を身につけることができるでしょう。
問題集で出題パターンに慣れるためには、まずは継続的に問題を解くことが大切です。また、解説を読み込み、間違えた問題や理解できなかった部分を見つけて復習することも重要です。
➂毎日英語を聞く
TOEICで高得点を取るためには、単語帳や問題集を使うだけでなく、毎日英語を聞くことも重要です。なぜなら、日々英語に触れることで、リスニングやスピーキングのスキルを向上させられるからです。
また、英語を聞くことで、リズムやイントネーション、自然な表現などを身につけることができます。
特に「TED talks」などのコンテンツは理解しやすく、なおかつ無料で利用できるためおすすめです。これらを毎日聞くことで、英語の使い方や表現を習得し、TOEICでの高得点につながるでしょう。
TOEICで高得点を取って就活を無双しよう
本記事では、就活で無双できるTOEICの点数や高得点を取るための勉強法を紹介しました。TOEICで就活を無双するには、800点以上が必要と考えてよいでしょう。
もちろん、基準は企業によってさまざまであるため、選考を受けようとしている企業がどのくらい英語力を重視しているか調べておくことが重要です。
TOEICで高得点を取るためには、単語帳や問題集を活用して勉強するほか、インターネット上の動画などを活用しながら日々英語に触れておくことが大切です。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。