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大学生が公務員試験を目指すには?勉強時間・フローまで徹底解説

公務員試験に受験しようと考えたものの、どの程度の勉強時間をとればいいのか、勉強方法がわからず悩む人も多いでしょう。

本記事では、大学生が公務員試験を目指すために必要な勉強時間やフローを解説します。

試験の結果は事前準備で大きく変わります。安心して試験に臨めるよう、公務員試験に向けて準備しましょう。

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大学生が公務員を目指す3ステップ

はじめに、大学生が公務員試験でいい結果を残すために必要な3つのステップを解説します。

ステップを理解することで、勉強開始までのフローが明確になり、計画が立てやすくなるのがメリットです。試験日が近づいてから焦らないよう、事前に準備を進めましょう。

  1. 公務員試験の概要を知る
  2. 必要な勉強時間を把握する
  3. 勉強を開始する

①公務員試験の概要を知る

ひとことで公務員試験といっても、試験内容は目指す職種によって異なります。

適切な対策をするには、国家公務員や国家一般職、地方公務員・警察・消防など、自分が目指す公務員試験の内容を把握する必要があるでしょう。

例えば、国家公務員の試験には明確な足切りラインがあります。足切りがある以上、すべての科目を網羅的に対策することが必要です。

一方で、警察官や消防官の試験では、筆記試験以外にも体力試験がおこなわれます。普段から体力試験に備えてトレーニングしておかないと、満足いく結果は残せないでしょう。

②必要な勉強時間を把握する

自分が受ける公務員試験の概要が理解できたら、それぞれに必要な勉強時間を把握しましょう。

勉強を始める前に必要な勉強時間を知っておけば、残りの期間をどのような配分で勉強にあてるか計画が立てられます。試験範囲が幅広い公務員試験では、計画的な勉強は欠かせません。

勉強を始めてから時間が足りず、後悔の残る結果にしないためには、事前にしっかり計画を立てた上で勉強を進めるのがおすすめです。

③勉強を開始する

勉強時間の想定ができたら、実際に勉強を始めましょう。

公務員試験の勉強法は、予備校・通信講座・独学などさまざまです。人によって向いている方法は変わるため、自分が続けられそうな手段を選びましょう。

一番安価に勉強できるのは独学ですが、疑問点が出た場合に質問ができないデメリットがあります。お金がかかってもなるべく疑問を早く解消したいときは、予備校や通信講座がおすすめです。

自分に合わない方法を選ぶと、合った方法に比べて多くの勉強時間が必要になります。

公務員試験の勉強時間・いつからすべき?

公務員試験に必要な勉強時間や、具体的にいつから勉強するべきなのか気になる人もいるでしょう。

ここからは、実際に必要な勉強時間や勉強を始めるタイミングを解説します。後から必要な勉強時間が足りていなかったとならないよう、事前にしっかり確認しておきましょう。

  1. 国家公務員試験
  2. 国家一般職・地方公務員
  3. 警察・消防

①国家公務員試験

国家公務員試験は、公務員試験のなかでも最難関です。難しい試験だからこそ、必要な勉強時間は1,500時間以上といわれています。

1,500時間は毎日4時間勉強したとしても、1年間かかります。毎日4時間の勉強時間をとれるとは限らないため、最低でも1年前以上から準備をはじめましょう。

早い人であれば、大学2年生になったタイミングで対策を始めています。国家公務員を目指すときは、早めに勉強をするのがおすすめです。

②国家一般職・地方公務員

国家一般職や地方公務員は、1,000時間程度の勉強が必要といわれています。1年間から対策を始めたとして、1日に必要な勉強時間は2〜3時間です。

1日の勉強時間を増やす場合でも、遅くとも6ヶ月前からは勉強を始めましょう。多くの人は、6ヶ月から1年前に対策を始めています。

国家公務員に比べて難易度は下がるとはいえ、早めに準備しておくにこしたことはありません。後から焦らずに済むよう、計画的に勉強しましょう。

③警察・消防

警察官や消防官を目指す場合に必要な勉強時間は、800時間程度です。勉強時間はほかの公務員より少ないものの、体力試験や小論文、一般教養が試験に課せられるため独自の対策が必要になります。

なるべく余裕を持てるよう、1年前から対策を始めると安心です。

とくに体力試験は、一朝一夕で成果がでるものではありません。警察官や消防官を目指すと決めたタイミングでトレーニングをおこなえば、試験までにしっかり体力をつけられるでしょう。

大学生が公務員を目指すメリット3つ

大学生が公務員を目指すのには、3つのメリットがあります。

どのようなメリットがあるか知っておけば、公務員を目指すモチベーションにつながるでしょう。試験勉強に疲れたときは、モチベーションを取り戻すために思い出すのもおすすめです。

  1. 安定した給与がもらえる
  2. 福利厚生が充実している
  3. 社会貢献度が高い

①安定した給与がもらえる

公務員は、民間企業と比べて安定した給料がもらえるのが魅力です。昇給やボーナスが業績に左右されないため、勤続年数が長くなれば給与は順当にあがっていきます。

業績悪化による解雇リスクがなく、定年までしっかり勤め上げたいという人に向いています。

生活を続けていくためのは、給与がなければ叶いません。業績が不安定な企業では、ボーナスのカットや減少がおこる心配があります。

安定した給与をもらって働きたい人には、公務員はピッタリな職業です。

②福利厚生が充実している

公務員は、共済組合がしっかりしているため福利厚生が充実しているのもメリットです。さまざまな製品を安く購入でき、テーマパークや美術館などのチケットが安価に手に入るケースもあります。

また、体調不良や怪我で長期間休む場合でも、民間企業に比べて制度がしっかりしています。国家公務員であれば、原則90日間休める病気休暇が魅力です。

地方公務員にも病気休暇や療養休暇があり、大きな怪我や病気をした場合でも安心できます。

③社会貢献度が高い

社会貢献度が高い仕事をできるのも、公務員の醍醐味です。公務員の仕事は地域や国に生きる人と密接しており、自分の仕事が直接の役立つケースも少なくありません。

民間企業であれば、顧客や取引先でなければ自分の仕事はあまり関わらないでしょう。しかし、公務員は民間企業に比べて地域全体や国全体に関わる仕事ができます。

仕事にやりがいを求めており、人の役に立つ仕事がしたい人におすすめの職業です。

要注意!公務員試験では面接対策も必須

公務員試験では、筆記試験だけでなく人物試験として個別面接がおこなわれます。筆記試験の対策が万全でも、面接が原因で落ちる可能性もあるため注意しましょう。

とくに地方公務員は、面接を重視しているケースもあります。普段から業務内容への理解を深め、自分のアルバイトやサークルでの経験をどのように仕事で活かせるか言語化する練習をしておくと安心です。

面接対策をするなら、自分ひとりではなく家族や友人にも手伝ってもらうとスムーズに進みます。客観的な意見をもらい、より良い返答ができるようブラッシュアップしましょう。

公務員が気になる大学生は試験対策をしっかり行おう

公務員が気になる大学生は、公務員試験に向けて対策をしっかりおこないましょう。

公務員試験の勉強にかかる期間は目指す職種によりますが、800〜1,500時間かかります。急に思い立っては合格できないため、計画的に勉強することが重要です。

対策をしっかりおこなえば、目指す職種への入職が叶うでしょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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