就職活動では、外見で第一印象が大きく左右されます。特に女性はメイクで良くも悪くも印象が左右されてしまうため、就職活動という場では慎重になってしまいますよね。
濃さや色味、明るさなどメイクをしながらつい悩んでしまう点も多くあるはずです。
この記事では、就活におけるメイクポイントをパーツ別に徹底解説していきます。
就活メイクとは

就活メイクとは、その名の通り就職活動時に施すメイクのことを指します。濃いメイクでもなく薄いメイクでもなく、印象の良い清潔感のあるナチュラルなメイクです。
普段お洒落をする時と同じようでは濃すぎますし、かといってすっぴんに近いような薄さでは清潔感に欠けてしまう可能性があります。
就活メイク講座も受けられる
具体的にどのようなメイクをしたら良いのか分からない、メイクの技術に自信が無いという方は、各所で行われているメイク講座に参加してみましょう。
学校で行われていることもあれば、就活サイトが運営するイベント、またシーズンには化粧会社が行っていることもあります。
本記事で特に紹介したいのが、大手化粧品メーカー資生堂で受けられる就活用メイク講座です。資生堂ではシーン別にコースが選べる、ビューティー講座が用意されています。
その1つがフレッシャーズコースで、就活に最適なスキンケアやメイクアップ、表情所作などを1時間~2時間かけて、丁寧な実習、講演が受けられます。(完全予約制)
【部分別】就活メイク講座
「ナチュラル」「清潔感」とは言いますが、具体的にどういった色味や濃さのメイクを行えばよいのか分からない人も居るでしょう。
ここではポイントメイクごとに、就活メイクの解説をしていきます。是非参考にしてみてください。
- ベースメイク
- アイメイク
- チーク
- リップ
ベースメイク

肌の気になる部分を隠しつつ、実際よりも明るく見せる役割のベースメイクです。
就活時、もしかしたら肌荒れや毛穴の目立ち、またクマが出来ていたりと何かしら気になる肌トラブルがあるかもしれません。そういった肌の不調は、ベースメイクによってカバーすることで清潔感が出ます。
また表情を明るく見せるために、実際の肌のトーンよりも明るい色味のファンデーションを使用して、顔の色を綺麗に統一しましょう。
ここで避けたいのが、綺麗な肌に仕上げようとするばかりに厚化粧になってしまうことです。化粧下地、コンシーラー、ファンデーション、必要に応じてはパウダーまで、全て薄塗りを心がけましょう。
アイメイク

人と対面する際に特に見られるであろう目元には、鮮やかになるよう適度なアイメイクを施しましょう。
アイメイクは、特に顔全体の印象に影響を及ぼしやすいポイントです。アイメイクの仕上げ方によって、顔の印象が大きく左右されます。
アイメイクで使用されるカラーは人それぞれですが、就活でおすすめなのは大人っぽい印象を与えられるブラウンメイクです。適度な色味や濃さでメイクすれば、引き締まった目元に仕上げられます。
しかし大前提として、自分に似合った色味を使うことが大切です。どのアイメイクが最も良い印象に仕上げられるか、研究しましょう。
チーク

顔に血色を出してくれるチークは、濃くならないように注意しましょう。
頬に色を付けるチークは、それだけで顔の血色が良くなり明るい表情に見せる効果があります。元々血色が薄くて不健康な印象を与えてしまいがちな人や、冷たい雰囲気になってしまいがちの人にはおすすめのポイントメイクです。
チークを入れる際は、適度な薄さを心がけましょう。チークが濃いと、それだけで化粧全体が濃く見えてしまいます。
チークを入れる時は、鏡から離れた状態で顔全体のバランスを見ながら、仕上げるようにしましょう。
リップ

化粧で基本であるリップですが、就活メイクでは色や濃さに気を付けて使いましょう。
就活メイクにおけるリップの役割は、あくまで顔の血色を良くするためにあります。そのためオレンジやブラウンといった不自然な色味や、化粧が濃くなってしまう真っ赤は避けましょう。
またラメやパールが入っているリップやグロスといった、過剰に艶が出てしまうタイプの口紅も避ける必要があります。かといって、不自然にマット過ぎるものも適していません。
自然なピンク色で、適度な潤いがある程度の質感に仕上げることを心がけると良いでしょう。
就活メイクが与える印象

就活メイクは、具体的に面接やイベントで企業の人にどういった印象を与えるのでしょうか。どんな影響があるのか理解しておくと、より就活メイクの重要性が分かるはずです。
ここでは就活メイクが与える印象を解説していきます。
①第一印象
面接官が学生と対面したその瞬間、メイクは学生に対する第一印象に大きく影響を与えます。
これは就活に限った話ではありませんが、人はやはり相手の第一印象を感じる際に、見た目の印象が高い割合を占めます。特に女性は化粧によって大きく雰囲気が変わるため、その仕上がりによって持つ印象が変わるのは確かです。
自分に合う化粧を理解していることが分かる学生であればそれだけで第一印象は良くなり、まだまだ化粧に慣れていないようでも、丁寧に仕上げてみたことが伝われば好印象になります。
②人柄
化粧の仕上がりによっては、学生の人柄を想像する際の判断材料にされることもあります。
先述したように、化粧は清潔感に直結します。メイクを全くしていないことが分かる姿は「やる気がない」「身なりを整えなかったのか」と思われてしまう可能性があり、志望度が低いのかと判断されてしまうかもしれません。
逆にメイクが濃ければ自然と顔の印象が強くなったり、他の就活生も居る中で個性が悪目立ちをしてしまうことがあります。そうなると気が強い印象を与えてしまうこともあるでしょう。
就活メイク以外にも気を付ける2つの点
就活では身なりを整えるのが大切だということが、よく分かりましたよね。しかし就活における身なりとは、メイクだけではありません。
ここでは就活においてメイク以外に気を付けるべき身なり2点について、解説していきます。
- スーツの着こなし
- ヘアスタイル
スーツの着こなし

就活では、スーツを着こなせているかどうかも評価基準としてチェックされるポイントです。
色や形など、就活に適したスーツの種類であるかどうかは大前提です。お洒落スーツや派手なタイプのものだと、それだけで悪目立ちしてしまいます。
また適したスーツ選びが出来ていても、正しく着ることが出来ていなければ印象は悪くなります。
スーツを着る際は襟や袖は曲がっていないか、皺は目立たないか、サイズが合ってなくて不格好になっていないか等を確認しましょう。
ヘアスタイル

ヘアスタイルもメイク同様、就活生の印象が左右される重要なポイントです。
髪色は黒が基本で、企業からの指示や個性が求められる特殊な業界じゃない限り、不自然な髪色は避けましょう。
肩よりも下のラインに届くほど髪が長い場合は、1つに結ぶことで顔周りをスッキリした印象にさせることができます。まとめずにそのままにしておくと、不潔な印象になってしまう可能性があるので注意です。
また前髪によって顔が隠れてはいけないので、長ければ耳にかけたりヘアピンで留めて、短い場合は顔にかからないように眉のラインで切り揃えましょう。
就活メイク講座を確認して第一印象をよくしよう
就活の場でメイクがどれだけ重要な役割を果たすのか、またどんなことに気を付けながらメイクをしなければいけないのか、よく分かりましたね。
本記事で紹介した就活メイクのポイントや講座を確認して、面接官に良い印象を与えましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。