仕事をするうえで、「怒られやすい」と悩んでいる人は想像以上に多いものです。
怒られやすいと感じる人は、何が原因でどうすれば良いのかをしっかりと整理することが大切だと言えます。
そのため本記事では、怒られやすい人に共通している特徴や怒られる原因・怒られないためのポイントなどを紹介します。
怒られることに悩んでいる人は、ぜひとも気軽にチェックしてくださいね。
怒られやすい人の特徴5つ

怒られやすい人の特徴としては、以下の5つが挙げられます。
- 報告・連絡・相談を怠る
- ルールや時間・マナーを守らない
- 同じ間違いや質問を何度もする
- 言い訳をする
- 返事をしない・声が小さい
反面教師として、ここでチェックしておくと良いでしょう。
①報告・連絡・相談を怠る
怒られやすい人の特徴としてまず挙げられるのが、報告・連絡・相談を怠ってしまう傾向があることです。
いわゆる「報・連・相(ほうれんそう)」は仕事上での大切なコミュニケーションの1つですが、軽視してしまう新入社員は一定数います。
仕事の進捗を報告しなければ上司に状況を把握してもらえず、自己判断で仕事をした結果失敗につながってしまうことは少なくありません。
仕事は一人で行うものではないと自覚し、同僚や上司とのコミュニケーションを大切にしましょう。
②ルールや時間・マナーを守らない
ルールや時間、マナーを守らないことも、怒られやすい人の特徴の1つです。
ルールや時間を守ることは働く以前の問題であり、仕事をするのであれば当たり前だと認識しておかなくてはいけません。
ルールや時間、マナーを守れないと職場メンバーに迷惑をかける可能性もあることから、怒られるのは当然だと考えるべきでしょう。
またこうした基本的なことを守れないと相手の信頼を失うことから、「客先に出すわけにはいかない」とも判断されて評価の面でもマイナスです。
➂同じ間違いや質問を何度もする
怒られやすい人の特徴としては、同じ間違いや同じ質問を何度も繰り返すことも挙げられます。
同じ間違いを繰り返す人は、「反省する気がない」「やる気がない」「学ぶ気がない」と仕事への姿勢を疑われることから怒られやすいのです。
また同じ質問を繰り返す人も同様に、「覚える気がない」と思われる恐れがあります。
質問に関しては、必要な時にすること自体が間違っているわけではありません。しかしできるだけ同じ質問を繰り返さないようにする姿勢は大切でしょう。
④言い訳をする
言い訳をしがちな人は、どうしても怒られやすいと言えます。自分の非を認めない姿勢は、「他責思考」「責任転嫁」などと悪い印象を持たれやすいのです。
言い訳がましいと単純に相手をイライラさせてしまうことも多く、怒られる可能性が増すことから気を付けましょう。
もちろん、どんなときでも自分を悪者にして責める必要は決してありません。
大切なのは何が悪かったのかをしっかりと考えて、自分が悪いところは素直に認める姿勢を持つことです。
⑤返事をしない・声が小さい
返事をしない人や声が小さい人も、怒られやすいと考えられます。
反応がないと相手としては伝わっているのか不安であり、繰り返し確認する必要もでてきてしまうことから印象が良くありません。
仕事ではお互いの意思疎通が欠かせず、「分かった・分からない」のどちらでも態度を明確に示すことが重要です。
また、返事をしないと「やる気がない」と思われ、声が小さいと「自信がない」との印象を持たれやすい点にも注意すべきでしょう。
怒られやすい人の原因2つ

怒られやすい人には、以下のいずれかの原因がある可能性が高いと言えます。
- 改善が見られない
- 注意された時の態度が悪い
「なぜ怒られるのか分からない」と感じる場合は、どちらかに自分が該当しないか冷静に見直してみると良いでしょう。
①改善が見られない
怒られやすい原因としてはまず、改善している様子が一向に見られないことが挙げられます。
働いている中では、失敗はいくらでも発生します。失敗自体が悪い訳ではありません。そこから何かを学び成長できればむしろ高評価につながるはずです。
しかしいつまでも失敗の原因を分析せずに同じことを繰り返していると、「やる気がない」と思われていつまでも怒られることになります。
指摘されている場合は「何が悪かったのか」を考える習慣をつけてみることからでも、まずは始めてみる必要があるでしょう。
②注意された時の態度が悪い
毎回怒られてしまう人の中には、注意された時の態度が悪い人も一定数います。
怒られた時に態度が悪いと、「責任転嫁をしている」「非を認めようとしていない」などとみなされて、余計に相手を怒らせてしまうのです。
先輩や上司は、「怒る」というよりは「注意」や「指摘」をしていることがほとんどだと言えます。
なぜ注意されたのか、どこが指摘されたのかをしっかりと考え、反省すべきことは反省する姿勢を持てば、相手にも伝わるはずだと言えるでしょう。
怒られやすい人が取り組むべき対処法4つ

怒られやすい人が取り組むべき対処法としては、以下の4つが挙げられます。
- 自分の成長のためのアドバイスと捉える
- 周囲とコミュニケーションを取る
- 誠意をもって謝罪する
- 必要以上に落ちこまない
①自分の成長のためのアドバイスと捉える
怒られた際の言葉を自分の成長のためのアドバイスと捉えることは、怒られにくくなるためにも自分の成長のためにも重要な姿勢です。
上司や先輩が注意するのは、相手の将来に期待をして成長してほしいと思っているためだと言えます。
注意された部分で自分が反省すべきことは素直に認めて、次は改善するように努力する姿勢を持つようにしましょう。
また、「怒られた」ではなくて「アドバイスをもらった」と考えるだけでも、ポジティブに働けるようになるものです。
②周囲とコミュニケーションを取る
周囲とコミュニケーションを積極的に取る姿勢を持つことも、怒られやすい人にとっては重要なポイントだと言えます。
普段から周囲の人と積極的にコミュニケーションをとっていると、周囲の人に理解されやすくなるためです。
お互いに対する理解が一定以上あれば、多少の失敗はカバーし合って仕事を進められるものだと得います。
円滑に仕事を進めるためにも相互理解は重要であることから、この機にコミュニケーションを見直してみると良いでしょう。
➂誠意をもって謝罪する
怒られてしまった際には、誠意をもって謝罪する姿勢も大切です。丁寧に謝罪をするだけでも、相手の気持ちは落ち着くものだと言えます。
ただし、うわべだけの謝罪をしても、社会人の先輩や上司は見抜くものです。嘘やごまかしを繰り返していると、自分の評価が下がっていきます。
先輩や上司は、あなたを困らせたいのではなく成長してほしく怒っているものです。
注意や指摘をされた理由をしっかりと考えて、そのうえで謝罪をすることが大切でしょう。
④必要以上に落ちこまない
怒られた際には、必要以上に落ち込まないことも大切です。
仕事を続けていく中で怒られること自体は決して珍しいことではなく、そして悪いことでもありません。
怒られるたびに必要以上に落ち込んでいたら、成長に繋がらないうえに仕事を続けること自体も苦しくなってしまいます。
謝罪をして反省すべきところは反省したら、「成長できた」と考えてできるだけ前向きに考えることが重要ですよ。
ただし先輩や上司から理不尽な注意が続くと感じるようなら、抱え込まず周囲の人に相談することも大切です。
怒られない人はいない!怒られやすい人も前向きに捉えよう

仕事を続けていく中では失敗は一定避けられないものであり、怒られてしまうことは誰にでもあるものです。
怒られやすいと感じる人はその理由を分析して、自分の成長に活かすことが重要になります。
また怒られた際には必要以上に落ち込まず、成長の機会だと思ってポジティブに捉えてくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。