「説明会の日付を勘違いしていた」など、自分の意と反する理由で説明会などを無断欠席してしまうことがあるかもしれません。
勿論あってはならないことですが、無断欠席してしまった際には、企業側に誠意を持って謝罪することが社会人としてのマナーです。
「でもどんな風に謝罪すればいいの?」と、悩んでしまう就活生もいるかもしれません。
そこで本記事では会社説明会などで無断欠席してしまった際の、謝罪メールの書き方を例文つきで紹介していきますので、参考にしてくださいね。
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無断欠席をした時にすぐにするべき2つのこと

会社説明会などを無断欠席したことに気づいた時、すぐにするべきことは下記の2つです。
まずは誠実な気持ちを込めて謝罪をして、今後の選考へのダメージを最小限にしましょう。
- メールの前に電話で謝罪する
- 謝罪のメールを送る
①メールの前に電話で謝罪する
特にOB・OG訪問していたり、採用担当者と面識があったりする場合には、謝罪メールを送る前に電話で無断欠席への謝罪を伝えることをおすすめします。
メールよりも電話での謝罪の方が声のトーンなどから、より謝罪と反省の意を伝えられるからです。その際は、言い訳がましくならないように注意してください。
また電話での謝罪によって、必死さと志望度の高さを理解してもらえるかもしれません。ただし、採用担当者は忙しいため、電話がつながらないケースも考えられます。
そのような時は採用担当者に伝言を残してもらい、謝罪の気持ちが伝わるようにしましょう。
②謝罪のメールを送る
もし電話で謝罪できなかった時や、無断欠席に気づいた時間が夜で企業の就業時間でない時は、謝罪のメールを送りましょう。
自分の過失である無断欠席を「どうせバレないだろう」と雲隠れしてしまうのは、ビジネス社会では許されないことだからです。
就活が始まってすぐの大規模な会社説明会などは就活生の人数も多く、一人ひとりの出欠をチェックしていないケースもあります。しかし、無断欠席がバレていないという保証もありません。
この先も、その企業の選考を進めていきたいと考えている場合には、誠実な姿勢を謝罪メールとして送ることが賢明です。
無断欠席を謝罪するメールのポイント3つ

ここからは、誠意を伝えるために必要な、無断欠席を謝罪するメールの書き方のポイントを3つ紹介します。
どのようにメールで謝罪すると、反省と挽回したい気持ちが採用担当者に伝わるのか、確認してみましょう。
- 言い訳や嘘をつかず正直に理由を説明する
- 次は参加したい意思を伝える
①言い訳や嘘をつかず正直に理由を説明する
素直な反省の気持ちを伝えるためには、言い訳や嘘をつかずに正直に無断欠席した理由を説明します。
もし謝罪メールであるにもかかわらず、言い訳や見えすいた嘘をついてしまうと、採用担当者は不信感と悪い印象を抱いてしまうからです。
もしかすると、「不慮の事故に巻き込まれた」「家族に急な不幸があった」など、やむを得ない事情があるかもしれません。
しかし無断欠席というのは、社会人としてタブーですので、まずは事前連絡もできずに無断欠席になってしまったことを、非を認め謝罪するのが先決です。
②次は参加したい意思を伝える
もし無断欠席してしまった説明会の後に、別日程の説明会やインターンといった機会がある場合は、次の機会には参加したい意思を伝えることも大切です。
無断欠席は、選考において大きなダメージを与える可能性がありますが、志望度の高い企業であった場合には、諦めずに謝罪の気持ちと熱意を伝えることも大切です。
ビジネスの世界ではご法度になる無断欠席を、「許してくれるor許してくれない」かは企業次第になります。それでもあなたの誠意ある姿勢で、もう一度チャンスを与えてくれるかもしれません。
③最後に署名を書く
謝罪のメールには、必ず最後に署名を書きましょう。
メールの署名には、氏名・大学・学部名・住所・電話番号・メールアドレスを記載するのがマナーです。
メールでは下記のように署名するのが一般的ですので、参考にしてくださいね。
〜本文〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
〇〇大学〇〇学部
〇〇〇〇(氏名)
〒123-4567 東京都〇〇区〇〇1-2-3
携帯電話:123-456-789
Email:abcdefg@hijklmn
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
無断欠席を謝罪するメールの例文2選

謝罪の気持ちと企業への熱意を伝えるために必要なポイント押さえた、無断欠席を謝罪する際に送るメールの例文2選を紹介します。
気持ちのこもった謝罪メールで、企業に良い印象を与えられるように、例文を参考に謝罪メールを準備してください。
- インターンを無断欠席した場合
- 説明会を無断欠席した場合
①インターンを無断欠席した場合
件名:インターン◯月◯日無断欠席についてのお詫び 株式会社◯◯◯ 採用ご担当 ◯◯様 ◯◯大学の◯◯◯◯(氏名)と申します。 ご多忙のところ、突然のメールで大変失礼申し上げます。 本日は、◯月◯日のインターンにおきまして無断欠席となってしまいましたことを、 お詫び申し上げたくご連絡をいたしました。 当日は朝から急な体調不良により、事前にインターンの欠席をご連絡できませんでした。 このような形で、事後での連絡となってしまい、大変申し訳ございません。 貴重な経験の場を設けて頂いたにもかかわらず、 ご迷惑をおかけしてしまったことを、心よりお詫び申し上げます。 今後はこのようなことが起きませんよう、自己管理をしっかり行い、 なるべく早い連絡等ができますよう心がけてまいります。 私の不注意で欠席したにもかかわらず、大変恐縮ではございますが、 貴社のインターンにはぜひ参加させていただきたく、 ◯月◯日のインターンに申し込ませていただきました。 厚かましいお願いで恐れ入りますが、ご検討いただけますと幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 〇〇大学〇〇学部 〇〇〇〇(氏名) 〒123-4567 東京都〇〇区〇〇1-2-3 携帯電話:123-456-789 Email:abcdefg@hijklmn ーーーーーーーーーーーーーーーーー |
インターンを無断欠席した場合、まず誠意を持って謝罪することが大切です。
また、志望度の高さを知ってもらうために、もう一度インターンに参加したい旨を伝えています。
②説明会を無断欠席した場合
件名:◯月◯日会社説明会の無断欠席についてのお詫び 株式会社◯◯◯ 採用ご担当 ◯◯様 ◯◯大学の◯◯◯◯(氏名)と申します。 お忙しいところ、メールでのご連絡を失礼いたします。 ◯月◯日に開催されました貴社の会社説明会に参加予定でしたが、 家族に不幸があり無断欠席となってしまいました。 当日は私自身、動揺してしまいご連絡できず申し訳ございませんでした。 第一志望である貴社の会社説明会を欠席してまい、非常に残念に思うのと同時に、 ご迷惑をおかけしてしまったことを、お詫び申し上げます。 今後は社会人として自覚を持ち、 私事で何かありましても必ず連絡できるようにいたします。 大変厚かましいお願いだとは存じておりますが、 貴社の◯月◯日に開催される会社説明会に、 改めてエントリーさせていただきました。 何卒よろしくお願いいたします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 〇〇大学〇〇学部 〇〇〇〇(氏名) 〒123-4567 東京都〇〇区〇〇1-2-3 携帯電話:123-456-789 Email:abcdefg@hijklmn ーーーーーーーーーーーーーーーーー |
説明会を無断欠席した場合の例です。この場合も、何よりもお詫びの気持ちを伝えることが重要になります。
また、反省点を活かし今後は同じ失敗はしないこと、そして第一志望であることを伝え、企業への熱意も伝えました。
無断欠席が選考に与える影響

ここでは、就活生にとって一番気になる、無断欠席が選考に与える影響について解説していきます。
無断欠席は就活生が考えているよりも重大なミスとして捉えられかねないことを、覚えておきましょう。
- 本選考を通過できる確率が下がる
- エントリーができなくなる
- 他社への選考には影響しない
①本選考を通過できる確率が下がる
残念ながら、無断欠席の理由によっては選考過程に与えるダメージが大きく、本選考を通過できる確率が下がる場合があります。
やはり無断欠席は社会人としてNGな行動であると考えられており、「社会人としての自覚がない」という悪い印象を与えてしまうためです。
このように、無断欠席する自覚のなさを不安視されて、企業によっては今後の本選考にも影響を与え通過できる確率が下がってしまいます。
②エントリーができなくなる
企業側が説明会の参加をエントリーの条件にしている場合は、エントリーできなくなると考えていいでしょう。
このようなケースでは企業が就活生の出欠を把握しており、条件を満たしていない就活生は例外なくエントリーできなくなるためです。
ただし、説明会がまだ他の日程でも開催予定があり、かつ謝罪の気持ちと熱意が伝われば、再応募を受け付けてくれる可能性もあるので、諦めないようにしましょう。
とはいえ、再度チャンスをもらえる可能性は低く、仮にそのような機会を与えてくれたとしても、他の就活生よりもハードルが高くなっている状況を理解して、さらに対策を練って臨む必要があります。
③他社への選考には影響しない
もし無断欠席してしまったとしても、基本的に他社の選考には影響しないと考えられています。
就活生の説明会やインターンの参加情報は、個人情報として扱われているため、他社に情報が漏れることがないからです。
ただし、企業グループなどがあった場合には、そちらの選考を受ける際には影響が出ることもあるので、注意しましょう。
万が一、無断欠席してしまいその後の選考に影響が出てしまっても、他の企業であれば問題ないので、二度と同じ過ちを犯さないように、気持ちを入れ替えて就活に臨んでください。
万が一、無断欠席をしてしまったら誠意のある謝罪を心がけよう

就活という大事な場面で、無断欠席というあってはならないミスをしてしまった場合、どのように対処するべきか迷ってしまうかもしれません。
それでも万が一、無断欠席をしてしまった時は、誠意のある謝罪を心がけるのが重要です。
誠実な対応次第では、またチャンスの扉を開いてくれるかもしれませんよ。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。