就職活動や転職活動で履歴書を書く際は、ボールペンを用いるのが望ましいです。しかし、「どのようなボールペンを選べば良いのか分からない」と感じている方もいるでしょう。
そこで本記事では、履歴書に使うおすすめのボールペンを紹介します。注意点や宛先を書く際のコツも解説するため、ぜひ参考にしてください。
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履歴書を書く時に適したボールペンを解説!

履歴書は正式な書類なので、鉛筆や蛍光ペンで書くのはNGです。また、ボールペンなら何でも良いわけではありません。履歴書を書く際に適したボールペンを以下の3つの項目ごとに解説します。
- インクの太さ
- インクの種類
- インクの色
①インクの太さ
インクの太さは0.5mm~0.7mmのものが望ましいです。0.5mm~0.7mmのボールペンはビジネスの場で用いられることが多く、履歴書にも適しています。
履歴書で重要なのは、相手が読みやすいことです。0.5mm~0.7mmのボールペンで書いた文字は読みやすく、読む側にもストレスを与えません。
0.5mmのボールペンで書いた文字はバランスが良く、0.7mmのボールペンで書いた文字は力強さをアピールできます。どのような印象を与えたいかでボールペンの太さを選ぶのもおすすめです。
②インクの種類
インクの種類は、油性インクもしくはゲルインクがおすすめです。水性インクはにじみやすいため、履歴書には避けたほうが無難でしょう。
油性インクボールペンは、耐水性がありにじみにくい点が魅力です。また、耐光性があり色あせしにくいため、公式文書に向いています。
ゲルインクのボールペンは、水性と油性の良い所を持ち合わせています。書き味が滑らかで、字を綺麗に書きやすい点も魅力です。
③インクの色
インクの色は黒色を選びます。履歴書を書く筆記用具は「鉛筆以外の黒または青の筆記具」と指定されています。
ここで注意してほしいのは、青は万年筆用インクのブルーブラックを指すことです。青色インクのボールペンを使うという意味ではありません。
現在は万年筆で履歴書を書く人は少なく、ブルーブラックのインクを用いると違和感を持たれる可能性があります。特別な理由がない限り、黒色のボールペンを使用しましょう。
履歴書に使うおすすめのボールペン5選

履歴書に使うおすすめのボールペンは以下の5つです。
- 三菱鉛筆 ジェットストリーム
- ゼブラ サラサクリップ
- PILOT Juice
- 三菱鉛筆 ユニボール シグノ
- ぺんてる エナージェル
①三菱鉛筆 ジェットストリーム
おすすめのボールペン1つ目は、三菱鉛筆のジェットストリームです。
摩擦係数が最大50%軽減されており、なめらかな書き心地が特徴となっています。
新しい色材と顔料を組み合わせることで、くっきりと濃い描線を実現しています。さらに、速乾性があり滲みにくい点も魅力です。
ジェットストリームシリーズはラインナップが豊富なため、自分好みの1本を見つけやすいでしょう。
②ゼブラ サラサクリップ
ゼブラのサラサクリップは、サラサラとした書き心地が特徴のゲルインクボールペンです。
耐水性に優れた水性顔料なので、滲みにくく鮮やかな発色を楽しめます。濃くはっきりと書けるため、履歴書を書く際に適しています。
太さは0.3mm~1mmから選べ、価格は110円(税込)とリーズナブルです。また、可動式バインダークリップを採用しているため就活中に大活躍してくれるでしょう。
③PILOT Juice
PILOTのJuiceは、カラーバリエーションが豊富なゲルインクボールペンです。全42色を展開しており、つい揃えたくなる可愛さが人気を集めています。
履歴書に最適なブラックは、太さを0.38mm・0.5mm・0.7mm・1.0mmの4つから選べます。Juiceのブラックは、濃くて見やすい点が特徴です。
Juiceのブラックは、顔料の粒子を大きく、かつ粒子同士が結びつく力を強くしています。その結果、顔料の粒子が紙繊維にしっかり残って濃く見えます。
④三菱鉛筆 ユニボール シグノ
三菱鉛筆のユニボール シグノは、耐水性・耐光性に優れたボールペンです。顔料インクを使用しているため水に滲みにくく、描線がいつまでも色あせしにくくなっています。
また、ボールが回転することによって、なめらかな書き心地を実現しています。
太さは0.28mm・0.38mm・0.5mmの3種類から選べ、参考価格は165円(税込)です。履歴書にはおすすめできませんが、ブラウンブラックやブルーブラックなどの個性的なカラーもあります。
⑤ぺんてる エナージェル
最後に紹介するのは、ぺんてるのエナージェルです。なめらかな書き心地と速乾性が特徴のエナージェルインキを採用しており、履歴書を書く際に適しています。
紙との親和性が高くすばやく浸透するため、濃くて鮮やかな筆跡が特徴です。履歴書で力強さをアピールしたい時に向いています。
スタンダードな黒色の他に、ブルーブラックやインディゴブラックなど複数の黒系インクを用意している点も特徴です。
ボールペンで履歴書を書く時の注意点4つ

ボールペンで履歴書を書く時の注意点は以下の4つです。
- インクが滲まないようにする
- 下書きは鉛筆で薄く書く
- 修正ペン・修正テープは絶対NG
- こすると消えるボールペンは使わない
①インクが滲まないようにする
1つ目の注意点は、インクが滲まないようにすることです。油性もしくはゲルインクのボールペンを選ぶと、インクが滲む心配はほぼありません。
ただし、ゲルインクボールペンは若干滲みやすい製品もあるため、試し書きをしてから購入したほうが良いでしょう。
水性ボールペンは乾きづらく滲みやすいため、履歴書には使用しないほうが無難です。
②下書きは鉛筆で薄く書く
履歴書を綺麗に仕上げたい場合は、下書きをすることをおすすめします。下書きは鉛筆で薄く書くのがポイントです。
鉛筆で下書きをしたら、ボールペンで丁寧になぞっていきましょう。自由記述欄は定規を使って鉛筆で横線を引き、線に従って文字を書いていくと綺麗に仕上がります。
最後に消しゴムで下書きを消すことを忘れないように注意してください。文字がかすれないように少し時間を置いてから、優しく消すのがポイントです。
③修正ペン・修正テープは絶対NG
履歴書に修正ペン・修正テープを用いるのはNGです。履歴書などの正式書類を修正ペン・修正テープで訂正するのはマナー違反とされています。
修正ペン・修正テープで書類を訂正すると、「誰が手を加えたのか分からない信頼性のない書類」とみなされます。また、入社意欲を疑われる可能性もあるため要注意です。
履歴書でミスが発生した場合は迷わずに破棄し、新しく書き直しましょう。
④こすると消えるボールペンは使わない
修正ペン・修正テープと同様に、こすると消えるボールペンを用いるのもNGです。
消えるボールペンで書かれた履歴書は誰でも修正・改ざんできるため、信頼性のない書類とみなされます。
消せるボールペンは、こすった際の熱によってインクが消える仕組みです。太陽光やコピー時の熱で消える可能性もあるため、公的書類には使用しないようにしましょう。
ボールペンで履歴書の宛名を書く際のコツ2つ

履歴書を郵送する場合は、宛名の書き方にも注意する必要があります。ボールペンで履歴書の宛名を書く際のコツは以下の2つです。
- 裏移りに気を付ける
- 「履歴書在中」と赤字で記入する
①裏移りに気を付ける
履歴書の宛名を書く時は、裏移りに注意する必要があります。封筒に履歴書を入れたまま宛名を書くと、履歴書に文字が移ってしまう可能性があります。
特に太めのボールペンやサインペンを使用すると、裏移りのリスクが高まるため要注意です。
②「履歴書在中」と赤字で記入する
履歴書を入れた封筒の表面には、「履歴書在中」と赤字で記入します。記入する位置は封筒の左下です。
企業には日々多くの郵便物が届きます。「履歴書在中」と赤字で記入する理由は、封筒の中身が履歴書であることをアピールし、担当者に開封してもらう目的があります。
「履歴書在中」の文字の周囲は、定規を使って赤いペンで四角く囲むのがポイントです。履歴書以外にも複数の書類が入っている場合は、「応募書類在中」と記入しましょう。
適したボールペンを使って履歴書を書こう!

履歴書を書く際は、油性もしくはゲルインクのボールペンを使うことをおすすめします。太さは0.5mm~0.7mm、色は黒色が望ましいです。
本記事を参考に、適したボールペンを使って履歴書を書きましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。