田舎に住んでいて面接会場までの交通の便が悪く、車がないと厳しいと感じる場合があるかもしれません。ですが、面接に車で行って良いのか悩みますよね。
結論からいうと、面接に車で行くのは避けましょう。本記事では、面接に車で行ってはいけない理由やOKな場合についてくわしく解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
全て無料!面接対策お助けツール
- 1面接質問集100選|400社の質問を分析
- LINE登録で面接前に質問を確認!
- 2ビジネスマナーBOOK|ルール確認
- 面接のマナーはこの1冊で大丈夫!
- 3企業・業界分析シート|企業研究
- 企業研究で回答を差別化!
面接に車で行くのは基本的にNG!

最初に触れたように、面接に車で行くのは望ましくありません。仮に面接に車で行った場合、マナー・モラル違反だと思われる可能性があるため注意しましょう。
就活の面接は総合的に評価されるため、交通手段も評価対象のひとつです。面接に車で行ったことが原因でマイナス評価につながる可能性はゼロではありません。
お客様駐車場や近隣のパーキングに駐車する行為もマナー・モラル違反とされているため注意しましょう。違法駐車は論外です。
車に限らずバイクや自転車も原則NGなので、面接に行く際は公共交通機関を利用しましょう。
面接に車で行くのがNGな理由3つ

明確なルールがあるわけではないのに、なぜ車で行ってはいけないのか疑問に感じる方もいるでしょう。面接に車で行くのがNGな理由は以下の3つです。
- モラルに反するから
- 事故や渋滞に巻き込まれかねないから
- 通勤の道のりを確認できないから
①モラルに反するから
1つ目の理由は、モラルに反するからです。大々的に禁止事項として記載している企業はほぼありませんが、面接に車で行くべきではないことは暗黙のルールとなっています。
駐車場の確保が難しいなどの理由で、車通勤自体が禁止されている企業も存在します。車通勤が可能な場合も、許可が必要なケースは少なくありません。
そのような状況で、就活生が堂々と車で来社するのはモラルに反するといえるでしょう。
②事故や渋滞に巻き込まれかねないから
2つ目の理由は、事故や渋滞に巻き込まれかねないからです。車は軽い渋滞でも想像以上に時間がかかるケースがあり、遅刻のリスクは高いでしょう。
交通機関を使っても事故や渋滞に巻き込まれるリスクはあります。ですが、遅延証明書などを発行してもらえば面接を受けられるケースが大半です。
面接に車で行った場合、事故や渋滞はすべて自己責任となります。そう考えるとリスクの低い交通機関を選んだほうが無難でしょう。
③通勤の道のりを確認できないから
3つ目の理由は、通勤の道のりを確認できないからです。面接時に車で行ってしまうと、実際に就職した際の通勤のイメージを掴めません。
社員の車通勤を禁止している企業は多く、とくに大都市部は電車通勤が大前提となります。就活の段階で、道のりや所要時間などを確認しておくことは重要です。
入社後に「意外と時間がかかる」「混雑していて疲れる」などと後悔しないように、面接は交通機関を利用していきましょう。
面接に車で行ってもOKなケース2つ

面接に車で行くことは原則としてNGですが、中には例外もあります。面接に車で行っても許されるケースは以下の2つです。
- 車で来る場合について記載がある
- 交通の便が悪い
①車で来る場合について記載がある
企業から配布された書類などに「車でお越しの際は…」などの記載がある場合は、面接に車で行っても問題ありません。
会社説明会などで担当者から「面接当日は車・バイクで来社しても問題ありません」と説明があった場合もOKです。
ただし、車で行く場合の注意事項が記載してある場合は、しっかりと目と通してルールを厳守しましょう。事前に許可や予約が必要な場合もありますので注意してくださいね。
②交通の便が悪い
「最寄駅から徒歩で30分以上」「バスは1時間に1本」など交通の便が悪い場合は、車の利用が許可されることがあります。
極端に交通の便が悪い場合は、企業側から「車OK」と説明があることが大半です。
ただし、交通の便が悪いからといって必ずしも車が許可されるわけではありません。企業側から何の説明もない場合は、事前に確認したほうが無難でしょう。
面接に車で行く場合の注意点3つ

面接に車で行く場合、ルールを守らないとマイナス評価につながる可能性があるため注意しましょう。注意点は以下の3つです。
- 企業側へ確認をとっておく
- 指定された場所に駐車する
- 時間に余裕を持って向かう
注意点を把握して、企業から悪印象を持たれないようにしましょう。
①企業側へ確認をとっておく
面接に車で行く場合は、トラブル防止のために企業側へ確認をとっておくことをおすすめします。
くり返しになりますが、本来面接に車で行くことは望ましくありません。やむを得ない理由で許可される場合もありますが、あくまでも例外と考えましょう。
書類などに車で来る場合について記載があった場合や、会社説明会で「車OK」と説明があった場合も、面接前に確認をとっておくとより丁寧な印象を与えられます。
②指定された場所に駐車する
面接に車で行く場合は、必ず指定された場所に駐車しましょう。車での来社が許可されている場合は、事前にどこに駐車すれば良いのか案内があるはずです。
社員用の駐車場を利用しても良いケースもあれば、近くのコインパーキングを利用するように案内があるケースもあります。
無断でお客様用の駐車スペースを利用しないように注意してください。就活生がお客様用の駐車スペースを利用したことで、お客様や企業側に迷惑をかけてしまいます。
③時間に余裕を持って向かう
面接に車で行く際は、時間に余裕を持って自宅を出ましょう。事故や渋滞に巻き込まれる可能性はゼロではないため、不測の事態に備えて時間に余裕を持って向かってください。
時間ギリギリに自宅を出ると、慌てて事故を起こす確率が上がります。また、軽い渋滞に巻き込まれただけでも遅刻するリスクがあるため要注意です。
もちろんどんなに安全運転を心掛けていても、事故に巻き込まれるリスクはあります。ですが時間に余裕があれば、企業側に連絡を入れるなど冷静に対処しやすいでしょう。
理由がない限り面接に車で行くのは控えよう!

面接に車で行くのはモラル違反となるため、基本的にはNGです。企業の許可なく車で来社すると、マイナス評価につながる恐れがあるため注意しましょう。
企業側から車OKの許可が出た場合も、必ず指定された場所に駐車するなどルールを厳守してくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。