面接対策をする中で、自己紹介の仕方に悩んでいる方も多くいるのではないでしょうか。
本記事では、面接における自己紹介で必ず入れるべき項目や、好印象・悪印象を与える行動のポイントなどについて解説します。
面接の自己紹介について調べている方や悩んでいる方は、ぜひともご参考にしてくださいね。
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自己紹介に必ず入れるべき項目4つ

自己紹介を構成するにあたっては、以下の4つの項目を必ず入れることが重要だと言えます。
- 氏名
- 所属の情報
- 人となりが分かるエピソード
- 今後の抱負
上記の4項目を基本にすることで、自分のことを端的かつスムーズに相手に知ってもらえるでしょう。
①氏名
自己紹介の基本であり最初に伝えるべき情報が、氏名です。採用担当者はコチラの名前を知っていますが、自己紹介では必ずフルネームを伝えます。
また、氏名を伝える際には名前だけを伝えるのではなく、印象に残るような補足説明を行うこともおすすめです。
漢字の書き方やニックネーム、名前の由来などについて一言触れることで、採用担当者の印象に残りやすいと言えます。
自分の名前についても、ここで一度深掘りして調べたり考えたりしてみると良いでしょう。
②所属の情報
名前の他には、自分の所属に関する情報も自己紹介では伝えます。自分が所属する大学名や学部、学科までを正式名称で伝えることが基本です。
また、出身地や部活、サークル名なども合わせて伝えることで、自分についてより詳しく伝えることにつながります。
実際のビジネスの現場においても、出身地や大学、部活などの話からチャンスをつかむケースは決して少なくありません。
相手との共通点があればプラスに働くことも多々あることから、自分の所属についてもしっかりと整理して伝えるようにしましょう。
③人となりが分かるエピソード
自己紹介に盛りこむべき項目としては、自分の人となりが分かるエピソードも欠かせません。
趣味や特技、学生時代に行っていたことなど、「自分とはどんな人か」を伝えられるエピソードを用意しておくことが大切です。
採用担当者は、その人がどんな人で自社に入社しても他のメンバーとうまくやっていけそうか、自己紹介から判断したいと思っています。
休みの人にやっていることや学生時代からずっと続けていることなど、自分らしさを伝えられるポイントを伝えるのがベストでしょう。
④今後の抱負
自己紹介の最後は、今後の抱負で締めることが望ましいと言えます。企業側が知りたいのは、あくまでも「入社した後活躍するか、うまくやれるか」です。
「一緒に働きたいと思えるかどうか」が、採用のポイントの1つになることも少なくありません。
入社後にどんなことを目指しているのか、その会社のメンバーの中でどんな風に活躍したいのかを伝えることが大切です。
前向きな言葉で締めくくると採用担当者からの印象が良く、仕事や入社に前向きな姿勢を伝えられるでしょう。
自己紹介で差をつける面白い項目3つ

自己紹介で他の就活生との差をつけるためには、以下の3つの項目を盛り込んでみることをおすすめします。
- 名前の由来
- 座右の銘
- 自分を動物に例えるネタ
自分の状況・条件に合わせて、最適なネタを盛り込んでみましょう。
①名前の由来
自己紹介のネタとしてまずおすすめするのが、名前の由来です。名前の由来を伝えることで、自分の存在を印象付けることにつながります。
名前には両親の考え方や思いが込められており、自分の価値観の話につなげて「名前に負けないように○○を目指したい」と話してみるのも良いでしょう。
また、名前によっては面接官に興味を持ってもらい、コミュニケーションをとるための話のネタになることも期待できます。
自分の名前の由来については、自己分析の段階で調べておくことがおすすめです。
②座右の銘
面接の話のネタとしては、「座右の銘」も挙げられます。座右の銘とは、自分の人生における教訓や指針になる言葉のことです。
座右の銘には、その人の考え方や人柄、人生において何らかの壁にあたったときの姿勢などを込められます。
例えば、「千里の道も一歩から」であれば、目標に向かってコツコツと努力できる姿勢を示すことが可能です。
また座右の銘を選ぶ際には、面接を受けている企業の社風や求める人物像とのマッチングもしっかり考えることも求められます。
③自分を動物に例えるネタ
少し変わり種の自己紹介としては、自分を動物に例えるネタが挙げられます。イメージしやすい動物をあげることで、面接官に印象付けやすくなるでしょう。
準備の際には動物の名前とその特徴を整理し、自分の長所や特徴と紐づけることが求められます。
面接を受けている会社が求める人物像を整理し、決してマイナスイメージにつながる動物を選ばないことが大切です。
「自分らしさ」と「企業の求める人物像」をつなぐ魅力的な動物がいないか、検討してみると良いでしょう。
自己紹介で絶対NGな項目3つ

自己紹介は基本を押さえておけば比較的自由に考えられるのですが、以下の項目は避けることをおすすめします。
- ネガティブな内容
- 自虐ネタ
- 履歴書と矛盾する内容
上記の内容を盛り込むとマイナスイメージにつながりかねないため、充分に注意しましょう。
①ネガティブな内容
自己紹介に盛りこむべきでない内容としてはまず、ネガティブな内容が挙げられます。社会人としてマイナスに取られる話は、避けなくてはいけません。
たとえば、趣味としてギャンブルを挙げる、酔っぱらって迷惑をかけた話をするなどがネガティブな内容として挙げられます。
ギャンブルやお酒などはもちろん立派な趣味ですが、ビジネスの場にふさわしいかどうかはしっかりと考えることが求められるでしょう。
学生の間では武勇伝のように語れる話でも、社会人としてはマイナスになる話は多々あることから注意が必要です。
②自虐ネタ
自虐ネタについても、面接の自己紹介においては避けた方が良い話題の1つです。
謙虚さを伝えるために自虐ネタを盛り込む方もおり、成功するケースもあるとは言えますが、不快に感じる方も多くいるのが実情でしょう。
笑うべきか真剣に聞くべきか分からないような話をすると、面接官に余計な気を遣わせてしまいかねません。
「自信がなさそう」「何となく後ろ向きに見える」などのイメージを持たれてマイナス評価につながる恐れもあるでしょう。
③履歴書と矛盾する内容
面接での自己紹介に盛りこむべきではないネタとしては、履歴書の内容と矛盾する話も挙げられます。
履歴書の内容と異なる発言をした場合、「嘘をついている」「履歴書の内容に信憑性がない」などと思われてしまいかねません。
嘘をつくと非常に印象が悪く、たった1つの嘘で信頼を失いこともあります。見栄を張りたい気持ちにはなるものですが、誇張せずに話すことが重要です。
履歴書は書いたら終わりにせず、内容を確認して矛盾の無い話を面接でするように心がけるべきでしょう。
自己紹介で好印象を残す話し方のコツ5つ

自己紹介で面接官に好印象を持ってもらうためには、以下のポイントを押さえることが大切です。
- 常に笑顔を心掛ける
- 正しい姿勢で話す
- 簡潔に話す
- 面接官の目を見る
- 大きな声でハキハキ話す
①常に笑顔を心掛ける
面接で自己紹介をする際には、常に笑顔を心がけることが重要です。自己紹介は面接の最初に行うものであり、表情によって第一印象が決まる可能性もあります。
笑顔ではなく真顔や暗い顔で自己紹介をしていては、それだけでマイナスイメージを与えてしまいかねません。
「自信がない」「大事な場面でも愛想よくできない」などと思われれば、社会人として活躍できる印象を与えることは難しいでしょう。
緊張してしまうところもあるとは思いますが、それでも笑顔で話せるように事前に練習をしておくことは非常に重要です。
②正しい姿勢で話す
表情だけでなく姿勢も正して話すことも、面接における自己紹介では重要なポイントだと言えます。
背中が曲がったままでいると、自信がなさそうに見えたり態度が悪いように見えたりしてしまいかねません。
背筋をまっすぐ伸ばして笑顔になるだけでも、相手からの印象は大きく異なります。やはり緊張するとおろそかになってしまいがちなので、要注意です。
笑顔と同様に、事前に面接の練習をして自然に背筋を伸ばせるようにしておくとよいでしょう。
③簡潔に話す
自己紹介のポイントとしては、簡潔に話すことも挙げられます。長くなり過ぎると、「要旨をまとめて話せない」との印象を持たれる恐れがあるためです。
自分をできるだけアピールをしたいと考えると、自己紹介はどうしても長くなる傾向があります。1分程度を目安として、簡潔に話す練習をしましょう。
簡潔に話すことは自己紹介だけでなく面接の他の項目においても同様に重要であることから、しっかりと練習しておくことが求められます。
④面接官の目を見る
面接官の目を見ることも、自己紹介時の姿勢としては重要だと言えます。相手の目を見て話すことは、面接だけに限らずコミュニケーションの基本です。
ただし、相手の目を真剣に見つめ過ぎてしまうと、威圧感や気難しさを与えてしまうことにもなりかねません。
相手の目を離すことは基本としつつ、話しの中で自然に目線がそれることは良しとする姿勢が求められるでしょう。
事前に誰かに協力してもらい、自然に相手の目を見られているか確認することもおすすめです。
⑤大きな声でハキハキ話す
面接の自己紹介で面接官に好印象を持ってもらうためには、大きな声でハキハキと話すことも重要だと言えます。
ぼそぼそと小さな声で反していると、「自信がなさそう」「面接に乗り気ではなさそう」などとマイナスイメージを持たれる恐れがあるためです。
また小さな声では話が伝わらない可能性もあることから、大きな声でハキハキと話すことを心がけましょう。
普段の話し声よりも大きくすることを意識し、堂々とした態度で落ち着いて話すことが大切です。
自己紹介で印象悪化に繋がる行動3つ

自己紹介で以下の行動を取ってしまうと、面接官の印象を悪くしてしまいかねません。
- 話が曖昧で分かりにくい
- 話すときの態度が悪い
- 自己PRになっている
ここでは、上記の印象悪化につながる行動についてそれぞれ解説します。
①話が曖昧で分かりにくい
自己紹介地に面接官の印象を悪くするケースとしては、話があいまいで分かりにくいことが挙げられます。
話があいまいで分かりにくいと、論理的な話ができない、話しをまとめられないとのイメージを持たれてしまう恐れがあるからです。
自己紹介は全体が1分程度にまとまるようにするべきであり、そのためには短く簡潔なエピソードを用意することが大切です。
短時間で自分について伝える必要があることから、あまりマニアックで分かりにくい話も避けた方が無難だと言えます。
②話すときの態度が悪い
自己紹介時に面接官の印象を悪くしてしまうケースとしては、話をするときの態度が悪いケースも挙げられます。
「態度が悪い」とは、具体的には以下のような状態です。
- 話をしっかりしても目を一切合わせない
- 肘をついて話す
- 脚を組んでいる
- 明らかに早く終わらせようと話を切り上げる
上記のように態度が悪いまま自己紹介をしていると、「やる気がない」「感じが悪い」とマイナス評価につながる可能性が高いと言えます。
初対面の人とやり取りをすることは社会人になれば非常に多く、面接の間だけの問題でないと考えるべきです。
③自己PRになっている
自己紹介ではなく自己PRになってしまっているケースでも、面接官に悪い印象を与えてしまいます。
自己紹介と自己PRは違うことから、しっかりと区別をして臨むことが大切です。
自己紹介では、あくまでもアイスブレイクをしたり自分の人柄を知ってもらったりするだけで十分だと言えます。
自己PRまでしてしまうと、「求められている行動がとれない」「指示を理解できない」などとマイナス評価につながってしまう可能性が高いでしょう。
好印象を残す自己紹介の例文

○○大学○○学部○○学科から参りました、○○ ○○と申します。私は小学生の頃より陸上を始め、大学4年になった今でも長距離走の選手として毎日走り続けております。色が白く毎日走り続けていることから、周りの人からは「パトカー」とも呼ばれています。 陸上競技で培った体力と精神力は私の強みであり、何事にも粘り強く取り組む姿勢で、御社の業務に貢献したいと考えております。本日は、何卒よろしくお願いいたします。 |
上記は、部活動をベースとして自己紹介を組み立てた例文です。
あだ名を伝えることで面接官の印象に残すだけでなく、入社後の展望についても触れることが大切だと言えるでしょう。
印象悪化に繋がる自己紹介の例文

○○大学○○学部○○学科から参りました、○○ ○○と申します。私は競馬が趣味で、週末は必ずと言っていいほど競馬を見ています。これまでに100万円のお金をかけたことがあり、トータルでは15万円のプラスを生み出しています。 競馬で培った勝負強さが私の長所であり、ビジネスの現場でもきっと役立てられると考えております。御社に入社したらさまざまな経験をさせていただき、勝負強さに磨きをかけるつもりです。 |
本当に趣味であったとしても、自己紹介の内容としてはギャンブルは不向きだと言えます。
どうしても競馬にしたいのであれば、「馬のことであれば何でも知っている」などと、ギャンブルとは違う方向性で話しをした方が無難です。
また、入社後の展望について「企業に何かをしてもらう」姿勢で語ることは不適切であり、「自分が企業に貢献する」との切り口で話すと良いでしょう。
自己紹介で入れるべき項目を知って面接に活かそう!

自己紹介では、自分の名前や所属、人柄が伝わるエピソードなどを基本として盛り込むことがおすすめです。
背筋を伸ばして笑顔になるなどの基本的な行動を押さえて、面接官からの印象を悪くしないようにすることが重要でしょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。