就職活動のエントリーシートや履歴書では、証明写真が必要となります。そのため、自分で写真を撮りに行く必要があります。
しかし「証明写真はスピード写真でとってもいいの?」と悩みますよね。
本記事では、スピード写真は就活ではNGなのかについて解説します。内定への影響や写真館のメリットも紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
就活用の証明写真でスピード写真は避けた方が無難

結論、就活用の証明写真において、スピード写真は避けるべきです。なぜなら、就活用の写真は企業に自己アピールを伝える要素が重要であり、急いで撮影された写真ではその品質が損なわれる可能性があります。
写真スタジオでの撮影が一般的であり、そこではプロのカメラマンが表情や目線など細かいポイントを注意深くチェックしてくれます。
スピード写真ではこのような細部までの注意が難しく、仕事に対する真剣さやプロ意識が十分に伝わりにくくなります。
就活でスピード写真を使うと選考に影響することもある

就活でスピード写真を使用することで、選考に影響することもあるため気をつけましょう。というのも、長い経歴を有する採用担当者は、写真を通じて就活生の印象をある程度判断できるからです。
適切な写真は、選考において好印象を与え、信頼感を持ってもらうことにつながります。写真によって良い印象をアピールできる可能性が高まるでしょう。
逆に、不適切な写真が使用されると、採用担当者の目に留まり、悪い印象を与える可能性があります。そのため、やむを得ない理由がない限り、スピード写真は使わず、写真館で撮ってもらいましょう。
就活用の証明写真で写真館を利用する2つのメリット

次に、就活用の証明写真で写真館を利用するメリットを紹介します。
- プロのカメラマンに撮ってもらえる
- データの焼き増しができる
①プロのカメラマンに撮ってもらえる
プロのカメラマンによる証明写真の撮影は、証明写真の仕上がりを良くしてくれます。専門の技術と経験を持つプロのカメラマンによって、自然体で好印象なポートレートが得られるでしょう。
プロのカメラマンが、表情や姿勢などのアドバイスをしてくれるので、証明写真の撮影になれていない方でも安心です。
履歴書や職務経歴書といった重要な書類に適した写真は、プロにとってもらうのが一番確実ですよ。
②データの焼き増しができる
証明写真を写真館で撮影するメリットの一つは、データの焼き増しができることです。写真館では、高品質なデジタルカメラと専用の設備を用いて写真を撮影し、データとして保存します。
このデータは後日、必要な枚数だけ焼き増しでき、同一品質を維持できます。これにより、就活活動で必要な証明写真を手軽に入手でき、統一感を持たせることが可能です。
また、データの保存をしてくれるので、いざという時に素早く再発行でき、選考で必要になったときにすぐに手に入れることができます。
就活で使う証明写真の基本情報

次に、就活で使う証明写真の基本情報を紹介します。写真を撮った後に後悔しないよう、あらかじめポイントを押さえておきましょう。
- 履歴書の写真のサイズ
- 必要な写真の枚数
- 写真の使用期限
①履歴書の写真のサイズ
履歴書の写真の基本サイズは、一般的に縦40mm×横30mmです。このサイズは、就活において広く受け入れられています。
写真はクリアで顔がはっきり見えるものにしてください。背景は明るい色の無地が好ましいです。笑顔で自然な表情で取りましょう。服装はスーツもしくはオフィスカジュアルが一般的ですよ。
写真は最近のものであることが重要です。写真館やフォトスタジオで撮影するようにしましょう。
②必要な写真の枚数
就活で使用する証明写真においては、一般的に20~30枚の提出が一般的です。これは、複数の企業へ同時に応募する場合や、書類選考や面接など様々な段階で写真が必要となるためです。
写真は清潔感があり自己アピールが十分に伝わるものが好まれます。枚数が少ないと何度も撮りにいかなければならないので、事前に用意しておくようにしましょう。
③写真の使用期限
就活で使用する証明写真の基本情報の一つに、写真の使用期限があります。企業の選考などで用いる証明写真は、最新のものであることが求められます。
一般的には3ヶ月から6ヶ月以内の写真が望ましいとされているので、1年以上前の写真を使うのは避けましょう。
写真は個人の外見や印象を反映するものであり、時間経過により変化する可能性があるため、定期的に新しい写真を撮影し、更新してください。
スピード写真で綺麗な写真を撮るコツ3選

ここまで、就活用の写真は写真館がおすすめと紹介しました。とはいえ、時間がないなどの理由でスピード写真を使うこともあるでしょう。そこで、スピード写真で綺麗な写真を撮るコツを紹介します。
- 色のコントラストを意識する
- いつもより厚いメイクがおすすめ
- 補正機能を使う
①色のコントラストを意識する
スピード写真において色のコントラストを大切にしましょう。理由は、コントラストを意識することで、視線が引き込まれ、写真全体がより鮮明に映るからです。
色のコントラストを活かすコツとして、被写体が濃い色の上着を選ぶことが挙げられます。これにより、自然な陰影が生まれ、被写体がより立体的に見えます。
また、ネクタイなどの小物で背景と対照的な色を取り入れると、印象的で引き締まった写真が撮れるでしょう。
②いつもより厚いメイクがおすすめ
スピード写真で綺麗な仕上がりを得るためには、いつもより厚いメイクがおすすめです。スピード写真では印象が少しぼやけてしまうので、顔がはっきり映る工夫をしましょう。
特に目元や口元には丁寧にメイクを施すことで、顔の輪郭がクッキリと浮き出る効果があります。注意点として、厚塗りで派手な仕上がりにならないように気を付けてください。
また、ハイライトやシェーディングを活用して、光の加減で立体感を演出することもポイントです。
③補正機能を使う
スピード写真で美しい写真を撮るためには、補正機能の活用が重要です。この機能を利用することで、被写体の顔がクリアに映り、鮮明な印象を与えることができます。
補正機能を効果的に使用する際のコツは、まず撮影前にカメラの設定を確認し、適切な補正モードを選択することです。
被写体の動きに合わせてシャッタースピードを調整し、ブレを抑えます。また、照明条件や背景によっても補正の程度が変わるため、撮影環境に合わせて調整をしてくれるでしょう。
スピード写真よりも写真館の方が就活ではベター
本記事では、スピード写真は就活ではNGなのかについて解説しました。
紹介したとおり、基本的に就活用の写真をスピード写真で撮ることは避け、写真館を利用することがおすすめです。
もし、写真館に行く時間がない場合は、色のコントラストを意識したり、メイクを厚くしたりするなどの工夫をした上でスピード写真を活用しましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。