「面接に自信がない……」「どうやったら自信満々で面接を受けられるの?」
面接が苦手な人の中には、このように思っている人も多いでしょう。思わず答えに詰まる、態度に出てしまうなど、面接に自信がなくて失敗してしまうパターンは多々あります。
そんな人におすすめなのが「自信のあるフリ」をすること!ですが、それができたら苦労しない……と思う人もいますよね。
そこで、本記事ではどうして「フリ」が有効なのか、何をすれば自信のあるフリができるのかなど、今からすぐにできる面接対策を解説していきます!気になる人は、下のボタンをクリックしてみてくださいね。
キャリアアドバイザー 久保
東証プライム上場通信事業会社で営業マネージャーを経験し、新規事業3つの立ち上げにかかわる。 営業マネージャや立ち上げの実績を持ちながら、株式会社C-mindには2023年に中途入社し、現在はキャリアアドバイザーのチーム運営と多くの就活生のサポートを担当。 自身が転職やキャリアアップをした経験から、内定だけではなく、入社後も徹底的に寄り添い企業を紹介している。 専門業界:IT、人材、広告
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自信のなさは面接官にも伝わっている
学生の自信のなさは、面接官にも確実に伝わります。自分では表に出していないつもりだとしても、自信のなさは声のトーンや表情、態度などに出てしまうためです。
小さな声や暗い表情では、面接官から「頼りなさそう」「ネガティブに考えそう」とマイナスに評価されてしまいます。
自信のなさによって選考通過ができず、さらに面接への自信を失うという負のスパイラルに陥るケースが多いでしょう。
面接に自信が持てないと感じる場合は、早めに対策を取るとそれだけ早く巻き返せるのでおすすめです。
面接に自信がない時の原因6つ
そもそも、面接で自信がなくなってしまう原因はなんなのでしょうか?漠然と「自信がないな」と思っている人は、まず理由を特定しておきましょう。
原因が違えば対策も違うので、早めに原因を探っておくことが重要です。ここからはよくある原因を6つ紹介していきますね。
①面接に落ちた経験がフラッシュバックしてしまう
面接への自信がなくなる理由の1つは、面接に落ちた経験を思い出してしまうからです。落ちた原因は知らされないため、余計に何が悪かったのかと不安になり、自信を失う人は多くいます。
後から振り返って具体的な原因が思い当たらない場合は、そこまで気にしないようにするのも重要です。
就活生の答えには問題がなくても、企業側の都合で落とされることは少なくありません。原因を探りつつ、あまり思い詰めないようにしましょう。
②準備不足だと思っている
自分の面接準備が足りないのではという不安から、面接への自信を失う人もいます。
これは実際に準備ができているかできていないかに関わらず、本人がそう思ってしまっていることが原因です。

準備が足りていないと思っていると、面接でいい雰囲気になっても「まぐれだ」と思い、自信がつきません。逆に失敗するとやはり準備が足りなかったのだと感じ、さらに自信を失う悪循環に陥ってしまいます。
しかし、実際どこまで準備をしたらいいのか分からない人も多いですよね。本記事では、自信をつけるための面接準備についても解説しているので、気になる人は下のボタンから確認してみてください!
③緊張してはいけないと思い込んでいる
緊張してはいけない、と思い込んでしまうのも、面接で自信を失う原因の1つです。
確かに緊張すると受け答えで失敗しやすいのは事実ですが、全く緊張しないように面接にのぞむのは難しいですよね。
ごくまれに、もともと面接で緊張しない人もいますが、それはほぼ才能と言っていいでしょう。ほとんどの人は、就活面接では緊張してしまうものです。
緊張しやすい人は、自己紹介で「実は今ものすごく緊張しているのですが、しっかり思いを伝えられるよう頑張ります」と伝えてもOK!
「緊張」を完全になくすためには?
とはいえ、以下のように、なるべく緊張しないで面接に臨みたい人もいますよね。
緊張する人がほとんどとは言っても、緊張してしまうかも、という恐怖がさらに緊張につながるので、可能性すらなくしておきたい……
そんなあなたには、面接練習を繰り返して自信をつける方法をおすすめします!
カリクルには、就活のプロが平均7~8回の面談で徹底的な面接練習を行ってくれるサービスがあります。完全無料でサポートしているので、気になる方はぜひ申し込んでみてください。
④コミュニケーションを取るのが苦手
コミュニケーションを取るのがもともと苦手な人も、面接への自信を失いやすい傾向に。会話の受け答えに迷って失敗するたび、自信がなくなってしまうのです。
対策方法はさまざまありますが、基本的には聞かれたことにのみ答えるようにするのがおすすめ。
面接も会話の1つなので、聞かれた以上のことを深読みして答える必要はありません。深く知りたいことは面接官が深掘りしてくれるので、簡潔に回答できるよう、準備だけしておきましょう。
⑤ネガティブ思考になっている
面接への自信がない人の中には、ネガティブ思考に陥りがちな人も多くいます。少しつまづいただけでも悪い方向へ考えてしまい、自信を失ってしまうのです。
ネガティブになりがちな人は、無理やりポジティブ思考に変えようとするより、ネガティブを逆手にとって謙虚な態度にしてしまうのがおすすめです。
もしくは、自信のあるフリをするだけでも効果があります。面接官からの印象が良くなるのはもちろん、自信のあるフリはいずれ本物の自信に繋がっていくからです。
次の章ではこの「自信のあるフリ」についてくわしく解説していくため、気になる人はぜひ確認してみてくださいね。
⑥自分に自信がない
強みや性格など自分自身に対して自信が持てない場合、面接でも自信をもって堂々と話すのは難しいでしょう。
今まであまり自己主張をしないタイプだったり、自己肯定感が低かったりした人は特に自信をもてない傾向があります。
改めて自己分析を行ってみたり周囲の人から褒められたエピソードを振り返ったりして、自信を持つようにしましょう。
自己肯定感を高められれば自信が表情や態度に現れ、面接で好印象を与えることができます。
【第一印象が重要】面接の自信がないなら「あるフリ」で克服しよう!
面接で自信がない人は、短期間で心からの自信を身につけようと思っても難しい場合が多いでしょう。そこでおすすめなのが、自信のあるフリをすること。
「そんなことでいいの?」「根本的な解決にはなっていないんじゃ……」と思う人もいるでしょう。
しかし、フリだけでも意外と効果的な理由がいくつかあります。本章では、自信のあるフリがどれほど面接において有効なのかを説明していきますね。
- 面接は雰囲気と第一印象に気を付けよう
- 面接では「自身のあるフリ」が意外と効果的
面接は雰囲気と第一印象に気を付けよう
実は、人がコミュニケーションを取るとき、最も多くの情報を得ているのは話の内容そのものからではありません。話の内容や言葉の意味から得ている情報は、全体の7%しかないのです。

これはメラビアンの法則といい、人は、相手の雰囲気や仕草、声のトーンなどから全体の93%もの情報を得ています。
つまり、声のトーンを明るくしたり、笑顔を増やすだけでも、好印象を与えられる可能性が高まるのです。
面接では「自身のあるフリ」が意外と効果的

自信のある振る舞いをすれば、自然と声も大きくなり、表情も明るくなるでしょう。しかし、自信がない人はそもそも「心の底から自信満々になる」までに時間がかかりますよね。
そこで有効なのが、自信のあるフリをすること。自分に自信がなくてもあるようにふるまうのです。
それができれば苦労しない……と考えるかもしれませんが、人は意外と体の動きに心が引っ張られるもの。一度自信がある素振りをするだけで、心が自然と「自分には自信があるかも」と思い込みやすくなります。
でも実際どうすればいいんだろう?と思った人はぜひ次の章を読んでみてくださいね!具体的な4つの方法を解説しています。
自信がないなら「フリ」で克服!面接官からの印象をよくする4つの方法
ここからは、実際に自信のあるフリをするための具体的な方法を4つ、説明していきます。

上の画像を見て、「そんなことでいいの?」と思った人も多いかもしれません。しかし、自信のあるフリといっても特に大それたことをする必要はないのです。
基本的には少しの工夫で、自分に自信があるように見せられますよ。具体的に見ていきましょう。
①ハキハキと大きめの声で話す
声を大きくするだけでも、面接官にとっては自信の表れに見えます。
たとえば集団面接でも、はっきりと大きな声で話している就活生がいるとなんとなく萎縮してしまいますよね。それは彼らの声の大きさに自信を感じるからです。
しかし、自信がなくても声は大きくできます。一度勇気を出して、いつもより大きめの声で話してみましょう。加えて、はっきりとした聞き取りやすい声で話せればより印象はよくなります。
②断言口調で話す
断言口調で話すことも、自信をアピールするためには重要です。具体的には、「あ~」や「え~っと」などのフィラーワードを出さないようにしましょう。
フィラーワードとは
フィラーワード……会話の途中で出てくる意味をなさない言葉のこと
【例】
・あの~、あー、え~
・えっと、その、あの
・何か、ほら、うーん
フィラーワードは、面接官からすれば「答えを用意していないのかな?」「今考えている?」とややマイナスな印象になりがち。面接では無意識に出してしまう人も多いため、注意が必要です。
また、結論から話すことも断言口調に繋がります。相手に話の内容が伝わりやすいだけでなく、回答がいつのまにかおかしな方向にズレるのも阻止できますよ。
③胸を張って姿勢をよくする
面接を受けている間は、なるべく胸を張り、姿勢を良くしましょう。背筋を伸ばして座るだけでも、面接官からは自信があるように見えます。
また、姿勢を正すといつもより自然と目線が高くなります。すると視野が広がったように感じられ、自信にも繋がりやすくなるためおすすめです。
姿勢の正し方
①背筋を伸ばす
②顎を少し引く
③鎖骨を後ろに引くイメージで胸を張る
④おなかに少し力をこめる
④笑顔で話す
面接で緊張すると忘れがちなのが、常に笑顔を保って話すことです。面接では焦る場面も多いでしょうが、笑顔でいるとそれだけで面接官からの印象が良くなります。
友人や家族と話しているときも、誰かが楽しそうに笑っていると理由を知らなくても楽しくなりますよね。
面接でも同じです。笑顔でいるだけで面接官からも笑顔が返ってくる可能性が高くなり、結果的に自信に繋がりますよ。
【番外編】「フリ」を「本気」に!面接練習を重ねよう
ここまで、自信のあるフリをするための方法を4つ解説してきました。どれも気軽に始められることではありますが、ぶっつけ本番でやるのはさすがに不安ですよね。
そこで、まずは就活専門のキャリアアドバイザーに面接練習を頼んでみましょう!実際にキャリアアドバイザーに面接官役をやってもらえば、本番さながらの練習ができます。
自信のあるフリは、続けていけばやがて本物の自信に変わります。私たちと一緒に面接練習を重ねて、本番でも自然と自信のある振る舞いができるようになりましょう!
面接で自信を持つための5つの準備
ここからは、面接で自信を持つため、事前にこなしておきたい5つの準備方法を紹介していきます。
「自信のあるフリもいいけど、やっぱりしっかり準備をして自信を身につけたい」という人は、本章を読んでじっくり事前準備を固めておきましょう。
①自己分析を深めて自分の良さを知る
まずは自己分析をじっくりと行いましょう。やったことがない人はもちろん、やったことがある人も、もう一度やり直してみてください。
自分に自信がない大きな原因は「自分の良さを知らない」ことにあります。「こんなのは得意なことやアピールポイントのうちに入らない」と無意識に除外した要素こそが、大きなアピールポイントになる可能性も。
自分で客観視するのが難しい人は、友人に他己分析を頼んだり、キャリアアドバイザーと一緒に自己分析を進めていきましょう。
②面接練習を何度も繰り返す
面接練習を繰り返すことも、自信を持つためにはおすすめです。面接で気おくれしたり緊張したりする原因は、主に面接の経験が少ないことにあります。
練習を繰り返して面接に慣れ、スムーズに回答ができると自信に繋がります。最初の質問につっかえずに答えられるだけでも自信が湧くため、自己紹介や志望動機などはより練習を重ねると良いでしょう。
また、本番さながらの練習を行うのも効果的。キャリアアドバイザーなどの第三者に面接官役を頼んでフィードバックまでもらえれば、より面接に対応しやすくなります。
興味がある人は、下のボタンからキャリアアドバイザーに相談してみてくださいね。
③回答は「型」を意識する
面接の回答を事前に準備するときは、ある程度の「型」を意識しましょう。回答に型がないと、いざ話す段階になって何から言えばいいのか分からなくなり、余計に自信を失ってしまいます。
質問の回答にはPREP法を使うと便利です。PREP法とは、面接や会議で相手に言いたいことを伝えるときに便利な回答法で、主に以下の4段階で構成されています。
PREP法とは
①P(Point):結論
②R(Reason):理由
③E(Example):具体的なエピソード
④P(Point):結論
一番最初に結論を述べ、その結論の理由を説明してから、理由を補強するための具体的なエピソードを語り、最後にもう一度結論を述べる形です。基本的には、回答は全てこの形で作っておくと確実ですよ。
④面接を客観的に振り返る
面接を何度か受けたことがある人は、必ず面接の振り返りをしておきましょう。このときポイントなのは、できる限り客観的に「成功した面接」を振り返ることです。
2014年に福岡女学院で行われた研究では、人は自分の失敗体験よりも成功体験の振り返りを行ったほうが、その後にポジティブな成果が出たという結果が出ています。
自信のない人ほど、失敗した経験から自分の悪いところを探そうとしてしまいますよね。しかし、実は成功した部分を振り返ることでやる気がでて、努力量もアップするのです。
自分が通った面接はもちろん、落ちてしまった面接も、自分が手ごたえを感じた部分を切り取って振り返ってみましょう。
参照:成功経験と失敗経験の振り返りが自信と努力量に及ぼす影響(藤村まこと,2014)
⑤一度の回答で話しすぎないよう意識する
面接では、一度の回答で話しすぎないように注意しましょう。準備をきっちり進めた人ほど、用意したことを全て言いたくなってしまい、結果的に話しすぎて面接官を混乱させてしまいます。
面接官は必ず深掘り質問をしてくれます。一度の回答では、最も伝えたい結論に少しの補足事項を付け足すくらいにとどめておくのがおすすめ。深掘り質問を誘えれば会話が続いて、面接もスムーズに進みます。
また、人が一度に聞き取れる文章の長さは40秒~1分ほどとされています。回答が長くなりがちな人は、事前にストップウォッチなどを利用して練習しておくと良いですよ。
面接直前に!自信を持てる方法4つ
ここからは、面接の直前にさっとできる、自信を回復させる方法を紹介していきます。最後の最後で緊張して自信を無くしてしまう人は、ぜひ活用してみてくださいね。
①身だしなみを整える
まず、面接前に身だしなみを整えましょう。清潔感のある外見は相手に好印象を与え、自分にも自信を与えてくれます。
衣服用の毛玉取りを持ち歩き、面接直前にシワや汚れを取り除いてください。また、面接で印象を左右しやすいのはなんといっても髪です。面接前には、前髪が目にかからないよう調整しましょう。
さらに、背筋を伸ばし、表情も明るく保っておきましょう。面接室に入った瞬間に笑顔になるのは難しいので、入る前から軽めに笑顔の練習をしておくと良いですよ。
②「緊張→弛緩」のストレッチでリラックス
面接にはリラックスした姿勢で臨みたいところですが、人はいきなり体の力を抜けないものです。そこでおすすめなのが、「緊張→弛緩」のストレッチ。
まずは最初にわざと体をかたく緊張させ、直後に体の力を抜くことでリラックスできます。強制的に体が弛緩するため、面接の直前に行うのがおすすめですよ。
【簡単リラックス方法】
①手を体の脇に置いたまま、両肩を首に近づけるようにグーっと力を入れる
②力を入れたまま10秒間待つ
③ゆっくりと15秒ほどかけて力を抜く
③ビジネスマナーを事前に確認しておく
面接に自信がない人は、面接の直前にビジネスマナーを確認しておきましょう。入室のルールや挨拶の仕方など、受け答えの前にやるべきマナーは意外と多くあります。
入る直前になって「ノックは何回?」「挨拶は入室と一緒にするべき?」「どのタイミングで座るべき?」などの疑問が浮かぶと、より焦ってしまいますよね。
面接直前にそれらをおさらいすることで、面接への不安よりも、これからやるべきことに集中できます。不安が大きい人ほど、マナーを確認して心を落ちつけておきましょう。
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④ルーティーンを決める
面接前の簡単なルーティーンを決めておけば、緊張を和らげて面接に向けて気持ちを切り替えやすくなります。
ルーティーンは試合前のスポーツ選手が取り入れていることの多い方法で、あまり複雑にせず簡単なものにするのがポイントです。
例えば面接の待ち時間で1分間だけ瞑想したり、決まった飲み物を飲んだりなどが挙げられます。
面接に向けて集中力を高められるので、特に緊張しやすい人には効果的な方法です。
面接に自信がないときの注意点2つ
面接に自信がないときは、焦って色んなことをしてしまいがちですよね。しかし、中には余計に自信を失ってしまう行動もあります。
ここからは、面接に自信がない人ほど注意したほうがいい行動を2つ紹介していきます。
- SNSの情報に踊らされない
- 周りの人を気にしすぎない
①SNSの情報に踊らされない
面接に自信がないときは、SNS情報を必要以上に見ないようにしましょう。SNSではいろいろな情報が流れていますが、大抵はそのどれもが根拠のないものです。
「就活は楽勝で終わった」「〇〇企業に受かるにはインターンしていないとダメ」など、嘘か本当かも分からない情報で不安になり、自信を失うのはもったいないですよね。
他の人の投稿や就活の進捗状況ではなく、あなたの強みや経験、やるべきことに目を向けましょう。
②周りの人を気にしすぎない
自己評価が低いときこそ、面接では周りの人を気にしすぎず、自分に集中することが大切です。
自分に自信がない人ほど「自分が他の人よりどれだけ頑張っているか」を気にしがちですよね。しかし、自分と他人を比べるときりがないため、結果的には自信をますます失ってしまいます。
他の人より何ができるかではなく、過去の自分と比べて、今の自分は何ができるようになったかを考えましょう。面接で会話が続くようになった、笑顔で話せたなど、小さなことでも構いません。
面接後の気持ちの切り替え方
面接後に気持ちを切り替える方法を4つ紹介します。
面接がうまくいかなかったと感じた場合に、クヨクヨと悩んだり落ち込んだりする人は多いですが、過ぎてしまったことを悔やんでもしかたありません。
ずっと悩んでいても次の面接に悪影響を与えてしまうため、紹介する方法で気持ちを早めに切り替えましょう。
①面接の反省を次に活かそうとする
面接は、自分に合った企業を見つけるステップの一つだと考え、反省を次に活かそうと前向きな気持ちに切り替えましょう。
今回の面接でうまくいかなかった点や逆によかった点を分析し、次回はどうすればよりよくなるか考えてみてください。
感情から一度距離を置いて冷静に反省すれば、気持ちを前向きに持ち直しやすいでしょう。
②就活から離れてリフレッシュする
一日だけでいいので、就活から離れる時間を設けてリフレッシュしましょう。
特に真面目な人や完璧主義の人は、根を詰めすぎて自分にプレッシャーを与えてしまいます。
例えば趣味に没頭したり好きなだけ寝たり、友達と遊びに出かけたりと就活のことを考えなくていい時間を作ってください。
気持ちがリフレッシュするため、次の面接に新たな気持ちで臨みやすくなります。
➂自分だけが悪いわけではないと考える
どうしても自分を過度に責めて苦しくなってしまう人は、「自分だけが悪いわけではない」と考えましょう。
失敗したと感じる面接の中には、面接官の質問の仕方や雰囲気づくりが影響している場合もあるためです。
面接官も学生の魅力を引き出そうと試行錯誤しているはずですが、相手も人間。相性の問題や経験不足でうまくいかないケースもあります。
ただし、受からない面接を全て面接官のせいにして、反省をしないとなかなか受かりません。自分の改善点もしっかり見つめると、次の成功に繋がるでしょう。
④悩む時間を決める
悩む時間を決めるのも、面接後の気持ちを切り替えるのにおすすめの方法です。
冷静になろうとしたり別のことをやろうとしたりしても、つい失敗した面接について考えてしまうことはあります。
気持ちの切り替えがうまくいかない場合は、「今日一日は悩む」「あと3時間は悩んでもいいことにする」と時間を決め、その時間までは好きなだけ悩みましょう。
面接で自信がない人こそ「あるフリ」で自信を回復させよう
面接で自信を失うのは決して弱いからではありません。最初は自信があっても、面接に落ち続けて自信を失ってしまった人も多くいます。
そんなときこそ「自信のあるフリ」が効果的です。ここまで紹介した方法はもちろん、集団面接で見かけた「自信がありそうな人」の真似をしてみてもいいでしょう。
自信のあるフリは、続けていけば自然と本当の自信として身についていきます。一度勇気を出して、堂々とした振る舞いで面接にのぞんでみてくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。