就職活動のために作成する履歴書には、学歴欄が設けられています。その中に、卒業見込みであることを記載する人がほとんどでしょう。
しかし「『卒業見込み』とはどんな状態のことを言うの?どんなふうに書けばいいの?」と悩みますよね。
そこで本記事では、就活における見込みとは何かを解説します。混同しやすい用語や必要な書類、注意点まで紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
卒業見込みとは何かについて解説!

卒業見込みとは、学生が卒業要件を満たし、卒業が期待されている状態を指します。これは、現在の学習や試験結果に基づいて、学生が卒業するための条件をほぼ満たしているという前向きな予測を示します。
学業や単位の取得が順調であり、残りの期間で問題が発生しない限り、卒業が確実視されています。
卒業見込みの学生は、履歴書や求人応募書類でこの状態を明示し、就職活動でアピールすることが一般的です。
卒業見込みに相当する条件2つ

次に、卒業見込みに相当する条件を2つ紹介します。
- 卒業に必要な単位を取得予定
- 留年する可能性がない
①卒業に必要な単位を取得予定
卒業見込みの条件において、卒業に必要な全単位を取得予定であることが重要です。これは学位の要件を満たし、学問的な成果を達成するために不可欠です。
この表現は、学生が卒業に必要な単位をすでに取得しているのではなく、卒業までに取得する予定であることを示しています。
これは通常、卒業要件をクリアするための授業や試験が進行中であり、順調ならば卒業時には条件を満たす見込みがあることを企業に伝えるために使用されます。
②留年する可能性がない
卒業見込みに相当する条件は、留年の可能性がないことが不可欠です。これは、修了に必要な単位を確実に取得し、学業成績が要件を満たしていることを指します。
確固たる進捗と計画的な学習が不可欠であり、教員や学業アドバイザーとの適切なコミュニケーションも欠かせません。
自己管理能力や学習意欲の高さも重要であり、卒業を見据えた準備が着実に進んでいることが期待されます。
卒業見込みを証明するための書類2つ

次に、卒業見込みを証明するための書類を紹介します。なお、これらの書類は発行に時間がかかることがあるため、早めに申請しておきましょう。
- 卒業見込証明書
- 成績証明書
①卒業見込証明書
卒業見込証明書は、学生が卒業予定であることを公式に証明する書類です。通常、学校や大学から発行され、卒業要件を満たし、卒業が見込まれる学生に提供されます。
証明書には学生の氏名、学籍番号、専攻、予定された卒業日が記載され、学校の公式な印章や署名が添えられています。
この書類は就職活動や進学手続きなどで頻繁に使用され、学歴の証明として信頼性が高いのです。
②成績証明書
卒業見込みを証明するためには、成績証明書も必要です。成績証明書は、学業成績を詳細かつ正確に示す大切な書類です。
この書類には、修了見込みの学生の履修科目、取得単位数、GPA(平均成績点)などが含まれます。また、通常は学期ごとの成績や単位の状況も記載され、学生の学業実績が透明に把握できます。
成績証明書は、卒業資格の有無だけでなく、学生の優秀さや専門知識を裏付けるものとして、企業に信頼感を与えます。
卒業見込みと混同しやすい用語の意味3つ

次に、卒業見込みと混同しやすい用語とその意味を紹介します。
- 卒業予定
- 在学中
- 卒業見込
①卒業予定
「卒業予定」は、学生が現在在籍している学校や大学での学業を終え、将来的に卒業する予定である状態を指します。これは、学業の進捗やカリキュラムに基づいて学生が予測した卒業時期を示します。
一方で、「卒業見込み」とは、既に必要な単位や条件をクリアし、卒業がほぼ確実である状態を指します。卒業予定は将来の予測であり、卒業見込みは現在の実績に基づく確信を含んでいます。
したがって、卒業予定はまだ確定的ではなく、進捗によって変わる可能性がありますが、卒業見込みは学業のほぼ完成を示してい流点が異なります。
②在学中
「在学中」とは、現在大学や学校に在籍している状態です。これは、卒業していない学習期間を示すもので、学業が終了していないことを表します。
対照的に、「卒業見込み」は、必要な単位や課程を修了し、卒業がほぼ確実であることを示します。在学中はまだ卒業段階ではなく、授業を継続中であり、修了要件を完了していない点が異なります。
「在学中」は学習が進行中であることを、対照的に「卒業見込み」はほぼ修了しており、卒業が予定されていることを示します。
③卒業見込
就職活動用の履歴書においては、「卒業見込」よりも「卒業見込み」を使用する方が適しています。
「卒業見込」ではなく「卒業見込み」の表記が一般的に正しいとされています。また「見込み」には卒業がほぼ確定しているという意味合いも含みます。
これは企業に対し、確定した卒業要件をほぼクリアしており、スムーズに採用プロセスに進むことが期待できるという自信を伝える効果もあるでしょう。
履歴書で学歴欄を書く際の注意点5つ

最後に、履歴書で学歴欄を書く際の注意点を紹介します。
- 古い順に書く
- 中学校卒業から書き始める
- 正式名称で記載する
- 暦の表記は統一する
- 「現在に至る」は書かない
①古い順に書く
履歴書の学歴欄では、古い順に書くことが一般的です。これは、最新の学歴から過去へと時系列で進むことで、あなたの学びの経緯を明確に伝えるためです。
採用担当者は、過去の経験や学びが現在のスキルや成長にどう寄与したかを知りたいと考えるからです。
古い順に書くことで、あなたの学習履歴が順を追って理解され、長期的な学びの過程が見えやすくなり、経歴の一貫性が強調されます。
②中学校卒業から書き始める
履歴書の学歴欄は、中学卒業から書き始めることが一般的です。なぜなら、職務経歴に直結した学びや成長が、中学校時代から始まっている可能性があるからです。
また、初期の学歴が最も基本的なスキルや基礎知識を築く過程であり、それが後の学びや職務に影響を与えています。
中学卒業から始まることで、応募者の学びの経緯や専門的な方向性がより明確になり、企業にとって理解しやすくなります。
③正式名称で記載する
学歴欄では、正式名称で学校名を記載することが重要です。なぜなら、企業は正確で一貫性のある情報を求めているからです。
正式名称を使用することで、誤解や混乱を避け、信頼性を高めます。また、学校名の正確な表記は、教育機関の評判や質を適切に伝え、自身の学びの経験を明示する手段となります。
これは企業に対し、適切な教育を受け、学問的なバックグラウンドを持っていることを示す一環となり、信頼感を醸成します。
④暦の表記は統一する
学歴欄では、暦の表記を統一することが重要です。統一された表記は一貫性を保ち、読み手に明確な情報を提供します。
西暦と和暦が混在すると混乱を招きかねません。最後まで西暦または和暦で統一して記載するようにしましょう。
これにより、読者は生年月日や卒業年などの情報を簡単かつ正確に理解でき、履歴書の信頼性が向上します。
⑤「現在に至る」は書かない
学歴欄では「現在に至る」を書かず、修了した学歴のみを記載するべきです。なぜなら、履歴書はわかりやすく端的に情報を提供するものであるからです。
職歴欄で経験が明確に示されるため、学歴欄は基本的に修了した学校・学位を示し、新卒時の学歴は省略される傾向があります。読み手に必要な情報を的確かつ簡潔に伝えることが重要です。
就活における見込みの意味を正しく理解しよう!
本記事では、就活における「見込み」とは何かを解説しました。
卒業見込みとは、学生が卒業要件を満たし、卒業が期待されている状態を指します。履歴書に「卒業見込み」を書く場合は、必要な単位が取れており、留年の可能性がないことが求められます。
卒業見込みを書く際には表記方法の注意点が多いため、適切な書き方をマスターして魅力的でわかりやすい履歴書を目指しましょう!
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。