企業との面接時間が長引くと、不安に感じる方もいるでしょう。その一方で、「他の応募者よりも長いということは合格かも」と希望を持つ方もいるかもしれません。
そこで本記事では、就活の面接時間と合否の関係を解説します。面接時間が長くなる理由についても紹介するため、ぜひ参考にしてください。
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面接時間と合否は関係ある?

結論からいうと、面接時間と合否は関係ありません。面接時間が長い場合は、面接で人柄を知るために多くの質問をしている可能性が高いでしょう。
一般的に面接時間が長いと、手ごたえを感じる応募者が多いようです。ですが、実際には面接時間に関係なく、一定の評価基準のもとに選考が行われます。
面接時間が長くても不合格になるケースはあり、また逆に面接時間が短くても合格するケースはあります。面接時間のみに惑わされないようにしましょう。
面接が長い理由3つ

面接が長引く理由はケースバイケースですが、主に以下の3つの可能性が考えられます。
- 面接所要時間が長いため
- 人柄を詳しく知るため
- 話が弾んだため
①面接所要時間が長いため
面接が長い1つ目の理由は、面接所要時間が長いためです。元々面接時間が長く設定されている場合、企業側には面接が長引いている感覚はありません。
面接の所要目安時間は大体決まっていますが、あくまでも一般的な「目安」です。
応募者は一般知識や他社を受けた際の経験から、「面接が長い」と感じるかもしれません。ですが、面接所要時間は企業によって異なることを頭に入れておきましょう。
②人柄を詳しく知るため
面接が長い2つ目の理由は、応募者の人柄を詳しく知るためです。
面接をする中で面接担当者が応募者に強い関心を持った場合、人柄をさらに詳しく知りたいと感じるでしょう。
人柄を詳しく知るためには多くの質問をする必要があり、どうしても面接時間が長くなります。
予想よりも面接時間が長く、かつ多くの質問をされた場合は、面接担当者に関心を持ってもらえた可能性が高いでしょう。
③話が弾んだため
面接が長い3つ目の理由は、話が弾んだためです。面接担当者の質問に的確に回答し、さらに追加の質問をされるなど、どんどんと話が膨らんでいくケースは少なくありません。
逆に面接担当者の質問に答えられなかったり、一言で回答したりすると、対話が続かず短時間で面接が終了する可能性があります。
面接において話が弾むことは良い流れです。ただし、一方的に話さないように注意しましょう。
自分は話が盛り上がっているつもりでも、面接担当者からは「空気が読めない」と判断されているかもしれません。
面接時間の基準|段階ごとに紹介

面接の所要時間は企業によって異なりますが、大体の目安は決まっています。面接時間の基準を以下の3段階ごとに解説します。
- 一次面接の所要時間
- 二次面接の所要時間
- 最終面接の所要時間
一次面接の所要時間
一次面接の所要時間は、10分〜30分程度です。とくに集団面接の場合は所要時間が短く、10分程度しか話す時間がないケースもあります。
一次面接は応募者の人数が多いため、一人ひとりと長く話している時間が取れません。また、一次面接は評価基準が明確に決まっています。
企業は一定の評価基準に基づいて選考するため、応募者と少し話すだけで合否を判断できます。所要時間は短いものの、受け答え1つで不合格と判断される可能性があるため要注意です。
二次面接の所要時間
二次面接の所要時間は、30分〜1時間です。一次面接である程度応募者が振り落とされるため、二次面接では一人ひとりにかけられる時間が長くなります。
また、一次面接は集団面接の形をとる企業もありますが、二次面接からは個別面接となるケースが大半です。
二次面接でも集団面接を行う場合も、一次面接よりも1グループあたりの人数が少なくなっているため、面接の所要時間は長くなります。
また、面接官から「何か質問ございますか?」と逆質問を求められるケースもあります。
最終面接の所要時間
最終面接の所要時間は、約1時間程度です。一般的に最終面接は役員との面接となるため、集団面接の形をとる企業は少ないでしょう。
最終面接では内定を出す最終判断を下す必要があるため、多くの企業が1人につき1時間程度の面接時間を確保します。
一次面接や二次面接と比較すると、最終面接ではより多くの質問をされる傾向にあります。二次面接と同様に逆質問をされるケースもあるため、しっかりと準備しておきましょう。
面接結果待ちにやるべき対策3つ

「面接が長くて不安。結果が早く知りたい」と悩んでいませんか。悩んでいても結果は変わらないため、気持ちを切り替えて前に進みましょう。
面接結果待ちにやるべき対策は以下の3つです。
- 面接の振り返りをする
- 次の面接の質問準備
- 自己分析をし直す
①面接の振り返りをする
一次面接や二次面接を終えた状況なら、次の面接に向けて面接の振り返りをします。面接内容や自分の回答、その他感じたことをメモしておきましょう。
とくに上手く答えられなかった質問や、「もっとこうすると良かった」と感じた点を書き出して、次の選考に生かしましょう。
最終面接を終えた状況の方も、他社の選考に向けて面接を振り返ることをおすすめします。
②次の面接の質問準備
面接の振り返りが終了したら、次の面接の質問準備を行いましょう。
面接の段階ごとに所要時間は長くなり、質問数も増える傾向にあります。30分間の面接では6~8個前後、1時間の面接では少なくとも10回以上は質問されるでしょう。
自己PRや志望動機を再考するだけでなく、前回の質問で聞かれなかった質問を中心に、しっかりと回答できるように準備することをおすすめします。
③自己分析をし直す
時間に余裕がある場合は、自己分析をし直すと良いでしょう。
就活の面接では、長所や強みなどを質問されることが多いです。長所や強みを的確に伝えるためには自己分析が欠かせません。
就活を開始してすぐに自己分析を行った方は多いと思いますが、時間がある面接待ちの期間に改めて行ことをおすすめします。
自己分析をし直すことで、次の選考や他社の面接に活かせるかもしれません。
面接が長くても不合格フラグじゃない!次の選考に備えよう

面接時間が長くても、不合格フラグではありません。かといって、合格とも限らないため油断禁物です。
悩むことに時間を使うより、次の面接に向けた準備に時間を費やすとよいでしょう。今回の面接を反省したうえで、次回の選考に向けて準備を開始しましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。