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面接で答えられなくても大丈夫!やるべき対策やNGな対応も解説

面接での回答に困ってしまう…」こんな経験、あなたにもありませんか?面接での回答が全てではありませんが、対応力が選考結果を大きく左右することもあります。

そこで、面接で答えられない時の対応法や、企業の評価基準、面接での対策方法を解説します。

この記事を武器に面接の壁を乗り越えましょう。

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面接で答えられなくても落ちるわけではない!

面接はあなたの能力や適性を評価する場ではありますが、全ての質問に答えなければ不合格になるわけではありません

しかし、想定していなかった質問や、深掘りされた時に困惑してしまい、言葉に詰まってしまうこともあるでしょう。言葉が出てこないことで余計に緊張し、悪循環に陥ることもあるかもしれません。

全てに答えるのがベストですが、大切なのはどのようにその状況を乗り越えるか、そして自分の強みや意欲をどう伝えるかです。

答えられなかった時の印象悪化を最小限にするためにも、答えられなかったときの対処法や、予防策を身に着けて面接に挑みましょう。

面接で企業が見ているポイント3つ

面接では、質問にどう答えるかが大切ですが、企業が見ているのは質問に対する答えだけではありません。たった数十分の面接でも、面接官は外見が与える印象からあなたの人間性まで注意深く見ています。

ここからは、面接で企業が重視している3つのポイントについて詳しく解説します。

  1. 身だしなみ
  2. 入社への熱意
  3. 話し方や表情

①身だしなみ

身だしなみは、第一印象を左右する大切な要素です。TPOに合わせた服装で、清潔感があり、自己管理できる人物であることをアピールしましょう。

特に、面接の場面ではスーツのシワや靴の汚れは避け、髪型やネイルも控えめにすることが重要です。

面接という人生を左右するシーンにおいて細かい気配りができていないと、普段から最低限のマナーが守れていないと見られてしまいます

頭の先からつま先まで、いつも以上に清潔感のある身だしなみを心掛けましょう。

②入社への熱意

企業は、自社に対する熱意や意欲を重要視します。なぜこの企業を選んだのか、どのようなビジョンを持っているのかをしっかりと伝え、あなたの意欲をアピールしましょう。

熱意を伝えたい時は、具体的な経験や計画を交えて話すとより説得力が増します

また、入社後はどのような働き方をしていきたいかを話すのも一つの手です。事業や企業理念と、あなたの経験を織り交ぜ、意欲的に働く姿を想像できるような志望動機と自己PRを考えましょう。

③話し方や表情

コミュニケーション能力も、企業が重視するポイントの一つです。明るく、はっきりとした話し方や、相手の話をしっかりと聞く姿勢は、チームでの仕事に適しているという印象を与えるでしょう。

また、笑顔を絶やさず、目を見て話すことで、信頼感がアップします。面接時も、できるだけリラックスして挑めるよう準備しておくと安心です。

面接では、話す時の雰囲気や相槌一つひとつが合否を左右します。質問への答えだけではなく、話し方や表情にも気を遣いましょう。

面接で答えられない時の対処法3つ

誰しも、面接では良い一面だけを見せたいものです。しかし、強い思いがあるからこそ、想定外の質問に困ってしまい、言葉に詰まることも少なくありません。

ここからは、面接で答えられない時の3つの対処法を紹介します。

  1. 正直に分からないと言う
  2. 考える時間をもらう
  3. 分かる範囲で伝えてみる

①正直に分からないと言う

質問に答えられない時は、焦らずに正直に「分からない」と伝えることが大切です。

例えば、「申し訳ないのですが、不勉強につきお答えできません。次の面接までに勉強いたします」と伝えることで学びたいという姿勢をアピールでき、著しく印象が悪くなるのは避けられます

ただし、何も考えずに即答で「分かりません」と答えると、考える気がないと捉えられてしまいます。ある程度考えた上で答えが見つからない時に、潔く答えられない旨を伝えましょう。

②考える時間をもらう

すぐに答えられない場合、少し考える時間をもらうことも一つの方法です。落ち着いて「少し考えさせていただいてもよろしいでしょうか?」と相談しましょう。

即答できなかったからといって、評価は下がりません。長くても1分程度の猶予にはなりますが、落ち着いて考え、自分でも納得のできる回答を伝えることのほうが重要です。

もし猶予をもらっても答えが思い浮かばなかった時は「申し訳ないのですが、上手に答えられません」と素直に伝えましょう。

③分かる範囲で伝えてみる

明確な答えが出てこなくても、無理せず、分かる範囲での回答で問題ありません。完璧でなくても構いませんので、答えられる範囲で真摯に伝えようとしている姿を見せることがポイントです。

その際、あなたの考えや経験を交えて話すと、日頃の考え方や価値観が伝わりやすくなります。

難しい質問に対して知ったかぶりをせず、「あくまで私の考えなのですが」と前置きし、自分の考えを話すことであなたの人となりや真面目さも伝わるでしょう。

面接で答えられない人の原因4つ

緊張感がある面接の場面では、いつもの自分が出せないと悩む人も多いのではないでしょうか。

思うように答えられない面接が続くと、より緊張感が増し、ストレスに繋がってしまうこともあります。ここからは、面接で答えられない人の原因4つについて解説します。

  1. 過度な緊張をしてしまう
  2. 回答を丸暗記している
  3. 面接の準備不足
  4. 圧迫面接をされた

①過度な緊張をしてしまう

面接はプレッシャーのかかる場面であり、必要以上に緊張してしまうことがあります。過度な緊張によって、更に大きなミスへと繋がることもあるでしょう。

ただし、集中して挑むためにもある程度の緊張感は必要です。面接官も応募者が緊張することは分かったうえで面接を行なっているため、誠実に受け答えできれば全く問題ありません

面接の前に好きな音楽を聴いたり、深呼吸をしたりするといった自分にあったリラックス方法を取り入れてみても良いでしょう。

②回答を丸暗記している

面接に挑む前に、想定される質問内容について考えておくことは大切です。

しかし、面接のために回答を丸暗記すると、逆効果になる場合があります。質問のニュアンスが変わっただけで答えられなくなることや、自然に会話ができなくなるリスクもあるので注意しましょう。

忘れたときにパニックにならないためには、回答の要点だけ覚えておくのがおすすめです。暗記するのではなく、その場の雰囲気に合わせて話すことで、あなたの人柄も伝わるでしょう。

③面接の準備不足

面接前の準備が不足していると、予期しない質問に対応できなくなることがあります。企業の情報や自分の経歴、志望動機など、基本的な質問事項への答えを準備しておくことが大切です。

基本的な質問に対する回答が準備できていないと、より難しい質問やイレギュラーな時事問題を聞かれた際に答えられなくなってしまう可能性があります。

どんな質問を聞かれても臨機応変に回答できるように、よくある質問に対しての答えは考えておきましょう。

④圧迫面接をされた

ストレス耐性や対応力を試すために、圧迫面接をされることもあります。攻撃的な質問や、長時間の沈黙に戸惑い、答えられなくなる人もいるかもしれません。

圧迫面接でパニックに陥る原因としては、自信不足が挙げられます。厳しい言葉を言われても、堂々と挑む気持ちが大切です。

自信を持って面接に挑むためには、自己分析やよくある質問への対策をしておくことが重要です。何を聞かれても的確に答えられるように事前準備をしておきましょう。

面接で答えられない人がやるべき対策3つ

面接では、極度の緊張や想定していなかった質問をされて、思っていたように答えられないこともあるかもしれません。

ここからは、面接で答えられない人がやるべき対策3つについて紹介します。面接で失敗しないためにも、参考にしてくださいね。

  1. 模擬面接を繰り返し行う
  2. 失敗しても大丈夫だと考える
  3. 自己分析や下調べを丁寧にする

①模擬面接を繰り返し行う

面接に挑む前に、実際の面接を想定した模擬面接を行っておくと安心です。大学のキャリアセンターや友人、家族を利用して模擬面接を行うと、自分の弱点を見つけやすくなります

例えば、自己PRの際に言葉が足りなかったり、具体的な経験を話せなかったりすることが分かれば、本番までに改善できるでしょう。

第三者に手伝ってもらうのが難しい場合には、スマホで自分が話している様子を撮影するという方法もあります。面接の流れや質問への対応に慣れるためにも、ぜひ試してみてください。

②失敗しても大丈夫だと考える

面接は一つの試練であり、必ずしも完璧に答える必要はありません。大切なのは、失敗を恐れずに自分の考えや経験をしっかりと伝えることです。

もし質問に対して上手に答えられなくても、そのように考えた理由を話すことで、面接官に自分の思考プロセスを理解してもらうこともできます。

自分をよく見せることだけに重きを置くのではなく、普段通りの自分を偽りなくアピールすることが面接成功への近道だとポジティブに捉えましょう。

③自己分析や下調べを丁寧にする

面接前に自分の経験やスキル、志望動機などをしっかりと自己分析することが大切です。事前に準備しておくと、面接官に回答を深掘りされても慌てず、具体的に答えられるでしょう。

また、企業の最新のニュースや業績、ビジョンやミッションについても下調べしておくと、面接官の質問に対して的確に答えられます。

その際に自分のスキルと企業のビジョンが合うことを理由付けられれば、あなたを採用するメリットをよりアピールできるでしょう。

面接で答えられない時のNG対応例4つ

面接官は、応募者が緊張していることを想定し、面接を行なっています。そのため、答えられなくても不合格になる訳ではありません。しかし、面接で避けた方がいい行動もあります。

ここからは、面接で答えられない時のNG対応例4つについて解説します。

  1. 即答で「わからない」と言う
  2. 黙り込んでしまう
  3. 質問と関係のないことを話す
  4. 嘘をつく

①即答で「わからない」と言う

質問に答えられない場合、すぐに「わからない」と言うのは避けるべきです。質問に向き合わずに諦めてしまうと、仕事に対してもすぐに諦める性格だと思われてしまう可能性があります。

即答できない場合は、「少し考える時間をいただけないでしょうか?」と相談するか、質問をした理由を確認してから回答しましょう。

質問の意図を理解するのも、面接攻略のポイントです。「その質問は○○ということでしょうか?」と尋ねることで、面接官の求めている答えに近づけることもあるでしょう。

②黙り込んでしまう

質問に答えられない時に黙り込んでしまうのもNGです。黙り込むと、不安や迷いを感じさせてしまい、面接官も対応に困ってしまいます。

また、入社後にも急なトラブルに対処できないという印象を与えてしまいます。

数秒考えてもどう答えていいか分からない時は、自分の考えを整理するための時間をもらうか、質問の意図を確認すると、答えの糸口が見つかる場合があります。

無言のまま時が過ぎるのを待つのではなく、面接官に相談してみると良いでしょう。

③質問と関係のないことを話す

面接中に質問と関係のないことを話すのも避けましょう。回答が思いつかないからといって、趣旨と異なる回答をしてしまうと、質問を理解していないと感じさせてしまう可能性があります。

また、結論がない回答を長々と続けてしまうと、質問に向き合っていない、やる気がないと思われてしまうこともあります。まずは結論から考えるのもポイントです。

面接官も完璧な即答を求めている訳ではありません。質問の意図や背景をしっかりと理解し、それに基づいて答えましょう。

④嘘をつく

面接中に嘘をつくのは絶対に避けるべきです。万が一嘘がばれた場合、信頼を失うだけでなく、選考から落とされる可能性も高まります。

小さな嘘であっても、その後の面接で矛盾が生じたり、不安で動揺したりして、後々ばれてしまうことも少なくありません。正直に自分の経験や考えを伝えることが大切です。

面接中に無言が続くと焦って嘘をつきそうになることもあるかもしれませんが、焦らず落ち着いて、等身大のあなたを伝えましょう。

面接で答えられなくても選考突破は可能!

面接で上手に答えられなくても選考突破は可能です。大切なのは、自分の経験や考えをしっかりと伝えることです。

面接は一つの試練であり、必ずしも完璧に答える必要はありません。落ち着いて自分の強みや経験をアピールし、夢への一歩を踏み出しましょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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