就活で内定が出ると、企業側から内定通知書が届きます。内定をもらって喜んでいたのもの、企業から何も連絡がないと不安になるでしょう。
さらに、内定承諾後や入社手続き後に連絡が来なくなるケースもあります。こちらのケースも不安ですよね。そこで本記事では、内定後に連絡が来ない場合の理由と対処法を紹介します。
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内定式後の流れ
内定後のおおまかな流れは以下の通りです。
- 電話・メールで内定の連絡
- 内定通知書の送付
- 内定承諾する
- 雇用契約を結ぶ
- 入社
はじめに電話もしくはメールで内定の連絡が来て、しばらくすると自宅に内定通知書が届きます。内定通知書には、給与や入社日などの重要事項が記載されています。
内定承諾後、改めて労働条件を確認したうえで雇用形態を結びましょう。これらの手順を踏んで、晴れて正式に入社となります。
どのタイミングで連絡が来なくなったかによって、理由や対処法は異なります。上記の流れのうち、どのタイミングに該当するのかを再確認してください。
内定後に連絡が来ない理由3つ

内定後に連絡が来ない理由は主に以下の3つです。
- 手違いで連絡が来ていない
- 人手不足で連絡が遅れている
- 連絡するのを忘れている
①手違いで連絡が来ていない
1つ目に考えられる理由は、企業側の手違いで連絡が来ていない可能性です。
採用担当者が書類やメールの送付先を間違え、自分宛ての連絡が別の人に送られている可能性があります。
この場合、企業側は連絡をしたと思い込んでいるため、自分から問い合わせをしないと連絡が来ない可能性が高いです。
同じ企業を受けた同期がいる場合は、連絡が来たかを確認してみることをおすすめします。あまりにも連絡が遅い場合は、企業側に直接問い合わせても問題ありません。
②人手不足で連絡が遅れている
2つ目に考えられる理由は、人手不足で連絡が遅れている可能性です。採用担当者は、人事業務と他業務を掛け持ちしているケースがあります。
採用担当者は他にも多くの業務を抱えているため、電話連絡や書類の発送作業が遅れている可能性があります。
この場合、他の業務が落ち着いてから連絡を入れようとしている可能性が高いです。
③連絡するのを忘れている
3つ目に考えられる理由は、シンプルに連絡を忘れてしまっている可能性です。採用担当者も人間なので、ついうっかり連絡を忘れることはあります。
解説したように、採用担当者は人事業務と他業務を掛け持ちしているケースがあります。忙しさから内定連絡を後回しにして、そのまま忘れてしまった可能性は否定できません。
採用担当者が連絡忘れに気がつく可能性が高いものの、連絡が来ない場合は自分から問い合わせてもOKです。
内定後に連絡が来ない場合の対応方法3つ

内定後に連絡が来ない場合は、すぐに問い合わせても問題ないのでしょうか。内定後に連絡が来ない場合の対応方法は以下の3つです。
- 返信期日まで待ってみる
- 同期や友人へ相談する
- 企業へ再度連絡を入れる
①返信期日まで待ってみる
内定後に連絡が来ない場合、すぐに問い合わせるのではなく返信期日まで待ちましょう。
「○月○日までに本メールに返信してください」などと、内定者が企業へ連絡を入れる期日が設けられているケースがあります。
就活生の多くは返信期日前に連絡を入れますが、企業側は返信期日を過ぎてからまとめて連絡するケースが大半です。
返信期日前に連絡が来ないのはおかしいことではないため、一旦冷静になりましょう。
②同期や友人へ相談する
返信期日を過ぎても連絡が来ない場合は、同じ企業を受けた同期に相談してみましょう。同期にも連絡が来ていないなら、自分だけではないので一旦安心してください。
同期に連絡が来ている場合は、連絡が来ていないのは自分だけということになります。手違いや忘れられている可能性があるため、すぐに企業側に問い合わせた方が良いでしょう。
同期がいない場合は、就活経験がある友人や家族に相談し、アドバイスをもらうのもおすすめです。
③企業へ再度連絡を入れる
返信期限を過ぎても一向に連絡が来ず、不安な場合は企業に再度連絡を入れます。
企業から連絡が来ない理由はさまざまですが、手違いや忘れられている可能性もあり、自分から連絡を入れないと最悪の場合内定取り消しとなってしまうからです。
企業に連絡しにくい場合は、別件とあわせて連絡しても良いでしょう。
【ケース別】内定後に連絡が来ない場合の例文

内定後に連絡が来ない場合の例文を、以下のケース別に3つ紹介します。
- 内定通知書が来ない場合
- 内定承諾後の連絡がない場合
- 入社手続き後に連絡がない場合
①内定通知書が来ない場合
内定通知書が来ない場合の例文は以下の通りです。
件名:内定通知書についてのご質問(自分の氏名) 株式会社〇〇 部署名 【相手の氏名】様 お世話になっております。 △△大学XX学部〇〇学科の【自分の氏名】です。 この度は採用の通知をいただき、誠にありがとうございます。 本日ご連絡させていただいたのは、内定通知書のご確認でございます。 先日内定のご連絡をいただいた際に、内定通知書の送付に関してお聞きするのを失念しておりました。 内定通知書の発行期日や発送方法のご予定について、ご教授いただけますと幸いです。 お忙しい中恐れ入りますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。 △△大学XX学部〇〇学科 氏名 住所 電話番号: Mail: |
催促していると思われるような表現を控えるために、「内定通知書の送付に関して質問するのを忘れた」という表現を使用しています。
内定通知書について問い合わせる際は、具体的な発行期日や発送方法を質問することも重要です。
②内定承諾後の連絡がない場合
内定承諾後の連絡がない場合の例文は以下の通りです。
件名:入社手続きについてのご質問(自分の氏名) 株式会社〇〇 部署名 【相手の氏名】様 お世話になっております。 △△大学XX学部〇〇学科の【自分の氏名】です。 先日は採用の通知を知らせてくださり、誠にありがとうございます。 本日ご連絡させていただいたのは、入社手続きのご確認でございます。 入社日までに準備しておくものがございましたら、準備期間・提出方法とともにとお伺いしたく存じます。 お忙しい中恐れ入りますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。 △△大学XX学部〇〇学科 氏名 住所 電話番号: Mail: |
「内定承諾後に連絡が来ない」という直接的な表現は避け、遠まわしに入社日までに準備しておくものを質問する例文です。
上記のような表現でも、内定承諾後に連絡がなく不安に感じている思いは伝わります。
③入社手続き後に連絡がない場合
入社手続き後に連絡がない場合の例文は以下の通りです。
件名:入社日当日についてのご質問(自分の氏名) 株式会社〇〇 部署名 【相手の氏名】様 お世話になっております。 先日、内定のご連絡をいただいた【自分の氏名】です。 貴社の一員となれることを心待ちにしております。 本日ご連絡させていただいたのは、入社日当日の確認でございます。 入社日当日の出社時間、必要な持ち物、注意点などがございましたら、ご教授いただけますと幸いです。 お忙しい中恐れ入りますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。 △△大学XX学部〇〇学科 氏名 住所 電話番号: Mail: |
入社手続き後は急用がない限り連絡は来ないため、連絡が来なくても焦る必要はありません。
ただし、入社式数日前になっても入社式の案内が来ない場合は連絡を入れましょう。入社日当日の出社時間や持ち物を質問すると自然です。
内定後に連絡が来ない場合も冷静に対処しよう!
内定後に企業から連絡が来ない場合は、企業側の手違いや忘れられている可能性も否定できません。
返信期日まで待ち、それでも連絡が来ない場合は企業に問い合わせてもOKです。企業から連絡が来なくても、慌てず冷静に対処しましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。