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内定が複数ある場合の決め方3つ|辞退する場合の連絡方法も解説

多くの企業を受けていると、内定が複数もらえることは少なくありませんが、どの企業にすればいいのか迷ってしまいますよね

そこで本記事では、内定が複数ある時の選び方と、辞退する場合の連絡方法を解説します。ぜひ参考にしてください。

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内定が複数ある時の選択方法4つ

内定が複数ある場面は、多くの学生が悩む瞬間です。どの企業を選ぶかは、今後のキャリアや生活に影響を与える重要な決断となります。

ここでは、内定が複数ある場合の選択方法を4つ紹介します。

何を基準に進路選択をすればいいのか確認し、後悔のない選択をしてくださいね。

  1. メリット・デメリットから考える
  2. 自分がしたいことを実現できるか考える
  3. 企業に将来性があるかで考える
  4. 最終的には直感を重視して選ぶ

①メリット・デメリットから考える

まず、各企業のメリット・デメリットを考えて、比較してみましょう。企業の文化や福利厚生、業界の将来性など、多岐にわたる分野を1つ1つ見ていきます。

頭の中だけで整理するのは難しいので、ノートに各企業の特徴を箇条書きにしていくのがポイント。可視化することで、より効率的に比較検討できますよ。

また、メリット・デメリットを考える際には、自分の価値観や将来のビジョンをしっかりと反映させることが大切です。

仕事の内容や社内の雰囲気、ライフワークバランス、給与など、自分が最も重視するポイントを優先して検討していきましょう。

ノートに書き出した情報をもとに、どの企業が自分にとって最適かを冷静に判断してみてくださいね。

②自分がしたいことを実現できるか考える

企業選びに迷ってしまったら、自分が将来やりたいことを実現できる進路を選びましょう。

自分のキャリアの軸を再確認することは、企業選びの大きなポイントとなります。

どんな仕事に情熱を持っているか、どのような環境で自分が成長できるかを見つめ直すことが大切です。

例えば、「5年以内に海外で働きたい」「裁量の大きい仕事がしたい」など、自分の目標や希望を持っている場合、それを実現できる企業を選ぶことが大切です。

また、自己分析を行い、自分の強みや特性を活かせる企業を選ぶことも重要です。

自分の理想や目標を明確にし、それを叶えられる企業を選ぶことで、長期的な満足感や成長を実感できるでしょう。

このように、自分のビジョンに合った企業を選ぶことで、充実した社会人生活を送ることができます。

③企業に将来性があるかで考える

進路選択に迷ってしまったら、企業に将来性があるかどうかを考慮してみましょう。

変化の激しい現代では、安定した経営基盤や成長ポテンシャルを持つ企業を選ぶことが重要ですね。

業界の動向や企業の経営方針、技術力など、多角的に企業の将来性を評価しましょう。

また、企業のビジョンや目標に共感できるかどうかも、自分のモチベーションを維持する上で大切な要素となります。

企業の将来性をしっかりと評価することで、自分のキャリアも安定し、成長のチャンスを多く得られるでしょう。

④最終的には直感を重視して選ぶ

複数の内定先から最適な企業を選ぶ際、どうしても考えが煮詰まってしまったら、自分の直感を信じてみましょう。

給与や勤務条件などの客観的な要素だけでなく、「この会社で働きたい」という素直な気持ちも、長期的なキャリアを考える上で重要な判断材料です。

会社説明会や面接を通じて感じた企業の雰囲気、社員の方々との対話から得られた印象、そして自分自身が描く将来のキャリアイメージを振り返ることも大切です。

こうした経験から得られた直感を最終的な決断に活かすことで、より自分に合った企業を選べるのです。

これらの要素を総合的に考慮した上で、心が最も惹かれる企業を選択することで、入社後のモチベーション維持に繋がりますよ。

直感に従って選んだ企業では、働いている自分をイメージしやすく、成長し続けるための強い意欲が湧いてくるでしょう。

複数ある内定から決めきれない時の対処法4つ

魅力的な複数の企業から内定をもらったときは、なかなか就職先を決められないですよね。

ファーストキャリアはその後の人生を大きく左右するため慎重な検討が必要ですが、何を基準に企業選びをすればいいかわからない人も多いでしょう。

ここでは、複数ある内定からどの企業を選ぶか決められない時の対処法を4つ紹介します。

これらのポイントを確認して、自分に一番合った進路選択をしていきましょう。

  1. 返事の期限を確認する
  2. 自分の担当者へ相談する
  3. 自分の意見を第一に優先する
  4. 社員と面談をして実態を掴む

①返事の期限を確認する

内定が複数出た場合、まずはいつまでに返事をすればいいのか確認しておきましょう。企業側も採用計画があるため、内定承諾・辞退の連絡には必ず期限があります。

この期限を見落としてしまうと、企業に多大な迷惑をかけてしまう可能性があるのです。

一般的には、内定が出てから1週間以内に返事をするのがマナー。もし他の企業の内定を待ちたい場合は、その理由やいつ最終決定を下せるのかも含めて、採用担当者に具体的に相談してみましょう。

ただし、あまりにも長い期間待ってほしいと頼むと、内定が取り消される場合もあります。期限を守りつつ、企業側との信頼関係を崩さないよう気をつけながら慎重に吟味してくださいね。

誠実な対応が、今後のキャリアにもプラスになりますよ。

②自分の担当者へ相談する

どうしても決めきれない場合は、担当者へ相談するのも1つの方法です。

担当者は、あなたが納得して決断できるようサポートする役割を持っています。内定を承諾するか迷っている理由や、不安に感じている点を正直に伝えることで、有益なアドバイスをもらえますよ。

特に、企業文化や働き方、キャリアパスについて詳細な情報を得ることで、自分にとって最適な選択が見えてくる場合もあります。

また、担当者に相談することで、誠実に悩んでいる姿勢が伝わり、企業側からの信頼を損なう心配も少なくなるというメリットもあります。

考えが煮詰まってしまったら一人で抱え込まず、適切に相談することを心がけましょう。

③自分の意見を第一に優先する

複数の内定が出ると、友人や家族からのアドバイスを受けることが増えるでしょう。その時に気を付けたいのが、自分の意見を第一に尊重することです。

他人の意見を参考にするのは良いことですが、その後の社会人生活を送るのはあなた自身です。だからこそ、最終的な決断は自分で納得できるものにしましょう。

「親がこの会社が良いと言ったから」「友達もあの会社に入ると言ったから」ではなく、自分の価値観や目標に基づいて企業選択をしてくださいね。

後悔しないためには、自分が大切にしたい軸や理想の働き方をしっかりと考え、それに合った会社を選ぶことが大切です。

信念を持った選択が、あなたの未来を切り開きますよ。

④社員と面談をして実態を掴む

どこの企業に就職するか迷ってしまったら、内定先の社員と面談し、会社の詳しい実態を探ってみましょう。

具体的な業務内容や1日の仕事の流れ、職場の雰囲気などを詳しく知ることは、企業選びの大きなヒントとなります。

例えば、月どのくらいの残業があるのか、成長できる環境が整っているか、チームワークはどうかなど、表面的な情報だけでは見えてこない部分を質問してみましょう。

社員のリアルな声を聞くことで、自分の価値観と企業の文化が合うかを判断しやすくなりますよ。

実際に企業で働いている人との面談で感じた雰囲気や話の内容は、最終的な決断に影響を与える重要なカギとなるでしょう。

複数内定がある場合のNG行動4つ

内定を複数獲得することは素晴らしい成果ですが、その後の対応を誤ると自分のキャリアや企業に悪影響を与えることになります。

せっかく様々な企業に評価されたのに、内定後に悪い印象を持たれてしまったらショックですよね。

ここでは、複数の内定を持っている際に避けるべき行動とその理由を4つ解説していきます。

ここでNG行動を確認し、内定獲得後も企業の信頼を保持していきましょう。

  1. すべて承諾して保持し続ける
  2. 人事担当者の印象だけで決めてしまう
  3. 他人の意見に流されてしまう
  4. 辞退の連絡をせず音信不通にしてしまう

①すべて承諾して保持し続ける

内定を複数もらった場合に、「とりあえず全部承諾しておこう」と内定を複数保持し続けるのは絶対に避けてください。

内定を複数保持し続け、行かない企業にも内定承諾を出すことは、企業からの信頼を著しく損なう行為です。

学生に期限ギリギリに辞退されれば、その企業は採用枠を埋めるために再度募集をかけなければならず、多大な迷惑がかかります。

また、企業はあなたを採用するために多くの時間とリソースを費やしています。最終的に辞退されることで、他の候補者を選考する機会を失うことになるのです。

これにより信頼関係が損なわれるだけでなく、将来的にその企業で働く可能性も大きく遠のいてしまいます。

慎重に検討を重ね、1社に絞って承諾することが、社会人として必要不可欠なマナーなのです。

②人事担当者の印象だけで決めてしまう

企業選択に迷ったとき、人事担当者の印象だけで就職先を決めるのはやめましょう。

確かに、人事担当者は会社の顔として最初にコンタクトを取る存在であり、その対応は企業の第一印象として重要な役割を果たします。

企業の社風が人事部の雰囲気に反映されていることも多いでしょう。

しかし、実際に働く部署やチームによって雰囲気は大きく異なることがあり、人事担当者の印象だけを判断材料にするのは危険です。

より適切な判断をするためには、内定承諾前に現場の社員の方と面談し、より深く企業の内情を知ってみましょう。

人事担当者の印象だけで判断せず、実際の業務内容や職場の雰囲気を把握することが、最適な企業選びに繋がりますよ。

③他人の意見に流されてしまう

内定先を選ぶ際、「親が勧めるから」「友達と同じ企業だから」といって他人の意見に流されて決めてしまうのは避けましょう。

他者からの意見は確かに判断材料の1つにはなりますが、最終的な決断は自分自身の価値観や目標に基づいて行うべきです。

両親や友人はあなたの幸せを願ってアドバイスをくれますが、必ずしもあなたに合った選択とは限りません。

キャリアビジョンや生活スタイル、企業文化に対する自分自身のフィーリングを大切にしましょう。

後悔しないためにも、自分の思いを最優先に、納得できる企業を選ぶことが重要ですよ。

④辞退の連絡をせず音信不通にしてしまう

企業に内定辞退の連絡をせずに音信不通になることはNGです。

必ず期限までに内定承諾・辞退の連絡を入れ、企業の信頼を損なうことのないようにしましょう。

企業は内定者の入社を前提に人員計画や研修の準備を進めているため、連絡なしで音信不通になると、事業計画に大きな支障をきたす可能性があります。

辞退を決めた場合は、まず電話で採用担当者に連絡を入れ、誠意を持って対応しましょう。

電話がつながらない場合でも、メールで状況を説明し、改めて電話での連絡を試みるなど、社会人としてのマナーを心掛けてください。

将来的にその企業と仕事をする可能性も考え、誠実に対応してくださいね。

複数ある内定を辞退する時のポイント4つ

どの企業に入社するかを決めた後は、他の企業へ内定辞退の連絡をしなければいけません。ここでは、内定を辞退する際の注意点やマナーについて解説していきます。

  1. 早めに連絡をする
  2. 基本的に電話で連絡する
  3. 理由は簡潔に答える
  4. 謝罪をして誠意を見せる

①早めに連絡をする

内定を辞退する際は、早めに連絡をすることが重要です。

内定を得た企業は、あなたの入社を前提に人員配置や研修計画を進めています。そのため、辞退の意向が遅れると、企業側にも大きな影響が出ることが考えられます。

また、他の学生が待機している場合、早めの連絡によって彼らのチャンスが広がることもあります。

迷っている時間が長くなればなるほど、企業への迷惑や影響も大きくなるので、早めに連絡しましょう。

②基本的に電話で連絡する

内定を辞退する際の連絡方法として、最も適切なのは電話です。

メールやLINEなどのテキストベースの連絡手段も便利ですが、電話での直接のコミュニケーションは、誠意を伝える上で効果的です。

もし担当者が忙しくて直接話すことができない場合でも、伝言を残すのではなく、改めて電話をかけ直しましょう。

③理由は簡潔に答える

企業側から「なぜ辞退するのか?」と質問された場合は、長々とした理由を述べるのではなく、簡潔に、かつ誠実に理由を伝えることが大切です。

例えば、「他の企業との方針の合致」や「自身のキャリアビジョンとのマッチ」など、具体的かつ分かりやすい理由を1つ挙げることで、企業側も納得しやすくなります。

ただし、他の企業を貶めるような発言や、不適切な理由は避けましょう

④謝罪をして誠意を見せる

内定を辞退することは、企業側にとっても残念な結果となります。そのため、辞退の意向を伝える際には、必ず謝罪の言葉を添えることが重要です。

具体的には、「このような結果となり、大変申し訳ございません」と、自身の決断に対する誠意を示すことで、後のトラブルを避けられます。

また、感謝の気持ちも忘れずに伝えることで、良好な関係を保てるでしょう。

複数内定があるなら慎重に吟味して内定先を決めよう

複数内定をもらえることは喜ばしいことですが、入社できるのは1社だけです。

1つの企業を選ぶのは、自分の将来を決める重要な選択です。なんとなくや「親がこの会社が良いと言ってたから」ではなく、自分のキャリアビジョンに合った企業を選びましょう

ただし、内定をもらったら1週間以内に返事をするのがマナーです。時間をかけすぎると内定が取り消されることもあるため注意してください。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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