面接は就活生の誰もが緊張するものであり、時には大きく動揺してしまうこともありますよね。
そして大きく動揺すれば、泣いてしまうことも考えられるでしょう。
そのため本記事では、面接で泣いてしまうことに対する企業側の評価や泣かないための対策などを詳しく解説します。
面接で泣いてしまった方や泣いてしまうかもと心配している方は、ぜひとも一緒にチェックしてくださいね。
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面接で泣く原因4つ

面接で泣いてしまう原因として主に考えられるのは、以下の5つです。
- 企業への熱意が大きい
- 過去の経験を思い出してしまう
- 面接官の態度が悪い
- プレッシャー・緊張を感じている
原因について理解を深めることで、泣くことが決して悪いことではないと分かることでしょう。
①企業への熱意が大きい
面接で泣いてしまう原因としてまず挙げられるのが、企業への熱意が大きいことです。
企業への想いが強すぎるあまりに、どうしても入社したい気持ちによって感極まって泣いてしまうことはあります。
志望企業へのエントリーシートの選考に通過したことや面接会場にいることを思っただけで、感情があふれてしまう人はいるのです。
熱意をそのまま面接官に伝えられれば問題ありませんが、できるだけ冷静にやり取りをできるように注意しなくてはいけません。
②過去の経験を思い出してしまう
過去の経験を思い出してしまうことも、面接で思わず泣いてしまう要因の1つです。
過去の辛い・悲しい経験を話そうとして、その時の状況や感情を思い出して感極まってしまうことはあります。
面接官への説得力という意味では、泣いてしまうことは決して悪いものではないでしょう。
しかしそのまま感情に流されて、しっかりと話せないようになっては問題です。事前に練習して、最後まで話しきれるようにしておくことをおすすめします。
③面接官の態度が悪い
面接官の態度があまりに悪くて、泣いてしまう就活生は一定数います。
面接官が元々高圧的な個性を持っているだけでなく、就活生のストレス耐性をチェックしようとしている可能性もあるため要注意です。
いわゆる圧迫面接は一定割合で実施されているものであり、就活生としてはある程度覚悟しておく必要はあります。
また、面接官が意図していないものの、お互いのコミュニケーションがうまくいかずに感情的になって泣いてしまうケースも考えられるでしょう。
④プレッシャー・緊張を感じている
プレッシャーや緊張を感じているケースも、面接で泣いてしまうパターンとしては挙げられます。
面接においては、どうしても一定の緊張をしてしまうものです。面接官や他の就活生の雰囲気に圧倒されて、泣いてしまうことは十分に考えられるでしょう。
特に想定していたものとは違う質問をされたり、用意していた回答に対して思っていたものと違う反応をされると、泣いてしまう方が一定数います。
自分が本番に弱いと感じている方や、アドリブを苦手としている方は一定の注意をしておいた方が良いでしょう。
【実際どう?】面接で泣くと落ちてしまうのか

面接で泣いてしまっても、基本的にはそのまま落ちてしまう訳ではありません。
面接で泣いてしまうことはその就活生の1つの側面に過ぎず、原則としては他の面も踏まえて総合的に適性を判断されるためです。
泣いてしまったとしても、その後のやり取りで挽回することは充分に可能です。
ただし、面接官によっては圧迫面接のように就活生のストレス耐性を見られているケースもあります。
その場合は涙したことがマイナス評価となる場合もあるため、一定の注意はしておきましょう。
就活生が泣いたとき企業はどう見ている?
就活の面接で泣いてしまったら、企業からどのように見られるのでしょうか。
ここでは、就活生が面接中に泣いてしまった場合の企業側の見方や対応について解説します。
①面接の評価には直結しない
面接で泣いてしまったからといって、必ずしも評価が下がるわけではありません。
多くの企業は、応募者の人間性や能力を総合的に判断しており、一時的な感情表現だけで評価を決めることはありません。
むしろ、場面や理由次第では熱意の証明になる場合もあるでしょう。
ただし、頻繁に泣いてしまうと、ストレス耐性や感情コントロールに課題があると判断される可能性があるため、注意が必要です。
②面接が続行できれば評価はマイナスにならない
面接中に泣いてしまっても、その後しっかりと質問に答えられれば、企業側はむしろ就活生の素直さや真剣さを評価するでしょう。
大切なのは、泣いた後にどのように立ち直るかです。
感情を抑えきれない場面があっても、それを乗り越えて前を向く姿勢を見せることができれば、企業の評価はむしろ上がるでしょう。
面接官も、就活生がプレッシャーの中で必死に頑張る姿を理解しており、泣いたことよりも、その後の態度や受け答えに注目しているのです。
③泣いた理由次第では面接の延期や再実施も可能
面接で泣いてしまった場合、理由によっては企業側も柔軟な対応をしてくれることがあります。
例えば、体調不良や家族の不幸など、やむを得ない事情で泣いてしまった場合、多くの企業は理解を示し、面接の延期や再実施を検討してくれる可能性があります。
重要なのは、泣いてしまった理由を正直に説明し、自分の状況を適切に伝えることです。
企業側も人間味のある対応を心がけている場合が多く、就活生の事情を考慮してくれるでしょう。
3STEP!面接で泣いてしまった時の対処法を解説

面接で泣いてしまった場合は、一度受け答えを中断して謝罪することが基本です。そのまま泣き続けていては、「面接にならない」と判断されかねません。
とはいえ、実際どのように対処すればいいのかわからない人も多いですよね。泣いてしまったことでパニックになって、その後の面接がうやむやになってしまう場合もあるかもしれません。
ここでは、面接で泣いてしまった後の対処法を、簡単に3ステップで解説していきます。気持ちを立て直して面接を続けるためにも、事前に対処法を把握しておいてくださいね。
- まずは涙を拭き身だしなみを整える
- 泣いてしまった理由を正直に伝える
- すぐに気持ちを切り替えて面接に集中する
STEP1|まずは涙を拭き身だしなみを整える
面接で泣いてしまった場合、まずは落ち着いて涙を拭き、身だしなみを整えることが大切です。
ティッシュやハンカチで優しく目元を押さえ、涙を拭き取りましょう。化粧が大きく崩れるほどに泣いてしまった場合は、面接官に断りを入れて休憩をお願いするのも1つの方法です。
休憩中に携帯用のメイク直しセットを使って簡単に整え、髪の乱れも手ぐしで直し、服装の乱れがないか確認してくださいね。
この間に、面接官も泣いてしまった理由を聞く心構えをしてくれるはずです。自分を取り戻したら、笑顔で面接官に謝罪し、続きから面接を再開する準備ができたことを伝えます。
STEP2|泣いてしまった理由を正直に伝える
面接で泣いてしまった場合、その理由を正直に伝えることが重要です。
多くの面接官は、応募者の人間性や対応力を見ているため、誠実な態度は好印象を与える可能性があります。
例えば、「緊張のあまり感情が高ぶってしまいました」や「この仕事への熱意が強すぎて涙が出てしまいました」など、率直に説明することで理解を得られることがあります。
ただし、過度に弁解せず、簡潔に理由を述べた後は、自分の強みや志望動機など、本来伝えたかったことに話を戻すことが大切です。
STEP3|すぐに気持ちを切り替えて面接に集中する
泣いた理由を説明して面接を再開した後は、速やかに気持ちを切り替えることが重要です。深呼吸を数回行い、心を穏やかに保ちましょう。
自分を責めるのではなく、「人間らしさを示せた」とポジティブに捉えることで、自信を取り戻せます。
また、表情や姿勢にも気を配ってくださいね。笑顔を心がけ、前向きな態度で面接に臨むことで、泣いてしまったマイナスイメージを払拭できます。
自分の能力と熱意を示すチャンスと捉え、最後まで諦めずに面接に取り組むことが大切です。
面接で泣かないための対策4つ

面接で泣いたからといって不合格になるとは限りませんが、やはり「面接で泣きたくない……」と考える人のほうが多いですよね。
面接で泣かないためには、以下の4つの対策をしっかりと行うことが重要です。
- 模擬面接を重ねる
- 面接時のマインドを考え直す
- ストレスを溜めないよう就活中でも気分転換をする
- 動揺しないように想定質問を対策する
対策方法次第で面接で泣いてしまうことは避けられます。そのため、ここで一緒にチェックしておきましょう。
①模擬面接を重ねる
面接で冷静に対応できるようにする方法としてまず挙げられるのが、模擬面接を繰り返すことです。
面接で泣いてしまう要因の1つは、普段とは違う環境で動揺してしまうからです。そこで模擬面接を重ねることで、面接環境への「慣れ」が身につきます。
模擬面接を繰り返せば、たいていの質問には動揺しないように鍛えられるでしょう。
面接に慣れてくると、多少高圧的に質問されたとしても感情がぶれずに受け答えができるメリットもあります。
しかし、1人では模擬面接は難しいもの。就活のプロであるメンターに面接官役をお願いするのも1つの方法です。カリクルにも数多くのメンターが在籍しているので、不安な人は下のバナーから相談してくださいね。
②面接時のマインドを考え直す
面接時のマインドを考え直すことも、本番で泣いてしまわないようにする大きなポイントの1つです。
面接は自分が評価される場ではなく、採用担当者と交流をする場所だと考えます。
評価される場だと考えてしまうと、質問の1つ1つにどうしても身構えてしまうものです。
しかし交流の場だと思えば、自分に興味を持ってくれた人と話をするスタンスを取れます。他人と比べず、自分のベストを尽くすことを意識しましょう。
③ストレスを溜めないよう就活中でも気分転換をする
就活中のストレスは避けられませんが、それを上手く発散することが大切です。
例えば、趣味の時間を確保したり、友人と会話を楽しんだりすることで気分転換を図れるでしょう。
バランスの取れた生活リズムを保ち、自分なりのストレス解消法を見つけることで、面接本番でも落ち着いて臨めるようになるはずです。
就活に関する情報収集や準備は大切ですが、それ以外の時間も大切にしてくださいね。
④動揺しないように想定質問を対策する
面接で予想外の質問に動揺して泣いてしまうことを防ぐには、事前に想定質問を洗い出し、対策を立てることが効果的です。
一般的によく聞かれる質問や、自己PRや志望動機に関する質問はもちろん、自分の弱みや失敗談を問われる可能性も考慮しましょう。
これらの質問に対する回答を準備し、友人や家族に協力してもらい模擬面接を行うことで、本番での緊張を軽減できます。
面接で泣くことがあっても大丈夫|気持ちを切り替えよう

面接で泣くことがあっても、そのままマイナス評価になったり不合格になってしまったりすることは基本的にはありません。
ただし泣いてしまった後の就活生の行動や様子も見られていると判断し、どう対応すべきかを冷静に見極めるようにしましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。