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履歴書の年号の書き方は和暦・西暦どちらでもOK|早見表付きで解説

就活の履歴書では、生年月日や資格取得年など何かと年号を書く機会があります。ですが、履歴書の年号に和暦と西暦のどちらを使うべきか悩みますよね。

そこで本記事では、履歴書の年号の書き方を詳しく解説します。履歴書の年号の早見表も掲載するため、履歴書を書く際にぜひ参考にしてください。

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【履歴書の年号の書き方】和暦・西暦どちらでもOK

履歴書に年号を記入する際は、和暦・西暦のどちらを使用しても問題ありません

和暦は日本独特の紀年法で、具体的には「平成○○年」や「令和○年」と表記します。一方、西暦とはキリスト生誕年を基準とした紀年法で、一部地域を除いて世界中で用いられています。

履歴書の年号について規則やマナーはないため、志望企業から表記の指定がない場合はどちらを書いても問題ありません。ただし、同じ履歴書の中では表記を統一してください。

履歴書の年号の書き方のポイント6つ

履歴書の年号を書く際のポイントは以下の6つです。

  1. 履歴書内で表記は統一する
  2. 満年齢を記入する
  3. 年号を省略しない
  4. 1年の場合元年と記入する
  5. 算用数字を使う
  6. 指示やフォーマットに従う

①履歴書内で表記は統一する

先ほども軽く触れたように、同じ履歴書内での表記は統一してください。「平成○○年」と「20○○年」というように、同じ履歴書内で和暦・陽暦が混在するのはNGです。

年号の表記方法がバラバラになっていると、採用担当者が照らし合わせるのに苦労します。

年号の表記方法のみで選考に落ちる可能性は低いものの、採用担当者にあまり良くない印象を持たれる可能性はあるでしょう。

②満年齢を記入する

履歴書には必ず満年齢を記入してください。履歴書などの公的な年齢計算には、満年齢を用いるのが一般常識となっています。

満年齢とは、年齢を聞かれた時点での実年齢を指します。生まれた年を0歳と考え、誕生日が来る度に1歳年を取る考え方です。

就活の履歴書に年齢を書く際は、履歴書を提出する時点での年齢を記入しましょう。郵送やメールの場合は送付日、手渡しの場合は持参日の時点の年齢を記入します。

③年号を省略しない

履歴書の年号を和暦で書く場合は、年号を省略しないように注意してください。日常的なシーンや簡易的な書類では、年号を以下のように省略する場合があります。

  • 大正:T
  • 昭和:S
  • 平成:H
  • 令和:R

例えば、令和5年は「R5年」「R.5」などと省略できますが、公的な書類では年号を省略するのはマナー違反です。

また、同じ年号が続く際に「〃」などの省略記号を使うのは避けてください。面倒でも省略せずに記入してください。

④1年の場合元年と記入する

元号が変わった始めの年は、1年ではなく「元年」と記入します。具体的には「令和1年」ではなく「令和元年」、「平成1年」ではなく「平成元年」と記入してください。

元年には、「年号の改まった最初の年」や「天皇即位の最初の年」などの意味があります。

令和1年でも意味は通じますが、公的な書類では元年と記載するのが通例です。そのため、就活の履歴書でも元年に揃えたほうがよいでしょう。

⑤算用数字を使う

履歴書の年号を書く際は、「令和5年」のように算用数字を使用してください。算用数字とは、算数に用いる数字のことで「アラビア数字」とも呼ばれます。

履歴書の年号を和暦で書く際に、ついやってしまいがちなミスは「令和五年」のように漢数字を用いることです。

一般的には横書きの文章は算用数字、縦書きの文書は漢数字で書きます。履歴書は横書きなので、算用数字を使うのが正解です。

⑥指示やフォーマットに従う

企業側から指示があったり、フォーマットが定まっていたりする場合は必ず従うようにしましょう。

企業によっては、指定のフォーマットの履歴書を使うように指示される場合があります。履歴書を用意する前に、指定フォーマットの有無を確認しましょう。

また、年号についても和暦・西暦の表記方法を指定される場合があります。本記事で解説しているのは一般的なルールなので、企業側から指示があった場合は必ず従ってください。

年号が分からない場合の調べ方と計算方法

年号の計算は、各元号ごとに簡単な計算方法があります。

令和は「018(れいわ)」という語呂合わせを使い、西暦の下2桁から18を引くと令和の年数が分かります。例えば2024年なら24-18=6で令和6年となります。

平成は西暦の下2桁に12を足すと平成の年数になり、昭和は西暦の下2桁から25を引くと昭和の年数を求めることが可能です。

これらの計算方法を覚えておけば、履歴書作成時に年号を迷うことなく記入できるでしょう。

履歴書の年号の早見表

履歴書を記入していて「20○○年は和暦に直すと何年だっけ」と悩んだ経験はありませんか。そんな時に、年号早見表があると便利ですよね。

年号早見表は以下の通りです。

和暦西暦和暦西暦
昭和38年1963年平成11年1999年
昭和39年1964年平成12年2000年
昭和40年1965年平成13年2001年
昭和41年1966年平成14年2002年
昭和42年1967年平成15年2003年
昭和43年1968年平成16年2004年
昭和44年1969年平成17年2005年
昭和45年1970年平成18年2006年
昭和46年1971年平成19年2007年
昭和47年1972年平成20年2008年
昭和48年1973年平成21年2009年
昭和49年1974年平成22年2010年
昭和50年1975年平成23年2011年
昭和51年1976年平成24年2012年
昭和52年1977年平成25年2013年
昭和53年1978年平成26年2014年
昭和54年1979年平成27年2015年
昭和55年1980年平成28年2016年
昭和56年1981年平成29年2017年
昭和57年1982年平成30年2018年
昭和58年1983年平成31年2019年
昭和59年1984年令和元年2019年
昭和60年1985年令和2年2020年
昭和61年1986年令和3年2021年
昭和62年1987年令和4年2022年
昭和63年1988年令和5年2023年
昭和64年1989年令和6年2024年
平成元年1989年令和7年2025年
平成2年1990年令和8年2026年
平成3年1991年令和9年2027年
平成4年1992年令和10年2028年
平成5年1993年令和11年2029年
平成6年1994年令和12年2030年
平成7年1995年令和13年2031年
平成8年1996年令和14年2032年
平成9年1997年令和15年2033年
平成10年1998年令和16年2034年

履歴書に書く資格取得日が分からない場合の対処法

資格取得日は履歴書の重要な記載事項ですが、古い資格の場合は正確な日付を覚えていないことも多いでしょう。

ここでは、資格取得日が分からなくなってしまった場合の具体的な確認方法や対処法について詳しく解説します。

  1. 交付書類を探し出して確認する
  2. 発行元の協会や警察に確認する

①交付書類を探し出して確認する

資格取得日を確認する最も確実な方法は、合格通知書や資格証明書に記載されている取得日を確認することです。

なお、もし書類を紛失してしまった場合は、資格を発行している団体に直接問い合わせることで確認できます。

このように、資格取得日は公的な書類や発行団体への照会を通じて正確に確認することができるため、履歴書作成時には、これらの方法で取得日を確実に把握してから記入するようにしましょう。

②発行元の協会や警察に確認する

資格取得日が不明な場合、まずは資格を発行した協会や団体に問い合わせることをおすすめします。

多くの団体では合格者や資格取得者の情報を管理しているため、取得年月日を確認可能です。

たとえば運転免許証の場合は警察署で運転経歴を確認できます。

なお、資格によっては再発行手続きが必要な場合もあるため、履歴書作成の締め切りに余裕をもって確認しましょう。

履歴書の年号の書き方についてよくある質問

最後に、履歴書の年号の記入方法について応募者からよく寄せられる疑問を解説します。

採用担当者に好印象を与える正しい年号の書き方のポイントをQ&A形式でまとめました。

  1. 令和元年と令和1年はどちらが正しいの?
  2. 「〃」(繰り返しマーク)は使ってもいいの?
  3. 履歴書の年号を統一させる理由は?

①令和元年と令和1年はどちらが正しいの?

履歴書に記載する際、令和の最初の年は「令和元年」が正しい表記となります。

これは政府からの通達に基づいており、「元年」という表記は天皇即位や元号改正など、物事が始まる最初の年を示す言葉として使用されます。

具体的な期間としては、2019年5月1日から同年12月31日までが「令和元年」となり、2020年1月1日からは「令和2年」に変わります。

なお、算用数字を使用する場合でも、最初の年だけは「1年」ではなく「元年」と記載することを忘れないようにしましょう。

②「〃」(繰り返しマーク)は使ってもいいの?

「〃」(繰り返しマーク)は履歴書では使用してはいけません。

「〃」は同じ内容を繰り返す際に使用する記号ですが、履歴書のような正式な書類では不適切とされています。

履歴書は正式な書類であり、略式の表記は避けるべきです。例えば、同じ学校名や会社名が続く場合でも、「〃」は使わずに正式名称をそのまま記載しましょう。

このような略式表記を使用すると、雑に履歴書を作成したという印象を与える可能性があります。履歴書では常に丁寧で正確な記載を心がけ、略式表記は避けることが重要です。

③履歴書の年号を統一させる理由は?

履歴書の年号を統一させる理由は、主に採用担当者の業務効率と応募者の印象に関係します。

採用担当者は限られた時間で多数の履歴書を確認する必要があるため、和暦と西暦が混在していると、経歴を時系列で把握する際に余計な手間がかかってしまうでしょう。

1枚の書類の中で異なった年の記載方法を採ることはマナー違反とみなされる可能性もあります。

履歴書の年号の書き方をマスターしておこう!

履歴書の年号の書き方は、和暦・西暦どちらでも問題ありません。ただし、同じ履歴書内では統一する必要があります。

企業側からフォーマットや和暦・西暦の表記方法を指定された場合は、必ず指示に従ってください。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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