非通知着信には出ない習慣がある方は多いのではないでしょうか。ですが、非通知着信の相手が志望企業だったら困りますよね。
そこで本記事では、企業が番号を通知せずに電話をかけてくる理由や、もし出れなかったときの対処法を紹介します。現在就活中で、非通知着信に出る習慣のない方はぜひ参考にしてください。
就活中は要注意!非通知電話の相手が企業かもしれない

就活中は、普段応答しにくい通知のない電話にも対応しましょう。就活中にかかってくる通知のない電話は、エントリー中の企業からの可能性があるためです。
非通知の着信はイタズラや勧誘の可能性があるため、極力出ないようにしている方もいるでしょう。
知り合いならら電話帳に登録してあるはずですし、ましてや番号を通知せずに電話をかけてくる時点で少し怪しいですよね。
しかし、「企業が番号を通知せずに電話をするはずがない」と決め付ける危険です。何らかの理由で、企業が番号を通知せずに電話をする可能性はあります。
電話に出ないと企業側に手間を取らせてしまうため、就活の最中では通知のない電話にもなるべく応答してくださいね。
企業が非通知で電話をかける理由3つ

企業側は、意図的に番号を通知せずに電話をかけるケースが少なくありません。企業が非通知で電話をかける主な理由は以下の3つです。
- 非通知でかけることが習慣化しているから
- 就活生からの折り返し連絡をされたくないから
- ③セキュリティ対策のため
①非通知でかけることが習慣化しているから
非通知でかけることが習慣である企業は少なくありません。かつては着信履歴を残せない時代もあり、その名残りから非通知設定を取り入れているのです。
伝統を重んじる企業などは、古くからの習慣を人事部で継承することが多く、非通知設定が当たり前となっている可能性があります。
そのような会社では初期設定が非通知となっているため、社員も疑問を感じず非通知で電話をかけているのでしょう。
②折り返し連絡を就活生にされると困るから
2つ目に考えられる理由は、折り返し連絡を就活生からされると困るためです。
企業は、業務を通常通り行うだけでも電話対応が一杯になっていることがあり、そこに就活生からの問い合わせまでくると対応できなくなります。
取引先などからの重要な電話に応答できず、業務に大きな支障をきたしたら大問題。そのような事態を避けるために、あえて番号を通知せずに電話をかけます。
③セキュリティ対策のため
セキュリティ対策のために、わざと非通知設定を使う企業もあります。
万が一間違えた相手に電話をかけてししまった場合、企業の印象が悪くなったり、部署の電話番号がバレたりするリスクがあるためです。
万が一トラブルに発展した場合、対応に時間がかかり業務に支障をきたす可能性もあります。
非通知設定を使って電話をすると、相手に番号が知られることはなく、万が一間違え電話をしてもトラブルになることはありません。
非通知の電話に出れなかった時の対応方法

非通知の電話に応答できなかった場合、「企業からの電話なのでは」と不安になりますよね。非通知の電話に出れなかったときの対応方法は以下の3つです。
- メールボックスで企業からのメールを確認する
- 考えられる企業に電話で問い合わせる
- 非通知拒否の設定をOFFにしておく
①メールボックスで企業からのメールを確認する
非通知の電話に応答できなかったときは、企業からのメールが来ていないかを確認してください。
非通知の電話にかけ直せないことは企業側も理解しているため、電話に出なかった場合は別の手段で連絡をくれる可能性が高いでしょう。
留守番電話にメッセージが入っていない場合は、メールアドレスに連絡をくれる可能性があります。
②考えられる企業に電話で問い合わせる
企業に電話で問い合わせるのも1つの手段です。
あらかじめ企業から連絡がくることを通知されていたり、1社しか受けていなかったりする場合は、どこの企業からの電話か見当がつきますよ。
企業の代表番号は、もらった資料や公式ホームページからすぐに分かります。「大学名」「氏名」「電話を受けた時間」の3点を伝えて、電話に応答できなかったことを謝罪しましょう。
電話をかけ直すときは、企業が忙しい時間帯は避けるようにしてください。
③非通知拒否の設定をOFFにしておく
就活中は、スマートフォンの設定から非通知をOFFにしておきましょう。非通知拒否の設定がONであると、番号を通知していない電話に応答できなくなります。
これまで説明した通り、就活中は企業が非通知を使って電話をかけることがよくあります。
スマートフォンの設定内にある着信拒否の項目に、非通知が含まれているかどうかを確認してください。ONになっている場合は、解除しておきましょう。
非通知電話に出られなかった!印象は下がってしまう?

結論、企業からの通知のない電話に出れなくても、印象が下がることはありません。それだけの理由で落とされることもないため安心してください。
企業側は何らかの理由で、通知をしないように電話をかける場合が考えられます。非通知電話に対応できなかった就活生に関しても十分に理解していますよ。
企業側は1回ではつがらないことも覚悟しているため、1~2回出られなかっただけでは何とも思わないでしょう。
再度企業から電話がかかってくる可能性が高いので、次の電話には出るように心掛けてください。
就活中は非通知の着信でもなるべく出よう

数活中は、非通知の着信にも極力出るようにしましょう。電話をくれた企業に心当たりがある場合は、自分から問い合わせても問題ありません。
ただし、一般的には再度電話がかかってくるかメールで連絡がくるはずです。
メールがきていない場合は、しばらく様子を見て次に非通知の着信があったときは必ず出ましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。