履歴書を郵送する際には簡易書留で送っても問題ないのか、迷ってしまう就活生は多いでしょう。
簡易書留は、配達の確認ができて安心ですが、実は就活においては簡易書留を利用しない方がいいと考えられているのです。
そこでこの記事では、履歴書を簡易書留で送るのを避けた方がいい理由やマナーについても解説していきます。
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履歴書は簡易書留で送らない方が良い
書類などを送る際に、色々な利点の多い簡易書留ですが、履歴書は簡易書留で送らない方が良いとされています。
ここでは簡易書留について詳しく説明するとともに、履歴書を送る時に簡易書留がNGな理由も説明していきますので、一緒に確認していきましょう。
簡易書留とは
他の書留と同様に追跡できますが、簡易書留の追跡は引き受けと配達のみが記録される点に注意してくださいね。
簡易書留は一般の書留料金よりも割安です。そして万が一、紛失や破損があった場合の賠償額として、実損額の5万円までが保証されます。
受け取り側が不在だった際には、当日中の再配達や休日配達(土曜日・日曜日・休日も配達)も可能です。
また相手が不在だった場合は、希望する日にちや時間帯に再配達してもらえます。
簡易書留で送らない方が良い理由2つ
簡易書留で送ると配達を確認できたり再配達してくれたりと便利ですが、簡易書留で履歴書は送らない方が良い2つの理由があります。
1つ目の理由は、簡易書留は原則として郵便物の受け渡しは手渡しになり、相手は受領印を押す必要があり面倒な手間を取らせてしまうからです。
2つ目の理由は、簡易書留は普通郵便(定形外郵便)と比べて料金がかかるため、コスト意識を疑われてしまう可能性があります。
このようなことが、簡易書留を避けた方が良いとされる理由です。簡易書留で送るのは、企業側から指示があった場合だけにしましょう。
履歴書を郵送する時のマナー5つ

就活では簡易書留を利用しないこと以外にも、履歴書を郵送する時には守りたいマナーが5つあります。
どのようなことに注意する必要があるのか、1つずつみていきましょう。
- 履歴書は期限に余裕を持って郵送する
- 切手はシンプルなものを使う
- 白無地の角2封筒を用いる
- 添え状も同封しておく
- 郵便局の窓口から発送する
①履歴書は期限に余裕を持って郵送する
締め切り日のギリギリ間際にならないよう、履歴書は期限に余裕を持って郵送するようにしましょう。
ビジネスの世界では、書類等を期日よりも少し前に届くように、余裕をみて郵送するのがマナーとされているからです。
ましてや志望する企業への履歴書ですので、締め切りギリギリだと志望度の高さや誠実さを疑問視されてしまうかもしれません。
また締め切り間際になって、慌てて履歴書を書こうとすると思わぬミスをしてしまいますので、余裕を持って事前に履歴書を準備しておきましょう。
②切手はシンプルなものを使う
就活で履歴書を郵便で送る際には、切手はシンプルなものを使うようにしましょう。特にキャラクターものや記念切手などは避けるのが賢明です。
履歴書は正式な書類ですので、ビジネスの場にふさわしくない切手を見たら、採用担当者から「常識がない人」「真面目さが足りない」と受け取られてしまいます。
③白無地の角2封筒を用いる
履歴書を郵送する際には、白無地の角2封筒を準備しましょう。角2封筒は角型2号とも呼ばれる、定形外郵便サイズの封筒です。
この角2封筒はA4サイズなため、履歴書を折らずに入れられます。また封筒の色は、茶色よりも白の方がよりフォーマル感があるので、履歴書を郵送する際には白がおすすめです。
履歴書は折って封筒に入れることはマナー違反ですので、必ず履歴書のサイズにあった封筒にしましょう。
しかし、折らずに入るからと大きすぎる封筒に入れるのも、不恰好な上にだらしがない人、という印象を与えるので避けましょう。
④添え状も同封しておく
合否に直接影響はないとされていますが、履歴書を送る際には必ず添え状も同封しましょう。
添え状(送付状)を同封するのは、大切なビジネスマナーと考えられているからです。また就活の書類選考では、「マナーがあり常識がある人か否か」をチェックされています。
そして添え状は「だれが」「何を」「送った資料の数(枚数)」など、採用担当者に書類の内容を正確に伝える役割も果たします。
第一関門の書類選考を突破するためにも、最低限のマナーとして添え状も同封しましょう。
⑤郵便局の窓口から発送する
履歴書など大切な書類を送る時には、郵便局へ行って直接窓口から発送すると間違いがなく正確なためおすすめ。
自分の判断で貼った切手に不足があり、送り先の企業に不足分を払ってもらうという失態は、絶対にあってはならないことです。
郵便局の窓口ではサイズや重量を正確に測り、それに合った正確な代金の切手を貼ってもらえます。
わざわざ郵便局に出向くのは面倒かもしれませんが、ちょっとしたミスで書類選考を落としてしまうという事態を防ぐためにも、郵便局の窓口から確実に履歴書を送りましょう。
履歴書の簡易書留以外の郵送方法

ここからは、履歴書を簡易書留以外で郵送する方法について説明していきます。
1つ目は、履歴書を普通郵便の定形外郵便物として送る方法です。一般的な平均配達日数は3〜4日ですので、日数に余裕を持って送ってください。基本的には、履歴書は普通郵便で送るのが無難です。
2つ目は、160円の加算で利用できる特定記録郵便です。窓口で受領証を発行してもらい、確実に差し出したことを証明できます。配達時に印鑑を押してもらう必要もありません。
3つ目は、急ぎの時や期限ギリギリの時に活躍する速達です。一般的な書類だと基本料金に260円の加算が必要になり、縦長の封筒の場合は右上部に赤線を表示する必要があります。ポストへの投函でも速達は送れます。
履歴書を簡易書留で送るのはマナー的にNG
郵送方法で直接的な合否への影響はないとしても、履歴書を簡易書留で送るのはマナー的にNGなので、控えるのが賢明です。
切手代金の不足分などで志望企業に迷惑をかけないためにも、履歴書は郵便局の窓口で確実に送りましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。