ブルーオーシャンとレッドオーシャンとは?|就活生に聞いた!就活で知っておきたい用語
就活中は、誰がどこの企業へ応募したのか、内定通知が届いたのかなど、大きな話題になります。また、内定をもらった企業の規模は一種のステータスであり、自分の自身にもつながります。
レッドオーシャンで内定を勝ち取ると、よく友達から「ブルーオーシャンとレッドオーシャン、どっちを狙うべきか?」と相談される人も多いでしょう。
でも、就活でよく出てくるワードの意味がわからないと、会話に追いついていけず曖昧な返事しかできません。今さら「レッドオーシャンってなに?」なんて、聞くにも聞けないですよね…。
そこで今回は、就活中によく出てくるブルーオーシャンとレッドオーシャンの意味や違い、メリットの大きい方について詳しく紹介します。
就活でよく聞くブルーオーシャンとレッドオーシャンの意味とは?

就活でよく聞くブルーオーシャンとレッドオーシャンとは、競争相手がたくさん居る・居ないという意味です。
就活中は面接を受ける企業の規模や仕事内容、収入面などさまざまな面を重視して選びます。よほど特殊な職種でない限り、自分が「応募したい!」と思った企業は他の人も目を付けていることでしょう。
みんなに注目され応募者数が多いと、内定確率はどんどん低くなります。一方、特殊な職種や収入や仕事内容にあまり魅力を感じないような企業は応募者数が少なく、内定率も高くなります。
このように、就活でいうブルーオーシャンとレッドオーシャンは、競争相手が多い・少ないという意味で使われています。
ブルーオーシャンとレッドオーシャンは違う!就活でどちらの道に行くべきか?

ブルーオーシャンとレッドオーシャン、一見すると同じような意味に見えますが、2つはまったく違います。
まず、ブルーオーシャンは、就活で応募する人数の少ない企業という意味です。いわゆる、就活生に人気のない企業、極端に言えば就職したくない企業です。
一方、レッドオーシャンは、応募者人数の多い企業という意味です。ライバルが多く、優秀な就活生もたくさんいるでしょう。
就活中は、2つのどちらの道で内定獲得というゴールに向かうのかで大きく変わってきます。
就活で向かう道はブルーオーシャン?それともレッドオーシャン?
就活中、多くの人の願いは「就職したい企業にランクインされている大手」ではないでしょうか。
就職先を決めるポイントは人それぞれですが、将来のことを考えて安定性とやりがいを求めた就活は当然のことです。
でも、収入の安定性とやりがいのどちらも満足できる企業は、自分以外の人も注目していることに間違いありません!
そのため、新卒で10人採用なのに100人、1000人以上の応募というのも珍しくないのです。就職倍率100倍超えという企業も日本にはあり、まさにレッドオーシャンへの挑戦といえるでしょう。

就活中は就職したい企業の安定性ばかり目が止まりがちですが、ブルーオーシャンも決して悪いものではありません!
ブルーオーシャンは誰でも内定が取れる安定性の高い道と思われ、就活で一緒に苦楽を共にした友人によっては下に見る人もいます。
でも、就活は忍耐力と精神力を使うため、ブルーオーシャンを攻めて安定性を求めるのは決して悪いことではありません。
もちろん、ブルーオーシャンだからといってブラック企業というわけでもなく、よく確認してみると魅力的なポイントがたくさんありますよ。
就活はレッドオーシャンよりブルーオーシャンの方がメリットは大きい?
就活中は、誰しもが先の見えないゴールに日々悩んでいることでしょう。
メールや電話が鳴ったと思えば「不採用」という言葉ばかり…。何度も悪い結果ばかりが続くと、自分は社会に必要とされない人間と思ってしまいますよね。
でもそれは、社会に必要とされていないのではなく、就活の道を間違えている可能性は非常に大きいのです!

ついレッドオーシャンの道ばかり見てしまいますが、ブルーオーシャンだってメリットはたくさんあります。
まずは、内定確率が高いこと。就活のゴールは内定ではありませんが、今のモチベーションを高めるには「落ちる」という言葉より「合格」の方ですよね。

モチベーションが下がってしまうと、うまくいくはずだった面接もグダグダになり、さらにやる気さえ失ってしまうでしょう。
ブルーオーシャンは珍しい業種に出会える!
ブルーオーシャンのメリットは内定率の高さだけではなく、知らなかった業種に出会えます。
レッドオーシャンの業種は人気が高くやりがいはありますが、企業も職の多様化により日々変化しています。ずつまり、レッドオーシャンで就職先を勝ち取っても、一生同じ職種とは限りません。
せっかく大手企業に勤めても、1年後に止めてしまっては元も子もありません。最近は、新卒で採用された3割の人が、3年以内に離職する時代です。
こういった点を考えると、ブルーオーシャンの職種はあまり知られていないけど、やりがいと面白さがあるので視点を切り替えて就活するのもありだと筆者は思います。
この記事を書いた人
スカイ
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