内定を辞退した後に後悔している就活生も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、内定辞退後に後悔した場合の打開策と、辞退取り消しの可否について解説します。ぜひ参考にしてください。
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内定を辞退したあと後悔する人は比較的多い

内定を辞退した後に後悔するケースは少なくありません。特に新卒採用の場合、多くの学生が複数の企業から内定をもらい、最終的に1つを選ぶ過程で後悔することがあるのです。
ここでは、内定を辞退した後に後悔する主な理由を2つ紹介します。
- 内定先が見つからなかった
- 給与・労働条件が辞退した企業のほうが良かった
内定先が見つからなかった
一番多いのは、内定を辞退した後、新たな内定先が見つからないケースです。
特に、内定を辞退した理由が「もっと良い企業がある」だった場合、その後の就職活動が思うように進まないことは少なくありません。
また、内定を辞退したことで、自分自身の市場価値や採用される可能性に対する自信が揺らぎ、就職活動にブレーキをかけてしまうことも。
内定を辞退する際には、その後のプランをしっかりと考慮する必要があります。特に、次の内定が簡単には得られない現実を理解し、慎重に行動することが求められます。
給与・労働条件が辞退した企業のほうが良かった
また、給与や労働条件で内定辞退した後、よく確認すると辞退した企業のほうがよかったと後悔するケースも少なくありません。
後悔しないためには、内定を辞退する前にしっかりとリサーチをして、各企業の給与・労働条件を比較検討することが大切です。
そして、自分が何を最も重視するのかを明確にし、その上で決断を下しましょう。そうすれば、後で後悔するような状況を避けられます。
内定辞退して後悔した場合の打開策3つ

内定を辞退した後に後悔する状況は、就活生にとって非常に厳しいものです。しかし、後悔しても過去は変えられません。重要なのはその後の行動です。
ここでは、内定辞退後の後悔を乗り越えるための3つの打開策を紹介します。
- 幅広い企業にエントリーしてみる
- 就活を一度休んでみる
- 気持ちを切り替えて就活をする
①幅広い企業にエントリーしてみる
内定を辞退した後、焦りや不安があるかもしれませんが、まずは冷静になることが大切です。そして、新たな選択肢として、これまで考えていなかった業界や企業にエントリーしてみましょう。
多様な業界に目を向けることで、新しい可能性や興味を見つかることも。また、異なる業界に挑戦することで、自分自身のスキルセットも広がります。
新たな道を模索することが、後悔からの脱出となる第一歩です。
②就活を一度休んでみる
内定を辞退した後の後悔は、精神的にも大きな負担となります。そのため、一度就活を休んで心の整理をつけることも1つの方法です。
この期間に、趣味や旅行、ボランティア活動などで心をリフレッシュするとよいでしょう。また、新しい人々との出会いや経験を通じて、自分自身を見つめ直す良い機会ともなります。
心が落ち着いたら、再度就活に取り組むことで、より良い結果が得られる可能性が高まります。
③気持ちを切り替えて就活をする
後悔している時間が長ければ長いほど、新たなチャンスを逃してしまいます。そのため、早めに気持ちを切り替え、再度全力で就活に取り組むことが重要です。
具体的には、自分の強みや弱みを再評価し、それを活かす企業を見つける作業に専念しましょう。また、面接対策や履歴書の見直しも行い、前回の失敗を次に生かす形で進めていくことが大切です。
前向きな気持ちで就活を行うことで、後悔をバネに新たな道を切り開けるでしょう。
諦めなくて大丈夫!アドバイザーを頼って再チャレンジ
内定辞退をした後に再度就活を始めるとなると「もう募集をかけている企業なんてないんじゃ……」と諦めかけてしまう人もいますよね。しかし、そんなことはありません!
秋採用や通年採用を行っている企業を探せば、大学4年の3月ギリギリまでチャンスはあります。しかし、この企業選びに挫折してしまう人も多いでしょう。
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内定辞退の取り消しは基本的にできない

内定を辞退した後にそれを取り消すことは、基本的にはできないと思ったほうがよいでしょう。多くの場合、企業はすでに他の候補者にオファーを出している可能性が高いからです。
また、企業の内部統制や公平性の観点からも、一度辞退した内定を簡単に取り消すことは許されていません。したがって、内定を辞退する際は慎重に行動する必要があります。
ただし、内定辞退を取り消すことが可能な場合もあります。例えば、企業がまだ採用人数が確保できていない場合や、あなたが特に高く評価されている場合などです。
また、辞退の理由が企業にとっても納得のいくものであれば、取り消しを受け入れてもらえる可能性もありますが、これはあくまで例外であり、一般的には難しいと考えたほうがよいでしょう。
内定辞退に関してよくある質問

内定辞退は、就職活動や転職活動において避けて通れない問題の1つです。しかし、この選択が後にどのような影響を与えるのか、多くの人が不安を感じていることでしょう。
ここでは、内定辞退に関するよくある2つの質問にお答えします。
- 内定辞退後に後悔しないためにはどうしたらいい?
- 内定辞退すると再応募する際に不利になるのか?
Q.1|内定辞退後に後悔しないためにはどうしたらいい?
内定辞退後に後悔しないためには、まず志望企業を明確に優先度付けしておくことが重要です。企業のビジョン、働く環境、給与など、多角的に評価して優先度をつけましょう。
優先度を明確にすることで、どの企業が自分にとって最も価値があるのかを理解し、後悔の少ない選択ができます。
次に、自分がどのような企業で働きたいのかを明確に言語化しておくことも大切です。
言語化することで、自分自身の希望が明確になり、それを基に行動できるようになります。また、面接やエントリーシートでの自己PRもスムーズに行えます。
Q.2|内定辞退すると再応募する際に不利になるのか?
内定を辞退した場合、再応募する際に不利になる可能性は高いと言えます。企業は採用活動に多くのリソースを投じており、一度辞退された場合、その信頼を取り戻すのは容易ではありません。
特に、辞退理由が曖昧な場合や、企業に対する誠意が感じられない場合は、再応募が難しくなるでしょう。
企業によっては、内定を一度辞退した場合、再応募そのものができないケースもあります。そのため、内定を辞退する際は、その後の再応募の可能性も考慮に入れ、慎重に判断する必要があります。
内定辞退をする場合は後悔がないようにじっくりと考えよう
内定辞退は重大な決断です。後悔しないように、しっかりと自分自身と向き合い、熟考する必要があります。
もし後悔しても、内定辞退の取り消しは基本的には認められていないのが現実です。そのため、慎重に考え、確固たる意志を持って行動することが求められます。
何度も言いますが、内定辞退は取り消せないと思い、その上で最善の選択をしましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。