就活生として、身に着ける小物にはつい悩んでしまいますよね。特に腕時計に関しては、どんなデザインが良いのか、そもそも着けないとダメなのかと気になる点ばかりでしょう。
腕時計は他人からの目に入りやすい位置に着用する分、事前にマナーを理解していたいです。
この記事では、就活で使う女性用時計の選び方やNG例、定番ブランドまで紹介していきます。
就活に着けていく時計に悩む女性は多い
そもそも就活に腕時計は必要なのかと、疑問を覚える人は少なくないでしょう。「時間を見る機会はあるのか」「アクセサリーと捉えられないか」と考える人も居るかもしれません。
ここでは就活で腕時計の着用がおすすめの理由を、解説していきます。
- 就活にも時計は着けておくのがおすすめ
- 女性用時計は派手でなければOK
①就活では時計を着けていくのがおすすめ

就職活動では、腕時計を着けていくのがおすすめです。
社会人になると腕時計を身に着けておくのはほぼ常識で、人によってはビジネスマナーだと捉えている人も珍しくありません。
選考中はグループワークの進行時間、面接の時間を確認する機会は多々ありますよね。その際にスマートフォンを見たり、部屋の掛け時計を探すのは悪い印象を与えます。
腕時計なら充電切れを心配する必要もないため、腕時計は持っていると便利でしょう。
②女性用時計は派手でなければOK

女性用時計は、派手でないものを着用しましょう。
男性の就活用時計は、文字盤やベルト、色に形など気を付けるべき点があります。それに対して女性用時計は、男性向けよりも許容範囲が広いとされていますよ。
唯一気を付けたいのが、あまりに派手過ぎないかどうかです。女性用時計は文字盤の周りにキラキラと石が埋め込まれていたり、ベルト部分の発色が強い物などがあります。
それらは就活コーデの中で浮いてしまう可能性があるので、避けるようにしましょう。
就活に適した女性用時計を選ぶポイント4つ

腕時計には様々なタイプやデザインがあり、どれを選べばよいか悩みますよね。特に就活用の腕時計となると、より気になる要素が多いでしょう。
ここでは、就活に適した女性用時計を選ぶポイント4つを紹介していきます。
- アナログ時計が一般的
- ベルトは皮か金属がおすすめ
- 文字盤は落ち着いた色を選ぶ
- 志望する企業・業界の雰囲気を考慮する
①アナログ時計が一般的
就活用の腕時計は、アナログ時計が一般的で好まれる傾向にあります。
デジタル形式と比べて、アナログ時計は大人びて落ち着いた印象があるためです。特に面接官が高齢であればあるほど、アナログ時計の方が好印象を持たれるでしょう。
もちろん、デジタル時計でもマイナスな印象を与えたり、直接合否に関わるわけではありません。
昔から馴染みがあり、シンプルで好まれるアナログ時計が無難であることは覚えていましょう。
②ベルトは革か金属がおすすめ
悩むポイントの1つベルト部分は、皮か金属がおすすめです。それ以外の性質のものは、カジュアル過ぎる印象を与えてしまう可能性があるので避けましょう。
皮のベルトだと落ち着いたシンプルな印象になりますし、金属ベルトはレディースなら煌びやかで華のある印象となります。
志望している企業やその日のコーデに合わせ、より相応しいタイプを選ぶといいですね。
ただし金属ベルトの時計を選ぶ際、派手になる可能性のあるゴールドは避けるようにしましょう。
③文字盤は落ち着いた色を選ぶ
腕時計の文字盤は、落ち着いた色のデザインを選びましょう。
最近は濃い紫や赤など、カラフルな文字盤が珍しくありません。中には、絵や柄が描かれたものも。お洒落で素敵ですが、就活ではあまりおすすめしません。
一般的なのは白、黒、薄いピンクで、華美でなければ基本的にどんな色でも大丈夫です。
例えば同じピンクでも薄い桃色とショッキングピンクなら、与える印象が全然違いますよね。就活用として、相応しい鮮やかさかどうか確認しましょう。
④志望する企業・業界の雰囲気を考慮する

腕時計のデザインは、志望する企業や業界の雰囲気を考慮しましょう。
例えばアパレル業界を志望しているのなら、単色で特徴の無いものよりは、何かワンポイントや個性があるデザイン性の高いものが評価されます。
逆に、真面目な印象が必要となる公務員や金融業などは、落ち着いたデザインが相応しいでしょう。
女性就活生の中で、時計選びの際にゴールドより落ち着いたピンクゴールドを選ぶ人がよく見られますが、華美な印象のあるピンクゴールドは実はグレーゾーンです。
就活でNGな女性用時計の例3つ

マナー的に良しとされていない時計を身に着けてしまい、知らぬうちに面接官にマイナスな印象を与えてしまうのは避けたいですよね。
かといって腕時計のルールを理解している就活生は、そう多くはないでしょう。
ここでは就活でNGな女性用時計の、例3つを紹介していきます。
- ハイブランドの時計
- キャラクターデザインの時計
- 傷や汚れで清潔感がない時計
①ハイブランドの時計

実は、ハイブランドの時計はNGとされています。
良い製品を着用すればそれだけで好印象と考えている就活生は多いかもしれませんが、ハイブランドなら良いというわけではありません。
あまりに高価すぎる時計は、就活に相応しくないです。おすすめの価格帯は、数千円から2,3万円代となっています。
また、一目でハイブランドだと分かる時計は、見た目が派手だったり、個性のあるデザインをしています。デザインも価格帯も、シンプルなものを選びましょう。
②キャラクターデザインの時計

キャラクターデザインの時計は、就活に適していません。
文字盤やベルト部分に施されたキャラクターを好む女性も居るでしょう。可愛らしいアイテムですが、真面目で落ち着いた印象を与えたい就活に着けていくにはNGです。
小さく描かれているから大丈夫だと思っていても、実は他人からよく見えていることがあります。
少しの不安要素を無くすためにも、就活用に無難なものを用意していましょう。
③傷や汚れで清潔感がない時計

いくらデザインが良くても、傷や汚れで清潔感が無い時計は避けましょう。
古びた時計を身に着けるのは、就活生そして社会人としてマナーがなっていません。清潔感があるかどうかで、人の印象は大きく左右されます。
特に、腕時計は目に入りやすい位置にあるので、綺麗な状態の物を着けていたいですね。
自分の時計は綺麗かどうか確認して、古くなっていれば買い替えてみたり、修理してみたりと改善をしましょう。
【女性向け】就活におすすめな定番時計ブランド4つ

実際に腕時計買う際には、どのブランドが良いのでしょうか。もちろん決まりはありませんが、他の就活生達が何を着けているのか知りたいですよね。
ここでは就活におすすめの、定番時計ブランド4つを紹介していきます。
- 機能的で価格も安心「カシオ」
- 洗練されたデザイン「シチズン」
- レディース向けが豊富「ダニエル・ウェリントン」
- 高品質な定番ブランド「セイコー」
①高品質な定番ブランド「セイコー」
創業100年を超える国産、高品質が売りのブランド「セイコー」はやはり定番です。
ビジネスシーンの腕時計といえば、このブランドが思い浮かぶ人も多いでしょう。シンプルなデザインながらスマートな印象を与えるセイコーは、就活にも向いています。
認知度が高い時計ブランドなので、面接官からの印象も悪くありません。
レディースは文字盤の造りが繊細で、シンプルでありながら女性らしいものが多くあります。また価格帯も幅広く設定されているので、好みの物を選びやすいでしょう。
②機能的で価格も安心「カシオ」
電子機器を取り扱う企業カシオが展開する「チープカシオ」は、機能的で価格も安心の低価格ブランドです。
人気ブランドとして知られるGーSHOCKを展開しているカシオは、チープカシオの品質も信頼度が高い仕上がりです。
数十年経っても壊れないというエピソードもあり、他の低価格ブランドよりも優れた性能で知られています。
デザインの種類も豊富なので、アナログ型から好みの腕時計を見つけましょう。
③洗練されたデザイン「シチズン」
デザイン性が高いことで人気の「シチズン」は、女性就活生に人気のブランドです。
日本ブランドのシチズンは高品質を誇りますが、人気の理由はデザインの良さです。女性デザインが多く、認知度も高いため面接官からの評価も良いでしょう。
特にシチズンウィッカと呼ばれる商品ラインは、どれもスーツや就活コーデと相性の良いデザインばかりでおすすめです。
④レディース向けが豊富「ダニエル・ウェリントン」
レディース向けが豊富な「ダニエル・ウェリントン」は、女性就活生におすすめです。
シンプルで華奢な文字盤が特徴的で、女性らしい雰囲気を持つデザインが人気となっています。シンプルなデザインは、面接官からも好印象でしょう。
ベルト部分が細い造りのおかげで手首を綺麗に見せてくれるのが、女性としては嬉しいですよね。
またベルト部分が細いと時計が主張をし過ぎないので、就活コーデを邪魔することなく綺麗に着用できます。
就活で女性用時計を着ける腕は左右どちらでもOK

就活で時計を着ける位置は、左右の腕どちらでも大丈夫です。
様々な意見がありますが、左右の決まりは無く、面接官からの評価が変わることもありません。自分がしっくり来る位置で着用しましょう。
一般的には、利き手の反対側に着ける人が多くなっていますよ。
利き手で作業をしたまま同時に時間を確認できたり、何かにぶつけて衝撃を与えることを避けられるというメリットがあります。
就活にふさわしい女性用時計で選考に臨もう!
就職活動で腕時計を身に着けるのは、マナー的に推奨されています。また就活の時点で腕時計に慣れておくと、社会人の卵として就職後の自分の為にもなりますよね。
デザインやブランドに注意した就活に相応しい女性用時計を身に着けて、選考に挑みましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。