エビデンスってなに?|就活生に聞いた!就活で知っておきたい用語
いくつも企業説明会に参加したり面接を受けたりすると、よく耳にする「エビデンス」という言葉。聞き慣れない言葉に「どんな意味?」と疑問に思ったことがある人も多いのではないでしょうか。
エビデンスの意味を知らずに話しを聞いたり進めたりすると、一体どんな話をしているのか理解できませんよね。
そこで今回は、就活中に知っておくと便利な「エビデンス」の意味や例文について紹介します。
エビデンスとは?参考例文を紹介!

エビデンスは大きくいうと「証拠」という意味です。
もともと、医療業界の言葉で、医学界では臨床結果や検証結果として使われていました。それが、さまざまなビジネスシーンでも使われるようになり、
業界によって使い方や意味が違うので、就活中は企業に合わせた使い方で意味を捉えなくてはいけません。
一例として、業界別の意味と例文を紹介します。
IT企業でのエビデンスの意味

IT業界では、「エビデンス=記録を残す」という意味で使われます。
例えば、次のように使用されます。
・会議で話し合ったエビデンス(=記録データ)をください。
・取引先の電話内容をエビデンス(=録音)しました。
・メールへエビデンス(=記録データ)を添付してください。
同じ言葉でも、使うシーンは異なります。
金融企業でのエビデンスの意味

金融業界では、「エビデンス=公的な証明書類」という意味で使われます。
例えば、次のような状況でよく使われる言葉です。
・契約者のエビデンス(=証明書類)をください。
・今週中にエビデンス(=証明書)の郵送をお願いしてください。
・現在のエビデンス(=証明書)を受取りました。
契約時に必要な、運転免許証や健康保険証などに使用されます。
化粧品企業でのエビデンスの意味

化粧品業界では、「エビデンス=実証データ(臨床データ)」という意味で使われます。
例えば、次のような状況でよく使われる言葉です。
・エビデンス(=実証データ)に基づいて商品開発しました。
・こちらの化粧品は、このようなエビデンス(=臨床データ)があります。
エビデンスという言葉は、化粧品業界でも当たり前に使われているワードなので、意味を理解しておくと良いでしょう。
エビデンス=信頼性?

エビデンスは「証拠」という意味を持つため、さまざまな説明で取り入れると、より信頼性が高まります。
例えば、誰かにお金を貸すとき、名前や住所などわからない人にお金を貸したいと思いますか?
多くの人は、名前や住所、勤め先がわかる人ならお金を貸してもいいかなと考えるでしょう。
エビデンスという言葉は、ビジネスシーンによってさまざまな意味を持ちますが、納得できる根拠という特徴があるため、なにかを求められたときや求めるときに「エビデンス」があるだけで大きな強みになります。
エビデンスは就活中の強い味方!

エビデンスの言葉は、就活中のあらゆるシーンで強い味方をしてくれます。
例えば、グループディスカッションにおいては、短い時間でいかに面接官を納得させられるかが勝負です!
そんな時、
「◯◯というエビデンスのもと、こう思います。」
と明確に発言できると、よく理解し結論を導いていることのアピールにもつながるでしょう。
この記事を書いた人
スカイ
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