就活はただ志望する企業を探して面接に行くだけではなく、それまでに会社説明会へ行く機会もあるでしょう。
じっと話を聞くことも大切ですが、もちろんわからないことを質問しても問題ありません。
本記事ではその際におすすめの質問内容や、必ず守ってほしいマナーやNGポイントまで詳しく紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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会社説明会では積極的に質問しよう!

就活中といえば、会社説明会に参加することもたくさんあるでしょう。そんな時に覚えておいてほしいのが、積極的に質問をすることです。
実際に働いている社員と直接会話をする絶好の機会になるため、自分がどうしても知っておきたいことを聞いておいた方が有意義な時間になります。
またそれに加えて、質問をするだけで自分の存在をアピールすることも可能です。本命企業であれば、なおさら積極的に聞き出してみましょう。
会社説明会でオススメの質問例16選

ではここで、よくある具体的な質問例を以下の4パターンに分けて紹介します。
- 業務内容など職務に関わる質問
- 社風に関する質問
- 福利厚生・制度に関する質問
- 会社が求める人物像に関する質問
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①業務内容など職務に関わる質問
なんとなくどんな事業なのか理解できていても、具体的な業務内容まではなかなかイメージしにくいでしょう。
だからこそ、以下の質問をあらかじめ聞いておくことで安心しやすくなります。
- 業務内容を詳しく教えてください
- 一日のスケジュールを教えてください
- 今までで一番大変だった仕事を教えてください
- モチベーションを保つ方法を教えてください
②社風に関する質問
同じ業界でも、企業によって社風は大きく異なる場合があります。
社風によっては自分と合わないことも珍しくないため、こちらも事前に以下の内容を聞いておいた方がいいでしょう。
- 仕事以外で会社の人と関わる機会はありますか
- 社内イベントはどんなものがありますか
- 昼休みの雰囲気を教えてください
- 他の部署との交流はありますか
③福利厚生・制度に関する質問
どんな職場においても、労働環境や福利厚生などは非常に重要なポイントです。
自分が納得して働ける環境でないと長く勤めるのは難しくなるため、以下の質問もしておいてください。
- 残業時間は月平均何時間ですか
- 資格取得への支援はありますか
- 有給休暇や特別休暇は取りやすいですか
- 評価制度はどのようなものですか
④会社が求める人物像に関する質問
どれだけその企業に入りたくても、相手が求める人物像に当てはまっていなければ採用されにくくなります。
そのため、主にどんな人を好む傾向があるのかも聞いておくことで大きなヒントになるかもしれません。
- 昇進する人に共通点はありますか
- 具体的にどんな人と一緒に働きたいですか
- 印象に残っている就活生はいますか
- 入社後に役立つ資格はありますか
会社説明会で質問するときのマナー5つ

会社説明会で質問をする際に、必ず守ってほしいマナーがあります。
それが以下の5つのポイントです。
- 大学名・名前を言ってから質問する
- ハキハキと全体に通る声で質問する
- 簡潔にまとめて質問する
- 質問が複数ある場合は事前に伝える
- 重ねて質問する場合はお礼を伝えてから質問する
それぞれ詳しく説明しましょう。
①大学名・名前を言ってから質問する
実際に質問をする時は、まずいきなり内容から入ってはいけません。最低限のルールとして、大学名と名前を先に言いましょう。
また逆に、長々と自分の自己紹介をし続けるのもよくありません。例えば大学名のあとに学部や学科名を言う必要は一切ないため、ここでは簡潔に伝えるだけで結構です。
あくまでも会社説明会であり面接会場ではないため、具体的な自己アピールは避けておくのがマナーだといえるでしょう。
②ハキハキと全体に通る声で質問する
会社説明会は、一般的に大きな場所で行われる傾向があります。そのため質問の際には、相手の耳にしっかり届く声量を意識することが大切です。
一言ずつハッキリとかつ大きな声で発言することで、聞き直されることなくスムーズに答えてくれるでしょう。
ちなみにオンライン上で行われている会社説明会の場合は、同時にマイクの調整も忘れないことが大事です。
設定によっては相手の耳に響きすぎることもありますし、逆にほとんど聞こえなくなる場合もあるため、事前にテストしておいてください。
③簡潔にまとめて質問する
これは面接や日常的なシーンでもいえることですが、人に何かを聞く時は必ず簡潔にまとめてから質問をしましょう。
なぜなら質問の内容がまとまっていないと、結局何が聞きたいのか相手はわからなくなってしまうことがあるからです。
だからこそ、要点を事前に押さえてから質問することを意識してください。
特に会社説明会の場合はそこまで長く時間をかけて質問できる場所ではないため、気をつけなければいけません。
④質問が複数ある場合は事前に伝える
会社説明会は大勢の就活生を相手に行われるものです。そのため、質問をする時は相手や周りの就活生にも常に気を使わなければいけません。
例えば質問したいことが複数ある場合もあるでしょう。その際には、質問に入る前に必ず「質問が〇つありますがよろしいでしょうか?」と相手に聞くことがマナーです。
これだけで丁寧なイメージを与えることができますし、途中で「すいません時間がないので…」と断られてしまうおそれもなくなります。
⑤重ねて質問する場合はお礼を伝えてから質問する
当たり前なことですが、会社説明会で質問をした際には必ずお礼を言いましょう。自分のために貴重な時間を割いて聞いてくれているので、これは常識なマナーです。
また重ねて質問をする場合でも同様に、その都度お礼を忘れないでください。例えば「ありがとうございます。では次の質問ですが…」のような形で、質問を続けましょう。
間違っても「あ、はい」や「わかりました」のような言葉で終わってはいけません。
会社説明会でする質問の注意点2つ

会社説明会では大抵の質問に答えてくれますが、もちろんしてはいけない質問もあります。
それが以下の2つです。
- 調べたらすぐにわかる質問はしない
- 社員のプライベートに踏み込みすぎない
それぞれ詳しく解説しましょう。
①調べたらすぐにわかる質問はしない
先ほどおすすめの質問例をいくつか紹介しましたが、あくまでも相手に聞かないとわからないことだけに絞ってください。
なぜなら企業研究を疎かにしていると思われてしまうからです。例えば仕事の給料、企業の業績や企業理念などは、インターネットで調べればすぐにわかります。
何も調べずに単純に聞きたいことだけをまとめてから行くと逆に印象が悪くなってしまうおそれがあるため、忘れずに情報収集もしておきましょう。
②社員のプライベートに踏み込みすぎない
質問したいことの中には、社員それぞれのプライベートに関する内容もあるかもしれません。例えば休日の過ごし方が気になる人も、おそらくいるでしょう。
プライベートな話は必ずしもいけないわけではありませんが、あまり踏み込みすぎないことが重要です。
相手に対して単純に失礼ですし、何より会社説明会において不適切な質問だと思われてしまう可能性があります。
もちろん悪い印象を持たれるおそれも出てくるため、常識の範囲で質問内容を考えておいてください。
会社説明会では意義のある質問を積極的にしよう

今回は会社説明会で使える、おすすめの質問やマナーに関する話をしました。
これからいくつもの会社説明会に行く予定のある人は、必ず自分にとって有益になる情報を聞きましょう。
ただし質問の際には最低限守らなければいけないマナーや注意点もあるため、それだけは忘れないでくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。