履歴書の証明写真の撮影方法を知っていれば、就活で好印象を与えやすくなるのが特徴です。
しかし、具体的にどう撮影すればよいのかわからず困っている方もいるでしょう。
本記事では、証明写真が合否に影響するかどうか・写真の基礎的な知識・撮影時のポイント・就活に適した写真の例・撮影方法について解説します。
就活でより良い印象を与えられるようにしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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【履歴書の証明写真】選考の合否に関係するのか

履歴書の証明写真は、選考の合否に直接関わるものではありません。しかし、選考の対象にならずとも、印象を大きく左右します。
写真は視覚的な情報として入ってくるため、良い印象を与える写真であれば会社から興味を持ってもらえる可能性が高まります。
ほかの就活生よりも一歩先を進みやすくなるのがメリットです。
証明写真の出来栄えは、潜在的に採用に影響してくるため、爽やかな印象の写真を撮影できるよう、対策しましょう。
履歴書に貼る証明写真の基礎知識5つ

履歴書に貼る証明写真の基礎知識をおさらいすれば、ルールやマナーを守って適した写真を用意できます。把握しておくべき基礎知識は、以下の5つです。
- 履歴書の証明写真サイズ
- 撮影期間
- 背景色
- 裏に名前・撮影日を記載
- 帽子・メガネなし
①履歴書の証明写真サイズ
履歴書の証明写真のサイズは、縦40mm×横30mmを選ぶようにしましょう。写真撮影を行う前に、履歴書用と伝えてくださいね。
機械で撮影する場合はサイズ設定をしっかりと確認しましょう。
履歴書の種類によっては3mmの誤差までは対応できますが、規定のサイズを大きく上回らないよう注意が必要です。
運転免許証やパスポートに使う写真はサイズが異なるため、履歴書に流用できません。サイズ設定を間違えた場合は撮り直しを行いましょう。
②撮影期間
証明写真は、3ヶ月以内に撮影したものを選ぶことも重要です。
3ヶ月以上前に撮影した写真を使用してしまうと、就活で対面した時に違う印象を持たれてしまうリスクがあります。
就活に臨む際の雰囲気と同じ写真になるよう、適宜撮り直しを行うことが大切です。
また、髪色や髪型に変化があった場合なども撮り直しを行う必要があります。古い写真を使ってしまうと信用度が下がってしまうため、避けるようにしましょう。
③背景色

証明写真の背景は、白・グレー・ブルーから選ぶようにしましょう。ピンクやイエローなど派手な色味は避けることで、真面目な印象を与えられます。
水色は顔周りが明るく見えるため、爽やかな雰囲気に近づけたい時におすすめです。
また、グレーとブルーは表情がはっきりと見えやすいといったメリットがあります。
色味を取り入れて良いか迷った時は白を選ぶと無難ですが、眩しい印象になる場合があるため注意が必要です。
④裏に名前・撮影日を記載
証明写真の裏側には、名前と撮影日を記載しておくのもポイントです。学生の場合は学校名も書くようにしましょう。
履歴書から写真がはがれてしまった場合にも、誰の写真なのか分かるように対策ができるためです。また、油性の名前ペンで記入すると、かすれにくく丁寧な印象になりますよ。
ボールペンで書くと粗雑な印象を与えてしまい、筆圧が強い方は表側に跡が付く可能性もあるため、避けるようにしましょう。
⑤帽子・メガネなし
証明写真は帽子やメガネなしで撮影することも大切です。
帽子をかぶってしまうと顔の一部が隠れてしまい、証明写真としての信頼性が下がってしまうため、避けなければいけません。
コンタクトで就活に臨む場合は、メガネを着用していない状態で撮影しましょう。
メガネのフレームデザインや色が派手すぎたり、レンズにブルーライトカット効果があったりする時にも、印象が悪くなる可能性があるため避けてくださいね。
メガネに光が入ってしまって目元が上手く映らないリスクもあるため、基本的にはメガネはかけない方がきれいに撮影しやすいですよ。
【就活で好印象】履歴書に使う証明写真の撮影ポイント

証明写真の撮影ポイントを把握すれば、好印象を与えられる写真を撮影可能です。ここでは、2つのポイントについて説明します。
- 証明写真に最適な服装のポイント
- 証明写真に最適な表情のポイント
①証明写真に最適な服装のポイント
証明写真はリクルートスーツにシンプルな白ワイシャツを合わせて撮影するのが無難です。
第一ボタンまでしっかりと閉めるようにして、誠実な印象を与えましょう。服装や姿勢がだらしないと、社会人としての信用度が下がるため注意が必要です。
また、しわや汚れが映り込まないよう、撮影前によく確認することも重要になります。
自分では見づらい部分は毛玉や繊維などが付いていないか、写真館の方や家族などにチェックしてもらいましょう。
②証明写真に最適な表情のポイント
証明写真に最適な表情は、歯を見せない自然な笑顔です。無表情や口角が下がっている表情では不機嫌そうな印象を与えてしまいます。
一緒に働きたいと思えるような明るい穏やかな表情で写真を撮影しましょう。
自然な表情で撮るコツは、微笑むことを意識しつつ、口角を上げることです。なお、口角を上げすぎて歯が見えないよう気を付けましょう。
歯がどうしても見えてしまう時には、写真館でレタッチをしてもらうのも手です。
【男女別】就活で使う証明写真のいい例を解説

就活で使うのに適した証明写真の例をチェックすれば、どんな写真を目指せばよいのか参考にできます。
ここでは男女別に適した証明写真の例を紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
- 【女性編】就活で使う証明写真の例
- 【男性編】就活で使う証明写真の例
①【女性編】就活で使う証明写真の例
女性の場合は、以下の表を参考にメイクや服装に気を配って証明写真を撮影しましょう。
髪型 | ・顔にかからないようにする ・一つにまとめる |
メイク | ・自然なメイク ・濃い色のリップやアイシャドウは控える |
服装 | ・リクルートスーツを着用 ・胸元は閉める |
姿勢 | ・猫背にならない ・顎は軽く引く |
髪型は一つ結びにまとめ、表情が良く見えるようにしましょう。また、髪をまとめる際に使うヘアゴムは、黒色を選ぶのがおすすめです。姿勢はまっすぐ胸を張りましょう。
顎をどのくらい引けばよいかわからない時は、写真館の方に聞いたり、写真機の目線表示に合わせたりして調節するのがおすすめです。
②【男性編】就活で使う証明写真の例
男性の場合は以下の表をチェックして、髪型やネクタイに気を付けながら証明写真を撮影しましょう。
髪型 | ・前髪は眉毛より上の長さにする ・目がはっきりと見えるようにする |
服装 | ・リクルートスーツを着用 ・ネクタイが曲がっていないか確認 |
姿勢 | ・猫背にならない ・見降ろさないよう顔の角度を調節する |
前髪は目にかからないよう、眉毛よりも上の長さでカットすることで清潔感のある印象になります。
また、ネクタイの色は青・えんじ色・グレー・ワインレッドなどからチョイスしましょう。
ピンクやゴールド、シルバーは派手な印象になってしまい、黒や白は冠婚葬祭のような印象を与えるため避けるべきです。
履歴書で使う証明写真の撮影方法3選

履歴書で使う証明写真の撮影方法ごとの特徴を確認すれば、適した方法を選べます。撮影方法は、以下の3つから選択可能です。
- 写真館
- 自分で撮影
- スピード証明写真
①写真館
写真館での撮影は、高品質な機材を使えるのがメリットです。
カメラマンから写真映りが良くなるようアドバイスをもらえるため、自分や機械で撮るよりも爽やかな印象の写真を撮影できます。
スタッフの方に姿勢が傾いていないか、ゴミが付いていないかなどを確認してもらえるのも利点です。
プロの方によって高いクオリティの写真を撮影してもらいたい方や、客観的な視点でチェックをしてもらいたい方に適していますよ。
②自分で撮影
自分で撮影する方法は、好きな場所でコストを節約しながら実践できるのが利点です。近年は証明写真用の写真が撮れるスマホのアプリも配信されています。
無料アプリであればコストは印刷代のみに抑えられるため、多くの枚数の証明写真を安く用意したい方におすすめです。
アプリによっては自分で仕上がりを確認しながら美白加工を行える機能もあります。
普段から自撮りや加工を行っていて、自分のこだわりを活かして写真を撮りたい方に適した方法です。
③スピード写真

スピード写真で撮影する方法は、時間がかからず手軽に臨める、といったメリットがあります。
新しい機種を選べば、自分で撮影するよりも美麗な出来栄えになりやすいのが特徴です。
一度の撮影で何枚も証明写真が印刷されるため、コストを抑えながらクオリティの高い写真を用意できます。
しかし機械が撮影するため、カメラマンの技術を活かした爽やかな表情は撮影しにくいのがデメリットです。
自分で服装や髪型に気を配り、自然な笑顔で写真を撮るのが得意な方に向いています。
就活で使う履歴書の写真は爽やかな印象を心がけよう
就活で使う履歴書の写真は、爽やかな印象になるよう心がけましょう。
服装のルールや撮り方のポイントを把握しておくと、好印象を与えられる仕上がりになります。
自分に合った撮影方法で、企業に好感を持たせられる写真を用意しましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。