面接において「私服で参加を」と言わてしまった場合、さらに悩みが増えてしまうものですよね。
中でも靴の選び方については、どうすれば良いのか途方に暮れてしまう方もいることでしょう。しかし私服指定であったとしても、基本を押さえて準備すれば恐れることはありません。
本記事では、私服指定の面接にて履く靴の選び方について詳しく解説します。
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面接で私服指定されたらオフィスカジュアルな靴を選ぼう
面接の服装で私服指定をされた場合、オフィスカジュアルな服装を選択します。そして靴の選択においても、オフィスカジュアルが基本です。
靴の選択が、評価に影響する恐れはあります。ただし私服指定をする企業の多くは、応募者のファッションセンスを見たがっているわけではありません。
面接はあくまでもビジネスの場であり、面接官に対して失礼になったり、マイナスの印象を与えたりしない靴の選択が必要です。
例えば、スニーカーやサンダルなどはカジュアル過ぎて面接には不適切です。なるべくシンプルなデザインで、TPOに沿った靴を選びましょう。
面接で私服指定される理由2つ

面接で私服指定された場合、企業は以下のどちらかの意図を持っている可能性があります。
- 場面に合った服装を考えられるか確認したい
- できるだけリラックスして面接に臨んでほしい
服装でマイナス評価を受けないように、ここで企業の意図を理解しておきましょう。
①場面に合った服装を考えられるか
私服指定する企業は、応募者が場面に合った服装を考えられるか見極めようとしている可能性があります。
面接はあくまでもビジネスシーンであり、ふさわしい服装を選択できていなければ社会人としての自覚・常識がないと判断されても仕方ありません。
仕事への意欲が低いと判断されれば、内定獲得が遠のいてしまいます。
ただし「TPOに合った服装」と言っても難しく考えることはなく、事前に準備しておけば問題なく対応できるため、安心してくださいね。
②リラックスして面接に来てもらうため
私服指定をする企業は、応募者に対して「リラックスして面接に来てほしい」と考えている可能性もあります。
とにかくありのままの自分を出してほしいと考えて、リラックスして臨めるように私服を指定しているのです。
この場合、服装は評価の対象になっていない可能性が高いと言えます。ただし、企業側の真意を事前に見抜くことは困難でしょう。
そのため、このケースであってもオフィスカジュアルを基本にして服装を選んだ方が無難です。
【男性編】私服面接での靴の選び方3つ

男性が私服指定の面接にて履く靴を選ぶ場合、以下の3つのポイントを押さえることをおすすめします。
- カジュアルなラインを意識
- シンプルな革素材を選ぶ
- 普段使いのブーツ・サンダルは避ける
事前に把握しておけば、選択は決して難しくありません。ここで、一緒にチェックしましょう。
①カジュアルなラインを意識
私服指定の面接に履いていく靴は、カジュアルラインを意識して選ぶことが大切です。
私服指定でも、スーツ用の黒い革靴を履こうと考えている方もいることでしょう。しかし黒の革靴を私服と合わせると、足元が重い印象になってしまいます。
服装選びでは、全体のバランスも重要です。足元に違和感を出さないように、スーツ用ではなくカジュアルラインの革靴を新たに選ぶようにしましょう。
ビジネススーツと私服では、着用するアイテムを分けることが基本です。
②シンプルな革素材を選ぶ
男性がオフィスカジュアルの靴を選ぶ場合、シンプルな革素材のアイテムが望ましいと言えます。
余計な装飾がないシンプルなデザインであれば、カラーは黒以外にも、たとえば茶色や紺などでも問題ありません。
デザインが派手なアイテムは、色味を抑えてもカジュアルな印象が強くなってしまう傾向があるため、基本的に避けてくださいね。
また、革靴が基本ではありますが、ローファーをはじめとして多少のカジュアルさが感じられる靴でも問題ないケースはあります。
③普段使いのブーツ・サンダルは避ける
カジュアルなものも一定は許容されるとしても、普段使いのブーツやサンダル、スニーカーなどは避けるべきです。
面接はあくまでもビジネスシーンであることから、カジュアル過ぎるアイテムはふさわしくありません。
スニーカーを履いた方が、おしゃれになるケースはあるかもしれません。しかしビジネスシーンでは、おしゃれの前にTPOを考える必要があります。
あくまでも面接であることを意識し、一定のフォーマルさは保って臨むことが重要でしょう。
【女性編】私服面接での靴の選び方2つ

女性が私服指定の面接にて履く靴を選ぶ場合、以下の2つのポイントを押さえることをおすすめします。
- 歩きやすい高さのヒールを選ぶ
- パンプスデザインを意識
女性は男性よりもアイテムの選択肢が多いことから、基本を押さえる重要性は高いでしょう。
①歩きやすい高さのヒールを選ぶ
女性が靴を選ぶ際に、まず確認しておきたいのがヒールの高さです。私服指定の場合は、ヒールの高さは3~5cm程度の高すぎないものを選びましょう。
ヒールが高すぎると、カジュアルな印象を与えてしまいかねません。一方でヒールが低すぎても、パンプスの場合はカジュアルに感じられることがあります。
また、あまりにヒールが高すぎると歩きにくく、姿勢の悪化や転倒のリスクもあります。無理をせず、歩きやすい高さのヒールを選びましょう。
②パンプスデザインを意識
女性の場合、私服指定の面接でもスーツの時と同様にパンプスデザインを基本とします。
パンプスならばフォーマルさを演出でき、オフィスカジュアルと合わせても違和感がありません。
ただし、スーツ用ではやはり足元が重たくなることがあります。足元が重たいと感じるようなら、カジュアルラインのパンプスを選ぶことがおすすめです。
また、黒やベージュなどの控え目な印象のカラーを、装飾はできるだけ少ないシンプルなものを選ぶことも大切でしょう。
私服面接での靴に関するよくある質問2つ

ここでは、私服面接における靴選びに関してよくある質問と回答を共有します。ここで紹介する質問は、以下の2つです。
- 靴下の柄はあっても良い?
- 素足でも大丈夫?
多くの方が疑問に思うポイントであることから、ここで一緒にチェックしておきましょう。
Q1. 靴下の柄はあっても良い?
靴下を選ぶ際には、柄物は避けることをおすすめします。柄物の靴下は目立ちやすく、どうしてもカジュアルな印象を与えてしまうためです。
できるだけシンプルで、無地に近いアイテムを選ぶようにしましょう。
「どうせ見えないから大丈夫」と考える方もいるかもしれません。しかし、動いた拍子に靴下が見えてしまうことはよくあります。
多少の柄は許容されることもありますが、不安なく面接に臨むためにはできる限り無地のアイテムを選ぶことがおすすめです。
Q2. 素足でも大丈夫?
オフィスカジュアルであっても、靴下を履かずに素足で靴を履くのは原則NGです。
「素足に靴」のスタイルも確かにありますが、ビジネスシーンにはふさわしくありません。
パンプスを使う女性なら、ストッキングを履きましょう。ストッキングを着用するなら、無地で肌の色に近いアイテムが基本です。
黒のストッキングに関しては、NG扱いする企業も多々あるため、避けたほうが無難ですね。余計な不安を抱かず落ち着いて面接に取り組めるように、細かい部分も気を配りましょう。
私服指定の面接ではTPOを意識した靴を選ぼう
私服指定の面接に臨むにあたっては、TPOを意識した靴を選ぶことが重要です。
着用する服との相性も考慮して、落ち着いて面接に臨めるように目立ちにくい靴を選ぶようにしましょう。
本記事を参考にして、私服指定の面接にも安心して臨めるように準備してくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。