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面接で性格について質問された時の回答方法|例文とともに解説

面接で性格について質問されたら、何と答えますか?自分の性格を答えるのは、意外と難しいものですよね。

きちんと準備していないと、上手く答えられなかったり、企業側の求める答えを言えない可能性もあります。

本記事では、面接で自分の性格について答える際のポイントを、例文を交えて解説します。アピールしやすい性格の一覧も紹介するので、参考にしてくださいね。

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面接で性格について質問される意図とは

まず、面接で性格について質問される理由を知っておきましょう。企業側の意図を理解すれば、求められている回答ができるようになりますよ。

  1. 企業理念・社風と合うか確認するため
  2. 入社後の配属先を決めるため

①企業理念・社風と合うか確認するため

1つめの理由は、企業理念・社風に合うか確認するためです。性格や価値観が企業と合っていないと、入社しても上手く馴染めず、長く働いてもらえないと思われる可能性があります。

そのため、自分の性格が企業が求める人材像に合っているなら、積極的にアピールしましょう。このとき、性格を裏付ける具体的なエピソードも添えると、説得力が増しイメージしやすくなりますよ。

②入社後の配属先を決めるため

2つめの理由は、入社後の配属先を決めるためです。面接での質問だけで決めるわけではないですが、性格も一つの判断材料になります。

部署によって考え方や価値観は異なるため、一人一人が力を発揮しやすいように、部署にいる社員との相性を見極めたいと企業は考えています。

また、業務内容への向き不向きもあるため、性格から分かる適性を踏まえて、配属先を決めることもあります。

面接で使えるアピールしやすい性格10選

続いて、面接でアピールがしやすい性格を10種類紹介します。自分の性格に当てはまるものがないか、参考にしてみてください。

  • 協調性がある
  • 計画性がある
  • チャレンジ精神がある
  • 努力家である
  • 負けず嫌いである
  • 明るく前向きである
  • 継続力がある
  • 外交的である
  • 責任感がある
  • 素直である

自分の性格に合うもの、または近いものはありましたか?中には、自分に当てはまるものが複数あり、どれを選ぶべきか分からない方もいるかもしれません。

その場合は、入社後に活躍できることをアピールしやすいものを選ぶのがおすすめ。志望企業の理念や社風に合うものを選び、性格をどのように活かせるか考えてみましょう。

面接で性格について答える際の回答例5つ

次に、面接で性格について聞かれた場合の、性格別の回答例を5つ紹介します。

  1. 協調性がある
  2. 計画性がある
  3. チャレンジ精神がある
  4. 努力家である
  5. 負けず嫌いである

自分の性格についてどう話せばいいか困っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

【例文①】協調性がある

私には協調性があります。学園祭実行委員として活動した際、先輩・後輩・他のサークルの人など、様々な立場の人と協力しながら奔走していました。

意見がぶつかり合うときもありましたが、私はその度に目的に立ち返り、議論の方向性を修正することで話をまとめていきました。

その結果、実行委員の先輩から「おかげで意見がまとまった。ありがとう。」と言ってもらえたことは、とても嬉しく心に残りました。

社会人になっても、チームとして働く以上、協調性が必要な場面が多くあると思います。御社に入社しましたら、持ち前の協調性を活かして、チームの力を最大限に引き出せるよう尽力します。

協調性のある性格について伝えたい場合は、他人との協力・チームワーク・傾聴力などをアピールしましょう。

また、自分の働きかけによって組織にどのような影響を与えたかが分かるエピソードがあると、企業側も入社後のイメージが湧きやすくなりますね。

【例文②】計画性がある

私は周りの人からよく、計画性があると言われます。試験勉強や学校の課題などについて、計画的に準備することで良い結果を残してきました。

特に計画性を活かせた出来事が、「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」の資格を取得したことです。金融系の知識をつけるために資格取得を目指し、試験の1年前から準備を始めました。

学業やアルバイトとの両立をするため、1か月ごとの学習予定を立て、月末に進み具合を確かめながら学習を進めました。早めに対策を取り始めたので、忙しくて勉強時間が中々取れない月があっても、焦らずに取り組めました。

目標に向かって、計画を見直しながら勉強を続けた結果、無事に合格することが出来ました。入社後も計画性を活かし、期日までに良い成果を出せるよう尽力します。

計画性をアピールしたい場合は、結果的に得られた成果を示せると分かりやすいでしょう。また、どのような計画をしたのか具体的に説明すると、説得力が増しますね。

【例文③】チャレンジ精神がある

私はチャレンジ精神旺盛な人間です。特に大学生の間は様々な経験を積みたいと考えていたので、多くの挑戦をしてきました。

2種類のサークル活動を掛け持ちする、アルバイトに精を出す、ゼミのリーダーを務めるなど数々のチャレンジをした中で、最も大きな挑戦はアメリカへの1年間の留学です。

海外に行くことも初めてで不安はありましたが、時間のある学生のうちに、見聞を広めたいと考えて挑戦しました。

現地の学生と共にパーティーを企画して、多くの人に喜んでもらえた経験もできて自信になりましたし、友人からはチャレンジ精神を褒めてもらいました。

御社でも、持ち前のチャレンジ精神を活かして、行動力のある社員として活躍したいと考えています。

チャレンジ精神があることを話したい場合は、具体的にどんな挑戦をしてきたかを必ず伝えましょう

また、目的があって行動していることをあわせて話すことで、何も考えずに飛び込んでいる訳ではないとアピールできますよ。

【例文④】努力家である

私は努力家なところがあると思います。小学生の頃から、こつこつ努力を重ねることが得意で、勉強や部活動で着実に実力をつけていきました。

特に努力家なところを発揮したと思うのは、大学時代のバトミントン部での活動です。部内には高校からの経験者が多い一方、私は入部時点では初心者で、当初はかなりの実力差がありました。

早く周りに追いつきたい思いから、先輩から指導を受けたり、自主練習を重ねる日々を過ごします。そうして半年後には、経験者のメンバーに勝利するまでに成長し、指導してくれた先輩からも「努力家だね」と言って貰えました。

御社への入社後も、目標に向かって努力を重ね、なるべく早く戦力として貢献できるようにいたします。

努力家な一面をアピールする場合は、努力の過程と結果について具体的に話しましょう

努力によって目的を達成できたことを話すと、入社後も目標達成のために努力する姿がイメージしやすくなりますよ。

【例文⑤】負けず嫌いである

私の性格を一言で表すと、負けず嫌いです。幼少期から自分に出来ないことがあるのが嫌で、諦めずに向き合い続けていたと両親からもよく言われます。

特に負けず嫌いを発揮したのは、レストランでのアルバイト経験です。ウエイターとして勤務していましたが、料理メニューの種類が多く、最初は全く覚えられずに苦労しました。

注文を間違えてお客様にお叱りを受けたこともあり、とても悔しくて、その日から合間を縫ってメニューをしっかりと覚える努力を重ねました。すると半月ほどで全メニューを把握でき、接客に関するミスを無くすことができました。

負けず嫌いな性格から、諦めずに努力できたのだと思うので、御社への入社後もこの経験を忘れずに尽力したいと考えています。

負けず嫌いな性格を伝える場合は、「他人に負けたくない」ではなく、「弱い自分に負けたくない」という場面を取り上げましょう

他人への感情だと、嫉妬しやすい人と思われる可能性があるため注意しましょう。

面接で性格について答える際のポイント

最後に、性格について答える際のポイントをまとめておきます。

  1. 最初に結論を述べる
  2. 性格が表れている具体的なエピソードを述べる
  3. 他人からの評価についても触れる
  4. 入社後にどう活かせるか述べる

ポイントを踏まえて、企業側に好印象を与えられる回答を考えてみましょう。

①最初に結論を述べる

1つめのポイントは、最初に結論を述べることです。まずは「私の性格は○○です」など、聞かれていることに簡潔に答えましょう。

他の質問でも同じですが、はじめに結論を述べることで、相手は理解しやすくなります。結論を伝えてから、その理由となるエピソードなどを話すことで、回答にまとまりが出ますよ。

順序だてて話ができるかどうか面接では見られているので、相手に分かりやすいように話すことを意識しましょう。

②性格が表れている具体的なエピソードを述べる

2つめのポイントは、性格が表れるエピソードを述べることです最初に伝えた性格について、なぜそう言えるかを具体的に説明しましょう。

エピソードトークには、5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)を盛り込むと、聞き手もイメージしやすくなります。

例えばサークル・アルバイトなどの学生時代に打ち込んだこと、苦労した経験などには、性格がよく表れているはずです。

よく思い返してみて、自分の性格が上手く伝わるようなエピソードに仕上げていきましょう。

③他人からの評価についても触れる

3つめのポイントは、他人からの評価にも触れることです。自分の考えだけでなく「友人からも○○と言われる」など、他人から言われたことも伝えると説得力が増します

自分の認識と他人の評価が一致していることをアピールできるほか、根拠をもって話しているというイメージにも繋がりますよ。

また、もし自分の性格がよく分からない場合、他人に聞いてみることで見えてくることもあります。他者の意見も参考にして、回答を考えてみてもいいですね。

④入社後にどう活かせるか述べる

4つめのポイントは、入社後にどう活かすかを述べることです。自分の性格を活かせそうな場面や業務について話すことで、企業側は入社後のイメージがしやすくなります。

ただ性格の説明をするだけでは、入社して欲しいとは思ってもらえません。

志望企業の社風や業務内容を理解し、活躍できそうなイメージを持ってもらえる話を盛り込みましょう。

性格を入社後にどう活かすか話すのは、回答の最後がおすすめ。上手くアピールをして、良いイメージを与えて締めくくりましょう。

面接で性格について質問されたら自分の人柄をアピールしよう

性格について面接で問われた際には、説得力があるか、入社後にどう活かすかが伝わるかなどのポイントを押さえて回答しましょう。

ただ性格を答えるだけでなく、その企業に合った人材であるアピールが出来ているかが大切ですよ。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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